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催眠スクール~催眠にかかる為の催眠音声~ さぁ、もう一度挑戦してみましょう♪ 催眠スクール音声を文章化したものです 催眠の説明 催眠音声を聞く準備 覚醒 終わりに Copyright©2018エロトランスAllRightsReserved. 0. 注意事項 この音声は、催眠初心者や催眠に掛かりづらいと感じる人向けに製作しているものです。 なので、既に問題なく催眠を楽しまれている方には不要な知識が付き、却って催眠にかかりづらくなるといった可能性が御座います。ご注意下さい。 仮に問題なく催眠を楽しまれて居る方は、イメージ誘導パートをお楽しみ頂けると幸いです。 また、本作品は視聴者の方が既にどこかで催眠誘導を受けたり、催眠音声などを聞いたりした事がある前提で製作しております。仮に未経験の方がこれをお聞きになっていましたら本作品を視聴せず、まずは知識のない状態で催眠を体験される事をオススメします。 少し勉強的なものなので、集中力が切れてきたと感じたらご視聴を止め、また改めて続きから聞くことも可能です。 またご視聴の際に、聞いたことがある話も含まれているかもしれませんが、1回目は聞き飛ばさずにご視聴下さい。 1. 催眠とは・・・ はじめまして。 本校に入学頂き、誠に有難うございます。 この学校は催眠にかかるための専門学校です。 ここへ入学されている皆様は、催眠にかかりたい。あるいは掛かりたいけど、掛かり方がわからない。 かかる事は出来るけど、掛かりづらいと感じている方々だと思います。 この学校はそういう方々の為に、催眠とはそもそも何なのか。催眠にかかるとはどういう事なのか。催眠状態って、どんな状態なのかを一つ一つ学んでいき、催眠に対する疑問や不安、そういったものを取り除き、催眠をしっかりと理解した上で、安心して催眠にかかれるようになる事を目的としています。 それでは早速授業を初めていきましょう。 さて、催眠という言葉を聞いて、あなたはどういうものを想像しますか?または催眠にかかる。 という言葉の定義はなんでしょうか。 それらを噛み砕いていき、あなたの中にある催眠に対する誤解や恐怖心を解き、理解を深めていくとより催眠に掛かりやすくなります。 催眠に対する誤解は、「あなたが催眠にかかりたいと願う気持ち」とは裏腹に、無意識にかかる事への抵抗を産んでしまう可能性が御座います。理解を深める事で、本作品に収録されている催眠状態に入るためのさまざまなきっかけを体験し、そして、些細なことでも実感を積み重ねることで、あなたが望む催眠に少しでも近づき、そしてより安心して気持ちよく催眠へ入っていきやすくなります。 あなたがどう思っているかは別として、催眠を信じる。信じないと言った声を耳にする事はあるでしょう。そういった声がある時点で、そもそも催眠について誤解されている方が非常に多くいらっしゃいます。 催眠とは、魔法やオカルトといったものではなく、心理学や生理学、脳科学といった様々な要素が絡んだ現象です。心理学や脳科学といった言葉を聞くと堅苦しく感じるかもしれませんが、すごく簡単に催眠現象を説明すると、「頭の中でイメージしたものが、身体に影響する。現れる。」という事です。 TVで催眠術師の暗示通りに踊っている人。泣いている人。体が動けなくなっている人。 あるいは、催眠音声などで気持ちよくなっている人。 それらは外から見ると不思議な現象に見えますが、催眠にかかっている人の中で何が起きているかというと、結局は「想像したものが体にあらわれている。」だけなのです。 そう考えると、あなたもそういった経験をした事に心当たりはあるのではないでしょうか。 レースゲームをしていて体が傾く人、小説や映画で登場人物に感情移入をして泣いたりする人。 酸っぱいものを食べる想像をして唾液が出る事。