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変身ヒロイン悪墜ち報告書2 催眠洗脳で正義の味方をメス化調教 ケース:ジュエル・ブルー、、ふたなりケモノ化改造計画 偽りの記憶い偽りの恋人 レン視点 僕の名前は八島蓮。親友のノノからはレンちゃんと呼ばれてたりする。スタッフの人からはレン君と呼ばれることもあるけどれっきとした女の子だ。 「もう、レンちゃん。いくら今日は予定が無いからって……ん」 僕の表向きは学生だけど、悪の組織が現れた時は正義の変身ヒロインとしてこの町を守る仕事をしていたりもする。ちょっと前にこの町で活動していた悪の組織は壊滅させたから今は待機の身だけどね。 「すんすん、だってノノの匂い好きなんだもん」 「うー、あーつーいー」 それでも、学業や正義の味方の組織、ジュエル・スターズでのトレーニング、定期ミーティング、定期健診などなど同年代の女の子に比べて忙しいスケジュールなのでたまの休日にだれるのはゆるして欲しかったり。……おかしい。 「ふふ、そういいながら抵抗しないノノも結構うれしいんでしょ?」 「この犬耳ジゴロめ。はいはい、今日は 1 日何にもない日だからね」 ノノもジュエル・スターズの一員で一緒に戦う仲間だ。ジュエル・スターズの寮を出てノノとルームシェアを初めて大体2週間ほどたった。……あれ? 「尻尾をそんなに振って、ほんとレンちゃんは私の匂い嗅ぐの好きだよね」 何かおかしい。けどまあいいや、さすがに他の人の前で友達の体の匂いを嗅ぐとか恥ずかしくてできないからこういう時に補充しておかないと。 「ノノは僕の耳や尻尾、どう思う?」 僕はいわゆるデザイナーベイビーというやつで、最初から悪の組織のような人類の敵と戦うように設計されて生まれてきた。僕の体には数十体の幻獣の遺伝子が埋め込まれて、僕の意思でそれを表に出して超人的な身体能力、通常の動物ではありえない特殊能力を使うことができる。 ノノも魔法少女に変身する能力をもっているけどそれは 1 年ほど前、後天的に手に入れたもので、それ以外は普通の女の子だ。その違いはどうしても気になってしまう。 「かわいいよ。犬みたいで」 「もう!」 普通はできるだけ獣の部分が出ないように抑えているけど、完全には抑えきれていない。せめて見た目がましなイヌ科の耳と尻尾を出しているけど、どうしても自分は他の人と違う生き物だと疎外感は否めない。 「あはは、でも、本当にかわいいよ? きれいで真っ白な毛並みで先っぽがちょっと青みががってるのも私は好きだよ」 ノノに好きといわれて心臓がドキッとしちゃう。変だ。いや、おかしい……でも何がおかしいんだろう? 「それじゃあ、もっとノノの匂い嗅いでもいいよね?」 「え、や、ちょっと、そこおしり!? スカート越しに!?? ひゃ、ハウス! レンっちゃんハウス!」 「はふ、ノノの甘い匂い、ここがとっても濃い。ずっと顔をうずめていても飽きない」 「ええい!? おのれは発情した犬か! もう、いい加減にしないと……」 「いい加減にしないと?」 「おそっちゃうよ?」 「きゃ!?」 にっこり笑ったノノにひっくり返されて、カーペットの上で馬乗りに押さえつけられる。 おかしい、おかしい、おかしい、おかしい、おかしい、おかしい。なのに、この状況が当たり前と認識してしまう。 「ふふっふ、レンちゃんが悪いんだからね。私もスイッチ入っちゃったから止まれないよ?」 そう言ってノノは股間のギンギンにそそり立ったおちんちんを…… 「なっ!? なにそれ!??」 「え、おチンポだよ?」 ガキン、と金属がぶつかったようなガラスが割れたような音が頭の中で響く。おかしい、全部おかしい!? そもそも、ルームシェアなんてできるわけがない。ノノとは親友だけど友達以上の感情は持ってないし、っく、そうだ、悪の組織もまだ壊滅していない。 「ノノは普通の女の子で、そんな……ものをつけているはずがない!」 「えー、私、魔法少女だよ? で、魔法でにゅっと生やしてみました?」 ノノはいつもの笑顔で笑っているけど、今はその顔がとても不自然で見ていると寒気がしてきた。めのまえのこれは危険だとわかってしまう。 「っく、誰だお前。ノノじゃないな!?」 「えー、ひどいなー、ノノだよ。レンちゃんの恋人の御船ノノ。もう、2週間一緒に住んで……」 耐えきれなくなって馬乗りになっているノノの姿をした何かを突き飛ばす。 「オプト・ムーンか? いつから、うっ、なんだ、記憶が……」 「あーあ、まあ、今回はお遊びみたいな回だから失敗するのはわかってたけど思ったよりも早かったね。さすが、ジュエル・スターズ」 ノノの姿をした何かはぽんぽんと服の埃をはたくしぐさを見せて何事もないように立ち上がる。それと同時に、視界の端から今まで居た部屋の風景がほつれて消えていく。まるでゲームのように数秒でシェアルームと思っていた部屋は消えて真っ白な空間だけになる。 「なっ、ぐ、ひゃあああ!? あ、あああああ、んん、ひゃ!??」 「あ、ごめんごめん、初期化してる最中にレンちゃんの現実の体の感触まで戻しちゃった」 「っぐ、あ、え?!」 強烈な痛みや快感が体に走っていたのは一瞬だったけど、え、現実の体? まだ、頭にもやがかかったように記憶が混乱している。 正義の味方はあっている。ノノとは親友。ボク達、ジュエル・スターズは現在、悪の組織オプト・ムーンを追い詰めている最中で、 【ジュエル・ブルー:八島連は御船ノノの匂いが好き】 うん、ノノとは親友だからたまに体に密着して匂いを嗅ぐくらいで、恋人とかルームシェアとかそいういう関係ではない。 「よし、今回はこれくらいでいいか。もうちょっと進んだらいっぱい楽しもうね」 「待て、逃がさないぞ!?」 ノノの姿をしたものを攻撃するのは抵抗あるけど、あれは逃がしちゃいけない。 「あはは、それはこっちのセリフだよ。レンちゃん。まあ、逃げることは無理だけどね。それじゃあ、またね」 前と同じように体が凍った氷のように動かなくなり……前? あれ? 何か忘れて……今日は確か 2 週間ぶりのミーティングでみんな集まって、っく、ノノは無事だろうか……

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