口頭試問
どうぞ。
お入り下さい。
お掛け下さい。
それでは、弊サークルの採用面接を行います。
履歴書を拝見させて頂きました。
今回はマゾ奴隷としてのご応募で間違いないでしょうか?
はい、ありがとうございます。
それでは早速面接試験を開始いたします。
はじめに断っておきますが。
あなたをマゾ奴隷として採用するか否かは、面接官である私に決定権があります。
それを踏まえて取り組むように。
それじゃあ、早速質問していくわね。
まずは、氏名と生年月日をお聞かせください。
ちょっと待って。
聞き取りにくいので、もう少し明瞭に発言して下さい。
では、もう一度最初からお願いします。
はー!
...ねえ。
喋り方なんて奴隷の基本だよね?
やる気ないなら帰ってもいいんだよ?
は!?
今、はっきり喋れって言われたばっかりだよね?
面接、ここで打ち切ろうか?
...やれば出来るじゃない。
じゃあ最初からやれよ。
それでは、次の質問に移ります。
あなたのこれまでの女性経験をお聞かせください。
ええ、性的な関係でも、そうでないものでも結構です。
...。
ん?
どうぞ?
貴方の女性経験を教えて下さい?
...ふー。
いえ、これだけが選考基準ではありませんので
気になさらないで下さって結構です。
では、次の質問に移りますね。
オナニーの回数を教えて下さい。
ええ。
週に何度するのか...
毎日する場合は、一日あたりの回数をお答えください。
...虚偽の申告については、ペナルティが発生致しますのでご注意下さい。
嘘ついても、わかるから。
ふーん。
まあ、いいけど。
...萎縮する気持ちは解りますが、回答は明瞭にお願いします。
この面接を受けている時点で、貴方は既に奴隷身分なの。
そこらへん、わきまえてね。この点、少し掘り下げますね。
あなた、オナニーはどのようにされていますか?
ああ、何を見て発情してるのかの話です。
動画を見てする子も居れば、紙媒体でする子も居るでしょ?
あなたは?
音声?
...ああ、アダルトボイスですね。
ん?
構いませんよ。
あれはマゾ向けの媒体ですし、視聴自体は減点材料となりません。
視聴を積極的に推奨している女王様も居られますので。
ところで。
今、「同人音声」と仰られましたが
平均的な射精到達時間を教えて下さい。
大体の数字で結構です。
ふーん。
それはいつも?
...ふ~ん。
へー。
見た目に寄らず...
タフな子なのかな?
まあ、自己申告なら何とでも言えるけど...
...。
はい、お疲れ様でした。
口頭面接は一旦終わります。
ほらッ!
指示なく立とうとしないッ!
「口頭だけでの面接は一旦終わり」
という意味です。
今から簡単な審査をさせて頂きます。
この審査に合格すれば、貴方は弊サークルのマゾ奴隷の身分を得ることが出来ます。
最初の1年は訓練期間ですけど。
では、早速。
まずは身体検査から。