番外編 ツンデレ委員長編
……何よ? 何見てんのよ?
……何でもないわよ。いいからほっといて。
別に具合悪くなんかないわよ。何でもないったら……!
こ、こら……! 先生を呼ぶんじゃないわよ……! いいからアンタはおとなしく座ってなさい……!
だからぁ……そうじゃないんだってばぁ……。
うぅ~、ええい! もう! アタシはただトイレに行きたいだけなの!
おしっこしたいのよ! おしっこ! 悪い!? 何か文句でもあるって言うの……!?
まったく~トイレ休憩のときは、売店に行っちゃいけないって何回も注意したってのに……。あのバカども連れ戻すために、アタシがトイレに行く時間まで無くなるなんて……。
クラス委員長のアタシがバス遅らせるわけにはいかないし……!
はぁ……、男はいいわよね……いざとなったらペットボトルの中にでも出しちゃえるんだから……。それに比べて女は不便だわ……。
と・に・か・く……! そういうことだから、アタシの事は放っといてちょうだい……!
……何よ! 話しかけないでよ。アタシは今ギリギリのところで踏みとどまってるんだから……!
……顔色が悪い? そりゃ顔色も悪くなるっつーの……! 脂汗までかいてるんだから……!
くくっ……。ぜ、絶対漏らすわけにはいかない……。修学旅行のバスの中でクラス委員長のアタシがおしっこなんか漏らしたら……。い、一生モンの恥だわ……。
そりゃ、出せるもんならアタシだって出したいわよ……! でも、どうしようもないじゃない……!
……へ? おしっこする方法がある……!? ま、マジで……!? お、教えなさい! 今すぐ! 早急に! なう!
言いなさい! 早く! 言えってゆってんでしょーが!
……はっ! ご、ごめん……。思わず首絞めちゃった……。だ、大丈夫……?
で、で、で、どうすればいいのよ……? 早く教えてってば……! ねえ……!
……飲む? ……おしっこを? 誰が……? アンタが……?
おしっこ……飲む……アンタが……アタシの……。
???
あ、あ、アンタがアタシのおしっこを飲むぅ!?
な、な、な、何考えてんのよアンタはぁっ!
そんなこと出来るわけないでしょーが! そ、そんなことするんだったら漏らしたほうがまだ……、まだマシ……でもないのか……。
もしここで漏らしちゃったら、クラス中のみんなに……ううん、学校中に知られちゃうわ……。
おもらし委員長なんてあだ名をつけられて……同窓会のたびに話題にされて、一生バカにされるんだわ……うう……そんなのイヤぁ……。
それだったらコイツ一人だけのほうが……。
くぅ~っ……せ、背に腹は代えられないって事なの……?
わ、わ、分かったわ……。アンタにお願いするわ……。
で? ど、どうすればいいのよ……?
パ、パンツおろすの……!? そ、そうよね……おしっこするんだもんね……当たり前よね……。
落ち着けー、落ち着け、アタシ。冷静に冷静に……。アタシはクールな女よ……。
じゃ、じゃあパンツおろすわよ……?
ちょ、ちょっとぉ……なんか目が血走ってるんだけどぉ……それに鼻息も荒いし……。アンタよこしまなこと考えてるんじゃないでしょうね……!?
いい、アンタはあくまでアタシのおしっこの処理するだけなんだからね……! 変なこと考えないでよ……!
へ、変なことってどんなことって……? そ、それは、つまり……その……ごにょごにょ……。と、とにかく変なことは変なことよ! 男が細かいこと気にするんじゃないの!
そ、それじゃ、今からパンツおろすけど、絶対に見ちゃだめよ……!
え、見ないとこぼさずに飲むのは無理……?
そんなことアタシだって分かってるわよ! 分かっててもそこはあえて見ないよって言うのが、男の優しさってもんでしょーがっ!
そんなんだからアンタはダメなのよ! まったくデリカシーのない男ね!
ああっ……! く、くだらないこと言ってるうちにでも出ちゃいそう……。は、早くしないと……。
うう~っ……えいっ!
ぬ、脱いだ……わよ……? そ、それで……?
あ、足を開くぅ!? うう~そうよね、そうよね、分かってる、分かってるんだけどぉ……!
こんなの……こんなの……恥ずかしすぎるぅ……!
見られてるぅ~。思いっきり至近距離で見られてるよぉ~。なんか鼻息も当たってるしぃ~……。
ちょっ! ニオイ嗅がないでよ!
