エピローグ
【あやか】
「がめつい女、股の緩い女……てか、ぶっちゃけビッチとかね。あたしの性癖を知ってる人間からはそういう風に言われるわね。間違ってないし、別にそれに対して怒るつもりもないわよ?」
【あやか】
「ただ、あたしは気に入った男と気持ちいいことをしたいだけ……実際、あたしから彼女と別れて、なんて言った事は無いしね……とは言っても、彼女ばっかり構われたりするとちょっと意地悪もしちゃうけどね」
【あやか】
「……それがどうして寝取る女って呼ばれてるかって? くすくす……答えは簡単。男の方がね、彼女と別れてあたしと付き合おう、って言い出すから」
【あやか】
「まぁ、彼女側からすれば寝取られた、って思っても仕方ないわよね。言った通りあたしはすぐにセックスするような女だし、そうなれば女から見ればあたしと寝たから別れる、なんて言い出したって思うわよね」
【あやか】
「実際は彼女に対して不満があったり、させてくれないことをあたしがしてあげるから、ってだけなんだけどね……ま、それはあたしの言い分で彼女からしたら別の言い分があるんでしょうね」
【あやか】
「……その後? ああ、結局付き合わずにおしまい。んー、これもあたしの悪い癖なんだろうけど、そういう感じになると興味がなくなっちゃうのよね……ふふ、性悪女、っていうのは間違ってないわよね」
【あやか】
「で、今の話を聞いて……どう? それでもあたしとセックスしたい? したら今の彼女と別れることになるかもしれないけどね……ただ、セックスするなら今まで覚えてきた事全部使って気持ちよくしてあげるわよ?」
【あやか】
「……くすくす……ええ、そういう風に素直なの、大好きよ……さ、短い時間、彼女に隠れて他の女と逢瀬して……浮気セックスする……そんな素敵な時間を一緒に楽しみましょう、くすくす……」
;3秒程度間