Script_Lily
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絶頂機姫・セクサリオン・リリィ (Ver.1.1)
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スクリプト:Yanh(http://blog.livedoor.jp/yanh_japan/)
・無断転載・利用を禁止します。
・このスクリプトは完成前バージョンです。実際の音声とは内容が若干異なります。
・作品をよりお楽しみになりたい方は、スクリプトを読まずに聞いて下さい。
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【タイトルコール】
絶頂機姫・セクサリオン・リリィ
【プロローグ】
セクサリオン3号:こちら、セクサリオン3号、核廃棄施設、コアポイントの目視範囲に到達。大量の噴煙、チェレンコフ放射を確認
ドクター:こちら作戦本部、了解。3号、接近を続けて。くれぐれも無理はしないで
3号:了解しました。ドクター。放射線レベル、3000ミリシーベルト突破。ユーフォリアビームの有効射程まで、あと500、300、200、100…
ドクター:3号、もうあなただけが頼りなの、あの核反応を封印出来るのは、あなただけだから…
3号:ビーム有効射程到達。5000ミリシーベルト突破
ドクター:普通の人間が即死するレベルね。そこでいいわ。撃てる?
3号:コアポイントへスコープ。ロックオンしました。ユーフォリアビーム、発射準備、発射!…命中!
ドクター:やった?!
3号:ダ…ダメです。核反応継続。やはり地下水脈を封印しない限り、あれは…
ドクター:くうっ…3号、もうこれまでね。撤退して
3号:逃げるんですか?ドクター
ドクター:このままでは自滅するだけよ、撤退して
3号:嫌です。ここで撤退したら、先に行った2号に顔向け出来ません
ドクター:3号、あなたまで行ってしまったら、この星を守るものがいなくなってしまうわ。明日のために、今日の屈辱に耐えて
3号:ドクター、私は何のために、セクサリオンに改造されたんですか?あいつに近づいて、近づいて近づいて、少しでも近距離からビームを撃つ、それが使命なんじゃ、ないんですか?
ドクター:3号、分かって…お願い…
3号:ドクター、見逃して下さい。コアへ再接近中…地下水脈を発見、7000ミリシーベルト突破
ドクター:ダメ!引き返しなさい。作戦中止、作戦中止!
3号:ドクター、お元気で。ユーフォリアビーム、発射準備…
ドクター:死なないで…3号…ダメ、今は…今はもう防げない。私たちには、もうこの星を守る力はない…
ナレーター:
時に、西暦2029年。地球は今、最後の時を迎えようとしてた。某国がひた隠しにしていた、核廃棄施設の放射能汚染は、その地域はもとより、地球全体を着実に侵し始めていたのである。強すぎる放射線によって、人もロボットも近付けず、最後の希望、サイボーグによる決死の封印作戦も失敗した。人類はもはや、その絶滅の時を待つだけしかないのか。明日への希望はないのだろうか。残された時は、あと、10年…
【催眠誘導】
注意事項です。
この音声は、SF18禁、催眠ボイスドラマです。18歳未満の方や、心や体の調子が思わしくない方のご試聴はおやめ下さい。また、添付のテキストファイルを、事前に必ずお読みになり、禁止事項に該当する方は直ちに使用をやめ、該当しない方も、記載の用法を守ってお聴き下さるよう、お願いいたします。加えて、もし途中で試聴を中止した場合は、念のために、必ず解除音声を必ず聞くようにして下さい。
それから、添付したイラストを事前に見るのを、忘れないで下さいね。そこには、今からあなたに起こる事、あなたがなる姿、あなたの運命が、しっかりと描かれています。ですから、あなたはそれを、ちゃんと見て、イメージを心に深く、焼き付けておくべきです。もしまだ見てないとか、もう少し見ておきたいなら、一度音声をとめて、しっかりと見てから、再開して下さい。
いいですか?
それでは、窓のカーテンを全て閉め、電気も消して、部屋を出来る限り、暗くしておいて下さい。プレイ中に、誰も部屋に入って来ないようにするのも、重要ですからね。
そうしたら、ベッドか布団の上に、仰向けに横になりましょう。そして、手の力、足の力を、スーッと、抜いて下さい。寝たままで構いませんから、手足を少し、ブラブラーっと、揺すってみたり、肩や首を、何度かグルグル回してみて下さい。そうすると、手足だけでなく、全身の力も、自然に抜けていきますからね。さあ、少し時間をあげますから、やってみてー。
さあ、そのぐらいでいいですね。もう、かなり力が、抜けたはずですが、あとでもっと、リラックさせてあげますので、今はこのぐらいに、しておきましょう。
そうそう、忘れないうちにお伝えしておきますね。これからお話しする物語の途中、時折体を動かす描写がありますが、あなたもそうする必要は、ありません。あなたは今と同じように横になって、リラックスしたまま、その動作をしているイメージをする、それだけでいいんですよ。もちろん、少しぐらいなら、自分で体を動かしても構いませんし、体が勝手に震えたり、ピクピクと動くのを、止める必要もありません。ただこの音声に、身を任せていれば、いいんですからね。
それでは、あなたをさらに深い、催眠の世界に、導いていきます。そこは、夢と現実が交錯する、素晴らしい世界、快感と、幸福感に満ち溢れた、とっても素敵な、世界です。
そういえば、あなたは今、目を既に、閉じていますか?それとも、まだ開いたままですか?
まあ、どっちだっていいんです。暗がりの中にいると、目が自然と閉じてしまうのは、当たり前の事ですし、何かをイメージしたり、考えたりする時も、目を閉じていた方が、より集中出来ますよね?
じゃあ、少し試してみましょう。目を開けているなら、一度目を、スーッと、閉じて下さい。そして、事前に見た、あのイラストのイメージを、少しだけ、思い出してー。
ちゃんとイメージ、出来ましたよね。でも、もしかしたら、スーッと、意識が遠のいて、そのまま眠りに、落ちそうになったかも…せっかく準備したのに、寝てしまったら台無しですよね?じゃあ、眠らないように、今度は逆に、目を開けたままで、イメージしてみましょう。さあ、ゆーっくりとー、目をー、開けてー。
そして、あのイラストを同じように、イメージしてー。
すると、今度はイメージが、まとまりにくいはず。そして、無理にイメージしようとすれば、勝手に目が、閉じようとしますよね?そう、それはとても自然な事。今から少しだけ、物語をお聞きいただきますが、最初は目を開けたままで、聞いて下さい。そして、どうしても我慢が出来なくなったら、いつでも目を、閉じて構いません。あなたがその時、いちばん楽に聞けて、一番物語を、イメージ出来る状態でいれば、いいんですからね。
それでは、最初は目を開けたまま、聞こえてくる音と声に、意識を集中して下さい。
淡いピンク色の、真四角な部屋。外の世界とは完全に遮断され、出口も入り口もない、不思議な部屋。その中央にあるベッドに、少女がひとり、眠っていました。いや、目は開いているので、ただ横に、なっているだけですね。薄いレオタードを、一枚着ただけの少女。その子は、もうずっと、このピンク色の部屋に、閉じ込められているのでした。もうあれから、何日経ったんだろう。時の感覚を失ったこの部屋では、もはやそれすら分かりません。ただ、この唸るような音と共に、時間だけが流れていくのでした。
でも、ここは快適でした。ベッドはやわらく、心地よく、全身を包み込んでいます。室温は、レオタード一枚でも、快適でいられるよう調節されています。お腹が空けば、どこからか食事が出され、ゴミや排泄物も、自動的に処理される。目を覚ませば明るくなり、眠くなれば暗くなる。そう、ここはまるで、動物の飼育器。少女はそんな奇妙な場所に、閉じ込められているのでした。
その、少女の名前は、リリィ。
リリィは、新体操教室の帰り道で、翼のある、銀色に輝く天使のようなものに、親友のレイナと共に拉致され、それ以来ここに一人で、幽閉されているのでした。
レイナは…友達のレイナはどうなったんだろう。私と同じように、閉じ込められたままなのか、それとも…
リリィは、レイナの事を思うと、悲しくて、そして寂しくて、自然と涙が溢れてくるのでした。目の前が涙でぼやけて、ぼんやりとして、それに連れて、意識もだんだんと、曖昧になっていく。周りがスーッと、暗くなっていく。意識も、暗くなっていくように感じる。もう目を開けているのか、閉じているのか、分からなくなっていく。ここに来て、何度目かの眠りに、徐々に、徐々に落ちていきます。
リリィは、夢の世界を、漂い始めています。ふわふわと、まどろんだ意識の中を漂い続ける、少女の心。そして、どこからか、懐かしい声が、聞こえてきます。それはあの、レイナの声でした。
レイナ:リリィ、リリィ…さあ、迎えにきたわ
さて、お話を一度中断し、もう一度この声に耳を傾けて下さい。
あなたは、先ほどの物語に出てきた少女、リリィとシンクロして、目を閉じてしまったかも知れませんし、最後まで、開け続けたかも、知れません。でも、それは今は、どっちだっていい事。物語に没頭し、深く感情移入していけば、だんだんと同じように、なっていきますからね。
そういえば、夢を見たり、心の中でイメージをする時、あなたは色を意識していますか?
例えば、さっきのお話に出てきた、ピンク色の部屋、それを、ピンクでイメージする人も、グレーと感じる人も、いるそうです。ちなみにあなたは、どうでした?
まあ、それも、どっちだっていいんですよ。
それに、あなたはもう、色がどうだったかなんて、覚えてないかも。ですから、それを確かめるため、もう一度あの、リリィがいた部屋に、戻りましょう。もしまだ目を開いているなら、また一度目を、閉じましょうね。さあ、ゆーっくりとー、目をー、閉じてー
そうすると、意識はますます、ぼやけていきます。深い、まどろみに、包み込まれるように感じます。スーッ、スーーーッと、吸い込まれていくように、感じます。
さあ、ゆったりとした呼吸をしながら、イメージしてー。ピンク色の、四角い部屋の、柔らかい、ベッドに横たわる、小さな少女。華奢な体、膨らみかけの胸、幼さの残る顔つき、どこか寂しそうで、哀しそうな顔。その姿が、ピンク色の部屋に、溶けていきます…
どうですか?色をイメージ、出来ましたか?
まあ、人それぞれ感じ方は、違いますしね。それに、色だけでなく、中には匂いや、感覚なんかを、イメージで感じる人も、いるそうです。色はうまく感じられなくても、感覚は感じられたり、その逆だったり…
ですから、あなたはあなたが出来る範囲で、色や、感覚や快感を、素直に、感じ続けて下さい。私の言葉を受け止め、そのイメージが作り出す、さまざまな感覚を、素直に感じ取る。そうする事で、あなたはもっともっと、意識が深く沈み込み、もっともっと、上手に感じ取れるように、なりますからね。
そして、その感覚は、より一層リラックスする事で、より強く、感じられるようになります。全身を完全に脱力する事で、意識が紡ぎ出すイメージと、その感覚に、より集中出来ようになるんです。ほら、両手や、両足に、力が入っているところは、残っていませんか?胴体も、首も、頭も、もっともっと、脱力しましょう。そうやって、力が入っているところが、なくなるにつれて、イメージがさらに、さらに鮮明になっていく。色や音だけでなく、感覚や、快感までも、感じられるようになる。心地いい。そう、それはとっても心地いい事。そうですよね?
さあ、それが分かったら、今の心地よい状態のまま、物語の続きを、聞いて下さい。またさっきと同じように、一度目を開きましょう。そして、今度は、あなたが好きなところで、遠慮なく目を、閉じて構いません。我慢する事は、ありませんからね。さあ、ゆっくりとー、目を開けてー。
そう、これは、少女リリィの記憶。楽しかった、レイナとの記憶です。
リリィが、レイナと初めて出会ったのは、二人が通っていた、新体操クラブでした。
元々内気で、友達もほとんどいなかったリリィ。それを心配してか、両親はリリィを、新体操クラブに通わせていたのですが、そこでもやっぱり、あまり友達は出来ませんでした。色とりどりのレオタードを着て、練習に励む女の子たち。そんな中でも、リリィはやっぱり、ひとりぼっちでした。
そんな時、声をかけてきたのが、レイナでした。
レイナ:準備運動、一緒にやろうか?
突然声を掛けられ、戸惑うリリィを無視して、レイナは体を密着させ、リリィの背中を押し始めます。薄いレオタード越しに伝わってくる、レイナのやわらかい感触と暖かさ。そして女の子の、甘酸っぱい匂い。リリィは、まるでレイナに抱かれているように感じ、なんだかとっても心地よく、幸せな感じがするのでした。
その日以来、二人はいつも一緒に、練習するようになりました。レオタードが擦れ合う音。体を密着させ、相手の鼓動すら感じられるその触れ合いが、リリィの心を、徐々に、徐々に解きほぐしていったのでした。
そしてほどなく、二人はプライベートも一緒にすごすほどの、仲になったのでした。一緒に待ち合わせて体操クラブに行ったり、帰りに軽く食事をしたり、休みの日に、一緒に街に出掛けたり…リリィは、レイナと一緒にいるだけで、とっても幸せなるのを、感じるのでした。初めての、友達らしい友達…ずっと一緒にいたい。でも、どうしてレイナは、こんな私に良くしてくれるんだろう。一度、リリィは勇気を出して、レイナに尋ねてみたのでした。
レイナ:んーーー、波長が合う、っていうのかな。わかんない。あ、そういえば、リリィの首筋に、小さな星型の印があるよね?それ、私にも、あるんだ
そういって、レイナは髪をかき分け、首筋を見せる。するとそこには、小さな星形の印が…
レイナ:小さい頃に、お医者さんに押された気がするけど…忘れちゃった。えへへ…
無邪気に笑うレイナ。そういえば、自分も昔、何かの検査で、この印を押されたような…そんな曖昧な記憶が、リリィの脳裏にも蘇ります。でも、そんな事より、自分がレイナと同じ印を持っている、それに運命のようなものを感じ、さらに、さらに嬉しくなるのでした。
そしてすぐに、二人は、お互いの家を行き来するまでの仲に、なったのでした。相手の家にお泊りした事も、二度や三度ではありません。そんな時は、二人は一緒にお風呂に入ったり、一緒のベッドで寝たりするのでした。レイナの肌や、温かさを、直接自分の肌で感じる。自分より大きなおっぱいの、柔らかい感触、吐息、女の子の、甘酸っぱい匂い。そんなものが入り混じった感覚が、リリィの心を、幸福感で満たしていきます。心地いい、とってもとっても、心地いい。
でも、そんな幸せな日々は、突然終わりを告げます。あの日、クラブの帰りに二人は拉致され、リリィは、このピンク色の部屋で、またひとりぼっちになってしまったのです。
さて、また一度お話を止めましょう。
どうですか?イメージ出来ましたか?それとも、もう既に、リリィの感覚を共有していたとか…フフフッ、まあ、どっちだっていいんですよ。このあと、もっともっと、出来るようにしてあげますからね。
そういえば、目はもう、閉じていますよね。もし、まだ目を開けているなら、もう閉じて構いませんよ。
そう、このあとは、最後までずっと、目を閉じていて下さい。物語の登場人物が、目を開け閉めしても、そうイメージするだけでいい。そうすれば、あなたはより一層、私のお話に集中出来、意識がそれに支配されて、もっともっと、感じる事が出来るようになります。
そして、もうお分かりだとは思いますが、今日のあなたは、リリィ。
そう、この物語の主人公である、小さくて内気な少女、リリィとなり、彼女が歩む不思議な運命を、共に体験するんです。リリィと、心も体も共有し、同じように見聞きし、同じように感じ、感覚も快感も、みんな同じになるんです。
そしてそれは、もうすでに始まっています。お話を聞きながら、あなたはもう、リリィと同じように、暖かさを感じたり、幸福感を覚えたり、友達のレイナを、好きになり始めているかも…ね。
そうそう、同じといえば、お話に出てきた、二人の首筋にあるという、星型の印の事、覚えています?
少しイメージしてみましょう。まずは、イメージを一度クリアにして、真っ白な空間を、思い浮かべてー。
そして、そこに真横に一本の、黒い線を引く。線の一方の端から、36度の角度で、同じ長さの線を引き、それを一筆書きのように、合計で5回繰り返すと…ほら、5つの頂点を持つ、星型が出来ますよね。東洋では、五芒星、西洋では、ペンタグラムと呼ばれている、とっても不思議な、図形です。そんなマークが、二人の首筋に、付いているんです。
そして、この星型の印は、お守りや魔法円にも描かれる、とても神秘的なシンボルです。中には、女性の性欲を意味する印、クリトリスの象徴だと、主張する人たちもいるようですが…それはともかく、リリィとレイナは、二人とも、この神秘的な印を持ち、不思議な絆で結ばれている。そうでしたよね?
ですから、もしあなたも、この星型の印を持てば、今よりも一層、リリィに共感し、一体化出来るように、なれるんです。フフフッ、簡単ですよ。私が今からそれを、付けてあげますからね。そうすると、あなたの心の中に、まるでリリィが入り込んで来るように感じ、あなた自身が、物語の中に溶け込んでいくように感じます。では、左の、耳の下あたりを、意識してー。
じゃーあ、
「チュッ」
スーッと、何かが染み込んで来る感じがします。まるで、あのリリィという少女が、あなたの中に溶け込んできたように、感じます。彼女の感覚や、感情、快感ですら、あなた自身のものに、なったような気がします。そうですよね?
それじゃあ、また物語に戻りましょう。
このあと、物語の中で何度も、リリィの名前を、呼びかけられるかもしれません。その時、あなたは出来るだけ、首を縦に振って、頷いて下さい。そうしたら、あなたはさらに、さらにリリィに変わっていく、リリィそのものに、なっていきます。そして、頷けば頷くほど、あなたの意識は、深く深く沈み込み、今よりもさらに心地よい、まどろみの中に、落ちていけますからね。
じゃあ、思い出してー。そう、銀色の、天使のようなものにさらわれ、ピンク色の、不思議な部屋に、捕らえられている少女と、そこに現れた、もう一人の、少女…
レイナ:リリィ、リリィ、迎えに来たわ
とっさに、声のした方を見渡します。すると、部屋の隅に、見慣れた背格好の少女が立っている。それを見て思わず、レイナ、と呼びかけます。
その少女は、にっこりと微笑んで、近づいてくる。でもそれは、良く知っているレイナでは、ありませんでした。首から下が、銀色の金属のような皮膚に覆われ、手足は完全に機械のように変わっている。まるで猫のような、しなやかな肢体に、尻尾。そして猫の耳のような、コントローラーが頭に付いた、まるでロボットのような少女…
そんな姿に、驚きのあまり言葉を失います。なぜなら、それは自分たちをさらった、あの銀色の、天使のようなものと、そっくりだったからです。それが、ゆっくりとこちらに、近づいてくるのでした。
レイナ:フフフッ、驚いた?リリィ…
でも、声は間違いなく、レイナでした。そして少女は、自分の首筋を見せる。そこには、確かにあの星型の印、あなたの首筋にもある、あの印がついていました。それを見たあなたは、これはレイナだ、姿形は違っても、レイナに違いない。そう確信します。
レイナ:どう?この体。私は、地球を守るために、この体に改造してもらったの。ほら見て、こんな事も出来るのよ
そういうと、レイナの背中から翼のようなものが伸び、ふわっと空中に浮かびあがって、そこで静止します。
レイナ:リリィ、良く聞いて。今、地球も人類も、かなりまずい状況なの。私はみんなを助けるために、この体になった。そして、残念だけど、リリィ、あなたとはもうこれで、お別れね…
そんなの嫌だ!あなたは思わず叫んでしまいます。
レイナ:そう…もちろん、私も嫌。嫌に決まってる。でもそれは、どうしようもない事なの、リリィ…
レイナは悲しそうに話し続けます
レイナ:ただ…ただし、一つだけ、一緒にいられる方法があるの。それは、あなたも私と、おんなじ体になる事。首筋に印を付けられた女の子には、この体になる適性があるんだって。だから、あなたもこの体になれば、二人は…二人はずっと、一緒にいられる。もちろん無理にとは言わない。嫌ならすぐにそこから出してあげる。でもね、リリィ、もしあなたも同じ体になって、私と一緒に、この地球を守ってくれるなら、ずっと、ずっといっしょに、いられるんだよ
同じ体になるってどういう事?あなたは、考えがまとまりません。
レイナ:そう、あなたの体に、私と同じ、改造手術を施すの。そう、改造手術…私にだって耐えられたんだから、リリィだって…絶対大丈夫だよ。もしそれを、受け入れてくれるなら、ベッドに横になって目を閉じ、『私は、改造手術を、受け入れます』って呟くだけでいい。それが、コールサイン。もちろん、あなたが納得してくれたらだけど、どうかな?…リリィ
そういうと、レイナの姿は、スーッと、暗闇の中に消えてゆきます。
そして、レイナの声だけが、あなたの心に、響きます。
レイナ:リリィ、正直言うとね、あなたをこんな危険に、巻き込みたくない。でもね、今こそ言うわね、リリィ、好き。大好き。私、あなたの事が、大好き。別れたくない。ずっと一緒にいたい。だから、お願い、一緒にこの地球を守ろ。この体、セクサリオンになって、ずっと、ずっと一緒にいようね、リリィ…
そして声も、あなたの心からスーッと、消えてゆきます。
フフフッ、あれ?あなたは、リリィ…でしたっけ?