ウソ! だって小鼻がぴくぴく動いてるもん! このばかぁ……! 変態……!
なんでよぉ……。なんでアタシ修学旅行のバスの中で、クラスメイトの男の子におまんこのニオイ嗅がれちゃってんのよぉ……。
うう~……。もうこうなりゃヤケよ! それで! 次はどうするのよ!
お、おしっこがこぼれないように、おまんこに口をぴったり押し付けるですってぇ……!?
くくっ……くううっ……!
す、好きにすればいいでしょう……! もうアタシ何が何だか分からないわ……!
ひゃんっ!? やだ……そんなかぶりつくみたいに……? やだぁ……。
じゅ、準備できたの……? もう出していいの……? う、うん……。
じゃ、じゃあ出すよ……? ホントに出しちゃうよ……? いいのね、本当に……?
ふぅっ……んんっ……ん~っ……。
あ、あれっ……? うくっ……うう~ん……。
ううっ……何でよぉ、おしっこしたくてしたくて、たまらないのにぃ……。
出ないぃ……。出ないよぅ……。やっぱりこんなの無理ぃ……。
おまんこに男の子の口、ぴったり押し付けられて、おしっこ出来るわけないよぉ……。
え? 少しほぐせば出るって……? ほぐすってどうするのよ……?
舐める……? え……? え……?
ちょ、ダメよ……! こ、こらぁっ……!
あ、アタシそんなことしていいなんて言ってないでしょう……!
舐めていいなんて言ってないぃ……! やあん……!
はうん……、うあっ……やああっ……!
ふあん……ダメ……ダメだったらぁ……。
やああっ……! 舌が……! 舌が入ってくるぅっ……!
はぅん……! や、やめてぇ……! ひゃうぅ……! だめぇ……!
そ、そんな犬みたいにぺろぺろしないで……! いやあん……!
あうっ……ああっ……ああん……!
な、何なのこの感覚……? 頭の中が真っ白になって……何も考えられないぃ……!
ああん……あうっ……はああっ……!
い、イキそう……? ち、違う……! そんなことない……!
うくううっ……! んんーっ……!
はふーっ……はふーっ……はふーっ……。
ち、違うわよバカぁ……。アタシ、イってなんてない……。そんなこと……あるわけない……。
はあ、はあ、はあ、はあ~……。
はあ……あ……出るかも……おしっこ……出そう……。
いいの……? 本当に出してもいいの……?
うん……出るよ……本当に出しちゃうからね……。
出ちゃうよ……おしっこ……出る……おしっこ出る……出るぅ……。
やあぁぁ……。で、出てるぅ……。き、きもちいい……。おしっこきもちいいよぉ……。
ごくごく飲まれてるぅ……。アタシのおしっこぉ……。おまんこから直(じか)飲みされてるぅ……。
止まらないぃ……おしっこ止まらないぃ……おしっこじょばじょば出ちゃうぅ……。
はぁ……はぁ……はぁ……。
き、気持ちよかったぁ……溜まってたの全部出しちゃったぁ……。
ホントに全部飲まれちゃったぁ……アタシのおしっこぉ……。
あン、そ、そんなに隅々(すみずみ)まで綺麗にしてくれるの……? あふぅ……あ、ああン……。
やぁん……そ、そんなに丁寧に舐められたらぁ……アタシまた……。
え? も、もう終わり……? そ、そう……。
ち、違うわよバカ! だ、誰も残念がってなんかない!
もう! いつまで顔埋(うず)めてるのよ! もうアタシ、パンツ履くから! そこどきなさい!
あ、あれ……? アタシのパンツ……どこ……?
あ、アンタ何しれっとアタシのパンツ持ち帰ろうとしてんのよ! さっさと返しなさい!
まったくもう……すぐ調子に乗るんだから……。
よっと……。これでよしっと。証拠隠滅完了♪
と、ところでアンタ本当に大丈夫なの……? あ、アタシのおしっこあんなに飲んじゃって……? お腹壊したりしない……?
そ、そう……平気なんだ……。はあ!? おかわりが欲しいくらいですってぇ!? こ、このバカ! ド変態!
いい? アンタこのこと誰かに言ったら殺すわよ……! 分かってるでしょうね……?
……うん、そう秘密……。ふ、二人だけの秘密……なんだからね……。
ちょ、何嬉しそうな顔してんのよ……! もう……バカ……。