道路の上に置いた1枚の長い板の上を歩くのは簡単に出来るのに、ビルとビルの間に敷いた板を歩くのは足が竦むのもそうです。落ちたらどうしようという想像が足を竦ませさせます。 こういった、想像したことで体に何か反応が現れるという事は、あなたも経験した事があるかと思います。 それが催眠の魅力的な部分で、本人が意図していないにも関わらず、体に現れてしまう現象です。 想像した物が体に現れやすい人、現れにくい人の違いが催眠の掛かりやすさの個人差の一つの要素でもあります。 ですので、対面での催眠誘導であれ催眠音声であれ、催眠にかかると思わなければもちろん掛かりませんし、暗示の内容を理解したり想像したり出来なければ、体には何も変化がおきません。 この辺が催眠は想像力豊かな方のほうが掛かりやすいと言われる理由です。 さて、今お話したように、催眠誘導のストーリーや暗示の内容に没頭し、自分がそうされている。或いはそうなってしまうと想像したことによって体が反応する現象。それが催眠です。 まずは、ご自身が掛かりやすいどうかは別として、催眠は掛かる人はかかる。 現象として存在するという部分は理解して頂けると幸いです。 そして暗示に反応しやすい状態、集中力や想像力が豊かになる状態。そしてなんだかふわふわするような、ボーっとするような、いつもの自分のような、でもどこか誰かに委ねてしまっているような感覚。それが催眠状態です。 さぁ、次は催眠状態についてお話していきましょう。 2.催眠状態とは・・・ さぁ、次の項目は「催眠状態」という状態についてお話していきますね。 催眠状態とはいったいどんな意識状態なのでしょうか?「催眠とは何か」を先ほど説明しましたが、その催眠現象が起きやすい体の状態。精神状態、または意識状態の事です。 催眠状態と言っても特別な状態ではありません。 しかし、「催眠」という言葉が入ると、何か特別な状態のように思ってしまう人もいますよね。 では言葉を変えて、朝目が覚めて、ボーっとまどろんでいる時は、気持ちいいですよね。 何かの作業に集中しているときは、周りの音とかに気づかない時がありますよね。 映画を見て泣く時、興奮する時ってありますよね。 楽しい時は、時間の感覚を忘れる事がありますよね。 このような日常生活で普通に起こっている当たり前の状態に、催眠状態という名前をつけているだけです。 そう、普段私たちは1日の中で何度も催眠状態に入っています。 「催眠状態」を違う言い方をすると、「トランス状態」「変性意識状態」「瞑想状態」これらの言葉は聞いたことがあるかもしれません。 実は、これらの状態も催眠状態も、言い方が違うだけで同じものを指しています。 世界が違えば名前が変わる。ジャンルが違えば看板が変わる。ただそれだけのことなのです。 そして催眠誘導とは、あなたをその状態へ連れて行くための案内役。リラックスしてもらったり、体の力を抜いてもらったり、何か想像の世界へ入ってもらったりし、意図的にその催眠状態という意識状態へなりやすくするための案内をするものなのです。 もしかしたら、私の授業が退屈で、私の話を聞かずに何かの空想に浸っている方もいるかもしれませんね。それもまた、一つの催眠状態と言えるでしょう。 普段何気なく経験している状態にもかかわらず「催眠」という言葉に特別なものを感じるせいか、無意識に催眠状態が深まることに不安や恐怖を感じて、抵抗してしまっている可能性があります。 ただの風邪でも、「急性上気道炎」(きゅうせいじょうきどうえん)といわれると身構えてしまいますよね。同じものを指していても、言葉が変化するだけで捉え方も変わってしまうものなのです。 そう。繰り返しになりますが催眠状態は誰でも入れますし、誰でも経験している状態です。 なので、余り構えず、もっと心を解放して、誘導を受け入れてみてください。 ただぼんやりと誘導を聴いて、どんどん気持ちの良い世界に入っていきましょう。 催眠誘導はあなたを気持ちの良い世界へと導く案内役。 