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未知との契約

やぁ、こんばんは。 突然だけど… キミ、ボクと契約しようよ。 いきなり何を言い出すんだ、って顔だね? まぁ、そうだよね。 こんな訳の分からない奴に、いきなり「契約しないか」なんて言われても、普通ならお断りだもんね。 ちゃんと、どういう契約か…説明されないとわからないもんね。 だから、説明してあげる。 まぁ、聞くだけ聞いていきなよ。 キミにとっても、かなり美味しい話だからね。 いいかい? 今回ボクが持ってきたのはね、お互いに快楽を得るための契約なんだ。 ボクは、キミを気持ちよくする。 それに対して、キミは、ボクを気持ちよくする。 ただそれだけの、単純な契約さ。 痛みも、苦しみも、何も無い。 ただただ、お互い、気持ちいいだけ… コレは、そういう契約なんだ。 リスクがないなんて、胡散臭い…かい? まぁ、そうだろうね。 キミたちはいつもそうだ。 できるだけリスクのない話を探しているくせに、いざリスクが全く無い話を見つけると、それを疑ってかかる。 あぁ、確かに、この話もノーリスクじゃあないよ。 気持ちよくて…気持ちよすぎて、ボクにしてもらわないと、イケなくなっちゃうかもしれない。 ボクの与える快楽に、依存してしまうかもしれない。 そういうリスクは、確かにあるよ。 でも… そこまで気持ちいいなら、やってみたい… そう考えるのが、キミたち人間ってモノだ。 違うかい? くすっ… 取り繕うことはないよ。 欲望のままに… 本能に身を任せればいいのさ。 キミ達も、所詮は動物なんだからね… まぁ…それでも、どうしても疑う、っていうのなら… 今回だけ、体験してみるっていうのはどうかな? あんまり気持ちよくなければ、そこで契約を破棄してくれればいい。 別にそれを咎めたりはしないよ。 もったいない…とは、思うけどね。 まぁ、そう邪険にしないでおくれよ。 悪いようにはしないから。ね? ほらほら、準備をしよう。 とりあえず…服は邪魔だから、脱いじゃおうか。 別に、構わないだろう? だって、ボクしか見てないんだから。 さ、それじゃ… 服を脱いだら、今度は、布団でも、ベッドでも、ソファーでも… キミが、ゆっくりできる所へ、仰向けに寝転がって。 そしたら、そぉっと、眼を閉じて… ゆっくり、深呼吸をしよう。 ボクが声でリードするから、それに付いてきて。 はい、吸ってー… 吐いてー… 吸ってー… 吐いてー… 緊張や疲れを、全部、外へ吐き出すように… 吸ってー… 吐いてー… 吸ってー… 吐いてー… うん、なかなかいい感じだね。 それじゃ、ゆっくりと、自然な呼吸に移行しようか。 空気の流れを意識しながら、お腹で呼吸するのがコツかな。 そんなに、深い呼吸じゃなくていいよ。 ボクと一緒に、ゆっくりと、気持ちいい呼吸をしようね。 すー… はー… すー… はー… 息を吸うと、空気と一緒に、体にいいものが、どんどん入ってくるよ。 とっても、気持ちいいね… すー… はー… すー… はー… 息を吐くと、空気と一緒に、体にわるいものが、どんどん出て行くね。 とっても、気持ちいい… すー… はー… すー… はー… うん。その調子だよ。 そのまま、ゆっくり… 呼吸を続けてね。 呼吸を続けていると… だんだん、だんだん、体がぽかぽかしてくるね。 なんだか、あったかくて…心地いい。 体にいいものが、どんどん入ってきて… 体にわるいものが、どんどん出て行く… これを、キミたちは、新陳代謝、って呼んでいるね。 自然な呼吸をすることで、新陳代謝がよくなって… だんだん、だんだん、あたたかくなっていく。 ぽかぽか…ぽかぽか… あたたかい。 心地いい… ふわふわ…ふわふわ… いい気持ち。 息を吸っても、息を吐いても… 体にとって、いいことばかり。 とっても、気持ちよくて… とっても、あたたかくて… とっても、ここちいい。 あ、そうだ。 体験の記念に、ちょっとしたプレゼントをあげようかな。 