おまけこめんと。
ご主人様。癒海と過ごす一日、ご満足頂けましたでしょうか?これからもご主人様のお側に居させて頂けるよう一生懸命頑張りますね。今後ともどうぞうよろしくお願い致します。
はい、というわけでサークルAtelier Honey*七作品目「めいどいんへぶん -メイドと暮らす幸せな日々-」の癒海さん役の野上菜月です、お久しぶりでございます。はじめましての方ははじめまして。
えっとですね、自分のサークルでフリートークをするって言うことがもう二年以上ぶり?なので、ちょっとどういうテンションだったかなって言うところからまずちょっと「あぁ~」ってなってる感じなんですけれども・・・はい、久しぶりの方「え?こんなテンションだった?」って思われるかもしれないですけど、ご勘弁お願い出来ればかと思います。
はい、と言うわけでですね、そう・・・二年以上もがいちゃったんです。前回作ったのが「雨恋女の子守唄」って言う結構しんみりした感じの梅雨時の作品でして、それが2014年の6月かな?に出したので。でもですね、この「めいどいんへぶん」も本当に2014年の8月に出そうと思って、同時期に予告だけ出してたんですよ。イラストレーションの方もすごく早く上げていただいて、お気に入り追加して待ってくださった方に本当に「もうようやく出せました!お待たせしました!」って言う感じなんですけれども・・・
はい、そんな・・・癒海さん、いかがだったでしょうか?実はですね、そんな紆余曲折のある二年を経て出した作品なのでですね、その間に私の近況もかなり変わってしまいまして、ちょっと・・・心が疲れての休止だったんですけど、走行してたらすごく物理的に収録することが難しい状況続くようになってしまって、なかなか他のサークルさんの作品にもかなり控えめな数しか、あの・・・すいませんっていうことでお断りさせて頂いたりしてしまって、あんまり出れてない現状なんですけれども・・・なんでですね・・・ちょっと、あの・・・こんな事を言うのもなんなんですけど、創作をしたことのある方はわかってくださる気がするんですけれども、その時テンションの旬っていう物がありまして、例えばこの、なんだろう・・・「サキュバスいいよね~」って言う流行り?自分の中の、みたいなのとか・・・かと思えば「お嫁さんいいよね~」だとか、なんかこう流行り廃りが自分の中である程度あると思うんですよ。私はあるんですよね。
で、それがやっぱり二年以上経つとグダグダになちゃって、自分の中の旬が結構癒海さんを作りながら移り変わり、すごく激しくしてしまって、台本をですね三回書き直した作品なんです。全部自分で今のところは書いてるんですけど、最初はですね、今までのAtelier Honey*作品にこう、変わらない感じで、ちょっとほろ苦い感じにしたかったんですね。なので主従関係のこの、癒海さんの方からは「お慕いしております」までしか伝えられない中での恋心みたいなものを軸にした作品を書いてたんですけど・・・うん、書いてたんですけ、自分の中の旬がそこからズレちゃったこともあり、「雨恋女」の方の感想でですね、結構しんみりしたお話でしたから、まぁ、ある程度「ちょっとほんのりさみしくなりました」とか、そういうご感想は予想していたというか、むしろ嬉しい範囲だったんですけれども・・・ちょっと衝撃的な一行感想を頂きまして、お顔はニコニコしてたんでいい意味だと思いますけど「すごく悲しくなりました。もう二度と聞きません!」みたいなのを頂いて「うお、マジか!」と思って、他にもなんだろう、自分が予想した以上に感受してくださった方が多かったんですね。さみしくなりましたとかじゃなくて「親孝行しに帰ります」って言うってくださったりだとか、なんか「こういう思い出を思い出しました」とか、すごくプライベートな琴線に触れましたっていうことまで言うってくださる方は結構いらして、それがすごく、失礼なんですけど、予想外で、私はしんみり系ではあるけれど癒やし系のつもりでも作っていたので、もっと聞き流されると思っていたんですね。