他者や音声で誘導を受けなくても自分で催眠状態へ入れる方もいますし、催眠誘導自体にあなたをどうにかさせる力はありません。 意識がなくなるわけではありませんし、望まない状態になってしまうこともありません。 人に自分の意思と反し、好きなように操られたり、自分のコントロールを失ったりしてしまうわけでもありません。 催眠状態に入るか入らないか、どこまで深く入るかは、あなた自身が決めることができるのです。 そう、催眠状態は誰でも入れるのです。 そして、体験をしたことのある事は想像しやすくなりますから、トレーニングをすればするほど、経験を繰り返す度にその深度は深まっていきます。 さて、催眠状態に対するイメージが少しは変わってきましたでしょうか?それでは次に、今話しした催眠状態。その催眠状態へと入るために行う、催眠誘導について次の授業でもう少し詳しくお話をしていきましょう。 じる人向けに製作しているものです。 なので、既に問題なく催眠を楽しまれている方には不要な知識が付き、却って催眠にかかりづらくなるといった可能性が御座います。ご注意下さい。 仮に問題なく催眠を楽しまれて居る方は、イメージ誘導パートをお楽しみ頂けると幸いです。 また、本作品は視聴者の方が既にどこかで催眠誘導を受けたり、催眠音声などを聞いたりした事がある前提で製作しております。仮に未経験の方がこれをお聞きになっていましたら本作品を視聴せず、まずは知識のない状態で催眠を体験される事をオススメします。 少し勉強的なものなので、集中力が切れてきたと感じたらご視聴を止め、また改めて続きから聞くことも可能です。 またご視聴の際に、聞いたことがある話も含まれているかもしれませんが、1回目は聞き飛ばさずにご視聴下さい。 2. 催眠誘導とは・・・ 催眠誘導とは、案内役に過ぎませんという話をさきほどしましたが、それは対面で行う他者催眠や、催眠音声などで誘導を聞く場合、また自己催眠でも同じ事が言えます。 ここでは催眠音声での誘導も他者催眠に分類したいと思います。 催眠状態への入り方は色々ありますが、例えばご自身でイメージを膨らませて催眠状態へ入る場合、自分の空想、妄想に浸り、どんどんその世界へ没頭して催眠状態へ入る自己催眠。 他者の誘導や催眠音声などの内容に合わせてイメージを膨らませていき催眠状態に入る、他者催眠の2つがあります。 その違いはナビで例えると分かりやすいでしょう。 知らない場所へ地図を見ながら行く場合、地図を見て自分で考えて行くのと、カーナビや地図アプリを使い指示を聞きながら目的地へ行く場合はどちらが楽でしょうか。 これはナビの方ですよね。 しかし、ナビである誘導役が「次の交差点を右へ行って下さい。」と言った時に、あなたが直進するほうが早いと知っている場合は、直進をするかもしれません。 そう、ハンドルを握っていたり、実際に歩いているのはあなたであり、自分で選択する事が出来ます。 ではナビで何度もその知らない場所へ行ったとしたらどうなるでしょうか。 今度はナビ無しでも目的地へいけるようになる事がありますよね。 そうです。 自分で考えて行くのを「自己催眠」ナビに任せて行くのを「他者催眠」目的地は催眠状態へ入る事です。 他者催眠の方が目的地である催眠状態へ入りやすいですし、他者催眠であっても、催眠状態へ入るか入らないか、どこまで深く入るかを自分で選択している。コントロールされているわけでない事を理解して下さい。 そして何度も催眠状態を体験していると、いつの間にかその感覚を覚えていき、自分でその状態へ入れるようになったり、よりスムーズに入りやすくなっていきます。 最初は不慣れ、難しいと感じることでも、経験を積み重ね、慣れていくことで、自分のものとして獲得することができます。 さて、次は催眠状態へ入ってきた時の身体感覚についてお話していきます。 疲れを感じたり、集中力が途切れてきたと感じれば一旦中断しても問題ございませんよ。 4. 