まあ、もう名前なんか、どうだっていいですよね。あなたは、レイナの事が好き。離れたくない、ずっと一緒にいたい、そう思っている、女の子。そうですよね、リリィ?
「頷いてー」
そう、あなたとレイナは、不思議な絆で、結ばれています。新体操クラブで出会ったのも、首筋の、神秘的な星型の印も、単なる偶然だとは、思えませんよね?この不思議な印って、何なんでしょうね?
とある地域では、この印は人間の形だと、言われています。二本の足と、二本の手、そして頭。人が大の字に寝ている姿。そう言われれば、そう見えない事も、ないですよね。さあ、また、イメージしてー。
真っ白な、意識のキャンパスに、またあの星型が、現れます。下向きに二つ、左右に二つ、そして上向きに一つの角がある、幾何学的な印。これが、だんたんと丸みを帯びて、人の形を、形作っていきます。細い両足、まだ毛も生え揃ってない、女の子の股間、かわいいおしり、お腹、膨らみかけの胸、細い両手、そして、まだ幼さが残る、内気な、少女の顔…そう、それは、あなたの姿。鏡に映った、あなた自身の姿。そうですよね、リリィ?
そして、それがだんだんと近づいて来る。ますます、ますます大きくなっていく。あなたと同じ大きさになり、あなたを覆い尽くしていく。さあ、今からみっつ数えて指を鳴らします。そうすると、それは完全に、あなたを覆い尽くし、あなたを完全に、その姿に変えてしまう。感覚や、感情だけでなく、姿形さえ、一体化するんですよ。じゃーあ、
ひとーつ、ふたーつ、みーっつ、はい
スーッと、イメージが、体を、覆っていく。イメージが全身を、覆い尽くしていく。足も、体も、手も顔も頭も、完全に一体化していく…
あなたは、リリィ。親友のレイナの事が大好きな、内気な女の子。そうですよね?リリィ?
そう、あなたはもう、完全に思い出したはず。私は、リリィ、私は、女の子。内気で小さな、女の子。そうですよね?
じゃあ、その事を、もっともっと、強く心に、留めておけるようにしましょう。簡単ですよ。呼びかけに対して、首を縦に振って、頷き返す、これを繰り返すだけで、いいんです。
それと、これも覚えていますよね。頷けば頷くほど、あなたの意識はより深い、深ーいところに、落ちてゆき、私の声と、イメージが紡ぎ出す、この不思議な空間に、さらに、さらに浸っていく。そうですよね?
じゃあ、始めますね。
あなたの名前は、リリィ、そうですよね?リリィ?
あなたは、内気で小さな、女の子。そうですよね?リリィ?
レイナは、一番大好きな親友。そうですよね?リリィ?
レイナとずっと、一緒にいたい。一緒に過ごしたい。そうですよね?リリィ?
ですから、あなたはそのためには、何だってするんですよね?リリィ?
改造手術を受け、セクサリオンになってもいいんですよね?リリィ?
そして、レイナと一緒に、地球を守るんですよね?リリィ?
フフフッ、よく出来ましたね、リリィ?
さあ、また、感じてー。
ここは、あのピンク色の部屋、周りの全てが、ピンク色の、四角い部屋。そしてあなたは、その中央にあるベッドの上で、目を閉じて横になっています。
さあ、忘れてないですよね?あの言葉、レイナが教えてくれた、あの言葉を、呟いて下さい。「私は、改造手術を、受け入れます」ってね。そうすれば、あなたはその部屋から、レイナの待つ、改造手術室に自動的に運ばれます。もちろん嫌なら、ここでお話を中断したっていいんですが…
そんなの絶対嫌ですよね、リリィ?
じゃあ、復唱して下さいね。「私は、改造手術を、受け入れます」さあ、呟いてー。
スーッと、体が沈んでいく感じがします。ベッドは、まるでエレベーターのように、音もなく下へ、下へと移動していく、スーッ、スーーーッと、体も、意識も、沈み込んでいく感じがします。心地いい、意識が沈んでいくのは、本当に心地いい。どこまでも、どこまでも沈んでいく。沈んでいくたび、意識がどんどん、どんどんととろけていく。とろとろにとろけていく。色も、音も、感覚も、みんなとろけて、流れ落ちていく…
やがて、別の小さな部屋に、たどり着いた事に、あなたは気づきます。薄暗く、まるで病院のような匂いが漂う、小さな部屋。周りには、見た事もない機械や、ボンベ、液体の入った水槽、明滅するスクリーン、天井から垂れ下がる、無数のチュープ、そんなものが、あなたを乗せたベッドの周りを取り囲んでいます。
そして、また聞こえてくる、あの懐かしい声
レイナ:待っていたわ、リリィ…
そう、それは、大好きなレイナの声。改造されて、半分機械になったレイナが、ベッドの横に立っていました。
レイナ:絶対来てくれると思ってた…あ、ううん…本当は、来てくれないかと思ってた。だって、こんな体になるなんて、やっぱり迷うよね?
レイナは少し寂しそうに呟く。
レイナ:でも、本当に嬉しい。私と同じ体に、リリィもなってくれるんだよね?
あなたは、深く頷く。レイナと一緒にいられるなら、改造手術だって、どんな姿になったって構わない。あなたには、もう少しの迷いもありません。
レイナ:さあ、そろそろ、あなたへの改造手術が始まる。また少しだけ、会えなくなるけど、今度会う時は、私と同じ体になってるんだね、リリィ…
あなたは頷きますが、また一人ぼっちになると聞いて少し不安になります。
レイナ:大丈夫。私ずっと、この部屋の外で、手術が終わるまで、待っててあげるからね
あなたを励ますレイナ。そして、レイナの顔が、あなたの顔に近づいてきます。もうお互いの息遣いを感じるほどに、接近する二人の顔。
レイナ:リリィ、最後に一回だけ、キスさせて。人間としての最後のキスを、私に頂戴、ね、リリィ…
あなたはもちろん、頷きます。すると、レイナはあなたの唇に、自分の唇を合わせてくる。
「チューッ」
お互いのリップの、暖かさを感じる。そして入ってくる、レイナの舌。あなたは少し口を開いて、それを受け入れ、自分の舌を絡める。気持ちいい。とっても気持ちいい。意識がボーッとしてくる。お互いの唾液が混ざりあう。暖かくて、甘い香りが口の中に満ちていく。顔が熱くなる、全身が熱くなりさらに意識がぼやけてくる。本当に気持ちいい。女の子同士なのに、こんなに気持ちいいなんて。そう思うと、ますます意識が混乱してくる。ぐるぐる、ぐるぐると意識がかき回される。もう、なにが何だか、分からなくなっていく…
ようやく、レイナの唇が、離れます。レイナは顔を真っ赤にして、あなたを見つめています。そして、何も言わずに、ベッドから離れ、この小さな部屋を立ち去ろうとする。あなたは思わず、レイナ、と声を掛けます。レイナは振り返ります。
レイナ:そうだ、一つだけ、言ってない事があったんだ。前にも、今みたいにキス…したよね?あれって、私の、初めてのキス…だったんだ。そう、リリィは、私の最初で最後の、大好きな人。それだけは、手術が終わった後も、覚えていてね、リリィ…
そう言うと、レイナは部屋から出て行きます。部屋が少し、暗くなったように感じます。あなたはまた目を閉じ、気持ちを整理します。今から、改造手術が始まるんだ。あんな機械のような、体に、変えられてしまうんだ…
機械の発する、人工的な声が聞こえます。上から垂れ下がる無数のアーム、その一本が動き出し、あなたの首筋に、センサーの光を照射する。あの、二人が持っていた星型の印、それを、機械はセクサリオンサインと呼んでいます。
セクサリオン…セクサリオンって何の事?そういえば、レイナもそんな事を言っていたような…そんな、もやもやした心を無視するかのように、機械はその印の部分に、奇妙な器具を取り付けます。チクッとした刺激を一瞬感じ、首筋に固定される機械。それは、色とりどりのチューブによって、壁際のいくつもの機械や、タンク、液体シリンダーと接続されていきます。
そして、毒々しい青色の液体が、チューブを通して、あなたの体の中に流れ込んでくる。すると、頭の芯が、スーッと冷たくなり、意識がフェードアウトしていくように、感じます。イメージが、暗くなり、消えていく、音や感覚も、消えていく。機械の発する数が減るたび、まるで、夢の世界に、落ちていく時のように、スーッ、スーーーッと、消えていく、消えて、いく、消え、て、い、く…
【催眠誘導:途中再開】
いつからここに、いたんだろう?
あなたは、さらに頭がもやもやして、さらにさらに混乱してゆきます。これが夢なのか、それとも今までの出来事が夢だったのか、それすらも、分からなくなっています。
でも、そんなまどろみの中でも、だんだん、だんだんと、記憶のかけらを拾い集め、自分が今、どんな姿で、どうしてここにいるのかを、思い出してゆきます。そう、大好きだった、レイナとの思い出。新体操クラブで出会い、一緒に遊んだり練習したりした。そしてある日、帰り道に何者かに拉致され、二人はセクサリオンという機械の体に改造され、そして…ほら、もうすっかり、今までの出来事を、思い出しましたよね。
今から、10からゼロまで数え、指を鳴らします。数が減るたび、あなたの意識はさらにとろけて、まどろんでいきます。そして、指を鳴らすと同時に、あなたは、あの出来事の続き、あの夢のような世界に、完全に戻ります。それでは、いきましょうね?
10、深ーい、意識の底
9、あなたはさらに、落ちていく
8、スーッと、吸い込まれる
7、心地いい、本当に心地いい
6、そこは、あなたの現実
5、あなたにとっての本当の世界
4、そこに、落ちていく
3、深く、深ーく、吸い込まれる
2、心地いい、本当に、本当に
1、もうすこしで、戻っていく
ゼロ
お帰りなさい。
さあ、ここはイメージの世界。あなたにとっての、現実世界です。そして、あなたはひとときのまどろみから、今戻ってきたんですよ。
【奇妙な二人】
あなたは、ふわふわ、ふわふわと、意識の海を、漂っています。
そう、ここは、記憶の海、あなたと、レイナの思い出がいっぱい詰まったところ。その中を、あなたの意識は、ゆったりと漂っています。深ーい、意識の底にある、楽しかった思い出。二人の幸せな思いが、あなたの意識に、スーッと、蘇ってくるのでした。
そう、レイナは、最初からちょっと変わった、不思議な女の子でした。内気なあなたとは正反対に、よく言えば積極的、悪く言えば無遠慮で、他人のはずのあなたに対し、まるで自分の妹のように接してくる。一緒に街を出歩く時も、遠慮なく手を繋いで引っ張っていくし、逆に甘えん坊のように、腕を組んでくる事も。ある時は、ファストフードの店で、
レイナ:それ、私にも少し頂戴?
と、あなたのかじりかけのハンバーガーを取り、自分の食べかけを渡してくる。美味しそうにニコニコしながら、私の食べかけを、口いっぱいに頬張るレイナ。あなたもとまどいながらも、レイナのものを、少しだけ口にする。幸せな感覚が満ち溢れてくる。あなたは、最初は戸惑っていたその距離感を、だんだんと、心地よく感じ始めている事に、気付くのでした。
そういえば、こんな事もありました。新体操教室の休憩時間に、レイナは急に、こんな事を言い出したのです。
レイナ:ねえ、レオタード、取り替えてみない?
そう言って、自分が着ていたレオタードをあなたに渡す。あなたも仕方なく、レオタードを脱いで渡し、彼女が今さっきまで着ていたレオタードに袖を通す。レイナの温もりや、甘い汗のにおいを直接感じる。レオタードのキュッとした締め付け。レイナがこれを、着てたんだ…あなたは思わず両手で、レオタードの上から体をまさぐってしまう。レイナのおっぱいや股間が、あなたの体にまとわりつく…そう思うとあなたは興奮し、顔を赤くしてしまうのでした。
そして、気づくと、レイナも自分と同じように、レオタードを上から撫でて、感じているようでした。レイナはあなたと目があうと、少しバツが悪そうに、
レイナ:えへへへ、気持ちいいね、リリィ
そう言って、微笑む。あなたはその時、また少し、レイナとの距離が縮まったように、感じたのでした。
そして、その日の夜…あなたは、レイナから返してもらった、レイナの汗が染み込んだレオタードで、いけない事をしてしまった…そうですよね?
家に帰ってからも、あなたはレイナの温もりが、恋しくて仕方ありませんでした。そして思い出す、レイナの着ていたレオタード。あなたは半ば放心状態で、それをまた、身に付けてしまう。そして、ベッドの中に潜り込み、目を閉じる。興奮で、息遣いが荒くなる。レイナの香りが、自分の体に、じわーっと伝わってくる。あなたは両手で、自分の胸をまさぐる。レイナのおっぱいに触れていた生地が、あなたの小さな胸に張り付く。レイナの柔らかいおっぱいを感じる。気持ちいい。とっても気持ちいい。そして、思わず乳首もいじってしまう。レオタードの薄い布越しに、ビリビリとした快感の疼きを感じ始め、もう、手を止める事が出来ません。
そして、遂には股間にまで、手を伸ばしてしまいます。レイナの下半身を覆っていた部分を、自分の手で、撫で回す。レイナの股間と、自分の股間が、直接触れているような気がする。気持ちいい、本当に本当に、気持ちいい。あなたはますます興奮してくる。股間の割れ目にそって、指を這わせる。レオタード越しに電気のような痺れを感じる。乳首を布越しにつまむ。全身が、かーっと熱くなる。ものすごく気持ちいい。レイナの着たレオタード、気持ちよすぎる。手の動きがますます早くなる。さらに強い快感を求めて、強く全身を愛撫する。股間からいやらしい音がし始める。快感が全身をかけめぐる。盛り上がってくる。そして何かが来る。絶頂、絶頂の予感。さらに強く、快感をもとめてしまう。嫌らしい音が大きくなる。我慢出来ない。イきそう?もうイきそう?ほら、ほら、ほーら!
イク!足がピーンと伸びて痙攣し、絶頂を迎える。全身が快感と、幸福感に包まれる。
そして、絶頂に伴う脱力感から、あなたはそのまま、またまどろみの世界に、落ちてゆきます。
あなたは、また別の記憶を思い出します。そう、それは、あなたとレイナが、初めて一線を、超えた日の事…
レイナとは、もうお互いの家に、遊びに行くような仲になっていました。その日もあなたは、レイナの部屋でゲームをしたり、とりとめのない話をし続けていました。夜も更け、そろそろ帰らないと。あなたが腰を上げようとした時、レイナが言います。
レイナ:ねえ、今夜、泊まっていかない?
あなたは、何かを期待してしまい、顔が真っ赤になるのを感じます。そして、またレイナが言います。
レイナ:いいよね?リリィ…
あなたは、黙って頷きます。なんだか心臓が、ドキドキしてくるのを感じます。
レイナ:狭いベッドで、ごめんね
あなたは、借りたパジャマに着替えて、レイナの一人用のベッドに潜り込みます。自然と体が密着します。
レイナ:でも、こうしたらあったかいね。リリィ
あなたは頷く。今、レイナと同じベッドで寝てるんだ。そう思うと、あなたはさらに、心臓がドキドキしてきます。
レイナ:ねえ、リリィは今、ブラしてないよね?
そういいながら、レイナがあなたの胸に触れてくる。全身がボーッと熱くなるのを感じます。
レイナ:柔らかい、思った通り、柔らかいね、リリィ
胸のときめきが激しくなる
レイナ:私の胸も、触ってみて…
あなたは言われるまま、レイナの胸も触る。私よりずっと大きい、そして柔らかい…あなたは息が荒くなり、下半身が、少し疼き始めたのを感じます。気持ちいい、ずっとこうしていたい、いや、もっともっと、気持ちよくなりたい。
あなたはとっさに、自分の顔を、レイナの胸に、うずめます。レイナは一瞬驚いたようでしたが、そのまま、あなたの体を強く抱きしめます。二人の体が、密着する。互いの暖かさが、混ざりあう。レイナに全身が包まれる感じ。あなたは興奮で、全身がガクガクと震え始めます。このままだと、イってしまうかも。そんな風に感じ始めます。
レイナ:リリィ、私の事、好き?
レイナが突然聞いてきます。あなたは戸惑いながらも、小さく頷きます。
レイナ:私も…リリィが好き。知ってた?
あなたは、また頷く。
レイナ:リリィ、キス…キスしよっか?
あなたはそう言われ、全身に電気が走るのを感じる。キス…そう、キスしたい。レイナと唇を合わせたい。あなたの興奮はもはや限界です。
レイナ:女の子同士だけど、いいの?
リリィあなたは強く頷く。
レイナとなら、いいに決まってる。あなたはレイナに顔を寄せて、そっと目を閉じる。レイナの唇が、近づくのを感じる。そう、唇が触れた瞬間、あなたは自分がイってしまうのを、知っています。心臓の鼓動が早くなる、全身がガクガクと震える。期待の快感が、あなたの全身を駆け巡る。唇がさらに近づいてくる。レイナの息遣いを間近に感じ始める。レイナの興奮があなたにも伝わり、それがあなたの興奮をますます大きくする。さあ、もうすぐ、もうすぐ、唇が触れる。ほら、ほら!ほーら!!
「チュッ」
イく!電気のような衝撃的な快感が全身を貫く。唇から流れ込むレイナの全てが、あなたの全身を染めていく。全身を快感だけに染めていく…
気がつくと、レイナは、自分とおなじように興奮し、顔を真っ赤に染めていました。
レイナ:ごめんね。もしかして、初めてだった?リリィ…
あなたは、真っ赤な顔で小さく頷く。それを見たレイナは、またあなたを、強く抱きしめます。
そして、その温もりの中で、あなたは再び、深い、深いまどろみの中へ、スーッ、スーーーッと、落ちていいきます。
そして、あなたは思い出の世界から、スーッと、抜け出し、あの不思議な手術室へと、戻ってゆきます。
【改造手術1】
全身が重く、まるで手足を、何かに抑えつけられているように、感じます。ブーンという振動音が、あなたの下半身から響きます。股間の妙な違和感が、あなたを、夢のような、まどろみのの世界から、あの奇妙な部屋に、引き戻していく。そう、ここは、手術室。あなたを機械の体に改造する、手術室です。あなたは、身体中いたるところに、奇妙なチューブやコードを取り付けられ、寝かされているのでした。
そして、ベッドの横に、人影が見えます。それは初めて見る、白衣を着た、医者のよう女性でした。
ドクター:気がついたようね、リリィ
そう言いながら、女性は手元のリモコンを操作します。股間の振動が、ようやく止まります。
ドクター:はじめまして、リリィ…、いや、セクサリオン適合体5号…
その呼ばれ方に、あなたは違和感を感じますが、女性は、そんなあなたの気持ちを無視して、話しを続けます。さあ、このあとはしばらく、この女性の声に、意識を集中して下さい。
ドクター:
私は…フフフッ、まあ名前なんかどうでもいいわね。ドクター、とでも呼んで頂戴。この施設の責任者。そして、私が今、あなたに改造手術を、施してあげているの。覚えてないでしょうけど、あなたは48時間も、眠ったままだった。その間に、あなたの体の体液は、もうすっかり、人工体液に置き換えられたし、既にいくつかの機械を、あなたの体に埋め込み済みね。その頭の、猫耳のようなセンサーもそう。だから、目を、閉じるとー…まぶたの裏に、状態を表すグラフや数字が見えるはず。まだ調整前だから、ぼんやりとしか見えないかもしれないけれど。そして、この声も、実はセンサー経由で、あなたの意識に、直接送っている声なのよ。
フフフッ、ほら、徐々に自分が、人間でなくなってきているのを、実感してきた?まあ、まだ改造手術は、半分も終わってない。このあとも、徐々に、徐々に変えていってあげるからね。
さあ、さっきの続き、やりましょうね。今、あなたのクリトリスを…って、クリトリスって、分かる?股間の割れ目の、上の方にある小さな突起。女の子がとっても気持ち良くなる部分。ここは、最後まで生身のまま、残してあげるんだけど、あなたの場合、今のままだと小さすぎて、使い物にならないから、少し大きくしてあげる。手始めに、小陰唇にバイブレーターを押し付けて、快感を高めてたんだけど…あなた、結構敏感ね。もう糸が引くぐらい、分泌液を垂らしてる…フフフッ、そんな大人しそうな顔で、オナニーとか、けっこうやってたみたいね。
フフフッ、あれ?図星だった??