でも「最後の最後まであのラストはさみしかったです」ってちゃんと起きて聞いてくださって、「なんかすごく泣きました」って言うってくださったりしたので、「はぁ」って思ってしまって。で、その感想の中に「次は、もう心にダメージを追わない、ハッピーエロエロな作品を期待します!」みたいな風に書いてくださった人がいて、そっかぁって結構思ったんですよね。で、それまでの私の作品は全部私が書いていて、私の趣味が丸出しでして、どうもちょっとほろ苦いが好きなようなので、なんでこう・・・幸せだけどっていう、ちょっと陰りがあり(?)、最後まである感じにしてたと思うんですが、「あっ、ちょっと脱却してみてもいいかもしんない」って思い流して、書き直したのが今の「めいどいんへぶん」になりまして。はい、なのでですね、最初は夜のパートあんなになかったんですよ。ちょっとはあったけど、でもそこも切ない、こう、告白と一緒に一晩限りのあんあんっていうテンションだったので、それを全否定しちゃえぇって思って、で私だけのっと、ご主人様だけのっていうすごい濃厚な結びつきを描く(?)ぞっていうことで、結構、結構激しいシーンが書けたと自分の中で思ってるんですけど、どうだったでしょうか?
えっとですね、「私だけのご主人様」の方では、やってること自体はそんなに激しくも意地悪でもないと思うんですけど、でも一時間の音声の中でぴゅーってするの一回だけって言う、もう・・・もう、一生懸命出来る限り癒海さんの立場で出来る限りの意地悪って言いますか、独占欲って言いますか、支配って言いますか、そういうものを描きたくて。で、逆に「ご主人様だけの私」のシーンでは、結構、けっこぉうスパンキングとか体勢もいっぱい変えちゃったりして激しかったと思うんですけど、どうでしたかね?ちょっと、ちょっとアブノーマルの感じはしちゃうのかなって思ったので、入れようか迷ったんですけど。あと、あの、女の子が痛いみたいに言うとちょっと萎れちゃうって言うご意見とかもあるかなって思ったので、ただあれはSとMは表裏一体と言いますか。お互いに支配し合うみたいな世界観で行きたかったので、癒海さんはお尻パンパンされますけど、あれすごく喜んでるんだよっていう強引の上での支配って言うのを書きたかったんですが、伝わったかな?どうかな?
音声作品を聞きかねる方ってやっぱ大体的にもどうしても受け身になるシチュエーションの方が合うから、あの・・・Mな方の方いいって言う風に聞きますけど、でも私の方の作品はそこまで今まではそんなでもなかったと思うので、うん、チャレンジしてみたんですけど、率直な感想を聞かせていただけると、すごく今後のためになります。「いや、あれじゃダメ。他にこういうライターさんがいるからオススメだよ」っとか、なんかあれば教えていただければ、と思います。今後もですね、私が出来るだけ自分で書いて自分で編集してってやりたいですけど、ちょっとやっぱり、語彙とか好みのシチュエーションとかが、「うんん~、やっぱり男じゃないからな」って思うこともチョイチョイ出てき始めたので、もしかしたらライターさんに頼んだりすることにもなるかもしれないし、そもそもその前に作る時間が待てるかって言う話ではあるんですけれども、でも企画だけはまだ2~3ありまして、ちょっとね、バカエロって感じの「お家に住み付いちゃったサキュバス物」とか、あとセイレンっていう魔物もですね、人外シリーズ。優雨さんも人外シリーズには委員してるけど、もっとえげつないやつが作りたくて。はい、なので企画だけはしてるので、まったり待ってくださると、とても嬉しく思います。
はいっ、ということで少し長くなってしまいましたが、Atelier Honey*の編集簿記的なフリートークでした。聞いて下さってありがとございました。またお会い出来ること、お祈りしております。それでは・・・
改めまして、癒海のこと今後も大事にしてくださいね、ご主人様。
というわけで、野上菜月でした。