催眠状態に入ってきた時の身体感覚 それでは、次の授業では催眠状態へ入ってきたときの身体感覚についてお話していきます。 催眠状態が深まると、身体感覚はどのように変化していくのでしょうか。 これは人よって大きく違いますし、深度によっても変わってきますが、次のような感覚を感じる方が多いです。 ・手足が重たくなる・手足が温かくなる・手足が痺れるような感覚になる・身体全体が痺れるような感覚になる・後頭部がジーンと痺れるような感覚になる・脳に電気が走っているような感覚になる・寝起きの時のようにぼーっとしたり、頭の中がフワフワとしてくる。 ・心の動きが止まり、何を考えるのも面倒に感じてくる・眠たくなってくる。 ・なにか薄い膜に包まれているような感覚になる。 注意して頂きたいのは、今上げた例は人によって感じ方が違いますし、同じ言葉でも感じている感覚は人それぞれ違う可能性もあります。 凄く掛かりやすい人でも、どれにも当てはまらない場合もあります。 ただ、どれか一つでも当てはまるものがあったり、体の変化を感じたら、それは催眠状態に入っていると考えていいでしょう。 そして、それはあなたが催眠状態に入ったときに感じる身体感覚であり、その感覚を強めるイメージをすることによって、より深く催眠状態に入っていくことができます。 また、自己催眠を行うときも、その感覚をイメージすることで、より入りやすくなります。 そして大事なポイントですが、何か少しでも変化を感じたら、自分が催眠にかかっていると認める事です。 その感覚を認めることもなく、「自分は催眠にかかっていない」と心の中で思ってしまう人がいますが、これでは自分自身に「催眠はかからない」という催眠をかけてしまっている事になります。 自分の中でイメージしている催眠現象や、目標に達しなかったことを不正解としてみなし、小さな正解を見逃してしまっている、ということにもなります。それはご自身の催眠に対する可能性を自ら狭めてしまっているもったいない状態ともいえます。そう、もう一度いいますが、本当にそれはもったいない事です。 しかし、小さなポジティブなことよりも、大きなネガティブなことに意識がいってしまいがちになるのも致し方ないことです、でも、これからは少し考え方を変えてみませんか? あなたの中にある催眠というイメージ。 いきなりそのイメージの100点を目指す必要はありません。 催眠は魔法のようなものでは無い事は説明したとおりですが、こういった些細な事の延長にありますので、少しでも感覚の変化を感じたなら、「私は今催眠にかかっている」と認め、驚き、その感覚を楽しんでみましょう。 そしてその催眠状態を認め、催眠状態が深まっていくほどに、イメージはより鮮明なり、その世界に没入していき、暗示にも反応しやすくなります。 あなたの心の奥底、無意識が催眠という現象を受け入れ始め、不思議な楽しい世界へと入っていけるでしょう。 5. まとめ 状態になる」ということに対して、希望は湧いてきましたか?あなたは、あなた自身が催眠状態になったならば、どうなりたいですか?どんなことを経験したいですか?モチベーションを上げるために、少し具体的にイメージしてみてください。たくさん妄想を広げてみてください。 繰り返しになりますが、催眠は操られるものでも、コントロールを失うものでも、怖いものでもございません。 あなたの選択やイメージ力、それらの結果たどり着くもので、人が誰でも普段から体験している状態の延長に過ぎません。 それはとても心地のいいもので、場合によってはあなたの生活に生かせたり、催眠音声のような娯楽にも使えたりと、あなたの望む面白い世界が待っています。 心を少し解放して、この世界を楽しんでみましょう。楽しむことで、あなたの想像よりもさらに楽しい世界が見えてくることもあるでしょう。楽しむって大切ですよ。ぜひ一緒に催眠の世界を楽しみましょう。 さぁ、次は実際に催眠誘導を受けてみましょう。 