まあ、どっちだっていいの。今度は、もっと強くしてあげる。クリトリスの上から、直接刺激してあげる。いい?快感に、逆らわないで。快感を全身で受け止めるようにするのよ。いいわね?リリィ…
じゃあ、始めるね。
ほら、気持ちいいよね?クリトリス、そうやって刺激されるの、気持ちいいよね?さっきも言った通り、我慢しないで、その快感を全身で、受け止めるの。じわーっと広がる快感に、身を委ねるのよ。さあ、もっと、もっと感じてー。
そう、かなり気持ちいいみたいね。そんな小さな体で、あなた、かなりエッチなのね。週に何回ぐらい、オナニーしてたのかな?クリトリスも、いじったり、してたんだよね。フフッ、顔が赤くなったわね。じゃあ、もっとこの刺激、強くしてあげる。あなたにはこの方が、ずっと気に入ってもらえるはずね。じゃーあ、
フフフッ、やっぱり、さっきよりずっと、感じてるみたいね。気持ちいい?気持ちいいよね?全身をガクガクと震わせて、身をよじってるよね。ほら、もっと力を抜いて。我慢しちゃダメって言ってるでしょ。もっともっと、快感を受け止めるの。そうしたら、あなたは、イくの。そう、イくって、知ってる?
あれ?また顔が、赤くなった。知ってるのね。そんな大人しそうな顔して、本当はエッチだったんだね。そう、足がピーンとなって、全身が硬直して、快感が爆発するように感じるの。それ、もう体験済みなのね。フフフッ、だったら、さあ、もっともっと、感じて、快感を溜め込んで、イく準備を、始めなさい!
さあ、もう限界みたいね。さらにレベルをあげたら、あなたは、イってしまう。まぶたに映るカウンターと音声で、絶頂までの時間を教えてくれる。そして、ゼロと同時に、自動的に絶頂する。それが、改造されたあなたの体なのよ。さあ、始めるわよ。今まで味わった事もない強烈な絶頂を、その小さな体で、受け止めなさい!
ものすごい快感がクリトリスを直撃する。体が勝手に絶頂する準備を始める。快感がますます膨れ上がる。快感が暴走し溢れ出す。全身を快感がグルグルと渦巻く。イきそう、イってしまいそう。快感が爆発しそう。そして…
イく!手足がピーンと硬直し全身が痙攣する。ものすごい快感が全身を包む。気持ち良さが全身を貫いて、意識を真っ白に染めてしまう…
どう?気持ち良かった?
先に言っておくと、セクサリオンのパワーの源は、その、オーガズムエナジー。だから、あなたはこのあと、毎日毎日、何度も何度もイく。絶頂する。あなたの意思とは関係なく…ね。でも、いいよね。こんなに気持ちいいんだからね。
じゃあ、また続き、しようね。今度はもっと刺激を強くしてあげる。クリトリスの裏側から、内側を直接ブルブル震わせてあげる。さっきよりさらに強烈だから、さっきよりずっと早く、イっちゃうかもね。じゃあ。
ほら、クリトリスの裏側から、直接内側を刺激される感覚はどう?包皮がないから、神経を直接、ビリビリと震わされるように感じるよね?男の子の、おちんちんの裏筋と同じね。あ、分からないか…フフフッ、でも、今まで感じた事がない感覚だよね?芯が直接震えるような、電気のような快感。もう、さっきよりもずっと感じてるね?息が荒くなってきたね。全身をガクガクと震わせて、股間からトロトロの液体を滲ませてる。さあ、もっと刺激、強くするわよ。
さあ、また強くなった。全身の神経にビリビリという振動が伝わる。快感が股間だけでなく、足先から脳天まで伝わる。全身の震えがますます激しくなる。もうイきそう?イきそうよね。少し深呼吸して、もっともっと快感を受け入れてから、絶頂しようね。吸ってー、吐いてー。ほら、快感がますます大きくなるね。自分でも、呼吸を整えながら、イく準備を、してね。
じゃあ、レベル、上げてあげるかから、頑張って、絶頂しようね。
さあ、また始まる絶頂の予感。光と音で示されるカウントダウン。これがゼロに近づくたび、快感はますます増大し、さらにさらに膨れ上がり、そして絶頂に近づいていく。今までとは比べものにならない快感が、もうすぐそこまで…
イく!衝撃的な快感!全身を硬直させ、ビクンビクンと跳ねさせる。脳天から足先までが、快感の濁流に翻弄され、快感だけに染まっていく。
すごいね。いっぱいイけたね。割れ目から漏れ出したいやらしい液が、太ももの方まで、漏れ出してるね。
そして、あなたのクリトリス、充血し、勃起し始めたようね。もう、割れ目から少し、先っぽが突き出して、とってもいやらしくなってきたわ、フフッ…
でも、もう少しね。うーん、少しお薬、使おうか。快感増幅液。そう、強烈な媚薬ね。これだけは、まだ使いたく無かったんだけど…いいよね。一瞬チクってするけど、我慢して。
さあ、すぐに効いてくるはず。これで、クリトリスの快感が、今までの何倍も、強くなり、大きさも、さらにさらに大きくなる。割れ目から常に飛び出して、いつでも快感を感じてしまう、とてもエッチな器官に、変わってしまうのよ。
じゃあ、続き、やりましょうか。さっきまでとは段違いの、強い刺激を受けてもらうわね。そうね…じゃあ、クリトリスの根元を、ワイヤーで縛り、吊り下げる。そして、包皮がめくれ充血したクリトリスを、バイブレーターで刺激するの。あまりの強烈な刺激で、失神しそうな気持ち良さが、あなたの小さな体に襲い掛かる。でも、あなたなら、耐えられるよね、リリィ…
じゃあ、やってあげる。少し我慢してね。クリトリスを、こう、つまんで、この手術用ワイヤーで、くるくると、縛って、こうやって、ピーンと、釣り上げる。ほら、ズキンとした刺激が股間に走る。ワイヤーが張り詰め、ツーンとした痛みと、快感がないまぜになった刺激が突き抜ける。さあ、振動、してあげるね
ほら、充血したクリトリスが、ブルブルと震え始めたね。痛みと快感が混ざり合って、あなたの頭を混乱させる。すごい刺激に、頭がおかしくなりそう。でもね、その刺激は、機械の刺激。機械となったあなたが、このあとずっと受け続ける刺激なの。ほら、そう思ったら、だんだん、だんだんと、その強烈な刺激が、快感に変わっていくよね?苦痛を乗り越えた先にある、強烈な快感を、イメージしてー。そうしたら、ほらもう、体がガクガクと震えてきた。強烈な快感の渦が全身を駆け巡る。全身から吹き出す汗と、股間からとめどなく漏れ出す愛液に、ベッドが濡れる。まるで全身が、クリトリスになったように感じまくる。さあ、また絶頂しそうね。このまま、一度絶頂しなさい!
さあ、またあなたの体は絶頂の準備を始めた。快感が苦痛を完全に超越し圧倒的な絶頂快感に変わってしまう。そしてあなたを、絶頂に支配され絶頂によってコントロールされる体に、完全に変えてしまう!
イく。さっきよりもずっと鋭い絶頂が全身を貫く!さあ、今回はこれで終わりじゃない。あと二回、連続で絶頂するまで、振動は止めないからね。セクサリオンになりたいなら、4号と同じ体になりたいなら、かんばって、絶頂してね。
ほら、振動がさらに強くなった。衝撃的な快感刺激がクリトリスを攻め立てる。絶頂が近づく、絶頂がますます近づいてくる。イくんですよ。ゼロになったらイくんですよ。そして何度も連続で、イきまくるんですよ。ほら、ほら、ほーら!
イく!、強烈な絶頂。全身がビクビクと痙攣し、股間から潮のような液体を吹き出す。さあ、あと1回、頑張って、頑張って絶頂するんですよ。あなたは適合者なんだから、これぐらいの連続絶頂は簡単に出来る。そして、人間としての最期の絶頂を、存分に味わいなさい!
バーンとはじけるような強烈な絶頂快感が突き抜ける。クリトリスが吹き飛んだような衝撃的な刺激が全身に伝わる。全身が痙攣し、股間からはまた潮を吹き出す。強すぎる快感に意識まで真っ白に飛んでしまう。
さあ、しっかりしなさい、リリィ…
まだ、呼吸が不規則ね。少し深呼吸して、落ちつこうね。
でも、よく頑張ったわ。ほら、あなたのクリトリス、こんなに大きくなって、割れ目から飛び出してる。大人でも、こんなエッチなクリトリスは、あまり見ないわよ。フフフッ、よかったわね。
そして、先に言っておいてあげるけど、このあと、あなたの全身の快感神経を、全てこの、大きくなったクリトリスに直結してあげる。そうすると、あなたの感じる快感、乳首やお尻の穴、ヴァギナや子宮や、他の全ての快感が、その巨大なクリトリスに流れ込んでくる。全ての快感をクリトリスで感じ、溜め込み、そして限界を越えた時、絶頂する。そして、セクサリオンに必要な、強烈なオーガズムエナジーを得る事が出来る。そんな素敵な体に、改造されてしまうの。その事をちゃんと、覚えておいてね、リリィ…
それじゃあ、一度、おやすみ。手術の続きは、またあなたが、眠っている間に、するからね。
ナレーター:
あなたは、強すぎる快感に翻弄された体を、ゆっくりと休めます。まぶたの裏に明滅していた、グラフや数字も消え、頭の中に注ぎ込まれる声も消えて、暗闇と、静寂に包まれていきます。心も、体も、スーッと、落ち着いていく。それに連れて、意識もスーッと、フェードアウトしていく。心地よい、快感の余韻と、このあとに訪れる、さらなる快感を想像しながら、スーッ、スーーッと、またあのまどろみに、落ちていきます。
【改造手術2】
あなたは、ふわふわ、ふわふわと、意識の海を、漂っています。眠っているのか、起きているのか分からない、曖昧な時間と空間。その中を、心地よく漂う、あなたの心と、体。それは、この脳波を安定させる、音のせいかもしれませんし、全身に満たされた、麻酔のせいかも、しれません。
そして、はるか遠くで流れているように感じる、機械の声。その声は、あなたを確実に、人間から、全く別のものに変えようとしています。薬によって、体だけを眠らされ、痛みも違和感も感じない。ただ全身が、ブーンと、まるで弱い電気によって、震わせられているように感じる。心地いい、心地いい感覚。でも、その間にも、機械はあなたの体に、新しい人工臓器を埋め込み、筋肉を入れ替え、神経を、機械のものに取り替えていく。目や耳、脳といった大切なところにも、機械が埋め込まれていく。そんな、おぞましい手術を、あなたはこの、無意識の世界で、淡々と、受け続けているんです。
そして、次に目覚めた時、あなたは自分の体が、すっかり変わっている事に、気付くはず。そうですよね?
【改造手術3】
あなたは、また深い眠りに、落ちていたようです。体全体が重く、だるく、手足はまるで、それが自分のものではないかのように、動かせない…
ドクター:
あら、気が付いた?
ちょうど、新しい機械の手足を、取り付け終わったところよ。少し指先と、足先を動かしてみてくれるかしら。
フフフッ、少し違和感があるかもだけど、すぐに慣れるわ。手術は順調。良かったわね。あなたはもう、全身の60%が、人工のものに置き換えられた。陸上選手の何倍も早く走り、飛ぶ事も出来る。衝撃や、熱にも耐えられる体組織と、しなやかな体。フフフッ、もうすっかり、変わってしまったわね、リリィ…いや、セクサリオン5号…
そして、あなたが眠りに付く前に、私が言った事、覚えているかしら?そう、あなたの機械の体は、オーガズムエナジー、つまり絶頂エネルギーで動く。そして、全身の性感帯は、全てクリトリスと接続され、あらゆる快感が、そこに集まってくるって事。ほら、あなたのクリトリスを覆うように、星のマークの付いた、小さなボタンのようなものが付いているよね。これは、勃起したクリトリスをガードし、そして、快感をここに閉じ込めるための装置なの。さあ、せっかく目覚めたんだから、先にこの、改造クリトリスの、快感実験をしましょう、いいよね?5号、フフフッ…
じゃあ、はじめるわね。
今聴こえている機械の声、これは、あなたの中枢神経に接続された、AIコントローラーが発しているの。あなたの頭についてる、猫耳のような機械がそうね。これが、あなたの体を、制御してるのよ。
そして、あなたの両乳首、お尻の穴、そして割れ目に、振動バイブレーターを装着したわ。さっきも言ったけど、あなたの快感神経は、全てクリトリスに直結されている。だから、どこを刺激されても、あなたは今までの何倍も感じ、それがビリビリとクリトリスを震わせてしまう。そんな素敵な体に、あなたは改造されてしまったの。もう人間じゃないんだから、それって当然よね?フフフッ…
それともう一つ、忘れないで。この後は、あなたの快感も、絶頂も、全部機械によって、コントロールされるって事。体をエクスタシーモードにすると、全身の性感神経がクリトリスに接続され、全身が物凄い快感状態になる。そして、オーガズムモードに切り替えると、クリトリスに溜まった快感が爆発し、絶頂するの。あなたの意思とは関係なく、ね、フフフッ、最初は全部私が、コントロールしてあげるから、安心してね。
じゃあ、さっそく始めるわね。エクスタシーモード、オン!
ほら、体の芯が、じわーっと、快感を疼きを感じ始めたはず。さあ、胸を刺激してあげるわね。今まで胸だけでイった事なんか、なかったと思うけど、あなたはエッチだから、大丈夫。さあ!
ほら、感じて。ジーンとした、胸と乳首の震えが発する快感が、あなたの改造された快感神経を、どく、どくと流れれていくの。そして、あなたがもっとも快感を感じる器官、クリトリスに注ぎ込まれ、震えだすの。ほら、胸と股間がもう、ものすごい快感を、感じ始めてるよね。
そして、その大きく膨れたクリトリスの、その強い快感が、さらに、さらに大きくなって、全身に、ビリビリと伝わっていく。あなたの小さな体を、濁流のように襲い続ける快感のうねり。ほら、今まで感じた事のないほど、気持ちいいよね?体がとろけてしまいそうな快感。それを、改造されてしまった全身で、あなたは今受け止めているの。さあ、もっと感じてー
あら、もうイきそうなのね。その小さな体では、受け止められないほど快感が、あなたの大きく勃起したクリトリスに溜まっている。いつイってもおかしくないぐらいの快感が蓄積されている。
でもね、あなたはまだ、イけないの。あなたのオーガズムは、私がコントロールしている。あなたの意思では、絶対にイけない。そう最初に、教えてあげたよね?
ほら、そう聞くと、余計ににイきたくなる。全身をブルブルと震わせ、喘ぎ声を漏らしながら絶頂を求めてしまう。ほら、イきたい?イきたいなら。口に出して、そう言いなさい。イかせて下さい、イかせて下さいって、言うのよ。
フフフッ、いいわ。最初だから、やってあげる。オーガズムモード、オン!。さあ、スイッチ入れてあげたわ。カウントが減るたび快感が増大し、ゼロと同時に、あなたは自動的に絶頂する。あなたの意思とは関係なく、体が勝手に絶頂を迎える。さあ、その半分機械になった体で、始めての絶頂を、迎えなさい!
イく!!クリトリスが爆発するような快感が全身に広がる!全身がバラバラに砕け散るような快感に襲われる!
フフフッ、イっちゃったね。セクサリオンとしての初めての絶頂、気持ちよかったよね?
そう、その全身が電気で痺れるような感覚、それが、セクサリオンの絶頂。覚えていてね。蓄積された快感が、絶頂と共にあなたの体内で爆発し、オーガズムエナジーに変換される。その時の壮絶な感覚こそが、あなたたち、セクサリオンだけが味わえる、究極の絶頂快感なのよ。
さあ、もちろんこれで、終わりじゃないのよ。テストはまだ、始まったばかり。次は、お尻の穴で、テストしましょうね。あなた、お尻の穴で、オナニーした事は…フフフッ、さすがにそれはないよね。でも、お尻の穴は、胸なんかよりずっと、気持ちいいの。さあ、さっそくやってあげるわね
どう、お尻の快感。はじめての感覚に、戸惑っているかもだけど、ジーンとした痺れが、下半身全体に、伝わってこない?
うーん、少しあなたには、この快感は弱いのかな?まだ慣れてないだけだと思うんだけど…じゃあ、ちょっときついけれど、穴の奥まで、挿入してあげる。そうすれば、中から直接、子宮や卵巣の裏側が刺激されて、ものすごい快感を味わえるからね。じゃあ、はい。
ほら、すごいでしょ?お腹の中をぐちゃぐちゃにかき回される感じ。下半身の中央から、ズキズキという快感が発生し、ものすごい勢いでクリトリスに流れ込む。全身がビリビリと震えて、快感が全身を支配しているわね。すごいね。気持ちいいね。本当に気持ちいいね。快感が、お腹の内側から、どんどんと湧き出てくるよね。それがどんどん、クリトリスに溜まっていってるね。もう、クリトリス、ビンビンに勃起してるね。ほら、またイきそう?イきそうよね?でも、私がスイッチを押さないと、イけないのは、もう分かってるよね。さあ、我慢強い5号は、もう少しだけ、快感を味わい続けようね。
さすがにもう、限界みたいね。限界なら、ちゃんと、イかせて下さい、って言わないとね。
フフフッ、じゃあ、これ以上は可哀想だから、ね、はい!ほら、またオーガズムが近づく。パンパンに膨れ上がったクリトリスに、さらに快感が流れ込んでくる。そしてまた近づいてくる、絶頂の時。AIの声と、ディスプレイが指し示す残り時間。それがゼロになった時、強烈な絶頂が…
来る!!全身広がる強烈な絶頂快感。ものすごい快感の波動が全身を焼き尽くす。そして燃えるように熱くなるクリトリス。快感の余韻が、ずっと、ずっと続く。
凄かったよね?お尻の快感、いや、内臓を犯される快感。まだクリトリスが、ジーンと痺れたままかも。あれは、あなたみたいな少女が、本当は味わっちゃいけない快感なのかもね。でもね、あなたはもう、セクサリオン。だから、あんなすごい快感も、受け止める事が出来るのよ。よかったでしょ?セクサリオン5号…
さあ、まだまだ実験は残っているわ。次は、ヴァギナ。おしっこの割れ目。でもあなたは、ここがとっても気持ちいい、エッチな場所だって事は、ずっと前から知ってるよね?だから、あなたはここを刺激されると、どれだけ気持ちいいのか、そしてイく事が出来るのかも、知っている。そうよね?エッチなリリィちゃん…フフフッ
そうね、その、リリィって名前は、そろそろ忘れて頂戴。あなたはもう、セクサリオン5号。そうだよね?ご、ご、う!ウフフフ!
じゃあ、また、スイッチ入れるね。あなたの大好きな場所だから、すぐにイきそうになるかもね、ほーら!うわあ、すごい勢いで快感が流れ込んで来たね。割れ目から、透明の液体がもう、ダダ溢れになっている。あなた、どれだけエッチったの?フフフッ…恥ずかしい?恥ずかしいよね?エッチな体、恥ずかしいよね?
でも、あなたはもっと、エッチにならないといけないの。もっともっと感じて、もっともっと気持ちよくならないとね。そう思ったら…ほら、また快感が膨れ上がる。全身がガクガク震え、喘ぎ声を漏らしてしまう。股間から、泡のように溢れ出るエッチな液が、太ももを濡らしてるね。気持ちいい?気持ちいよね?イきそう?イきそうイきそう?
でも、すぐにイかせてもらえないのも、知ってるよね?ほら、もうあなたのクリトリスは、限界まで膨張している。でも、私がスイッチを入れないと、イけないのは知ってるよね?そのまましばらく放置したら、あなたの快感は、いったいどうなるんだろね?もしかしたら、脳までクリトリスになってしまって、狂っちゃうかもね…
フフフッ、じょーーだん。そろそろ…イかせてあげようかな?ほーらさあ、オーガズムモードにしてあげたわ。嬉しい?嬉しいよね?また絶頂出来るの、嬉しいよね?ほら、快感が全身をかけ巡る。カウントが減るたび絶頂に近付く。絶頂に向けて一直線に駆け下りていく。そして、それがゼロになった時…
イく!!衝撃的な絶頂!極限まで膨張したクリトリスが暴れ回り、圧倒的な絶頂快感がとめどなく溢れ続ける。
すごいイきっぷりだったね。また、潮を噴いちゃったみたいね。あなたぐらいの齢の女の子で、ここまで強く、絶頂する子は初めて。本当にエッチ。さすが、私が適合体として、見初めただけはあるわね。あれ?忘れたのかな…もう何年も前、私があなたを検査して、そしてその、セクサリオンサインを、押してあげた事…フフフッ。
じゃあ、そんなエッチなあなたのために、最後にスペシャルなのを、やってあげるわ。胸、肛門、ヴァギナの全ての振動を一度に与えるの。そしてね、極限まで膨れたクリトリスに、あの快感増幅液を流し込む事で、限界以上の快感を溜め込んでから、絶頂させる。そうしたら…3回ぐらい連続で、イってしまうかもね。フフフッ。
まあ、念のために教えておいてあげるけど、あなたはどれだけイッっても、おかしくなる事はないからね。機械に完全にコントロールされ、快感も、絶頂も操られるだけのあなたは、狂う事すら許されない。その事も、ちゃんと、覚えていてね。
さあ、覚悟を決めてー。呼吸を整えて、心を落ち着けてー。始めるわね、はーい!
