Track 3

 はい、冷たいお茶、入れてきたよー♪  ふふっ♪ やっぱり、動くと喉乾いちゃうねー♪  ……こくっ、こくっ、こく……。  はー♪ おいしー……♪  今日はせっかく、一日家にいる予定なんだから……  どうせだったら、ずーっとえっちなことして過ごしちゃう?  いいリフレッシュになるかもしれないよー♪  お姉ちゃんは、大歓迎♪ あなたを気持ちよくしてあげるの、大好き♪ ふふっ♪  ……でも、さすがにしばらく休憩? うん♪ そうだね♪ あんまり無理にしても、逆にストレスが溜まっちゃうだろうしね。  あ。そうだ。今のうちに、お掃除しちゃってもいーい?  あなたは、もう少しお休みしてるでしょ? ふふっ♪ お姉ちゃん、もうかなり元気になったから、お掃除しちゃおっかなって。  えー? ううん、大丈夫♪ あなたはたくさんぴゅっぴゅーってした後だし、ゆっくり休んでて♪  あ。それとも、ベッドでひと眠りしてくる? だったら、寝室のお掃除は後にするけど……  ……大丈夫? うん、分かった♪  少しうるさくなると思うけど……ちゃちゃっと終わらせるから、ちょっとだけ我慢してね♪  窓、開けるねー。雨は……吹き込んでこないかな?  ……大丈夫そう。  さてと。まずは、ハタキから……  ぱた、ぱた、ぱた、ぱた……。  お姉ちゃん、できるだけ毎日掃除するようにはしてるんだけど……  いっつも不思議なんだー。  毎日毎日、ハタキでパタパタしたり、掃除機をかけたりするたびに……いっぱい埃が溜まってるの。  普通に生活してるだけなのに、どうしてこんなに埃が溜まるんだろうね?  埃を撒き散らす見えない生き物みたいなのがいて、お部屋を汚してるみたいだなーって。  そんな感じの想像しながら、お姉ちゃん、お掃除してるよ。  不思議だよね。髪の毛とかは、まだ分かるんだけど……。  お姉ちゃんもあなたも、髪の毛は生えてるし、抜けるっていうのはしょうがないことだよね。  あとは、お料理したあとの、野菜の皮の破片とか。ビニールの切れ端とか。そういうのも、分かるよ。  だけど、埃だけが分からないんだー。お姉ちゃんたちの生活ペースに、埃の供給量がかみ合ってない気がするの。  そう思わない? ……思わないかな? お姉ちゃんがメルヘンチックなだけかなー?  ふふっ♪ あなたも、謎が解明できたら、お姉ちゃんに教えてね?  ……うん。これくらいかな。  じゃあ、今から掃除機かけていくね。ちょっと邪魔しちゃうかもしれないけど、ごめんね?  いくよー。  よいしょ、よいしょ……。  ……うーん。やっぱり、埃、たくさんある。ちょっと吸っただけなのに……。  一体、この埃は、どこから出てくるんだろうねー。  不思議……。  ……あ。足、ちょっとごめんね?  うん、ありがとー♪  ふふっ♪ 別に、ソファからどかなくても大丈夫だよー♪  足を避けてくれるだけでだいじょーぶ♪  ……うん♪ こっちのお部屋はおっけー♪  他のところ、やってくるねー♪  さっきから、お姉ちゃんのこと、じーっと見てるけど……どこか、変なところでもあった?  そうじゃなくて?  ……お姉ちゃんのこと、見てただけ?  ふふっ♪ 別に、お掃除してるところ見ても、面白くないよー♪  ……それでも、なんとなく見ちゃうの?  なんだかちょっと恥ずかしいけど……でも、お姉ちゃんでよければ、好きなだけ見てて♪ ふふっ♪  ふー♪ 簡単だけど、これくらいかなー♪  お部屋、綺麗になった? ……ふふっ♪ どういたしましてー♪  あなたも、お部屋は綺麗なほうが気持ちいいよね♪  あ、お茶、ありがとー♪  ……んー? 次は手伝ってくれるの?  ふふっ♪ ありがとう♪ でも、本当に、疲れてないときで大丈夫だからね♪ お姉ちゃん、その気持ちだけで嬉しいよー♪  さて、と。しばらく、お掃除はおしまーい♪  これからまた、いちゃいちゃしよーね♪ ふふっ♪