今までの話を聞く前と聞いた後では、少し、催眠誘導を聞く時の心構えが変わっているかもしれませんね。 まだ催眠についておさらいしておきたい場合は繰り返し聞き直し、催眠とは何か?をご自身の中で納得されてからご視聴するのもいいでしょう。 それでは、催眠についての授業は、ここでおしまいです。 ご視聴、ありがとうございました。 -催眠誘導を聞く準備- さて、これより実際に催眠誘導を行っていきます。 催眠誘導を聞く前の注意事項や、心の準備など。 これより催眠誘導から覚醒まで30分ほどかかりますので、お時間の取れる時にご視聴して下さい。 また、体調や気分が優れず内容に集中出来ない場合、入り込みにくいのは当然の事ですし、視聴中に誰かが部屋に入ってくるかもしれない。と言った懸念がある場合も集中出来ない可能性が御座います。 そういった事も気にせず入り込める方もいらっしゃいますが、ご自身に合った万全な方法や入りやすい状況や空間を用意する事が望ましいです。他にも、スマホの通知などは切っておいたほうがいいですし、やらなくてはいけないことは、終わらせておくか、いったん諦めて頭の片隅に追いやってしまってください。 どうしても音声に集中できないような考えごとあったり、周りの環境が整っていなかったり、体の力を抜くことが困難なほどの状態や都合があるのであれば、催眠誘導に適さない状態で無理矢理チャレンジをする意味はありませんので、その時は予定のない休日の寝起きのような、あなただけの時間を確保できる時に挑戦してみましょう。 また、聴いている途中に自分の状態を確かめたり、いろいろ考えたりする事もあると思います。そのために途中で聴き逃しもでてきて、焦ってしまうかもしれません。そういった場合は、無理をして継続しようとせず、思い切って催眠誘導の最初の部分から聴き直しても構いません。仮に聴き逃したと感じても、十分心地よさや催眠を実感されている場合は、そのまま聞く続けてみましょう。催眠の入り方に、正解はありません。 まずは、声のリズム、テンポに慣れて、語りかけている内容を頭の中に入れてみましょう、理解しようと試みる、ということに慣れてみましょう。そのときに、いろいろと考えてしまうかもしれませんが、できるだけ誘導の声に耳を傾けるようにしてください。自分の反応や結果をすぐ追及するのではなく、何度か通しで聞き流してみるのもいいかもしれません。 その上で、声のリズムやテンポに少し合わせてみるように試みてください。 ―――――――――――――――――――――― それでは、催眠誘導を始めていきますね。 まずは大きく深呼吸を3回行いましょう。 この時、必ずしも音声のタイミングに合わせる必要はありません。自分の気持ちのいい程度にゆっくりと、大きな深呼吸をしてください。 ※吸って~ 吐いて~の後に実際に声優さんの吸う音、吐く音を入れる。何パターンか。 さぁ、ゆっくり吸って~  ゆっくり吐いて~吸って~ 吐いて~吸って~ 吐いて~はい、呼吸に意識を向けるのは止め、あとは自分の呼吸のペースに任せましょう。 では今度は、私が「はい」と言うと、両手両足の力を、グーッと入れます。 そしてもう一度、「はい」というと、力をスーッと抜いて下さい。 いきますよ?「はい」力をグーッと入れる。もっとも~っと。 「はい」力をスーッと抜いて~。もっと。だら~んと。 もう1回行きましょう。 「はい」力をグーッと入れて~。 「はい」力をスーッと抜いて~。 いい感じですね。 では今度はあなたの一番面白いと思う一発芸をしてください。 世界中のみんなを笑かすような一発芸です。 いきますよ?「はい」…っていうのは冗談です。うふふ。 冗談ですが、今の流れも、例えば親しい間柄で遊んでいる時、酔っ払っている時のテンションだと、一発芸をしていたかもしれません。 ご視聴されているあなたがそういう場で一発芸をするかどうかは分かりませんが、今お伝えしたいのは、音声だからと言って一歩下がったりせず、さっきの例えのように、ある程度の親しい間柄でのノリの良さのようなものも大事な要素です。 