ほら、すごいでしょ。もう全身くまなく性感帯。全身がクリトリスになったように、感じまくってるわね。快感がもう、頭から足の先まで満ち溢れる。全身の痙攣が止まらない、喘ぎ声が止まらない、いやそれだけじゃなく、動物のような叫び声まであげてしまう。我慢しないで、快感を、感じるがままに受け止め続けてー。そして、もっともっと、全身で快感を生み出してー。
さあ、もうクリトリス、いっぱいいっぱいみたいね。パンパンに膨れ上がってる。イきそう?イきそうよね?いつでもイける状態だよね。
でも、あなたはもっともっと、快感を溜め込まないといけない。そう言ったよね?だから、あの快感増幅液を、クリトリスに注入してあげる。そうしたら、さらにそこは膨張し、さらにさらに快感を、溜め込めるようになるからね。じゃーあ、はい。
ほーら!ビリビリと痺れるクリトリス。そして、限界だったはずのクリトリスにさらに快感が流れ込む。カチカチに勃起したクリトリスが、ますます膨張していく。すごい快感。爆発的快感が一点に集中する。のたうち回る体。暴走する快感刺激にあなたは翻弄され続ける。もう無理?もう耐えるのは無理?イきたい?イかせて欲しい?でも、もう少し、膨張率が150%になるまでは、イくの、我慢してね。さあ、もう少し、もう少しよ、頑張って。
じゃあ、イかせてあげる。異次元の絶頂感覚と、連続絶頂の世界に、いってらっしゃい!
さあ、やっと絶頂出来るわよ。溜まりに溜まった快感が爆発する時。そして連続絶頂が始まる時が、もうすぐそこまで来てるのよ。さあ、覚悟して。想像をはるかに超えた絶頂感覚を、何度も受け入れなさい!
イく。超強烈な絶頂、異次元の絶頂。強烈な快感が全身を駆け抜ける。でも続く、オーガズムのカウント。覚えてるよね。一回では終わらないって。さあ、2回目の絶頂を、その小さな体で全部、受け止めなさい!
イく。またいく。でも終わらない。絶頂は終わらない。さらに続くカウントダウン。心でどれだけ拒否しても、外部の指示によって強制的にイかされる。それが改造された、あなたの今の体なのよ、さあ!
よく耐えたね。偉いわ。セクサリオン5号…
これで、テストは終了。合格よ。あなたはもう、人間じゃない。改造され、全身の快感神経をクリトリスに直結された、セクサリオンに、完全になれたのよ。おめでとう、フフフッ!
それじゃあ、相当疲れたでしょうから、一度体を休めましょう。このあとは、改造手術の最終段階。次に目覚めた時には、あなたはもうすっかり、変わってしまっているはず。さあ、おやすみ、5号…
ナレーター:
あなたは、圧倒的な絶頂快感から、解放された虚脱感と、消耗しきった体のせいで、身動きひとつとれません。あなたに出来る事は、体を休める事だけ。さあ、もう何も考えないでー。スーッと、心と体を、落ち着けてー。
そして、その疲れ切った頭によぎるのは、自分がもう、人でないものに変わってしまった事実。体の半分以上が、機械や人工物に置き換えられ、絶頂エネルギーで動作する、そんな生き物にされてしまった事実。それを深く心に刻み込む時、あなたは、ますます混乱し、意識はさらに、深い、深ーい、まどろみに、落ちていきます。
【誕生の時】
あなたは、暖かい水中を、ふわふわ、ふわふわと、漂っているように、感じます。青いゼリーのような、粘液質の液体、体温と同じ温度に保たれ、銀色の、キラキラした金属片が漂う、奇妙な液体に、あなたは沈められています。不思議な事に、液体の中でも、息苦しさを感じません。むしろ心地いい。それは、この液体の作用なのかもしれませんし、首筋の、セクサリオンサインに接続された、へその緒のようなチューブの、お陰なのかも知れません。
そして、液体の中の、光り輝く金属片が、あなたの全身に、まるで、磁石に引き寄せられる砂鉄のように、まとわりつくのを、感じます。くすぐったいような、痺れるような、奇妙な感覚。体に張り付く金属片が、あなたの新しい皮膚に、変わっていく。人間の、ひ弱な皮膚が、熱や衝撃、放射線ですら防ぐ事が出来る、弾力性のある金属に、変化していく。体が金属に覆われてゆき、やがて、キューっと、締め付けられるように、感じます。全身が、心地よく締め付けられていく。その感覚に、あなたは、ますます自分が変わっていく事を実感します。
そして、液体の金属片が、全身に蒸着し終わった頃、あなたの頭に、あの、懐かしい声が、聞こえてきます。
レイナ:待っていたわ、リリィ…
そう、レイナの声。あなたが大好きな、レイナの声が、機械の耳から聞こえてきます。
レイナ:よく頑張ったわね。リリィ。ずっと手術室の外で、見守っていた。あなたが必死で、改造手術を耐えていたのを、ね。さあ、手術はこれでもう、おしまい。今そこから、出してあげるからね
水面が波打ち、二本の腕が、液体の中に伸びてくる。あなたは、ゆっくりと手を伸ばし、その手をしっかりと掴みます。金属と、金属とが触れ合う感じがします。冷たく、無機質な感覚。でも、この手は、絶対に、レイナの手だ。間違えるわけない。あの優しい、レイナの手。あなたは、全身が、カーっと熱くなるのを感じます。幸福感が全身を包み込む。嬉しい、本当に、嬉しい…
そして、あなたはゆっくりと、水槽から引き上げられたのでした。
あなたは、レイナに体を丁寧に拭われ、ベッドの上に、やさしく寝かされました。あなたは起き上がって、自分の体がどうなったのか、確かめようとしますが、全身が重く、力が入りません。
レイナ:フフフッ、体、動かないよね。だってあなたには、エナジーが充填されてないからね。さあ、ちょっと目を閉じてみてー
あなたは言われるがままにします。
あなたは、まぶたの裏に、数字とグラフが表示され、頭の中に、機械の声が聞こえたのを確認します。自分の意識とは違う声を感じる、奇妙な感覚。まるでロボットのように管理される、自分の体。もう人ではなくなってしまった。自分の体…
レイナ:…ね。それだと、動けないよね。心配しないで、すぐに充?してあげる。さあ、私の体と、エナジーチューブを、繋ぐわね
レイナは、互いの首筋の、セクサリオンサインを、チューブのようなもので接続します。そして、その機械の手で、あなたの頬を、撫でてくる。あなたはまた、嬉しさに少し興奮し始めます。
レイナ:それじゃあ、エナジーを送り込むわね。もう知ってると思うけど、私たちセクサリオンは、オーガズムエナジー、つまり絶頂が生み出すエナジーによって動く。だから、今から私、あなたの横で…オ、オナニーして、ぜ、絶頂するわね。ちょっと、恥ずかしいから…、目を、閉じていてくれるかな…リリィ
恥ずかしそうにするレイナに、あなたは頷き、そして目を強く閉じます。
レイナ:リリィの為に、私、頑張るからね。そうそう、あなたにエナジーが流れ込み始めると、あなたも快感を感じ始める。私が絶頂したら、あなたも一緒に絶頂してしまうの。いいよね?リリィ…
あなたは、もちろん頷きます。レイナが私のために、頑張ってくれている。そう思うと、ますます興奮が、高まってくるのでした。
レイナ:じゃあ、始めるね。エクスタシーモード、オン…んんんっ、あっ、はあっ、あっ…んんっっ、はっ
レイナの、熱い吐息が伝わってきます。それと同時に、あなたの体の中に、どくん、どくんと、エナジーが流れ込んでくる。身体中が、ぶわーっと熱くなり、それと同時に、気持ちいい感覚、性的快感が、徐々に、徐々に高まっていきます。全身が小刻みに震え始め、エッチな気持ち良さが、だんだんと、大きくなっていきます。そう、これは、レイナの快感、レイナの快感があなたに流れ込み、あなたの体を満たしていくんです。レイナの快感に染まっていくんです。レイナがするオナニーの感覚が、さらに、さらにあなたをエッチに染めていく。あなたのクリトリスに、レイナの快感が溜まっていく。全身が、いや意識までもが、レイナの快感に支配されていく。頭がぼーっとして、何も考えられなくなり、ただエッチな快感だけに、意識が支配されていきます。
レイナ:うううっ、んんっ、あああっ、はあっ、リリィ、き、気持ちいい?
レイナの切ない声に、あなたは頷きます。そう、これは、レイナの快感。今あなたは、レイナの快感を受け取り、共有している。シンクロしている。そうですよね?目を閉じていて見えないけれど、レイナは今、あなたのために、必死でオナニーしてくれている。金属の胸や、お尻や股間を刺激して、ヨガってくれている。そう思うと、あなたはまるで自分自身が、オナニーしているような気持ちになっていきます。あなた自身が、はずかしいところを自分の手でまさぐっている。めちゃくちゃに揉みしだく。そんな妄想に支配され、あなたはますます、気持ちよくなっていきます。もう、呼吸が乱れ、喘ぎ声が漏れ始め、全身をがくがくと震わせ始めている。そして、それはあなたの横にいる、レイナも同じなんですよ。
そして、その快感は、快感神経回路によって、あなたのクリトリスにドクドクと流れ込んでいます。さっきから聞こえる快感モニターの声、まぶたの裏に表示される、グラフや数字。それによって、あなたはもうすぐ、絶頂を迎える事は、もう分かってますよね。そして、それはレイナと同じ。レイナがイくタイミングで、あなたもイく。それも、もう分かってますよね。
レイナ:はああっ、んんんっ、あああっ、イ、イって、イっていい?リリィ?
あなたは頷く。あなたもレイナも、もう限界ですね。
レイナ:じゃ、じゃあ…オーガズムモード、オン!うああああっ!、あああっ、ウンンンッ…あああっ、ああああっ、イく、いっちゃうぅぅ…、ああああっ、ああ、もう、もうだめ、だめだめ、イく、イくよ、リリィ、イくよ!
レイナが何かのスイッチを入れた瞬間、快感が爆発的に膨れ上がり始める。絶頂に向かって一気に走り出す。カウントが減るたび快感はますます高まってゆき、そして…
イく!一緒にイく。強力な快感の塊があなたに流れ込む。全身の神経がスパークしたように感じ、弾けるような快感の爆発に、あなたは全身がバラバラになったように感じる。強烈な快感もようやくおさまります。エナジーも無事に、充填されたようです。そして、股間の部分が、まるでおもらししたかのように、ベトベトに濡れている事に、あなたは気づきます。
レイナ:うーん、このお漏らし…改造手術の副作用かな?まあ、いいわ。さあ、もう動けるはずよ。起き上がって、リリィ…あなたは、体をゆっくりと起こし、改造され、変わり果てた自分の姿を、少しつづ、確認してゆきます。
両手、両足は、銀色に輝く機械に、完全に交換されていました。動かすとかすかに、モーターのような音が聞こえます。その他の部分も、首から上と、股間の割れ目の部分を除いては、銀色の、金属のような人工皮膚に覆われています。乳首やおへその形もそのまま、まるで金属の皮膚が、元の皮膚にコーティングされたようです。頭の上には、猫耳のようなセンサー、そして、クリトリスを覆う小さな突起には、あのセクサリオンサインと同じ、星型のマークが刻まれています。
レイナ:その他にも、私たちの体の中には、いろいろな機械が、埋め込まれているらしいんだけど、私もよく知らないの。背中に収納された飛行装置や、ユーフォリアビームの発射装置とかね。あと、この尻尾。はっきり言って邪魔なんだけど、なんのためにあるのかな?
あなたは、自分のお尻にも、猫のようにしなやかな尻尾がついているのを確認します。そしてあらためて、レイナの姿を見る。そして、レイナと自分が、同じ姿、同じ体になっている事を確認すると、あなたは嬉しさに感極まって、レイナに抱きつきます。レイナの、金属の胸に顔を埋める。少し冷たくて、固い。でも嬉しい。同じ体になれて、本当に嬉しい。あなたは感情の高まりを抑える事が出来ません。そんなあなたの頭を、レイナはやさしく撫でてくれるのでした。
レイナ:私もね、本当に、本当に嬉しい。実をいうと、私、不安でしょうがなかった。リリィは来てくれないかもって、ね。でも、こうやって、また二人は会えた。もうずっと、ずっと一緒だよ、リリィ…
あなたを強く抱きしめるレイナ。あなたも強く抱きしめる。お互いの、金属の皮膚がふれあい、だんだんと暖かくなっていく。もう絶対離れない。ずっと、ずっと一緒だよ。大好きなレイナ…
二人は、長い時間ずっと、ずっと抱き合ったままでした。大好きなレイナに、いだかれつづけるあなた。今までずっと、寂しかったけど、もう寂しくない。ずっと、ずっとこうしていたい。そう思うと、また意識が、スーッと、遠くなっていくように感じます。そして、レイナとの楽しかった日々も、改造手術の辛い記憶も、全てがどろどろにまざりあい、深い、深いまどろみに、また落ちていく。スーッと意識が、落ちていくように、感じます。
【充填カプセル】
あなたは、またあの、ピンク色の不思議な部屋で、眠っていたようです。飾り気のない、でも、とても心地よいベットに、仰向けに横になっている。天井も、ピンク色にぼーっと、光っている。もしかして、改造手術を受けた事も、夢だったのか…そんな風に思えるほど、穏やかな心で、眠っていました。
レイナ:目が覚めた?リリィ
レイナの声。そして現れる、機械のような少女。そして、今は自分も同じ体になった事実を、再び思い出すのです。
レイナ:早速だけど、あなたはオーガズムエナジーを、一度フル充填しなくちゃいけない。それも、さっきとは違って、エナジーはあなた自身で、生み出すの。つまり、自分で絶頂しないといけないって事ね
あなたはそう言われ、自分の体をふたたび確認します。機械の手足や、ボディ全体を覆い、乳首やおへそまでくっきりと刻まれた、なまめかしい金属の皮膚。なぜか元のままの、股間の割れ目。そんな恥ずかしすぎる体に、あなたは恐る恐る手を伸ばし、自分を、慰めようとします。
レイナ:フフッ、オナニーだと、さすがに時間が掛かりすぎるわね。自動充填カプセルを使うといいわ…ほら、そこにもう、準備してあるから
レイナが指し示した部屋の奥に、大きな卵型のカプセルが置かれていました。ひと一人が、横になって納まるほどの大きさ。黒光りするそれは、周囲のピンク色の光を不気味に反射させ、虹色に輝いています。あなたはそれをみていると、頭が何だか、クラクラしてくるのでした。
レイナ:あれを使えば、エナジー充填率を一気に100%にまでもって行ける。私もね、最初にこの体になった時、使ったんだけど…はっきり言って…地獄ね。そう、地獄。絶頂地獄。イってもイっても機械は止まってくれない。100%になるまで、止まらないの、私の時は、7回ぐらい連続でイかされたんだけど…でも、リリィは強い子だし、きっと、耐えられるよ
レイナはそういうと、リモコンのボタンを押します。
黒光りするカプセルが、まるで口を開けた二枚貝のように開きます。内側も、外と同じように真っ黒で、ゴムのような素材が張り巡らされていました。レイナはあなたに、あそこに入るよう誘います。あなたは意を決し、カプセルに入って、仰向けに横になる。レイナは、あなたの体の位置を微調整し、そして、あなたの口に、太い棒のようなものを咥えさせると、ベルトを首の後ろに回して固定します。棒にはチューブが繋がっていて、それで呼吸は出来るのですが、ゴム臭く、息苦しく、そして言葉をうまく出せなくなってしまいました。
レイナ:少し苦しいけど、我慢して。蓋を閉めると、あなたの体は、上下のゴムのシートに挟まれる。そうしたら、これで呼吸を確保するの。私たちは、10分ぐらいなら、呼吸なしでも大丈夫なんだけど、まあ、念のためだから、ね、リリィ…
あなたは頷く。呼吸なんかより、今からされるという連続絶頂に、本当に耐えられるのだろうか。そっちの方が心配で、もう心臓がドキドキしてくるのでした。
レイナ:最後に一つだけ。始まったら、快感の事だけを考えて、快感だけに意識を集中してね。そうすれば、少しでも早く、終わるはずだから。じゃあ、閉めるわね。頑張って、リリィ…
カプセルの蓋が閉じ、視界が暗黒に包まれます。上下からゴムのような板にはさまれ、軽く圧迫されます。まだ辛うじて、鼻でも呼吸出来ますが、ゴム臭さでむせ返りそうです。あなたはゆっくりと、目を閉じます。目の前に、改造手術の時にも見た、グラフや数字が表示されます。すると、どこからともなく、電子的な声が聞こえてきます。
あなたは、声の言う通りにします。金属の皮膚に、電極のようなものや、チューブが取り付けられていくのを感じます。あなたはまた、あの辛かった改造手術を、思い出してしまいます。
空気を吸い出す音と、ミチミチというゴムが密着する音。全身にぴったりと吸い付き、皮膚の感覚がなくなって、まるでゴム人形になったかのように、感じます。不思議な事に、あなたはそれを、とても心地よく感じます。全身が圧迫される。ぎゅーっと締め付けられる。皮膚の全性感帯が刺激される。気持ちいい。ゴムに全身を責められ、性感帯を、いじくり回されているかのように、感じます。もう鼻では息も出来ず、口に咥えた棒からの、最低限の空気だけが、あなたの呼吸を維持してます。チューブを流れる、シュー、シュー、という音を感じ、あなたは、自分がもう完全に、この機械に、取り込まれてしまった事を認識します。
ブーンという、振動とも、刺激ともつかない感覚が、全身を覆います。まるで、ゴムの上から無数の手で、さわさわと撫でられているようです。身動きひとつ出来ないほど、キチキチに圧縮された全身を、表からも裏からも撫でられ続ける。その奇妙な感覚に、あなたは体の芯から、快感が湧き出てくるのを感じます。外と完全に遮断されたここでは、体も、意識も、快感だけに変わっていく。あなたは、レイナの言葉を思い出します。快感にだけ意識を集中する。そう、この機械は、全てを快感に変える機械。性感帯だけでなく、皮膚感覚や意識すらも、快感だけに変えてしまう、そんな恐ろしい機械なんだと、あなたは気が付くのでした。
そして、その作られた快感は、あなたのクリトリスに、ドクドクと流れ込み始めています。改造された快感神経が、快感を余す事なくキャッチし、あなたの大事なクリトリスに送り込んでいく。瞼の裏に表示される膨張率が、それを表しています。そして、それが100%を超え、オーガズムモードに移行した時、あなたは絶頂し、オーガズムエナジーを発する。その事も、もう知ってますよね?