あたたかい光を放つ、とっても、綺麗な宝石… この宝石にはね、ちょっと特殊な効果があるんだ。 色々なものを吸いとって、中に貯めこむことが出来るのさ。 この効果を応用して… キミの疲れや、余計な力を吸いとってあげるよ。 そうしたほうが、リラックス出来るし… リラックスしたほうが、気持ちいいからね。 まぁ、聞くより、やってみたほうが早いね。 ほら…宝石の放つ、あたたかい光が、キミを包みこんでいくよ。 とっても、ぽかぽかした…あたたかい光。 光に包まれていると、だんだん、だんだん、ふわふわとした、いい気持ちになっていく。 ただ、包まれているだけでも… 疲れが、緊張が、すぅっと、吸い出されていく。 全身の力が、抜けて行く… なんだか、とっても気持ちいい。 ぽかぽか…ぽかぽか。 あたたかさに、包まれる。 すぅ…っと、余計な力が、吸いだされていく。 なんだか…心地いい。 この光を、手や、足… キミの体の、特に疲れているところへ、直接当ててあげる。 ただ、光の余波に触れているだけでも、こんなに気持ちいいんだから… 直接触れるのは、もっと効くだろうね。 ほら…右腕に、光が触れる… 触れたところが、なんだか、とっても…あったかい。 触れたところから、ゆっくりと…力が、吸い取られていく。 疲労が、抜けて行く… とっても、あったかい。 とっても、ここちいい… ぽかぽか、ぽかぽか。 あたたかさに、溶けていく… 力が、どんどん吸われていく。 余計な力を吸われた腕は、なんだか、とっても重い… ずーんと、重くなっていく。 でも… それが、なんだか…気持ちいい。 どんどん、吸われる… どんどん、重くなる… どんどん、気持ちよくなる。 すっかり、右腕が楽になったね。 とっても…心地いいね。 今度は、左腕… ほら…左腕に、光が触れる。 触れたところが、なんだか、とってもあったかい。 触れたところから、すぅ…っと、力が吸われていく。 疲労が、抜けて行く… とっても、あったかい。 とっても、心地いい… 力が、疲労が、どんどん、吸われていく。 とっても、気持ちいい… 左腕が、ぽかぽかする。 とっても、心地いい。 吸われるのが、気持ちいい。 あったかいのが、心地いい。 ぽかぽか、ぽかぽか。 暖かさに、溶かされる。 どんどん、力が吸われていく… 力を吸われた左腕は、なんだか、とっても重い… ずーんと、重くなっていく。 でも… それが、なんだか…気持ちいい。 どんどん、吸われる… どんどん、重くなる… どんどん、気持ちよくなる。 すっかり、左腕も楽になったね。 ふふっ… 力を吸われるのって…結構、気持ちいいでしょ? この調子で…全身の力を、吸いとってあげるね。 今度は、右足。 ほら…右足に、光が触れる。 触れたところが、なんだか、とってもあったかい。 ぽかぽか…ぽかぽか。 気持ちいい。 触れたところから、すぅ…っと、力が吸われていく。 疲労が、抜けて行く… とっても、あったかい。 とっても、心地いい… 力が、疲労が、どんどん、吸われていく。 とっても、気持ちいい… 右足が、ぽかぽかする。 とっても、心地いい。 吸われるのが、気持ちいい。 あったかいのが、心地いい。 ぽかぽか、ぽかぽか。 暖かさに、溶かされる。 どんどん、力が吸われていく… 力を吸われた右足は、なんだか、とっても重い… ずーんと、重くなっていく。 でも… それが、なんだか…気持ちいい。 どんどん、吸われる… どんどん、重くなる… どんどん、気持ちよくなる。 すっかり、右足も楽になったね。 じゃ、次は…左足。 ほら…左足に、光が触れる。 触れたところが、なんだか、とってもあったかい。 ぽかぽかして、気持ちいい… 触れたところから、すぅ…っと、力が吸われていく。 疲労が、抜けて行く… とっても、あったかい。 とっても、心地いい… 力が、疲労が、どんどん、吸われていく。 とっても、気持ちいい… 左足が、ぽかぽか。 心地いい。 吸われるのが、気持ちいい。 あったかいのが、心地いい。 ぽかぽか、ぽかぽか。 暖かさに、溶かされる。 