00_セラフィーナ
※悪の組織「ブラックシード」のアジト。そこへ、単身乗り込んできたヒーローの青年が、セラフィーナと対峙していた。
はじめまして、私の名前はセラフィーナ……。鳥の翼と下半身を持つ、ハーピータイプのビューティーです。
たった一人で、ここまで辿りつくなんて……お兄さん、強いんですね?カラダもすごく逞しいし……C2(シーツー)のヒーローは可愛い子が多いと聞いてたんですけど……ちょっと意外でした。
※ヒーロー「お前がここのボスか? ……俺の仲間をどこにやった!? ここに捕らえているんだろう?」
はい、私がここのボスですよ?え……あなたの仲間?ああ……“あの子達”のことですか?
フフ、ここにはもういませんよ?別のところにちゃあ~んと避難させました♪あの子たちを危ない目には会わせられません……私の大事なコレクションですからね♪
※ヒーロー「コレクションだと……?ふざけるな!今すぐ仲間を返せ……でなければ、お前を焼き鳥にしてやる!」
え?「ふざけるな」?「今すぐ仲間を返さなければ、おまえを焼き鳥にしてやる」ですって?
※対ビューティー能力〝キネシス〟の稲妻を手にして、ヒーローが彼女に迫る。
まあ怖い……。その恐ろしい稲妻で私を焼こうというのですか?……どうかおやめください。私は野蛮なことが嫌いなんです。
あなたこそ、いま降伏すれば命までは取りません。ですからお兄さん、その手を下ろして……
※ヒーローがキネシスの雷弾を彼女に向けて撃ち放つ。
キャアッ!もう、いきなり攻撃するなんて……。
不思議です。どうしてそんなにお怒りなのですか?ヒーローをコレクションするのが、そんなにいけない事かしら?
※ヒーロー「なんだと?……当たり前だ!仲間をさらわれたんだぞ!」
……え?「当たり前だって」?
フフ……どうしてですか?あの子たちは今、とっても幸せなんですよ?
私にたっぷりと愛されて、依存して……幸せに生きている、お漏らし奴隷のボウヤ達……。私の……私だけのコレクション……フフフ……♪
※ヒーロー「なんだと、貴様……ふざけるな!」
※怒ったヒーローが再び彼女に雷弾を発射する。
きゃあ!……もう、また撃ってくるなんて……。
フフ……お兄さん、まだ気づかないんですか?
※命中したはずのキネシス・エネルギーが、セラフィーナの翼に弾かれて散りじりに拡散していることに気づくヒーロー。
ほら、この羽毛はキネシスを通さないんです。お兄さんの攻撃は、ぜんぜん効かないんですよ?
※ヒーロー「な、なんだって?バカな……くそ!クソォ!」
※衝撃を受けたヒーローが攻撃を乱射する。だが、それらはことごとく彼女の羽毛に弾かれてしまう。
ん……無駄なのに、まだ撃ってくる……。もう、仕方ない人ですね♪ん……では、この羽ばたきで……ンフフ♪
※ヒーロー「……!!」
※セラフィーナの羽ばたきによって巻き起こされた暴風が、強力な風圧となってをヒーローを吹き飛ばし、コンクリートビルの壁面に叩きつける。
※ヒーロー「ぐあぁッ!!……ば、バカな……ぐふっ……」
あ、やりすぎちゃったかも……。吹き飛んで壁に当たって……大丈夫ですか?
※壁に激突し、そのまま落ちて倒れこむヒーロー。だが彼は辛うじてまだ生きていた。
あ、良かった~♪まだ生きてますね♪
この風圧は、手加減しても死んじゃう人もいますから……お兄さん、運が良かったですね♪
フフ、野蛮な事は嫌いですが……苦手とは言ってませんよ?……ほら、そのダメージじゃ、立ち上がることもできないでしょう?もう降参したらどうですか?
大丈夫♪悪いようにはしませんよ?アジトに持ち帰って、部下の子達の“お土産”にしてあげます。……みんな優しいハーピーだから、殺さないで、毎日可愛がってもらえますよ?ウフフ♪
※ヒーロー「クッ……なんてことだ……立ち上がることすら……。だ、だがまだだ……まだ、あきらめるわけには……」
あら、まだあきらめないんですね。もう立つこともできないのに……これ以上やったら、本当に死んじゃいますよ?
ん……強情な人ですね……。じゃあ、これならどうでしょう?
※仰向けで倒れているヒーローの股間に、セラフィーナが片足を乗せる。
ほらこうやって、お兄さんのカラダの上に、足を乗せて……フフ、ほらココ♪おちんちんをこすってあげます♪
ヒーローは射精すると変身が解けますからね……快楽で無力化するのが一番です♪
さあお兄さん?今からこの、ハーピーの足コキで……気持ちよぉーくイカセてあげますね♪
※ヒーロー「あ、足だと……? クッ、化け物が……誰がお前の足なんかで!」
※ヒーロー「ふざけるな……その醜い足を、今に引きちぎってやる!」
え?「化け物」?
「その醜い足を引きちぎってやる」……ですって?
あらあら、なんて汚い言葉でしょう……。正義のヒーローなのに、いけないお兄さんですね?
ん……でもきっと、あなたのような人でも……昔は可愛いときがあったんでしょうね……。汚い言葉も知らなくて……純粋で、素直で……まだ穢れていなかった……そんなときが……ウフフ♪