突然、今までとは違う強い衝撃が襲います。全身のあちこちを、ゴムの上から細い棒のようなもので圧迫され、振動を加えられる。乳首やお尻の穴、股の割れ目などの性感帯はもとより、脇の下、おへそ、首筋など、感じやすい部分の全てを、同時に圧迫され、刺激される。快感がぶわあーーっと膨れ上がり、体が小刻みに震え始める。気持ちいい、本当に気持ちいい。とめどなく湧き上がる快感は、ゴムの圧迫と外部との遮断によって、完全に逃げ場を失って、あなたの機械の体を駆け巡る。そして、さらにさらに、膨張していくクリトリス。あなたの一番気持ちいい部分に、ものすごい快感が溜まっていく。クリトリスが快感で疼く。ブルブルと震える。そしてそれが、限界を超えると…
さあ、またカウントが始まる。瞼の裏のディスプレイが、快感爆発までのカウントを刻む。数字が減るたび、快感がさらに膨れ上がる。そして強烈な爆発の予感。快感爆発がもうすぐそこまできている。そして、
イく!クリトリスの快感が一気に放出される。全身が硬直しビクビクと痙攣する。そしてまた、股間から大量の体液を吹き出してしまう
イったばかりなのに、機械は快感を与え続けます。あなたは休む暇もなく、快感を感じ始めてしまう。また快感が、全身を包み込んでいく。身体中を覆うゴムの刺激、全身くまなく弄られるような刺激が、あなたを再び、快感のるつぼに引きずり込んでいきます。少し休みたい、休ませて…機械は、そんなあなたの感情を無視し、ただ淡々と、快感を与え続け、そして、あなたの体もまた、意思とは関係なく感じ続けるのです。そして、それは決して逃れる事は出来ない、このゴムの拘束から、逃れる事は出来ないのは、ずっと前から、分かってますよね。
そしてまた、刺激が強くなる。全身のあらゆる性感帯に、振動刺激を与えられる。あなたの意思とは関係なく、刺激を強化され、快感を強化され、そして絶頂へと、追い詰められていく。この圧倒的な快感で、ね。
そして、この圧倒的な快感は、あなたのエナジーが満タンになるまで続きます。あなたはまた、レイナの言葉を思い出します。快感地獄。そう、快感地獄にあなたは落とされたのです。そして、今がまだ、その入り口にすぎない事を、あなたは知っていますよね?さあ、また、快感限界が近づいてきましたよ。
ほーら、また体が、オーガズムを受け入れる態勢に切り替わる。機械に操られ、機械に勝手に絶頂させられる、そんなみじめな体に、あなたは改造されてしまったんですよね。さあ、また来ますよ。機械による絶頂が始まりますよ。
イく!全身がガクガクと震え快感に身悶える。ゴムの中でビクビクとのたうち回る。そしてまた、股間から体液を吹き出し、ゴムの内側をベトベトに濡らしてしまう。
そして、機械は情け容赦なく、あなたに快感を与え続けます。全身を震わせ続ける、快感の波、止まらない快感のうねりに、あなたの心も、体も、おかしくなってしまいそうです。レイナ、助けて、もう機械を止めて…そんな言葉を、思わず漏らしてしまう。でも、咥えた呼吸チューブと、ゴムの圧迫によって、その声が届くところはありません。いや、たとえ届いたとしても、機械が止まる事は絶対にない事を、あなた自身が、一番よく知っているはずです。
突然、肛門にメリメリと侵入してくる棒状の物。それが、あなたの体の中で強く振動を始めます。体を内側から責める強烈な快感に体が引き裂かれるように感じる。体の内側と、外側の両方から快感が同時に与えられ、圧迫するラバーがそれを封印する。圧倒的な快感が全身を蹂躙する。改造手術でも受けなかった、壮絶なレベルの快感が、あなたの快感指数を急速に引上げ、そして…
機械のモードチェンジで、その圧倒的快感がさらに膨れ上がる。快感が暴走し全身を襲う。あなたの意思とは関係なく快感を発し、絶頂する体。それが今のあなたの体なんですよ。だから、ゼロと同時にあなたは…
イく!壮絶な絶頂、さっきよりもさらに強い絶頂快感が全身を切り裂く。そしてまた、お漏らししてしまうあなたの股間。
そして、躊躇なく続けられる快感刺激。何度絶頂しても、エナジーが完全に充填されるまで、この快感地獄は続きます。あと、どのぐらいなんだろう。そう思い瞼の裏を確認すると、そこには、エナジー充填率49%と、表示されています。あなたは、まだ半分も終わっていない事に絶望します。でも、レイナもこれに耐えたんだから、あなたも耐えるしか、ないんですよね。
そしてまた、体の内側が刺激される。快感が一気に増大する。そして、それを受け止めるあなたのクリトリスも、既にビンビンに勃起し、ビリビリと快感を発し続けています。あなたは快感の悲鳴を上げる。苦しい、快感が苦しい。でも少しでも早く終わるなら、耐えるしかない。あなたはそう思いながら、快感をじっと、受け止め続けます。そして、またやってくる、絶頂の時…
信号を受信するだけで、勝手に切り替わるあなたの体。それは、快感も絶頂も、全てを操られる存在。それが機械を埋め込まれ、改造されてしまった、あなたという存在。そして、すぐにやってくる、何度めかの絶頂の時…
イく!またイく。圧倒的な絶頂快感があなたの全身を焼き尽くす。身も心も、ボロボロになっても絶頂してまう。
さあ、今度は最初から、体の内側と外側の両方から責められる。ゴムに包まれ、快感を受け続けるだけの存在となったあなた。そう、今のあなたは、快感ゴム人形。快感を感じ、それを受け止めるだけの、快感ゴム人形になってしまったんです。鼻をつくゴムの匂いが、その事をさらに痛感させています。
生暖かく、青臭い液体が、ゴムと体との間に注がれます。全身が、気持ち悪い粘液にまみれてしまう。すると一瞬で、体がカーッと熱くなり、快感のボルテージが一気に高まる。不気味な粘液が、受けている快感を何倍にも高め、あなたをさらに責め始める。性感帯を刺激する振動刺激が、今までにない強さの快感に変わっていく。そしてその粘液は、あなたの頭の方にまで伝わってくる。ゴムの匂いと、青臭さが入り混じった匂いが鼻を突き、それがあなたの興奮を、さらに、さらに高めていきます。
そしてまた、絶頂へのスイッチが入れられる。強すぎる快感がクリトリスをさらに膨張させ、あなたをおそるべき絶頂快感へと導く。そして数が減るたび、それはますます増大してゆき、そしてまた絶頂が…
来る!さらにイく。何度めかの絶頂で、ボロボロになりながらもイってしまう。全身の強い痙攣が続き、また股間から嫌らしい液を吹き出してしまう。
いつ果てるとも知れない快感が、続きます。快感ゴム人形となったあなたは、ただひたすら、快感に耐え、絶頂を受け止めるしかありません。本来は心地よいはずの快感が、今や、あなたを責め立てる暴力装置となってしまいました。全身の痙攣、発汗、喘ぎ声、そんなものがとめどなく溢れ、ゴムの中に満ちていきます。
ゴボゴボと体の内側に流れ込む、あの不気味な液体。それはすぐに、さらに強烈な快感装置となって、あなたを責め始めます。体の中に侵入した快感増幅液が、身体中に浸透していくにつれ、全身が沸騰したかのように熱くなっていきます。そしてその、圧倒的な快感は、一気にあなたを快感限界にまで引き上げます。あなたは何度も、レイナの名を呼び続けます。助けを呼び続けます。でも、それが無駄なことは、あなたはが一番よく、知っているはず…
さあ、またスイッチが入った。もう嫌、イくのは嫌、あなたがいくらそう思っても、あなたの体は自動的に絶頂に向かって暴走する。機械によって快感も、絶頂も管理されている以上、もうそれは、仕方のない事…
イく!弾けるような絶頂感覚が全身を駆け巡る。硬直し、ビクンビクンと勝手に跳ね回る体。快感があなたの心も体も、完全に破壊し尽くしてしまう。
突然口の中に注ぎ込まれる、あの不気味な液体。青臭い匂いと苦みにむせ返りながら、あなたはそれを、飲み干すしかありません。飲まないと、この地獄から解放されない、それが分かっているあなたは、それを喉の奥に送り込む。するとさらに、全身が沸騰したかのように熱くなり、快感が何倍にも、何十倍にも跳ね上がる。今までの何倍もの速さで快感が蓄積されていく。クリトリスがパンパンに膨れ上がり、快感が弾け飛びそうになる。そして…
そしてすぐに始まる、絶頂へのカウント。もう狂う。これ以上絶頂したら、頭がおかしくなる。そう思っても止まらない絶頂へのカウント。意識がもう、どうかなってしまいそうな圧倒的な絶頂が、もうすぐ…
イった!また衝撃的な絶頂快感。身を切り裂くような強い快感に狂いそうになる。意識を失いそうになる。そして、その余韻が冷めやらぬうちに…
もう少し、あと少しなのに…あなたは、永遠に続く快感刺激に絶望しますが、機械は無慈悲に責め続けます。ゴムに拘束され、快感物質まみれのゴム人形にされ、体の内側と外側の両方からも、強い振動刺激を受け続ける、あなたはそれだけの存在です。エナジー充填率が100%となるまでは、たとえイきすぎて、頭がおかしくなったとしても、ひたすら、ひたすら耐えるしかない。それが、改造手術を受け、セクサリオンとなったあなたの運命なんですよ。さあ、これが最後の絶頂、最後の究極の絶頂ですから、頑張りましょうね。
また聞こえてくる、カウントダウンの音。快感がますます高まっていく。そして迎える、最後の絶頂、究極の絶頂。今までの全ての快感をはるかに凌駕する超強力な絶頂快感を、ゴム人形の体で、受け止めなさい!
イく!凄まじい究極の絶頂。脳天から足先まで雷撃のように伝わる絶頂快感の波。まるでクリトリスが爆発したかのようなとてつもない快感に全身が包まれる。快感エナジーが全身に満ち溢れ、圧倒的な幸福感が訪れる。
スーッと、快感が落ち着いていきます。あなたは、長すぎた快感刺激と、繰り返された連続絶頂に、身も心も、ボロボロになりながらも、ようやく訪れた安寧の時間に、心と体を、休めるのでした。外の乾いた、新鮮な空気と、ピンク色の部屋の明かりが流れ込んできます。そして聞こえてくる、レイナの声…
レイナ:リリィ、大丈夫?よく頑張ったわね、本当にえらいわ!
あなたは、かすかに頷き返します。そして、再び心を落ち着ける。疲れ切った体と、壊れかけた心を落ち着け、元の、ゆーったりとした、心と体を意識します。すると、また意識がまどろんでゆき、スーッ、スーーーッと、意識の深いところに、落ちていく。深ーい、もやもやとした、まどろみ中に、ゆっくり、ゆっくりと、吸い込まれてゆきます。
【自慰】
あなたは、ぼんやりとした、意識のまどろみを、楽しんでいます。ふわふわ、くらくらとした感覚が、心地よく、体に染み込んでくる。疲れた心を癒してくれる。それは、このとても柔らかくて、心地いいベッドと、ピンク色の部屋のせいかも、知れません。
あなたは、この部屋を与えられ、リハビリや調整、訓練を繰り返す毎日でした。最初はぎこちなかった機械の手足も、今は思い通りに動かせるし、明日からは、飛行装置の訓練も始まるそうです。AIが自動的に発する機械の声にも、だんだんと違和感を、感じなくなっています。
でも、この姿で、下着も付けずにいる恥ずかしさには、未だに慣れる事が出来ません。それに、時折湧き上がるクリトリスの疼き。快感の疼きにも…そう、今もその、耐え難い欲情が、体の芯からじくじくと湧き上がって来るのを、感じ始めたところでした。
あなたは目を閉じ、今のエナジー充填率を確認します。まぶたの裏に、88%と表示される。まだ十分にエナジーは残っているし、充填の必要もない。でも、あの感覚、絶頂快感が欲しい、絶頂したい。そんな欲望を、あなたはもう、抑えられなくなっているのでした。あなたは、レイナが教えてくれた事を、思い出します。
レイナ(回想):…んー、つまりオーガズムエナジーは、絶頂によって生み出されるの。体をエクスタシーモードに切り替えて、快感が充分に溜まったら、クリトリスのケースのボタンを押す。そうすると、体がオーガズムモードに切り替わって、自動的に絶頂するの。簡単でしょ?だから、そのケースは、私たちにとって、一番大事なところなのよ。覚えていてね。そうそう、実はもう一つ、そのケースには大切な機能があってね、もしあなたが私を裏切ったら、自爆して体がバラバラにー…って、嘘。そんな機能はないって、フフフッ…
あなたは、もう欲情を抑える事が出来ません。オナニーしたい。オナニーして、絶頂したい。そんな気持ちが、心を支配してしまっています。
あなたは、ベッドに再び横になると、支給された紙おむつを穿きます。そう、あなたは改造の後遺症で、絶頂のたびにお漏らししてしまう癖が、治らないのでした。恥ずかしい、裸よりももっと恥ずかしい…あなたは、自分の股間を覆う、もこもこした紙おむつに、さらに顔を赤くするのでした。
さあ、まずはエクスタシーモードに切り替える。そうでしたよね。そのためには「エクスタシーモード、オン」そう口に出すんでしたよね。心の中で、強く念じるだけでもいいんですが、口に出した方が、より強く、それを受け入れられます。そして、モードが切り替わると、全身の性感神経がクリトリスと接続され、強い発情状態になる。その事も、もう分かってますよね?さあ、やりましょうね。「エクスタシーモード、オン」って言って下さい。はい。
ほら、全身が急激に火照り、快感を受けたくて仕方ない、そんな圧倒的な発情状態になりましたよ。もう何をすればいいか、分かっていますよね。オナニー、ですよね。さあ、その機械の手で、自分のボディを、さわさわと、刺激してー。
ほら、そうやって、全身を撫で回すだけで、徐々に快感が、高まってきますよね?金属で覆われているとはいえ、人間の感じる快感と同じ…いや、それ以上の快感を、感じることができます。乳首の突起を触れば、ビリビリとした快感が沸き起こるし、乳房を揉めば、じんわりとした気持ち良さが湧き上がる。首筋や脇腹も、おへその周りも、ゾクゾクする快感が、湧き上がってきますよね?もう、全身が小刻みに震えている。軽い喘ぎのような吐息を漏らしてしまう、気持ちいい、本当に、気持ちいい。
そしてその気持ち良さが、快感神経を経由して、あなたの一番感じるところ、クリトリスに集まってきますよね?星型の小さなケースに覆われた、あなたのクリトリス。そこが、まるで仔犬のペニスのように勃起して、震える。股間がビリビリと震え、快感がさらに高まっていく。
さあ、自分の股間も、いじってみましょうね。オムツの中に、手を入れると、すでに内側が、熱くいやらしい液でムレムレになってますね。そして、人間の時のままに残された、その割れ目にそって、指を這わせる。柔らかい、プニプニした感覚と暖かさが、指先に伝わります。そしてまとわりつく、エッチな液体。もうすっかり、感じてたんですね。そのまま、指先を少しだけ割れ目に押し込み、優しく上下に刺激する。気持ち良さがビリビリと伝わり、全身が快感で満ちていく。気持ちいい、本当に気持ちいい。そしてあなたは思い出します。人間だった時も、こうしてオナニーしていた事。毎晩、レイナの事を思いながら、ひとりエッチにふけっていた事…
さあ、もう快感も、限界みたいですね。次にどうすればいいのか、覚えていますよね?そう、クリトリスのケースにある、星型のボタンを押す。そうでしたよね。さあ、押しましょうね
さあ、あなたは自分の意思で、オーガズムモードに入った。ほら準備して。イく準備をするんですよ。快感がますます高まる。数が減るたび絶頂に近づいてく。全身の快感が、全てクリトリスに集まり、そしてその爆発が、もうすぐ…
イく!オナニーでイく。クリトリスに溜まり切った圧倒的な快感が解放され、全身を快感が突き抜ける。手足が硬直し仰け反る。股間からいやらしい液体を吹き出し、オムツの内側をベトベトに濡らしてしまう。
さあ、どうします?続けますよね。っていうか、あなたはまだ、物足りない。イきたりないですよね。あなたはまだまだ、イけますよね。
さあ、また全身をいじってー。乳首を、コリコリといじったり、その小さな胸を、強くもみしだいたり。快感が、ドクンドクンと、クリトリスに流れ込むのが、分かりますよね?
そして、オムツの内側の、股間の割れ目も、また指で刺激する。吹き出した体液で、ベトベトなってしまった股間を、ぐちゃぐちゃといじり続ける。気持ちいい、気持ち良さがビリビリと発し、また全身が、ガクガクと震え始める。クチュクチュと、嫌らしい音を立て続ける、割れ目の内側。そこから湧き上がる、モワッとした女の子のエッチな匂いが、あなたをさらに、さらにエッチな女の子に変えてしまう。もう、エッチな事しか考えられない。イく事しか考えられない。意識が快感だけに染まる。さらに全身を、強くいじってしまう。もう何をしているのかも分からず、ただ快感と、絶頂だけを追い求めてしまう。
さあ、快感がまた、限界超えましたよ。何をしたらいいのか、わかってますよね?クリトリスの、星型のボタンを押すんですよね?
さあ、また絶頂が近づいてきましたよ。さっきイったばかりなのに、ボタンを押すだけでイく準備を始めてしまう。あなたに埋め込まれた機械が、勝手に絶頂へと導いていく。そしてカウントがゼロになれば…
イく。また絶頂する。さっきよりも強い絶頂快感が全身を襲う。気持ち良さで頭がおかしくなりそうになる。快感が、頭を真っ白に変えてしまう。全身がビクンビクンと震え、またオムツを、大量の液体で濡らしてしまう。
身体中に満ち溢れていた、快感のうねりも、ようやくおさまります。あなたは、絶頂後の気だるい感覚を味わいながらも、ベトベトに濡れたオムツを脱ぎ、それをダストボックスに入れます。封じ込められていた、女の子のエッチな匂いが、部屋中に広がります。そして、シーツの乱れを直し、再びベッドに横になります。目を閉じて、ゆっくりと、眠りにつこうとする。
すると突然後ろに、誰かの気配を感じます。
レイナ:フフッ…気持ちよかった?
リリィ…とっさに振り向く。そこには、ニヤニヤと笑っているレイナがいる。一体いつからそこにいたの?あなたは驚きを隠せません。
レイナ:エヘヘヘ、最初からずっと見てた。すごくヨがってたね、リリィ
あなたは、恥ずかしさに顔が真っ赤になるのを感じ、思わず顔を伏せます。そんなあなたに後ろから抱きつくレイナ。
レイナ:リリィ、ごめんね。でも、とっても可愛かった。大好きだよ。もう私とあなたは、同じ体。ずっとずっと、一緒にいようね
レイナが囁きます。あなたは、少し怒った振りをして、それでも小さく頷きます。冷たい、機械の体同士が触れ合い、金属質な音を奏でます。その触れ合いに、奇妙な暖かさを感じる。嬉しい、ずっと、ずっとこうしていたい。あなたはそんな風に思います。そしてまた、意識がスーッと、落ちていく。忘れていた疲れが蘇り、心が深い、深ーいまどろみに、落ちていくのでした。
【陰獣】
光が全く届かない、真っ暗な縦穴。その中を、二人の改造少女が、ゆっくり、ゆっくりと降下してゆきます。尻尾でバランスを取り、背中の羽根で、落下速度を調整しつつ、ふわふわと、漂いながら、降りていく、深い、深ーい、暗黒の世界に、降りてゆきます。
やがて、地面に足がつく。どうやら底に到着したようです。二人は羽根を収納し、目を暗視モードに切り替えます。暗闇が、緑色のモノクロームの世界に変わる。そして、倉庫のような、細長い横穴が続いているのが見えます。
レイナ:この先は…かなり危険ね。放射線によって変異した生き物が、侵入者を捉えようと狙っているわ
レイナの声に、あなたは唾を飲み込む。初めてのミッションに、心臓の鼓動が早くなるのを感じます。
レイナ:さあ、行くわよ。私の10m後ろを付いてきて。くれぐれも気をつけてね、リリィ…
そう言うと、レイナは横穴に入っていきます。あなたもそのあとを、ついて行く。周りに注意しながら、レイナからはぐれないように、先へ、先へと進みます。
すると突然、レイナが叫びます。
レイナ:リリィ、伏せて!
あなたはすぐに身を伏せる。レイナの発する、ユーフォリアビームの音が続き、何かが倒されて行くのを感じます。
レイナ:危ない、後ろよ!