どんどん、力が吸われていく… 力を吸われた左足は、なんだか、とっても重い… ずーんと、重くなっていく。 でも… それが、なんだか…気持ちいい。 どんどん、吸われる… どんどん、重くなる… どんどん、気持ちよくなる。 すっかり、左足も楽になったね。 どうだい? 手足の力を吸われるの… 結構、気持ちよかったろう? 力が抜けて、楽になると… 心も、なんだか、だら~ん…と、気が抜けてきちゃうね。 なんだか、もう、色々…どうでも良くなってくるね。 吸われるのが、とっても気持ちいいから… もっともっと、吸ってもらいたくなってくるね。 ほら…もっともっと、吸ってあげるよ。 でももう、力はほとんど吸っちゃったし…疲労も、大体吸い尽くしたよね。 だから、今度は…かるーく、意識を吸いとってあげようか。 余計な事を考えず、ただただ、気持ちいいことに身を任せられるように… 頭の中を、少し、綺麗にしてあげるね。 それにね… 力を吸われるのより…意識を吸われる方が、ずぅっと、気持ちいいんだよ…? (上2行囁くように) ほら…宝石の放つ、あたたかい光が、額(ひたい)に触れる… ぽかぽか…ぽかぽか。 なんだか、とっても…あったかい。 あたたかい光に、意識が、段々、溶けていく。 ぽかぽか、ぽかぽか。 なんだか、とっても…気持ちいい。 ぽかぽかに包まれて… 意識が、ゆっくり、溶かされていく… とろとろ…とろとろ。 頭の中が、とろけていく… どんどん、どんどん…とろけていく。 とろけるのが、気持ちいい… とろけるのが、幸せ。 とろとろ…とろとろ。 気持ちいい…心地いい… とける…とける…とけていく。 とろけた意識が、ちゅう…っと、宝石に、吸い取られていく。 吸われた分だけ、快感が送り込まれてくる… ちゅぅちゅぅ、ちゅぅちゅぅ… 吸われる…吸われていく… ぞくぞく、ぞくぞく… 気持ちいい…気持ちいい… どんどん、どんどん、とろけていく… どんどん、どんどん、吸い取られていく… 気持ちいい…気持ちいい…気持ちいい… 頭の中が、気持ちいいでいっぱいになる… ほら…ほら… どんどん、どんどん…溶けていくよ。 どんどん、どんどん…とろとろになっちゃうよ。 ぽかぽか…ぽかぽか… とろとろ…とろとろ… 吸われる…吸われる…吸われていく… 気持ちいい…気持ちいい…気持ちいい。 頭が、どんどん、まっしろになる… 白い、しろい、快楽に、染まっていく… とかされて…吸われて… 快楽だけを、送り込まれて… キミはもう、すっかり… 快楽の虜になっちゃったね。 あたまは、まっしろ… 体は、だらしなく力が抜けて… ただただ、快楽に身をまかせるだけの、ヒトガタ… もっともっと、気持ちよくなりたい…? なりたいよね。 もっともっと、気持ちよくして欲しい…? して欲しいよね。 ふふっ… いいよ。 もっともっと、気持ちよくしてあげる… 全身…もっともっと、とろとろにしてあげる。 そして… キミの全てを、吸い尽くしてあげる… ほら… あたたかい光が、キミを包みこむ。 ぽかぽか…ぽかぽか。 なんだか、とっても…あたたかい。 ココロが、なんだか、安らいでくる。 とっても、心地いい… じわじわ…じわじわと、快感が生まれる。 そのままでも、なんだか…とろけてしまいそう。 コレはコレで、気持ちいいね。 でもね…それじゃ、物足りないでしょ? ほら…どんどん、熱くなってくる… 熱い…熱い… これは、キミの欲望… キミ自身の欲望が、熱になってるんだよ。 ほら… 欲望にまみれたキミに、ふさわしい形に… 体が、変わっていくよ。 自分の欲望にとかされて… どろどろに、なっていくよ… ほら…とける…とける… とけていく… 気持ちいい…気持ちいいね… もっともっと、気持ちよくなりたいね… ほら…欲望に身を任せて… ほら…もっともっと、とろけていって… ほら…ほら…ほら…ほら… 腕…足… 腰…胸… どんどん、どんどん…とろけていく… とろけた部分が、まだ、とろけていない部分を覆って… どんどん、どんどん、溶かしていく… とける…とける… どろどろになる… ほら…ほら、ほら… 全身がとける…気持ちいい… 気持ちいい…気持ちいい…気持ちいい… どんどん、溶ける… どんどん、原型がなくなっていく… 変わるのが、気持ちいい… とろけるのが、幸せ。 