Track 3

奥タンの耳かき(左耳)

(右・通常) え? テレビ見てるから、反対は今度? ダメですよ。 今しないと、汚れたままになっちゃいますよ。 ほら、旦那ちゃん。 身体ごと向きを変えればいいでしょう? はいはい。 1回起きて下さい。 (SE:頭を上げる) (正位置・通常) ほら、体の向きを変えて下さい。 (間) (正位置・通常) ・・・んもう、旦那ちゃん。 テレビに見とれてないで、頭をお膝に乗せて下さい。 本当にもう。 (SE:膝枕・左耳が上) (左・通常) はい、よくできました。 それじゃ、こっちの耳かきしますね。 (耳かき開始) ***ここから耳かきをしながら喋っています。 ただ喋るだけでなく、ところどころ力を入れるような感じで 読んで下さい。*** (左・接近・囁き声) んっしょっと・・・。 (間・耳かき中) (左・接近・囁き声) ねえ、旦那ちゃん。 そのテレビに出てる人、なぜ裸でお盆を持っているんですか? (間) へ~、そういう芸人さんなのですか。 私、あまりお笑い番組って見ないから知らなくって。 旦那ちゃんはこういう番組が好きですよね。 (間) 私は~、そうですね。 旦那ちゃんがお仕事で居ない時は、将棋の番組を見てます。 こう見えても私、将棋は強いんですよ。 あ、信じてないですね。 あとで、私と将棋を指してみますか? 負けた方が夕食の後の食器を洗う係。 どうですか? うふふ。 (間・耳かき中) (左・接近・囁き声) ん、ん。 (間・耳かき中) (左・接近・囁き声) あ、旦那ちゃん。 動いたらダメです。 危ないですよ。 (ここから無声音の囁き声) もうちょっと、じっとしてて下さいね。 (ここまで無声音の囁き声) (間・耳かき中) (耳かきの手を止めて) (左・通常) ん? 何ですか? はいはい、テーブルの上のお菓子ですね。 (手を伸ばしてお菓子を取る) ん~~っしょっと。 ふぅ。 ちょっと待ってて下さい。 (SE:包装紙を剥がす音) (左・接近・囁き声) はい、あ~んして下さい。 あ~~ん。 (間) (左・通常) ふふ、おいしいですか? もうちょっとで終わりですからね。 (耳かきを再開) (左・接近・囁き声) ここと~、ここにも。 旦那ちゃんってば、お耳の中がばっちいです。 私がして上げないとダメなんだから。 もう。(←ここは嬉しそうに) (間・耳かき中) (左・接近・囁き声) ん、んっと。 (間・耳かき中) (耳かきの手を止めて) (左・接近・囁き声) (息を軽く吹きかけ、可能であればマイクに息を吹きかけて下さい) ふっ。 ふっ。 ん~。 もうちょっとですよ~。 (耳かき再開) (間・耳かき中) (耳かきの手を止めて) (左・接近・囁き声) ふぅ。 ん~と。 あとは梵天ですね。 (SE:梵天で掻き出す音) (左・接近・囁き声) 旦那ちゃん、ふ~、しますよ。 (可能であれば、マイクに息を吹きかけて下さい) ふ~~~~~。 ふ~~~~~。 (左・接近・囁き声) う~~ん。 もうちょっと、梵天しますね。 (SE:梵天で掻き出す音) (左・接近・囁き声) む~。 (可能であれば、マイクに息を吹きかけて下さい) ふ~~~~~。 ふ~~~~~。 (左・通常) はい、キレイになりましたよ。 ・・・あれ? (間) (左・接近・囁き声) 旦那ちゃん? 旦那ちゃん? (間) (左・通常) あ~、寝てる。 んもう、旦那ちゃんとお出掛けしたかったのに~。 (間) (溜息をついて) はぁ。 でも、旦那ちゃんの寝顔が見れたし、いいですかね。 ふふふ。 (左・接近・囁き声) (ここから無声音の囁き声) 大好きですよ、旦那ちゃん。 (ここまで無声音の囁き声)