とっさに振り向く。するとすぐ先に、巨大なミミズの化け物が迫っている。あなたは咄嗟に両手を伸ばして、指先からユーフォリアビームを発射する。ミミズは一瞬で消滅する。さらにその後ろから、4、5匹の化け物が近づいてくる。あなたは無我夢中でビームを撃ちますが、うまく当たりません。
レイナ:ちゃんと狙って、リリィ
あなたは頷く。レイナに教わった通り、一呼吸置いてからビームを放つと、面白いように敵に当たり始めます。
ようやく、周りの全ての敵をやっつけたようです。二人はまた、暗い通路を、奥に向かって、進み始めます。
その時です。急に後ろから羽交い締めにされる。手足を、軟体動物の足のようなもので締め付けられる。その圧倒的な力に、機械の手足ですら歯が立ちません。あなたはレイナの名前を呼びますが、返事がない。先に行ってしまったのか、それともレイナも敵に、捕まったのか…
あなたを捕らえた怪物は、巨大なタコの化け物でした。その触手のような足で、あなたの手足を拘束し、ギチギチと締め付ける。手足だけでなく、体にも触手を絡め、ギューっと締め上げてくる。あなたは振りほどこうと、必死にもがきますが、吸盤がぴったりと吸い付いて、全く外れる気配がありません。ビームも照準が合わず、撃つ事が出来ません。
そして、恐れていた事が起こります。触手が、あなたの性感帯を責め始める。両方の乳首が、その大きな吸盤に吸われる。お尻の穴に、気持ち悪い触手が侵入する。そして股間を、触手がズリズリと擦り上げ、割れ目に食い込む。ネバネバした粘液が割れ目の内側まで染み込んでくる。気持ち悪い、助けて。そう思ってもタコは執拗にあなたを責め上げます。全身がカーっと熱くなります。快感…そう、快感が湧き上がってくる。心とは裏腹に、あなたの機械の体は、触手からの刺激によって、既に快感を発し初めています。
そんなあなたの反応を、タコの化け物は、まるで楽しんでいるかのようです。おそらくこいつは、陰獣。あなたはレイナが教えてくれた事を、思い出します。放射線で突然変異した生き物には、オーガズムエナジーを吸収する奴もいるって事。侵入者に快感を与え、絶頂させてエナジーを吸い取る、陰獣。それに気づくと、全身の快感がますます高まるのでした。陰獣の動きが、さらに早まります。
そして、陰獣はあなたの一番大事な、クリトリスのケースを、責め始めます。危険を発する音が頭の中に響く。
そして…何かが壊れる音。一瞬の痛みに続いて、クリトリスに直接、何かが触れるのを感じる。物凄い刺激が全身を貫く。触手が、壊されたケースの内側に侵入し、その吸盤で、あなたのクリトリスを直接吸い上げ始める。改造されてから初めて受ける、直接的で、衝撃的な快感に、あなたは思わず快感の悲鳴をあげてしまう。乳首を吸われ、お尻を侵され、割れ目を責められて、もうトロトロになっているあなたへの、さらなる刺激。もう気持ち悪さを完全に忘れ、快感だけがあなたを支配する。そして鳴り続ける、エラー音
そう、あなたの快感や絶頂を制御する機械は、この陰獣によって完全に破壊されました。あなたはもう、この直接的な快感によって、絶頂するだけの存在。乳首をギュウギュウと吸い上げる吸盤。お尻の穴を何度も出入りする触手。股間の割れ目に食い込みズリズリと刺激し続け、さらにクリトリスまでもが直接責められる。そんな圧倒的な陵辱を、あなたは受け続けています。いつのまにか陰獣は、あなたのお腹全体を覆い、さらに強く締め上げています。その痛みすら、今は快感に感じてしまう。そして、もう機械の制御とは関係なく、勝手に始まる、絶頂…
イく!ものすごい絶頂快感が全身を貫く!犯される快感、責められる快感にあなたは恍惚の悲鳴をあげる。全身がガクガクと震え、そしてまた、股間から大量の潮を吹き出してしまう。
そして、オーガズムによって発生したエナジーは、根こそぎこの陰獣に吸い取られました。そのせいか、触手の動きが、さらに早くなる。快感がすぐに蘇ってくる。またイきそう、すぐにイきそう。コントロール装置がが壊れた今、あなたの絶頂は制御される事なく、何度も繰り返される。だから…
イく。またイく。あなたの意思とは関係なくイってしまう。全身を貫く絶頂快感が、またあなたを快感地獄に引きずり込む。
そして、あなたからまた、エナジーを得た陰獣は、さらにあなたへの責めを続けます。あなたはもう、この陰獣に犯され、責められてイかされるだけの存在。陰獣の奴隷。陰獣の性奴隷に成り下がりました。だから、陰獣の責めが続くだけで、また快感が膨れ上がり、絶頂に近づいていきます。
その時、センサーの通信機から声が響きます。
レイナ:リリィ、聞こえる?今から言う事をよく聞いて。絶頂と同時に、ユーフォリアビームを出すの。そうしたらビームが拡散放射され、そいつをやっつけられるわ。さあ、次の絶頂がチャンスよ、頑張って、リリィ…
あなたは頷く。強烈な快感の波に耐えながら、近づいて来るオーガズムに精神を統一し、そして、たった一度のチャンスを…
イく!衝撃的な絶頂。そしてビームを発射する。快感が一気に爆発したように感じる。全身が硬直し燃えるように熱くなる。そして、あなた自身が光の粒子に包まれ、それが周りに照射される!
あなたは、触手の拘束から、解放された事に気づきます。陰獣は四散し、周りに焦げ臭い匂いを残すだけです。敵を、敵を倒した、自分で倒せた。その達成感に、あなたは少しだけ嬉しくなります。
その時、天井の照明が一斉に転倒し、暗かった周囲が、パッと明るくなります。周りには、バラバラになった陰獣の死体が転がり、部屋全体が、焼け焦げたようになっています。
そして自分の体も、かなりのダメージを受けていた事に、気付きます。手足も、ボディも、あちこちが壊れたり、金属が剥がれたりして、メカがむき出しになっています。そして、あの大事な、クリトリスのケースも壊されて、内側が丸見え。その上、壊れたところから漏れ出した、青い体液が、まるで血だまりのように地面に広がっている。その、赤くない体液をみて、自分がもう、人間でない別のものだという事を、あなたはさらに、思い知るのでした。あなたはそのまま、ぐったりと動けなくなります。
そして、廊下の向こうから、レイナとドクターが、笑顔で歩いてきました。
レイナ:リリィ、よく頑張ったわね
レイナが、笑いながら声をかける。
レイナ:訓練とはいえ、最初にしてはハード過ぎたかかな?でも、最後までちゃんと出来たわね。ミッション完了よ
ドクター:あらあら、ひどい有様ね、セクサリオン5号。すぐに救助ロボが到着するから、安心して。ちゃんと修理してあげるからね
ドクターも、にこやかに話しかけます。
そう、ここは、研究所の地下にある、セクサリオンの実践訓練施設。あなたは、その初めてのテストを、無事にやり遂げました。その達成感と同時に、あちこちが壊れた自分の体に、少し悲しみを感じるのでした。こんな、ボロボロになった体でも、修理すればすぐ元どおりになる。自分はもう、人間じゃない、機械に改造された、セクサリオン。その事を、あなたは再び強く認識するのでした。
あなたは、壁にもたれ掛かって、目を閉じ、体を休めます。達成感と疲労感で、だんだんと意識が、もやもやとして来るのを感じます。やがて、救助ロボットが近づく音が聞こえてくる。そしてあなたの意識は、ますますまどろんでいゆき、また深い、深ーいところにまで、落ちてゆきます。
【本当の使命】
薄暗い、ピンク色の部屋。そのベットで、あなたは一人、横になっています。ハードな訓練の疲れや、傷も癒え、ゆったりと体を休めている。調べ物をしてくると言って出て行った、レイナを待ちながら、今までの出来事を、思い出していました。改造手術や、エナジーの充填、そして毎日の訓練。機械の手足や、銀色のボディにもすっかり馴染んで、寝ていても、もう違和感を感じなくなっていました。そして、時折湧き上がる、クリトリスの、甘い痺れ、エナジーが、全身に供給される、その感覚にも徐々に、慣れ始めています。もうずっと一生、こんな体なんだ。あなたは、自分がセクサリオンになった事を、さらにさらに、心に刻みこむのでした。
やがて、慌ただしい物音とともに、レイナが部屋に飛び込んでくる。レイナは、あなたを見るなり叫び始めます。
レイナ:リリィ!わ、私たち、騙されていたのかも知れないわ。じ、人類はもう、助からない…
あなたは起き上がります。
レイナ:ドクターは、私たちセクサリオンが、地球を救う救世主だと言っていた。でも、もう地球も、人類も、私たちがどれだけ頑張っても、あと10年もたたずに、滅亡する…
レイナは半狂乱で訴えます。
その時です。
ドクター:そこまでよ!
ドクターの声がする。いつのまにか、ドクターが二人の後ろに立っていたのでした。
ドクター:フフッ、レイナ…いや、セクサリオン4号…あなたがどこまで知ったのか分からないけれど、この続きは、私からちゃんと、説明してあげる
レイナは、ドクターの顔をキッと睨みつけますが、ドクターはそんな事はお構い無しに、話を続けます。
ドクター:パニックを避けるために、極秘にされている事だけど…大陸の中央部に某国が作った、核廃棄施設。それが、今から20年ほど前に崩壊し、流入した地下水のせいで、天然原子炉のようになってしまった。まあ、覆いのない、原子力発電所みたいなものね。そして、大量の放射性物質が、大気中にばら撒かれ始めた。直後にその国は、国そのものが崩壊して、事故は忘れ去られ、他の国が気づいた時には、もう手の施しようがない状態だった。強い放射能のせいで人はもちろん、ロボットですら近付けず、このままだと、拡散した放射性物質で、この地球に生き物が住めなくなるまで、あと長くて10年…って、ここまでは、レイナには話したよね?
レイナは、ドクターを睨みつけたままです。
ドクター:そうね、その続きを聞きたいのよね。そこで考え出されたのが、サイボーグによる、コアポイントの封印作戦。そのために生み出されたのが、あなたたち、セクサリオン…
レイナ:でも、コアの封印は出来なかった、そうじゃないの!?
レイナは吐き捨てるようにいう。
ドクター:その通り。さすが4号、良く調べたわね…そう、セクサリオンは、何度も、何度もコアポイントに突入したけれど、結局封印作戦は、成功しなかった。私たちは、放射性物質の拡散を止めるのは、もはや不可能と結論づけた。人類はもはや、座して死を待つしかない、ってね
レイナ:じゃあ、なんで私を、いや私たちを改造したの?封印が無理なら、ど、どうせ死ぬなら、こんな体になる事なんて、なかったじゃない!
レイナは叫ぶ。あなたはそれを心配そうに見つめます。
ドクター:いいえ、あなたたちは、人類の救世主。それは間違ってないわ。知っての通り、あなたたちは、普通の人間より何十倍も、放射線に耐性がある。だから、他の全ての生物が死んでも、あなたたちだけは、生き延びられるかも知れない。それに…
ドクターは、あなたとレイナの目を、交互に見つめながら、話し続けます。
ドクター:それに、あなたたちには、まだ生殖機能が、残っている。つまり、子孫を作る事が出来るの。健康な赤ちゃんを産む事が、ね
あなたとレイナは、あまりの事に、驚きを隠せません。
ドクター:それが、セクサリオンの、本当の使命。人類の遺伝子を絶やさないための、最後の使命なの。ほら、考えてみて。セクサリオンって、どういう意味なのかしらね…そう、セックスの、サイボーグ。生殖能力を持った、改造人間って意味。それが、あなたたちの、本当の使命なのよ!
二人は、放心しきった顔で、ドクターの顔を見続けます
ドクター:さあ、これで分かったよね?あなたたちが、するべき事。だったらもう、今日はお休みなさい
ドクターが部屋を去ります。あなたとレイナは、顔を見合わせたまま、まるで魂が抜けてしまったように黙り込んでいます。ピンク色の部屋が、沈黙だけに、包まれます。
そして、その静寂を破るように、半狂乱になったレイナが、あなたにすがりつきます。
レイナ:ご…ごめんなさい、リリィ。本当にごめんなさい!私の、私のせいで、あなたまでこんな体に…うっ、うううっ、うわああああああっ!
あなたの胸に、顔をうずめるようにして、泣き崩れるレイナ。でも、あなたは自分が、妙に冷静な事に気づきます。こんな体になったけど、そのお陰でずっとこうして、レイナと一緒に居られる。もう、それだけでいい。それ以外に何もいらない。そう思うと、あなたは逆に、とってもおだやかな、心地よさを感じ始めます。あなたは、自分の胸で泣きじゃくるレイナの、半分機械になった頭を撫でながら、ずっと、ずっと、こうしていたい、そう思うのでした。
やがて、泣き疲れたレイナがあなたの横で、眠り始めます。あなたもまた、目を閉じる。地球の危機や、人類の未来なんか、こうやって二人でいる事に比べたら、どうだっていい。幸せ。今は本当に幸せ。レイナとこうして一緒にいられて。こんな幸せな事はない。そう思いながら、あなたの意識は、また深い、深ーいまどろみに、落ちていくのでした。
【出撃準備】
あなたは、また少し、眠りに落ちていたようです。心地よい、まどろみを味わいながら、ベッドに身を沈めている。そして、地球の運命や、自分の改造された体の事を、少しだけ考えますが、すぐにもやもやとした意識に支配され、どうでもよくなってしまうのでした。
また、声が聞こえてきます。それは、大好きなレイナの声…
レイナ:リリィ、リリィ…大事な話があるの
あなたは起き上がります。
レイナ:私、決めた。コアポイントに行く。そして、今度こそ絶対、あれを封印して、この世界を救うわ
あなたは、吹っ切れたような、レイナの顔を見つめます。
レイナ:3号の報告では、コアポイントの少し向こうに、地下水脈の出口がある。その上の岩盤をユーフォリアビームで破壊すれば、水は止まり、減速材を失った核反応は止まるはず。ドクターは反対してるけど、もう、それしかないの。リリィは、分かってくれるよね?
私も行く!、あなたは即座に答えます。
レイナ:ありがと、リリィ、でも…私一人で行く。生きて戻れる保証はどこにも無い。だから、あなたはここで、待ってて…
そんなの嫌、絶対ついて行く。あなたはそう言います。だって、レイナと一緒にいるために、こんな体になったのに、一緒にいれないなら、またひとりぼっちなるなら、生きていたって…
あなたの必死な顔を見て、レイナはしばらく悩んだあと、にっこり微笑んで頷き返します。
レイナ:じゃあ…一緒に行こ。でも、本当に、生きて帰れないかも…いいの?
リリィ…あなたは強く頷きます。
レイナ:でも、行くならリリィも、エナジーを満タンにしないとね
そう言って、レイナはあの、自動充填カプセルを指し示します。あなたは、あの辛かった絶頂地獄を思い出し、ゴクリと唾を飲み込みますが、やらないわけにはいきません。覚悟を決めて、カプセル中に入り、ゴムのシートに横たわります。
レイナ:さあ、これを咥えて
レイナはあなたに、呼吸チューブを渡す。あなたはそれを咥え、猿轡のように首の後ろで固定する。そして、全身の力をぬいて、ゆっくりとまぶたを閉じます。ケースの蓋が、自動的に閉まり、外の音と空気感から、完全に遮断されます。
さあ、このあとは、あなたのエナジーが満タンになるまで、そのカプセルの声と、機械の音だけに、身を委ねて下さいね。
カプセルが開き、あなたはまた、外の空気に触れます。数えきれない絶頂の疲れに、あなたはもう、動く事が出来ません。少しだけ、少しだけこのままでいたい、そんな思いに、体だけでなく意識すらも、スーッ、スーーーッと、落ちていく。深い、まどろみの中に、吸い込まれていきます。
【厄災の地】
あなたは、暗い、夜の空を、ふわふわ、ふわふわと漂っています。大きな満月の前を、スーッと横切る、二つの小さな影。それは、あの核廃棄施設の中心、コアポイントに向かう、あなたとレイナの影です。背中から、銀色の羽根を出し、飛び続ける二人。まだうまく飛べないあなたは、レイナの手をしっかりと握りしめ、漂うように夜空を飛んでいく。あなたは、二人が初めて街でデートした時、初めて手を繋いだ時の事を、思い出すのでした。
レイナ:コアポイントが見えてきたわ。ほら、あの青白い光が、チェレンコフ放射。核反応の光よ
二人はさらに、さらに光に近づきます。既に、生き物が即死するレベルの放射線が飛び交う、死の世界に二人は足を踏み入れています。設計上、セクサリオンは5000ミリシーベルトまでは耐えられると、ドクターは言っていた、そのスペックを、今は信じるしかありません。
レイナ:さあ、ユーフォリアビームの有効射程まで来たわ。降りましょう
二人は、コアポイントを見下ろせる高台に降り立ち、羽根を収納します。草も木も枯れ果てた、荒涼とした世界に立つ二つの影。
レイナ:放射線量…4700、これ以上近づくのは無理ね
レイナはそういうと、目をスコープモードに切り替えて、今回の標的を確認します。
レイナ:目標までの距離は…500、有効射程ギリギリだけど、ちゃんとターゲットはロックオン出来る。さあ、リリィ、作戦開始よ
レイナは、あなたを安心させるように微笑みながら、あなたを見つめます。
レイナ:このチューブで、首筋のセクサリオンサインを繋ぐと、オーガズムエナジーを共有出来るのは、知ってるよね?だから、まず私が絶頂して、これでリリィにエナジーを流し込む。あなたも一緒に、絶頂してしまうけど…そしてあなたが、もう一度絶頂し、二人のパワーを集約して、フルパワーであの地下水脈を破壊するの。大丈夫だよね、リリィ…
あなたは力強く頷きます。レイナのためなら、何だってする。そんな想いが、あなたの心を強くするのでした。
地下水脈さえ破壊すれば、水の流入が止まり、減速材を失った核廃棄物は、反応を止めるはず。ドクターは無理だって反対したけど…私はこれに賭ける!さあ、やるわよ二人は、お互いの首のチューブを確認し、そして、手を強く握りあいます。
レイナ:エクスタシーモード、オンさあ、あなたも呟いてー。
レイナが快感を感じている、くぐもった声が聞こえます。そして、ドクン、ドクンと流れ込んでくる、レイナの快感。それが、快感神経を通じて、あなたのクリトリスに、送り込まれるのも、感じます。あなたもレイナと連動し、気持ち良くなっていく。クリトリスが、ビリビリと痙攣を始める。強い快感を発し始める。股間だけでなく、足もガクガクと震え始める。あなたは思わず手で股間を抑えて、うずくまろうとします。
レイナ:リ、リリィ、ダメ!ちゃんと、ビ、ビームの発射態勢を続けて!
レイナが声をかける。あなたはとっさに姿勢を元に戻す。この快感、このものすごい快感を耐えないと。クリトリスの痺れ、全身の震えに耐えないと。あなたはそう強く心に念じます。
でも、そう思えば思うほど、快感は激しく、あなたの機械の体を翻弄していきます。流れ込む快感が、クリストリスを益々膨張させる。快感が益々膨れ上がる。全身がガクガクと震え、強すぎる快感で意識も朦朧としてくる。目の前がかすんでくる。でもダメ。この快感に耐え抜いて、二人の力を結集したビームを撃たないと。レイナのために、頑張らないと。あなたはそう強く思いながら、さらにさらに激しくなる快感に身を委ねます。そして、そろそろレイナも、限界のようですね。
レイナ:じゃ、じゃあ、そろそろ私、イ、イくよ…一緒に、イ、イこうね、リリィ…
さあ、絶頂が近づく。ものすごい快感があなたに流れ込んでくる。レイナが感じるのと同じ絶頂快感があなたを襲う。今まで我慢してきた快感が一気に爆発し、強烈な絶頂快感を生み出す。そしてそれはもう、目前…
イく!いっしょにイく。爆発的な絶頂快感、二人分の絶頂快感が襲う。全身が硬直し、まるで電気を浴び続けているかのように震える。そしてあなたはまた、股間からいやらしい液を地面に漏らしてしまう。
さあ、こんどはあなたの番ですよ。余韻に浸っている時間はありません。自分の体を、自分自身で慰めて下さいね。あなたの感じる部分、胸、乳首、脇腹、おへその周り、そして股間の割れ目。それらを両手で、強く刺激する。強烈な快感の痺れが、またすぐに蘇ってくる。さっきイったばかりなのに、機械になってしまったあなたの体は、再び快感を生み出し、それを直結されたクリトリスに、ドクドクと送り込む。さらに首筋からは、レイナの快感も送り込まれてくる。二人の発する快感が、あなたの小さな体の中で混ざりあい、何倍にも増幅されて暴れ余る。急速に膨張する快感、膨張するクリトリス。ほら、もう既にあなたの体は、イく準備が整いましたよ。どうすればいいのか、分かってますよね。ケースの星マークを、押すんですよね。じゃあ、やりましょうね、はい
また快感が暴走を始める。ものすごい快感、抑圧されていた快感が全身を荒れ狂う。そして一気に絶頂に向かって走りだす。強烈な快感刺激が、何倍もの絶頂快感へと押し上げる。そして、
イく!またイく。全身を切り裂くような絶頂快感。さっきの何倍もの絶頂快感にあなたの体はバラバラになってしまうように感じる。すごい刺激、すごい快感が、あなたの全身を暴れまわる。
レイナ:さあ、リリィ、ビームを撃って!
あなたは一呼吸置いてロックオンを確認し、ユーフォリアビームを、放ちます。
強力なエネルギー波が目標へと向かい、そして巨大な爆発と、噴煙が上がります。二人はそれを、固唾を飲んで見守ります。
徐々に、噴煙はおさまっていきます。レイナは、再び目をスコープモードに切り替え、標的を観測し続けます。あなたは、そんなレイナを、心配そうに見守ります。
やがて、レイナは視線をあなたの方に向けます。そして、悲しそうな顔で、首を横に振る。あなたは、作戦が成功しなかった事を直感します。
レイナ:ビームは、正確に目標に当たっていたわ。でも、この距離では、パワーが足りなかったの。地下水脈は、まだ半分以上残っている。もう少し、もう少し近くから撃たないと…
泣きそうに呟くレイナに、あなたは声も掛けられません。ですが、あなたはもう、決心しています。レイナがどんな決断をしても、私はレイナに、ついて行く。
レイナ:これ以上、コアポイントに近づけば、いくら放射線に耐性のある私達でも、生きては戻れない。でもね、リリィ、よく聞いて。私は行く。たとえこの身がどうなっても、この地球を守れるなら、少しでも可能性があるなら、私は行くつもり。だから、リリィはここで…
私も行く!、とあなたは咄嗟に答えます。だって、二人はずっと、ずっと一緒だって言ったのは、レイナの方だった。そうですよね?