積極的に、この催眠という世界観に入ってきて欲しいのです。 「いっちょノッてやるか~」ってね。 肩の力を抜いて聞く。物理的な意味ではなく、精神的な意味で。 それじゃあもう一度、一発芸をお願いします♪「はい」うふふ。冗談ですよ♪さてさて、それでは本当に催眠誘導に入っていきますね。 今からは細かい事は置いておき、言うとおりついてきて下さい。 しかし、あくまで誘導役はナビでありサポート。 私はあなたに命令しているわけでも、何かを強制させる力もございません。 あなたのペースでついてきて頂けると幸いです。 私達先生や、誘導をする術者はあなたの手を取り、そっと目的地までご案内するだけの存在ですからね。 -覚醒- それでは、覚醒に入ります。 その前に、一度深呼吸をして、少しだけこちらの世界へ戻ってきましょう。 ゆっくり吸って~。ゆっくり吐いて。 はい、あとはいつも通りの呼吸に任せましょう。 ※以下から少し元気よく。寝ている人を起こすように。 今から私が1から10まで数を数えます。1から10まで数えて目覚めると、あなたにかかった催眠暗示は綺麗さっぱりなくなります。 気持ちよく、スッキリと目覚める事が出来ますよ。 それではいきます。 1,2,3 意識がスーッとしてくる。頭の中のもやもやが、涼しい風によって吹き飛ばされていく。 4,5,6 全身に力が戻ってきます。だらんと力が抜けていた腕や足も、自分の意思で自由に動かすことが出来ますよ。 7,8,9 頭も、心も、体もスッキリ。完全に力も戻り、今にも起き上がれそうです。意識が完全に戻ります。 10!!  目が開きます。 はい、あなたにかかった催眠暗示は綺麗サッパリなくなりました!一度起き上がり、背延びや、ストレッチを行いましょう。 んーーーーって! -終わりに- 1. おさらい おかえりなさい。 それでは、本日の授業のおさらいをしましょう。 今回催眠誘導を受けてみて、楽しめましたでしょうか。 また、体や意識の変化はいかがでしたでしょうか。 催眠状態は深まるほどに、現象がおきやすくなります。 体の一部が動かせなくなったり、感覚が変化していったり、これらは催眠状態が深まり、あなたのイメージ力が高まるからでもあります。本に没頭している時、本の内容が映画のように頭に流れていくときと同じような感覚ですね。 色々なイメージや映像が頭の中にドンドン浮かんでくる時、そしてそれをより鮮明に映像化しやすい時は、どんな時でしょうか。 頑張ってイメージしようとしても、なかなか出来ないものです。 しかし、ぼーっと家でくつろいでいる時、お風呂に入ってリラックスしている時、目的もなく散歩している時など、勝手に頭の中にとりとめもないイメージが湧いてくる時は無いでしょうか。 常に緊張したり、体を強張らせている人間は居ません。あなたにとって落ち着ける場所をはどこでしょうか。空想に浸っていられる瞬間はいつでしょうか。肩の力を抜いて“素”を出せる時はどんなときでしょうか。 もしも、仮に今回実感を得られなくても、お気にされる必要はありません。 本作に同封している催眠体験談を見てみると、数年間実感を得られていない方が何かをきっかけに急にかかった方もいらっしゃるのが分かると思います。 人は催眠にかかることができる生き物です。 その日の体調や気分によっても入れる深さは違いますし、はじめにもお話した通り、いきなり100点を目指す必要はございません。 はじめは1点や2点を実感するだけかもしれませんが、ある日突然80点くらいを実感する事もあります。そうすると、あなたの中での成功体験となり、その後は一気に催眠に掛かりやすくなることでしょう。 また人によって暗示にかかる内容に得意不得意がありますので、仮に変化を感じてはいたが、腕が動きにくいと言った暗示に反応しなかった為に、0点といった判断を下しがちな方がいますが、そうではありません。 