どこからか、なんだか、あま~い香りが漂ってくる。 嗅いでいると、なんだか… とっても、幸せで… とっても、気持ちいい香り… これはね…とろけた、キミ自身の香り。 とっても、美味しそうで… とっても、幸せな香り… 内側も、外側も… あま~い香りに包まれて… とっても、幸せ… とっても、気持ちいい。 あま~い香りに染められて… なんだか、あま~い味が、口の中に広がる。 あまい、あま~い… とっても、幸せな味。 これは、キミ自身の味… 欲望と、快楽の詰まった、とっても、とっても…あま~い、味。 なんだか…とっても、魅惑的で… 病みつきになっちゃいそうなくらい、美味しいね。 もっともっと、味わってごらん… 香りを…味を… キミ自身の、欲望を… あまい… あまい… 気持ちいい… 気持ちいい… キミの世界が、あまく、あまく、染まっていく… 欲望と、快楽に、染まっていく… あまい… 気持ちいい… とろける…とろける… あま~い匂い…あま~い味… あま~い、あま~い世界。 なんだか…とっても、心地いいね… すごく、すご~く…気持ちいいね… 今…キミの姿は、ピンク色の、ぶよぶよした物体… もう、とろとろにとろけきって… 元が人だったなんて、考えられないくらい、どろどろの物体… とっても、あま~い匂いをさせながら… でろ~ん…と、広がってる。 この状態はね… とっても、とっても、敏感な状態。 肉体と魂が、融け合って… 何もかもむき出しになった、すご~く、すご~く、敏感な状態なんだよ。 かる~く、舐められるだけでも… ゾクゾク、ゾクゾク、感じちゃうんだよ。 ほら…舐めてあげるよ。 ぴちゃ、ぴちゃ…ちゅぅっ… ぁは…美味しい… ふふ…プルプル震えちゃって… 気持ちいいかい? もっともっと…気持よくして欲しいかい? ふふ…いいよ。 もっともっと、気持ち良くしてあげる… 敏感になった体を、かき回して… 快楽漬けにしてあげる。 ほら… ボクの手が、ゆっくり…近づいていくよ。 ぶよぶよになった体を包む、やわらか~い膜に、そぉっと、触れて… やさしく…やさしく…撫で回す。 ほら… 触れられたところが、なんだか、熱いね… ただ、かる~く撫でられているだけなのに… ゾクゾク、ゾクゾク、感じちゃうね… このまま、撫でているだけでもいいけど… もっともっと、気持ちよくなりたいんだろう? だから…キミの中に、手…いれるね。 ぐぅ…っと、指先が、柔らかい膜を押しこむ… すこしづつ、すこしづつ、指先が、めり込んでくる… つぷっ…っと、指が、入り込んで… とっても、熱くて…気持ちいいね。 ほら… 反対側からも、手を入れてあげる。 そぉっと、撫で回して… ぐぐっ、と、押しこむ… ほら…両手とも、キミの中に、入り込んだよ… とっても、熱くて…気持ちいいだろう? さぁ… もっともっと、良くしてあげる。 体の中で…手を、指を、動かして… めちゃくちゃに、かき回してあげる。 ほら…いくよ。 くちゅくちゅ、くちゅくちゅ… 体の内側を、もみくちゃにしてあげる。 ほら…どうだい? 全身を、かき回される感覚は… 中も、外も、ぜぇんぶ性感帯になったキミには… ちょっと、刺激が強すぎるかな? でも…やめてあげないよ。 もっともっと、気持ちよくなってね…? ゆっくりと、指で揉み込んだり… 手首を返して、ぐちょぐちょにかき回したり… 二の腕まで、中に入れて… 大きく、かき回したり… そんな風にいじられる度… 快感が、ゾクゾク、って、沸き起こるよ… ほら…もっともっと、激しくしてあげる… 全身をもっともっと、ぐちゃぐちゃに、かきまわしてあげる… ほら… 指先が、キミの中でうごめいてる。 ぎゅぅっと、押し潰したり… かきむしるように、指を動かしたり… うねうねと、指先をそよがせたり… 指先が動くたびに、快感が広がる。 快感が広がるたびに、どんどんどんどん敏感になる。 