レイナは、少し戸惑って、黙っていましたが、そのうち、あなたの強い決心を察したかのように、コクンと頷きます。
二人は、再び手を強く握る。そして、背中の羽根を展開して、飛び立とうとします。この向こうの、死が待っている世界へ、今まさに飛び立とうとする、その時、
セクサリオン1号:待って!
頭の通信機に聞きなれない声が聞こえます。二人は上空を見上げる。すると、巨大な満月に、三つの小さな影が現れる。そう、それは、セクサリオン。銀色の翼を持った天使たちです。レイナは叫びます。
レイナ:1号、2号、そして、3号!
セクサリオン1号:二人だけで無茶しないで頂戴
セクサリオン2号:私達も力になるわ
セクサリオン3号:後輩のくせに、抜け駆けしないで欲しいわね
そして、二人のいる高台に、別の三人のセクサリオンが、降り立ちます。
レイナ:みんな…みんな無事だったんですね…
レイナの問いかけに、三人は頷きます。
1号:私達の体は、そんなにヤワじゃないわよ。でも、これ以上近づくのは、さすがに無謀ね。ここからでも、五人が力を合わせればいい。そうしたら、今度は絶対に成功する。やれるよね?
二人は、もちろん頷きます。
1号:リリィ、いや、セクサリオン5号、この作戦は、あなたが主役よ。エナジーブースターは、あなたのものが最新式。だから、全員のオーガズムエナジーを、一旦あなたの体に送り込み、そしてあなたが、最大出力でビームを発射するの。責任重大だけど、頑張れるよね?
その言葉に、あなたは頷くしかありません。ちょっと、怖いけど、もう、やるしかない。そうあなたは誓うのでした。
レイナは、五人のエナジーが全てあなたに流れ込むように、チューブを繋ぎ直すと、あなたに語りかけます。
レイナ:もう分かっていると思うけど、次の絶頂は、五人分で、五回。でも、それは休みなく、一斉に訪れるの。一人目の絶頂をきっかけに、連鎖的に絶頂していく。そして、絶頂を繰り返すたびにその絶頂快感は大きくなっていき、最後にあなた自身が絶頂する時には、何倍もの快感となってあなたを襲うの。でも、それに耐え、ビームにエナジーを、チャージしさえすれば…さあ、もうあまり時間はないわ。始めましょう。エクスタシーモード、オン!
1号:エクスタシーモード、オン!
2号:エクスタシーモード、オン!
3号:エクスタシーモード、オン!
さあ、あなたも呟いてー
すると、ものすごい勢いで、快感が流れ込んで来ます。そしてあなたも全身を、まさぐり始めます。さっきあんなに強く、イったばかりなのに、快感が全身を埋め尽くしていく。流れ込む快感がまるで滝のようにクリトリスに注ぎ込まれる。自分自身も、胸や乳首、そして股間を、その機械の両手でまさぐり続ける。快感がビリビリと発し、それがまた、クリトリスに溜まって膨張させる。クリトリスが震え始める。無意識に、足をガクガクと震わせてしまう。その小刻みな振動が全身に伝わり、さらに、さらに快感を強くする。意識がふらふらとしてくる。快感に意識を奪われそうになる。でも、ちゃんと意識を保って下さいね。あなたはこのあと、五回も連続で絶頂し、全員の快感を全て受け止めてから、ビームを撃たないと、いけなかったんですよね。さあ、もっとしっかりと、意識を持って。快感が、自分の身体中を、ぐるぐると駆け回るのを感じてー。
そしてその快感は、さらに、さらにクリトリスに集まってくる。ケースの中に収められたあなたの小さなクリトリスが、信じられないほどの大きさに勃起して、強烈な快感を全身に発し続けています。そして、それは、他の4人も同じです。他の4人も、既にあなたと同じように、絶頂直前の快感を感じている。そして、彼女たちがオーガズムモードに移行したら、あなたは自分自身も含めて、五人分の絶頂を、連続で受け続けるんですよ。さあ、そろそろ、みんな限界みたいですね。
1号:さあ、全員絶頂の準備が出来たわ。みんな、始めるわよ。オーガズムモード、オン!
さあ、連続絶頂が始まる。まずは最初の、1号の快感を、あなたの全身で受け止める。ものすごい快感の塊が体全体を覆っていく。そしてこのあと絶頂しても、すぐに次の絶頂が、今よりも凄まじい絶頂が来るのを、忘れてないですよね?
イく!絶頂する。壮絶な絶頂快感が襲う。そしてすぐに始まる次の絶頂。さっきの2倍の絶頂快感が2号の絶頂と同時にあなたにも発生する。カウントが減るたびに、また絶頂に向かって駆け降りていく。そしてすぐにそれは…
イく!凄まじい絶頂に意識が遠のいしまう。そして続く、絶頂へのカウント。3号の絶頂があなたを襲う。次は最初の3倍の絶頂快感があなたの中で爆発する。3人分の絶頂が一度に起こるんですよ。さあ、さあ!
イく!さらに強力な絶頂に身も心もフラフラになる。さあ、次はレイナの絶頂。レイナの絶頂をあなた自身が受け止める。最初の4倍の絶頂が、レイナと一緒に、あなたの体の中で弾け飛ぶまで、もうすぐ…
イく!4倍の絶頂。4人分の絶頂を一度に受ける衝撃。そして、次が最後、あなた自身が発する絶頂と、今までの絶頂快感が全て混ざり合った、壮絶な絶頂快感が待ち受ける。さあ、最後のカウントが始まりましたよ。凄まじい快感があなたの全身を、意識を襲い続ける。あなたの意思とは関係なく迎える、最初の5倍の壮絶な絶頂快感が、すぐそこまで、迫って来る…
イく!今までに体験した事のないような壮絶な絶頂快感。5人分の、5倍の絶頂感覚が脳天から足先までを貫く。全身がビクビクと痙攣し悲鳴のような声をあげてしまう。クリトリスが爆発したように感じる。全身が絶頂快感で爆発したように感じる。そんな圧倒的な絶頂感覚に意識が遠くなっていくように感じる。
レイナ:リリィ、今よ!発射して!
レイナの声に意識を取り戻す。体勢をビームの発射姿勢に戻し、精神を統一してロックオンを確認し、そして一呼吸置いてから、発射する。
全身を衝撃が包み込む。今までにない圧倒的なエネルギー波に全身が包まれ、そして、意識が真っ白に消えて行く…
レイナ:リリィ、リリィ
どこかから、レイナの声が聞こえます。あなたは、ビーム発射の衝撃で、少し気を失っていたようです。
気がつくと、あなたはあの高台の岩場で、レイナに膝枕をされて横になっていました。周りには、心配そうに見つめる、他のセクサリオンたちの顔も見えます。
レイナ:リリィ、成功したわ。地下水脈は完全に封印された。あなたのおかげよ!
あなたは、レイナの声を聞いて、少しだけ微笑みます。そして、起き上がろうとしますが、なぜかうまく動けません。
あなたは、出来る範囲で自分の状態を確認します。ビームを出す左手は、黒く煤けてあちこちから火花が散っています。足も、関節部分の機械が露出し、いくつかのケーブルやチューブが、切断し、体液が少し漏れ出しているのが分かります。どうやら、あまりに強いエネルギー負荷に、体の部品が、耐え切れなかったようです。
1号:ひどい状態だけど、ちゃんとみんなで、基地まで連れて帰ってあげるから、安心して、5号
1号が言います。他のセクサリオンたちも、あなたに笑顔を向ける。幸せ。本当に幸せ。こんな、素敵な仲間に囲まれているなんて、本当に幸せ。でも、レイナだけが、暗い顔で、目に涙を浮かべています。
レイナ:リリィ…本当に、ごめんなさい。地球は救えても、あなたの体、いや、私たちの体は、もう、元には、戻らないのね…
そう呟くレイナに、あなたは、レイナと一緒なら平気だよ、と微笑み返します。レイナも少し、笑顔を取り戻す。それを見て、あなたはまた、幸せに包まれる。そして、徐々に薄らいでいく、意識に身を、委ねます。
体が急に軽くなります。他の4人のセクサリオンに抱きかかえられ、飛行を始めたようです。その感覚すら、だんだんと薄らぎ始めます。
あなたの意識は、埋め込まれた機械よって、強制的にシャットダウンされます。深い、深ーい、まどろみに、落ちて、落ちて、落ちて行く…
【愛し合う二人】
あなたはまた、眠っていたようです。
この間受けたダメージもようやく癒え、あなたはまた、あのピンク色の部屋で、平穏な日々を送っていました。もう、人間の体にも、元の世界にも戻れない。でも、レイナとずっと一緒に暮らせる、今の生活が幸せ。そんな風に、思うのでした。
でも、そのレイナとは、ここ数日会っていません。メンテナンスだとかで、ドクターのところに行ったきり、帰ってこない。あなたは少しだけ心配になっていました。
そんな時、ひょっこりとレイナは戻ってきたのでした。
レイナ:リリィ、お久しぶり。これ見て!
レイナは、部屋に入るなり、自分の股間を見せつける。割れ目の上の、クリトリスのあった所にそそり立つ、巨大な肉棒。そう、これはおちんちん。先っぽが蛇の頭のように膨らんだ、まさに男の子の、おちんちん…
レイナ:そう、当たり。これはおちんちん。人工ペニスね。ドクターに頼んで、クリトリスを改造して貰ったの。おしっこは出ないけど、ちゃんと精子は出るのよ。もちろん、私の遺伝子の…
あなたは、ごくんと唾を飲みます。こんな近くで、始めてみるペニス。そしてこれが、女の子の割れ目の中に入り、精液を注ぎ込めば、赤ちゃんが…
レイナ:つまり、ちゃんと赤ちゃんも作れるし、元がクリトリスだから、快感も…ヘヘヘヘ…でも、どうしてこんなものを付けてもらったのか、分かる?
あなたは首を振る。でも、もしかしたら…
レイナ:あのね、リリィ、私…私ね、あなたと、ずっと一緒にいたい。前からそう言ってたよね。でも、それだけじゃなくて…あの…あなたと…セ、セックスしたい!そして二人の赤ちゃんが、欲しいの!
あなたは、驚いて声を詰まらせます。
レイナ:でも、リリィは…嫌だよね。そんなの、嫌だよね。女の子同士なのに、変じゃないかって。でもね…いや、だから今すぐでなくてもいいんだ。もし、その気になってくれたら、その時でいい。ね、リリィ、一緒になろ?心だけじゃなく、肉体も一緒になって、そして、出来れば…赤ちゃんを…
あなたは素直に、いいよ、と答えます。そうですよね?あなたは、レイナが好き。ずっと一緒にいたい。だから、肉体も一緒になって、二人の赤ちゃんを作るのも、当然ですよね?あなたは、レイナに抱きつき、そして耳元で「抱いて」と囁きます。レイナは何も言わず、強く抱きしめてくる。幸せ。今から二人は、一緒になる。本当に、本当に幸せ…
二人は、ベットの上に横になります。レイナはもう一度、あなたに尋ねます。
レイナ:本当に、いいの?リリィ…
あなたは頷きます。
レイナ:じゃあ、あなたもエクスタシーモードに、移行して。私はもう、さっきからずっと、そうだったんださあ、あなたもそうなるために、エクスタシーモード、オンと、口に出して下さいね。さあ、呟いてー。
レイナは、あなたが興奮し始めた事を確認すると、あなたの上に体を重ね、そして、唇を合わせてきます。あなたは自然と目を閉じる。レイナの暖かい口で、唇が吸われる。舌が口の中に侵入してくる。あなたも舌を伸ばしてそれに絡める。気持ち良さと、嬉しさが全身に満ち溢れてくる。
そして、レイナはその、口での愛撫を、だんだんと下へとずらしていきます。首筋、そして胸の方へ。右の乳首を、唇で吸いながら舌でペロペロと舐められる。快感がジンジンと伝わる。左の乳首も、同じようにいじられる。気持ち良さで、意識が飛んでしまいそう。オナニーや、機械による強制的な快感とは違う、圧倒的な幸福感を伴う快感に、あなたは体が、とろけてしまいそうです。
そしてさらに、レイナの舌は下に降りていきます。脇腹や、おへその周りを巡り、あなたが一番敏感な部分、そう、股間の割れ目を、レイナは舐め始める。割れ目に沿って、上下に舌を這わすレイナ。そん恥ずかしいところ、舐めないで、と、あなたは思いますが、圧倒的な快感の前に、そんな気持ちは一瞬でかき消されます。ビリビリとした強い快感が湧き上がる。頭がボーッとしてくる。快感が、股間だけでなく全身に広がっていく。レイナの舌が、割れ目の奥まで侵入してくる。ものすごい快感が全身を貫く。自分の指でするよりも、何倍もの強い快感が、一気に膨れ上がっていく、レイナの唾液と、あなたの愛液が混ざり合い、嫌らしい音を立てる。イきそう?もうイきそう?
レイナ:もうイきそう?イきそうよね。今日は、私がイかせてあげるから、全てを私に、任せてね、リリィ…
レイナはそう言うと、さらに股間を、強く舐め始める。凄まじい快感が蘇ってくる。そして、レイナは舌で、あなたのクリトリスのボタンに触れ、それを押します(カチ)
ほら、絶頂へのカウントが始まった。レイナの舌がさらに激しくなる。クリトリスまで舐められているように感じる。凄まじい快感が暴走を始める。全身を襲い続ける。快感が絶頂に向かって一直線に疾走する。そしてそれはもうすぐ…
イく!レイナの愛撫でイく。快感が爆発し全身に伝わる。すごい快感、すごい絶頂。その感覚は、圧倒的な幸福感となってあなたの全身を包み込む。
あなたは、レイナの舌の愛撫で、イってしまいました。自分でするよりも何倍もの快感に、既に心も体も、フラフラになっています。でも、本番はこれからですよ。
レイナ:リリィ、イったのね。気持ちよかった?
あなたは頷きます。
レイナ:そういえば、お漏らし、治ったんだね?
あなたはそう言われ、また恥ずかしさで顔が真っ赤になります。
さあ、今度はあなたの番。私のも舐めてそう言って、レイナはあなたの目の前に、あの人工ペニスを差し出す。最初の何倍にも勃起した、男の子のそれを、レイナはあなたの唇に、そっと差し出します。あなたは少し躊躇したものの、すぐに口を開き、それを咥え込む。喉の奥まで、しっかりと銜え込み、そして、舌でそれを、舐め回します。おちんちんを銜え込み、舐める。その行為に、あなたはますます興奮します。
レイナ:あああっ、リ、リリィ…き、気持ちいいよ…もっと、もっと舐めて…
レイナの言葉に、あなたは舌の動きを激しくする。喉の奥まで刺さったペニスに、むせ返るのも我慢して、一心不乱に舐め続ける。レイナ、気持ちよくなって。もっともっと、気持ちよがって…
ようやく、ペニスが口から抜かれます。あなたは口を閉じ、疲れた顎を休めます。
レイナ:じゃ、じゃあ、今から挿れるわね、リリィ…
あなたは頷きます。するとレイナはまた、あなたの上に、体を重ねます。
レイナ:リリィ、セックス、初めてだよね?
コクンと頷くあなた。
レイナ:実はね、私、ドクターにずっと、お願いしていたの。リリィの処女は、奪わないで下さいって
そういえば、あなたは思い出します。機械に攻められた時も、訓練で陰獣に襲われた時も、一度も中に、挿入されなかったって事。
レイナ:もう一度聞くけど、本当に、本当に私でいいのね?リリィ…あなたは、強く頷きます。
それを見たレイナは、あなたの股間の割れ目に、人工ペニスの先っぽを押し当ててくる。すでにヌルヌルになっているそこに、先っぽがおさまる。そして、
レイナ:リリィ、いくよ。一緒になろ?
レイナが、グーッと、力を込める。身を割かれるような痛みが股間全体を襲い、あなたは思わず声をあげてしまう。
レイナ:少し力を抜いて、リリィ…
あなたは頷き、言われた通りにする。レイナのペニスは、少し角度を変えて、もう一度、押し込まれる。ミシミシと、全身を引き裂くような感覚を覚える。そして、一瞬の強い痛みと同時に、それはスルッと、あなたの中に侵入する。体を内側から圧迫される、物凄い感覚に襲われる。そして、小さな膣の、一番奥まで届いたペニスが、あなたの子宮を、グーッと、突き上げます。その圧倒的な感覚に、意識が飛んでしまいそうに感じます。
レイナ:リリィ、入ったよ、私たち、繋がったよ
レイナの言葉に、力なく頷く。そして、涙がこぼれそうになるのを我慢しながら、笑顔を作るのでした。
レイナ:じゃあ、動かすね。辛かったら、言ってね
そう言うと、レイナは腰を動かし、ピストン運動を始めます。規則的に突き上げられる、子宮の入り口、ズリズリと刺激される、体の内側、その違和感が、だんだん、だんだんと、快感に変わっていくのが分かります。股間が熱く、熱くなっていく。気持ち良さが全身に伝わる。そしてまた、その快感は蓄積されていきます。徐々に激しくなるピストンに、あなたの小さな体は翻弄され、気持ち良さだけに満たされてゆきます。幸せ。本当に幸せ。レイナと完全に繋がり、快感を共有している。ピストンのたび、二人の快感は互いに行き来し、増幅していく。快感が高まっていく。もうイきそう。イってしまいそう…
レイナ:リリィの中、ほ、本当に、気持ちいいね。もう、イっていい?中で出していい?あなたはもちろん、頷きます。するとレイナは、二人の絶頂ボタンを、同時に押します。
さあ、また絶頂へのカウントが始まった。レイナのピストンが、ますます激しくなる。快感もますます激しくなる。体の中でレイナのペニスが膨張し、大きく脈打つ。それは射精、射精の前兆。そしてついに、二人は一緒に…
イく。壮絶な絶頂快感が全身を切り裂く。そしてレイナもイく。あなたの中に、大量の精液が注ぎ込まれる。あなたの全身が燃えるように熱くなる。絶頂快感の気持ち良さと、レイナを受け入れた幸せに、あなたの意識は真っ白になってしまう。
あなたは、まだ快感の余韻で、全身が震え続けているのを、感じます。レイナの人工ペニスが、股間から引き抜かれます。すると、シーツの上に滴り落ちる、処女を失った証。それは、赤くない、青い体液。そう、あなたの初めての証が、青い染みとなっているのを見て、あなたはまた、自分がもう、人間でない別のものに、変わり果ててしまった事を、ふたたび痛感するのでした。
そんなあなたの頬を撫でながら、レイナは言います。
レイナ:リリィ、も、もう1回いい?もう1回、あなたの中に、出しても、いい?
レイナの言葉に、若干躊躇しますが、でも、あなたは決めたはず、レイナのためなら、何だってする、ってね。
じゃあ、今度は四つん這いになって。後ろから、入れるからね
レイナは、あなたを抱き抱え、四つん這いにします。そして、あなたの足を開くと、その間に膝立ちで体を入れ、後ろからまた…
挿入する。グーッと押し込まれる人工ペニスの感覚に、あなたはまた声を漏らす。さっきよりも深く挿入され、体の内側のキチキチ感も、ずっと、ずっと強く感じます。
そして、レイナはまた、ピストン運動を始める。あなたのお尻を両手で押さえ、強くグラインドする。さっきとは違う角度で突き刺さるペニス。子宮を猛烈に突き上げるその感覚に、あなたはまた、快感の悲鳴を上げてしまう。気持ちいい、すごい気持ちいい。ペニスが貫くたびに、快感がますます注ぎ込まれていく。子宮がキュンキュンと唸る気がする。精液を絞りとるかのように、あなたの膣が強く収縮する。圧倒的な快感があなたを襲う。さっきイったばかりなのに、もう絶頂の限界まで、引き上げられている。そしてそれは、二人とも同じですよね?