そういった体の動きを拘束する暗示は一切入らないのに、感情を左右をしたり、時間の感覚を変化させたりする暗示にはかかりやすいという方もいらっしゃいます。 また、世の中には催眠に掛かりやすい人、かかりにくい人というのはどうしても存在します。 それは恐怖心やプライド、そういったものが邪魔をしているパターンもありますが、部下を多く持つ方や、幼少期の成長の過程で、人の言葉を素直に受け入れづらくなっている方も比較的催眠にはかかりづらい場合がございます。 しかし、そういった方でも趣味に没頭している時は催眠状態に入っていたり、心が許せる方や信頼出来る上司などの言葉だと素直に受け入れたりできる場合もありますよね。なので、捉え方や催眠に対する知識が深まる事で、今までより言葉を受け入れやすくなる事もあるでしょう。 性格を変えると言った大きな話ではなく、ただ催眠に対しての捉え方を変えるだけで大丈夫です。 またご自身に想像力が無いと言った声も耳にします。 想像力に関しては、催眠にかかれるだけのものは誰しもが持っていると考えております。 イメージする内容が合わず、集中出来ていない可能性もあります。そういった方でも、何かを書いたり、組み立てたりする時の完成図を想像するのが得意だったり、アルコールが入ると、感動するお話ですぐに泣いてしまったりということもあります。 他にも、オンとオフを使い分ける事が苦手な方もいらっしゃいますし、催眠に掛かりづらいと言っても様々なパターンが考えられます。 自分の性格や、考え方、それらに合った催眠状態への入り方は必ず存在致します。 2. 催眠には掛かりやすい人、掛かりにくい人がかかるために では、催眠にかかりにくい人はどうすればいいのか。 それは成功体験を積み重ねていく事が大切です。 例えば本作の別紙に用意している振り子についてもそうですし、腕が重いといった比較的実感を得やすいものを経験していき、「自分は催眠にかかれるんだ」「自分の意思とは違う事が体に現れていたらその感覚を楽しむ」と言った事を繰り返し経験していき、ご自身の催眠に対する評価や考えを変えていく事が重要かと思います。 自分と相性の良い相手だったり、好みの声だと身を委ねやすくなりますし、自分に合った趣味趣向の作品や内容のものだと集中力も上がり入り込みやすく、上手く行きやすいかと思います。 本当の意味で落ち着ける場所を用意することも大切です。 同居人がいらっしゃる場合は、仮に音声聞いている所を見られ、変に思われたらどうしよう。といった不安も集中を妨げる要因になります。その場合は、ホテルの一室などを借りてもいいかもしれませんね。 また対面の場合は、あなたの無意識下の「素」をさらけ出すわけですから、本当に心を許せると感じた相手の方のみにお願いするといいかもしれません。或いは逆に、普段のあなたを知らない、そしてプライベートを犯す事の無い離れた距離に居る方だと気兼ねなく入れるという方も居るでしょう。 異性の方に誘導を受けている場合は、同性の方に誘導を受けてみるなど、変化をつけることも大切です。 アルコールは基本的には集中力散漫になってしまいますが、緊張感を和らげる意味で軽く入れてみるのも手段の1つではあります。 3. 終わりに ここまでご視聴いただき、ありがとうございました。 本作で催眠にかかれた方も、そうでない方もいらっしゃる事と思います。 少し勉強的なお話が多く、途中で飽きて聞いていなかった部分があるかもしれませんね。 催眠に対してまだまだ疑問や納得出来ていない部分もある事でしょう。 本作では色々な方の声で収録しておりますので、変化をつけるために別の方の声で聞き直すことも可能ですし、テキストも用意しておりますので、文章の方がわかりやすい方は文章で読み直すのもいいでしょう。 それでは、良き催眠ライフをお送りできる事を心より願っております。

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