そして、もっともっと、気持ちよくなっていく… ほら…ほら、ほら… 快感が、どんどん大きくなる… ゾクゾク、ゾクゾク、感じてしまう… 気持ちいい…気持ちいい…気持ちいい… 甘い香りが、甘い味が、どんどん、どんどん強くなる。 欲望が… 快感が… どんどん、どんどん、大きく…強くなっていく。 小さな絶頂の波がやってくる… 寄せては、返し… 寄せては、返し… どんどん、どんどん、大きくなっていく… ほら…ほら… 大きなのが、来るよ… 10…9…8… 強い、強いゾクゾクが、沸き上がる… 7…6…5… 全身が、びりびり、快感に震える… 4…3…2… 気持ちいい…気持ちいい、気持ちいい…! 1… もう、イク…イッちゃう…! ぜろ! (5秒無音) ふふっ… 気持ちよく、イケたみたいだね。 でも… まだまだ、満足出来てないんだろう…? もっともっと、気持ちよくなりたいんだろう…? いいよ。 もっともっと、気持ち良くしてあげる。 こんなの、比べものにならないくらい… 気持ち良くしてあげるよ。 知ってるかい? 食べられるのってね…すごく、気持ちいいんだよ。 想像してご覧。 敏感な体を、きゅっ、と摘まれて、唇まで運ばれて。 やさしーく、くちづけをした後… あたたかい口の中で、舌に…粘膜に…唾液に… ゆっくり、ぬるぬると愛撫されて。 全身を、たっぷり、味わわれて。 そして…最後に、飲み込まれて… ボクと、ひとつになるんだよ。 ふふっ… さっきまでの快感なんて、比べものにならないくらい… 気持ちいいんだよ。 あぁ… 後のことなら、安心していいよ。 全部終わったら、ちゃんと、ヒトにつくり直してあげるから… さっき味見したときに思ったけど… キミ、すごぉく、美味しいんだよね… あま~く、あま~く、味付けをした甲斐があったよ。 ここまで美味しい、欲望の塊は、滅多にいないからね… 絶対に、手放したりしないよ。 何度でも、何度でも…味わってあげる。 それが…キミがボクに提供する、対価さ。 あぁ、でも… このままの状態じゃ、食べづらいね。 だから、君の体、ぜぇんぶ、閉じ込めて… ぎゅぅっと、濃縮して… もっともっと、敏感にしてあげる… もっともっと、気持ちよくなれるようにしてあげる… ふふっ… 嬉しいかい…? ほら… キミの中に、この宝石を埋めこんであげる。 ゆっくり…ゆっくり… キミの中に、宝石が沈み込んでいく。 異物感… 違和感… 熱くて、硬いものが、キミの体の奥深くまで、入り込む。 それが、とても…気持ちいい。 ずぶずぶ、ずぶずぶと… 体の中心まで、入り込んでくる。 熱い…熱い… 気持ちいい…気持ちいい… ゆっくりと、中心に到達する。 中心に向けて、体全体が吸い込まれる… 小さな、小さな珠の中へ… きゅぅっ…と、吸い込まれていく。 どんどん、小さくなる… どんどん、濃厚になる… ほら…ほら… 吸われる…吸われていく… 宝石の中へ、どんどん、どんどん、吸われていく… 中で、ぎゅぅっと、濃縮される… 欲望が… 快感が… 濃縮されて、どんどん、どんどん、強くなっていく… 気持ちいい…気持ちいい…気持ちいい… そうだな…このペースだと… あと、10秒…ってとこかな? 9…8…7…6…5…4…3…2…1… …ぜろ。 ふふっ… すっかり宝石に、吸い込まれたね。 一欠片も残さず…綺麗に、吸い込まれちゃったね。 キレーなピンク色… それに…ずっしりと、重たいね… この状態はね… さっきまでの、ぶよぶよの状態より、何倍も、何十倍も…敏感なんだよ。 ためしに、つついてあげようか。 ほら…ツンツン、ツンツン… つつかれる度に、ゾク、ゾク、って、快感が襲ってくるね。 もっともっと、つついてあげる。 ほら…ツンツン、ツンツン… ふふっ… 今度は、手のひらで…転がしてあげる。 全身、くまなく愛撫される感覚… 楽しんでね…? ほぉら… 手のひらの上で、ころころ、ころころ… 敏感な体を、ぜぇんぶ、いっぺんに愛撫されて… 気持ちいいね。 ゾクゾクしてくるね。 