レイナ:じゃあ、じゃあ、もう一度、イこうね、リリィ…
二人のボタンが、同時に押される。
ほら、また始まる絶頂へのカウント。快感がますます膨れあがる。ペニスもますます膨れ上がる。絶頂の予感。射精の予感。あなたの中に、また注ぎ込まれる予感。完全に繋がった二人の快感が混ざり合って、二人を絶頂へと追い込んで…
イく!壮絶な絶頂。過去最高の絶頂にあなたの全身が硬直する。そしてレイナもイく。あなたの中にぶちまけられる精液。開いた子宮口が、それを全て受け入れる。膣がギューっと収縮し、一滴残らず絞り出そうとする。全てを受け入れたあなたは、その壮絶な快感に、ずっと、ずっと翻弄される。
そして、ようやく二人は体を離し、ぐったりと、シーツの上に横たわります。あまりの快感と、疲労とで、意識が朦朧とし、真っ白になって、消えていくような感じがします。
あなたは、レイナの命の源を、自分の体に受け入れた事に、これ以上ない幸福感を感じています。お腹の中で、二人の命が混ざり合い、育まれていくのを感じます。幸せ。本当に幸せ。この体になって、本当に良かった。だって、あなたのお腹の中には、二人の愛の結晶が、すでに宿っているんですからね。
疲れ切ったレイナの、かすかな寝息が聞こえます。あなたも、その横で目を瞑る。ピンク色の部屋が、スーッと、暗くなって、二人の影を、だんだん、だんだんと、暗闇の中に、消していくのでした。
【解除】
あなたは、とても心地よい、ベッドの上に、横になっています。
そう、ここはあの、ピンク色の部屋。あなたは、また少し、夢を見ていたようです。とっても幸せな夢。幸福感と、快感に満ち溢れた、とっても素敵な世界を、あなたはゆらゆら、ゆらゆらと、漂っていました。寝ているのか、起きているのかも分からない世界。ずっと、ここにいたい、ずっとずっと、この心地よさを味わっていたい。あなたはそんな風に、思っているかも、知れませんね。
でも、今日は、そろそろお終いにしましょう。もうあなたは、すっかり堪能したんだから、そろそろ終わる頃合いですね。今あなたが居る、そのピンク色の部屋から出る時です。そう、最初と同じように、そのベットの上で全身の力を抜き、何度か深く、深ーく、深呼吸すれば、あなたは元の場所に、戻って来る事が出来ます。あなたの意識と、私の声が作り出した、このイメージの世界から、現実の世界へと戻ります。いいですか?じゃあ、一度ちゃんと目を閉じ、声に合わせて…
吸ってー、吐いてー、スーッと力を抜いてー
吸ってー、吐いてー、意識が曖昧になる
吸ってー、吐いてー、イメージが、溶けていく
吸ってー、吐いてー、ピンクの景色が溶け落ちる
吸ってー、吐いてー、スーッと、落ちていく…
そして、ぼんやりとした感覚が、だんだんとはっきりし始めます。
あなたは今、元いた場所に、横になっています。あの不思議な、イメージの世界から、現実感のある、リアルな世界へ、戻ってきました。
そして、あなたは自分が、もうあの、リリィという少女でない事も、分かっているはず。首筋の、あの星のマークも、もう消えてしまいました。そう、あなたは、あなた。他の誰でもない、あなた。性別も、年齢も、全て元のまま。そうですよね?そして、ただ催眠状態で、横になってるだけ。そうですよね?
それでは、今からあなたに掛かっている催眠を解きます。今から、1から10まで数えます。数が増えるたび、あなたの意識はだんだんと明瞭になります。そして、10と同時に指を鳴らすと、あなたは、与えられた暗示を全て忘れ、この音声を聞く前の状態に、完全に戻ります。
じゃあ、
1、周りがだんだんと、明るく感じ始めます。
2、力がだんだんと、戻ってくるように感じます。
3、意識が明瞭になり、曖昧さが消えていきます。
4、手足ももう、自由に動かせるようになります。
5、意識がさらにはっきりします。
6、あなたに掛かっていた暗示は、もう全て消えました。
7、もうあなたは、自分の意思で考え、行動出来ます。
8、あなたは既に、目を閉じて横になっているだけの状態です。
9、さあ、次に数をかぞえ指を鳴らすと、あなたは完全に元の心と体に戻ります。いいですか?
10!はい!目を開けて!
お疲れ様です。気分はどうですか?まだすっきりしないようなら、起き上がって伸びをして下さい。それから、絶頂の繰り返しで、汗だくになっていたり、ヘトヘトになっているかも。そうしたら、シャワーを浴びたりお風呂に入って、体をゆっくりと休めて下さいね。
それでは、この催眠ドラマを終了します。またあの世界を楽しみたくなった時は、この音声を最初から聞けば、いつでも行く事が出来ますからね。でも、普段は絶対に、「エクスタシーモード、オン」と呟かない事。もし呟いてしまったら、全身の性感帯がまた、クリトリスに繋がってしまうかも、ね、ウフフフッ!
【解除(途中差分)】
それでは、この催眠ドラマを、一旦終了します。お話の続きを楽しみたい時は、もう一度導入音声を聞いてから、続きの音声を聞けば、いつでもあの世界に戻る事が出来ますからね。じゃあ、今夜はゆっくりと、おやすみ、リリィ…ウフフッ!
【解除・再開】
でも、あなたはもう、とっても疲れていますよね。繰り返し訪れる絶頂感覚は、あなたの体力を、すり減らしますし、イメージをし続けるのも、案外と疲れるものです。ですから、一度この、イメージの世界から出て、元の心と体に、戻りましょう。そして、少し体を休めたら、またこの世界に、帰ってきて下さいね。
さあ、もしまだ目を開けているなら、目を閉じて下さい。そして、もう一度、ピンク色の部屋を、イメージしてー。
今から、1から10まで数を数え、指を鳴らします。そうしたら、今聞こえている、この唸るような音が消え、あなたは一時的に、元のあなた、リリィになる前のあなたに戻ります。でも、あなたに与えた暗示は、あなたに全て、残ったまま。リリィの記憶も、全て残ったままです。ですから、休んだあと、この音声の続きを聞くだけで、また今の世界、とても素敵な、イメージの世界に、戻って来られますからね。では、
1、2、3、4、5、6、7、8、9、10はい!、目を開けて!
あなたは、元の世界、最初に横になっていた場所に、戻ってきました。さあ、少し休みましょう。汗を拭いたり、トイレに行ったりしても、いいかもですね。でも、さっきも言った通り、あなたへの暗示は、全てそのまま。ですから、休憩しおわったら、必ず、この続きを聞いて下さいね。では、またあとで、会いましょう。プレイヤーの再生を、一度停止して下さい。
まもなく、この音声の続きが始まります。最初と同じように、ベッドか布団の上に、仰向けに横になり、出来る限り、全身の力を抜いておいて下さい。
お帰りなさい。ちゃんと、戻って来られましたね。
それでは、今からまた、あのイメージの世界に、戻りましょう。どうすれば戻れるか、あなたは良く分かっていますよね。そう、全身の力を、抜き切って、リラーックスする。そして、心も体も、もっともっと、落ち着ける。そうですよね?他の事は考えず、私の声に集中し、私が与える、言葉をイメージに、変えていく。ほら、もし目がひらいているなら、目をしっかりと閉じ、そして、思い出してー。
あの、ピンク色の部屋。あなたが大好きな、レイナ。そして、機械の体…これまでに起こった、様々な出来事…そんな、記憶のかけらを、一つ一つ、拾っていく事で、あなたはまた、あのイメージの世界に、少しづつ、少しづつ戻って、いきますからね。
さあ、少しだけ、深呼吸しましょう。そうすれば、あなたの意識は今よりもさらに、さらに深いところに落ちてゆき、今よりもいっそう、イメージが明確に、なっていきますからね。じゃあ、
吸ってー、吐いてー、もっと力を抜いてー
吸ってー、吐いてー、もっと心を落ち着けてー
吸ってー、吐いてー、スーッと意識が、落ちていく
吸ってー、吐いてー、ピンク色が混ざっていく
吸ってー、吐いてー、だんだん、だんだんと、変わっていく…
このあとも、こんな、ゆったりとした呼吸を続ける事で、あなたはずっと、ずっとこの心地いい世界に、浸っていられますからね。
今から、10からゼロまで数え、指を鳴らします。数が減るたび、意識はさらにまどろんで、深く、深く沈み込んでいきます。そして指をならすと、あなたはまた、あのピンク色の部屋に戻り、そこにいる、小さくて、内気な女の子の、心と体に、戻りますからね。じゃあ、
10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、ゼーロ
おかえりなさい、リリィ。
フフフッ、ちゃんと、頷けたかな?
そう、あなたは、リリィ、小さくて内気な女の子。そうですよね?リリィ…
そして、あなたはまた、夢を見ていたようです。この柔らかくて、とっても心地よいベッドの上で、あなたは、全く別の世界に、行っていた気がします。でも、間違えないで。あなたの世界は、ここ。このピンク色の世界。あなたはずっと前から、ずっとここの住人だった。そうですよね、リリィ?
さあ、それが分かったら、再びあの、圧倒的な幸福感と、快感の世界にもどりましょう。あなたの大好きな、レイナも待っていますからね。
【エピローグ】
リリィは、重く、大きくなったお腹を抱えて、あのピンク色の部屋の、ベッドの上に横になっています。時折、お腹の中で動く、新しい命を感じるたび、リリィはまた、幸せをかみしめるのでした。
その傍らでは、レイナとドクターが、楽しげに語らいあっています。
レイナ:ドクター、生まれてくる子供は、本当に普通の人間なんですよね?
ドクター:そうよ。残念だけど、機械の子供を産む事は、今の科学力では無理ね。もちろん、生まれてくる子供を、セクサリオンに、改造してあげる事は出来るけど…
レイナ:いや、まあそれは、ちょっと…
ドクター:フフフッ、冗談。もうセクサリオンを量産する必要もないしね。コアポイントの核反応は、あれ以来観測されてないし、放射線量も、かなり減少してきてるって。みんなあなたたちのお陰よ
レイナ:そうかー。じゃあ、今度は私が、リリィの子供を産んでみたいな
ドクター:あら、それは簡単ね。無事に赤ちゃんが生まれたら、今度は5号…いや、リリィのクリトリスを、人工ペニスに改造してあげる。そうしたら、あなたもきっと…フフッ
レイナ:フフッ…あ、そういえば、ドクター、一度聞こうと思ってたんですけど…
ドクター:何?レイナ
レイナ:ドクターって、人間なんですか?それとも…
ドクター:え?知らなかったの?もちろん、あなたたちと、お、な、じ、セクサリオンよ
【自動改造装置の声】
セクサリオン被験体の意思確認コードを受け取りました。手術室にへ移送を開始します
セクサリオン改造プロセス、準備完了しました。被験者のセクサリオンサインを確認します…確認しました。この被験者を、セクサリオン適合体5号と認定します
改造フェイズ1、開始。各種センサー、最終チェック…チェック完了…被験者の体温、血圧、脈拍、全て正常値です。被験者のセクサリオンサインに、インストールチューブを接続して下さい…接続開始…接続しました
外頸静脈にカテーテル挿入…挿入完了、神経電極、皮下組織、耳下腺リンパ管との接続…接続完了
チューブと被験者の接続が完了しました。体内センサーを起動して下さい。被験者の意識レベルを低下させます。神経麻酔薬、投入開始。現在の意識レベル、82%、これを0%まで低下させます…現在、65、意識レベルの低下を確認、52、42、31、23、20、19、18、17、16、意識狭窄に入りました。15、14、13、12、11、10、意識レベルさらに低下、9、8、7、6、5、4、3、2、1、ゼロ…
バイブレーション、停止
バイブレーションアームを、クリトリス上部に圧着、圧力0.5で固定。振動開始
バイブレーションアーム移動、適合体の尿道口に圧着。圧力2
クリトリスに直接圧着。圧力3で固定
振動レベル30、振動レベル50、振動レベル100
快感増幅液、注入準備。薬液をクリトリス基部に注入…注入完了
適合体がオーガズムモードに移行
オーガズムモードに移行
オーガズムまで、あと、20、19、18、17、16、15、14、13、12、11、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1
ゼロ!絶頂します!
オーガズムエナジーの発生を確認しました
再びオーガズムモードに移行
さらにオーガズムモードを継続
適合体5号をスリープモードに移行します。電装系閉鎖、脳波安定装置、始動…
レーザーメス、準備。左腕の切断を開始します。ドリル、止血装置準備完了。レーザーガス、放射開始。切断面を解放して下さい。人工体液の輸血を、あと3リットル継続。切断面30%、左腕の切断、順調です。神経繊維の置換を並行して行います。電磁パルス、準備…
下腹部の開腹完了。止血、問題ありません。今から、エナジーブースター、およびオーガズムジェネレーターの埋め込みを行います。人工呼吸器、異常なし、体液バイパス回路、順調です。神経回路を、快感ブースターに接続3番、5番、11番完了。そのまま継続して下さい。エナジーバキュームチューブの接続完了。クリトリスの神経繊維を保持して下さい。テストエナジー、充填中…
両手、両足の接続完了。接続部の稼働を確認して下さい。エナジー供給チューブの接続を完了。神経伝達回路、接続完了。正常です。全マイクロモーターの動作を確認して下さい…
【AIコントローラーの声】
コマンド受信しました。オーガズムテストを開始します。網膜ディスプレイにオーガズムカウンターを表示します。バイブレーションアーム、両乳首、肛門、ヴァギナに圧着。圧力1、3、2で固定。テスト準備完了
コマンド受信しました。エクスタシーモードに移行します。快感ブースター起動。快感の増幅を開始します。全快感神経のクリトリス接続を確認。
胸部への快感振動を確認、快感神経よりクリトリスへ、快感の流入を確認しました。
快感ブースター、正常です。
クリトリスの膨張を確認
クリトリス、急速に膨張
適合体の乳首の勃起を確認しました
クリトリス、さらに膨張
膨張率、10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、100%
快感がますます蓄積
オーガズムの前兆反応発生
クリトリスの膨張率100%。限界です
コマンド受信しました。
コマンド受信、オーガズムモードに移行
全快感神経を位相反転します
セーフテーィーロック、リミッター解除
オーガズムジェネレーター起動
エクスタシー回路、限界突破、強制注入器作動
快感爆発まで、あと、20、19、18、17、16、15、14、13、12、11、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0、絶頂します!
オーガズムエナジー発生
コマンド受信しました。連続オーガズムモードへ移行
全快感神経を位相反転
5号のオーガズムジェネレーター起動
全回路の安全装置、リミッター解除
限界突破、強制注入器フルパワー
快感圧力90、91、92、93、、95、96、、98、99、100!絶頂します!
オーガズムまで、あと、20、19、18、17、16、15、14、13、12、11、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1
ゼロ!絶頂します!
オーガズムエナジー発生。テスト中のため外部エナジータンクに誘導します
肛門周辺の快感振動を確認、クリトリスとの快感神経を接続します
クリトリス、膨張反応確認出来ません
振動停止を確認。バイブレーションアームが直腸に挿入。挿入深度、5、10、15、18。挿入停止。直腸内部での振動を確認。直腸との快感神経を接続。強烈な快感がクリトリスに流入します
限界を突破しました。適合体の脳波に異常信号を確認
ヴァギナの快感振動を確認、クリトリスへの直通快感神経を接続します。快感流入開始。急速に快感が上昇
全性感帯への同時快感振動を確認、全ての快感神経をクリトリスに直結します。快感流入開始、大量です
快感増幅液、注入開始
クリトリス膨張限界突破。膨張率、110%、120%、130%、140%、150%。
適合体の全神経から異常信号が発生。速やかにに絶頂させて下さい。繰り返します…
オーガズムモード継続。オーガズムまであと…
さらにオーガズムモード継続
これ以上のオーガズム継続は不可能です。直ちに処置を停止して下さい。繰り返します…
オーガズム残存反応消失。セクサリオン適合体5号を、強制スリープモードに移行します
オーガズムエナジー充填率6%、現在は強制スリープモードです。速やかにエナジーの外部充?を行って下さい
セクサリオンサインからの、オーガズムエナジーの流入を確認。快感神経をクリトリスに接続。快感流入開始
オーガズムエナジーの充填完了。現在の充填率21%。強制スリープモードを解除します。
スリープモードに移行します
コマンド受信しました。体内モードをエクスタシーモードに移行します。
コマンド受信、エクスタシーモードへ移行。
全快感神経をクリトリスに直結。快感受け入れ準備完了
オーガズムエナジー充填中。充填率98%。フル充填に達していません。このまま充填を続けるなら、快感刺激を継続して下さい
充填率100%。フル充填しました。これ以上の充填は出来ません。自動でエクスタシーモードを終了します
オーガズムジェネレーターに異常発生、エラー、エラー…
エラー、エラー、オーガズムシステム、ダウン。バックアップ回路に切り替えます。復旧まで、オーガズムは自動で発生します
システムエラー。制御不能です。オーガズムは自動的に発生。
快感神経に異常発生。
オーガズムエナジーが外部に流失。エナジー回路に異常発生。制御不能、制御不能。
エラーエラー、各所に異常発生、メンテナンスを要します
セクサリオンの脳波に乱れが見られます。強制スリープモードに移行。意識レベル、低下。
気温98度、放射線レベル、1000ミリシーベルト突破
エクスタシーモードに移行。オーガズムエナジーの流入を確認しました。快感神経をクリトリスに接続します
オーガズムエナジーを全てユーフォリアビームに注入。エクスタシーモードを継続します
発射準備完了
コマンドを受信しました。エクスタシーモードに移行。外部入力と快感神経を、全てクリトリスに接続します
コマンドを受信しました。連続オーガズムモードへ移行。1号のオーガズムまで、あと…
続いて、2号のオーガズムまで、…
続いて、3号のオーガズムまで、…
続いて、4号のオーガズムまで、…
エナジー充填400%。最終段階です。最終オーガズムまで、…
エナジー充填500%、オーガズムエナジーを、全てユーフォリアビームにチャージします。最大出力、発射準備完了
エラー、エラー、エナジー伝達装置に異常発生。両脚、左腕はコントロール不能。緊急メンテナンスを要します
スリープモードに移行します。電装系閉鎖、脳波安定装置、始動…
子宮にザーメンの流入を確認しました
本人の意思により、エクスタシーモードを継続します
子宮にザーメンの流入を確認。着床します
【自動充填カプセルの声】
こんにちは。セクサリオン5号。自動充填カプセルへようこそ。この声は、カプセルの自動音声です。身体の安全のため、処理が終了するまでは、この音声の指示に従って下さい。現在、センサー回路、チューブを接続しています。体を出来る限り動かさないで下さい
接続完了。セクサリオンのモードコントロールを、カプセルに移行します。続いて、ラバーの吸引圧縮を開始。全身が完全に、外部から遮断されます
吸引中。圧縮率、30%、50%、70%、80%、90%、100%
吸引完了。セクサリオンのセットアップ、完了しました。それでは、自動充填プロセス、開始。エクスタシーモード、オン。続いて、快感刺激レベル1、体表面への快感刺激、始動
セクサリオンの体温、脈拍、上昇します
急激に上昇
下半身の痙攣を確認
セクサリオンの全身痙攣を確認
股間から体液の分泌を確認
股間から大量の体液を噴出
クリトリスへの快感流入を確認
クリトリスへの快感流入が加速
セクサリオンの快感、順調に上昇中
セクサリオンの快感上昇中
セクサリオンの快感、急速に上昇中
快感状態、継続します
快感状態が限界に近づきます
快感限界に近づきます
セクサリオンが快感限界に到達しました
セクサリオン、快感限界に到達
セクサリオン、快感限界を突破
それでは、快感刺激レベル2へ移行します。性感帯への直接バイブレーション、始動
乳首、肛門、ヴァギナのバイブレーション刺激を開始しました
それでは、快感刺激レベル3に移行します。アナルスティック、挿入
挿入開始。挿入完了。直腸を圧迫します
アナルスティック、振動刺激、開始
子宮、及び卵巣をバイブレーションします
子宮、卵巣のへの強い振動刺激がつづきます
子宮、卵巣の痙攣を確認
セクサリオンの膣、子宮口の収縮を確認。膣内分泌液増大
アナルの痙攣を確認
それでは、ラバー内部に快感増幅液を注入。セクサリオンの快感をさらに高めます。注入、開始
それでは、肛門にも快感増幅液を注入
それでは、口からも快感増幅液を注入
快感増幅液の注入により、セクサリオンの感度が倍増します
アナル内部への快感増幅液注入により、感度がさらに倍増します
口腔への快感増幅液注入により、感度がさらに倍増
快感増幅液、継続的に注入
全身に行き渡りました
オーガズムモードに切り替えます。オーガズムモード、オン
セクサリオンのオーガズムを確認しました。オーガズムエナジー蓄積
漏れ出した体液を吸引します
オーガズムエナジーが、フル充填でないため、このまま、快感刺激レベル1で継続します
セクサリオンより異常信号受信。絶頂限界に近づいています
異常信号継続
セクサリオンの絶頂限界を超えましたが、エナジー充填を継続します
セクサリオンの体力が限界ですが、このままエナジー充填を継続します
セクサリオンの脳波に異常が認められますが、このまま継続します
現在のエナジー充填率66%
現在のエナジー充填率72%
現在のエナジー充填率85%
現在のエナジー充填率91%
現在のエナジー充填率97%
快感レベル1で継続します
快感レベル2で継続します
快感レベル2で継続、性感帯へのバイブレーション、継続します
快感レベル3で継続します
快感レベル3で継続、アナル内部の振動刺激、継続します
エナジー充填率100%を突破。快感刺激を停止します。全快感刺激システム停止。強制エクスタシーモード維持を解除します
それでは、自動充填プロセスを終了します。セクサリオンは、十分な休息を取って下さい。ラバーシート、解放。カプセル解放します
E.o.T.