01.プロローグ
ふふ 口ほどにもない…!これが今まで私たちを苦しめた正義の味方だと言うの?…冗談もここまでくると笑えませんね?
さて 抵抗はここまで…みたいですわね?私のお洋服をこんなにして…どう責任を取ってくれるのかしら?
…と言いたい所ですが 私は無抵抗な相手を手にかける趣味はありませんのよ?
あなたもよく理解できたことでしょう?私との絶対的な力の差が…己の無力さが…所詮あなたはまがい物ですの
さあ そこで這いつくばっていなさい?大人しくしているなら悪いようにはしませんわ
さあ 皆さん!その男を連れて行くのです!
…なっ 何事ですの!?
あ…あなた…!どこにそんな力が…くっ!あぁっ!
ば…バカな…そんなはずありませんわ…油断したっていうの!?
みっ 認めません!こんなの…認めない…っ!あなたはもう…抵抗することさえ…!
きゃっ…あぁ…そんな…私が押されて…!形成…逆転なんて…ありえないのよ…!
こんなの…嘘なんだから…!あぁ…!
ええ 嘘ですわ♪またまた逆転♪
ふふ どうです?私の演技は?お上手でしょう?
…さて どうしてやろうかしら?この男 救いがたいわ
…所詮 正義のヒーローも嘘つきなのね
あのまま負けを認めていれば命だけは助けてあげようと思ったのだけど…まさか寝首をかこうとしてくるなんてね
…決めたわ もう容赦はしない
さて この男を連れて行きなさい
…あなたは見せしめよ 精々苦しませてあげます
愚かな嘘つき共の心をへし折ってやりますわ