ほら… ころころ、ころころ… ぎゅぅっと、力を入れて、ゆっくり、ころがしたり… かるーく、握って… すばやく、ころがしたり… ふふっ。 色んな方向に転がされて… 気持ちいいね。 どんどん、どんどん… 気持ちよくなっちゃうね。 でも… こんなのは、まだまだ序の口。 食べられるのに比べたら…ずぅっと、ずぅっと、軽いモノなんだよ。 ふふっ… 楽しみだね? 食べられるの… どんなに、気持ちいいだろうね…? ほら…いくよ。 指先で、そぉっと、つまんで… ゆぅっくり、口元に… ちゅっ。 ふふっ… 食べる前の、ご挨拶…ってね。 それじゃ…いただきます。 ぁ~…むっ。 (ここから、くちゅくちゅ、といった感じのチュパ音を交えての演技をお願いします) ほら… やわらか~い舌が、キミの全身を、舐めまわす… 全身を、ねっとりとしたモノが、這い回っている。 ぬるぬると刺激されて、とっても、気持ちいい。 時折、歯が触れて、強い快感が走る。 ビクン、ビクン、と、強い刺激に、反応してしまう… 口の中で、くちゅくちゅ、くちゅくちゅ、刺激され続けて… どんどん、どんどん、快感が膨らんでいく。 どんどん、どんどん溶かされて… 快感が、ドンドン強くなっていく。 柔らかくて、とってもヌルヌルの舌が、全身を這い回り… とろとろの唾液が、キミを、少しづつ、溶かしていく… 溶け出した体は、少しづつ、少しづつ… ボクに飲み込まれて、一つになっていく… さぁ…気持ち良さに、身を委ねて… ボクの中に、溶けておいで… ぜぇんぶ、受け止めてあげる。 ぜぇんぶ、飲み込んで… キミを、ボクの一部にしてあげる。 ふふっ… 嬉しいだろう? こんな快感を、なんども、何度でも… 味わうことが出来るんだから… 契約して、良かったでしょ…? あぁ…そろそろ…全部、溶けちゃうね… 今回は、もう、おしまいだね。 安心しなよ。 後でつくり直して… また、何度でも、味わってあげるから… ほら…舌の動きが、激しくなる… 口の中を、ころころ、ころころ、転がされて… どんどん、どんどん、気持ちよくなっていく… どんどん、どんどん、溶けていく… 小さくなればなるほど、舌の愛撫は激しくなる。 快感が、どんどん、どんどん、大きくなっていく… 溶け出すのが、早くなっていく… ぬるぬるの、気持ちいい空間で… キミの全てが、溶けていく… キミの全てが、飲み込まれていく… ボクの中に染み込んで… ひとつに、溶け合っていく… そのまま、ゆっくり、溶けながら… しばらく、おやすみ。 また、あとで…ね。 ん…ふぁ~… お腹膨れて、眠くなっちゃった。 ボクも、もう、寝るね。 おやすみ… ※※※ここから別なファイルとして収録してください※※※ ぉーい… おぉーい… ほら、起きなよ。 もう、夢の時間はおしまい。 んー…まだ、ちょっとぼーっとしてるね。 しょうがないなぁ… ほら、ボクの声を、良く聞いて。 まずは、体の感覚をはっきりさせようか。 ちゃんと、力が入れられるかどうか… 指を動かして、試してみて。 ちゃんと、動くよね。 そのまま、ぐっぱ、ぐっぱ、って、手を開いたり閉じたりしてみて。 そうすると、段々、意識がはっきりしてくるよね。 頭にかかったもやが晴れて、だんだん、すっきりしてくるね。 風の音とか、何かの鳴き声とか… そういう、色々な音が、耳に入ってくるの、わかるよね。 意識が、どんどん、どんどん、はっきりとしてくる。 さ、あと10秒あげるから、その間に、ちゃんと目覚めるんだよ。 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0! はい、おはよ。 夕べは、どうだった? とろとろに、気持ちよくなれたかな? そうなってくれてたら、嬉しいんだけどね。 また、遊びに来るからね。 その時は、もっともっと、ふかーく、きもちよーく、してあげる。 ふふっ… 楽しみにしててよね。 それじゃ、今日のところは、ばいばい。 またね。

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