オープニング~ご来店ありがとうございます、旦那様♪
;SE:街の喧騒
;SE:ドアを開ける音(引き戸、鈴とか鳴ったり)
/立ち位置:1 正面で、普通の会話
【藤埜】
「いらっしゃいませ。あれ? お客さん、初めて……ですよね。お会いしたことがない顔でしたので……予約の方はしておりますか?」
【藤埜】
「……なるほど、少々お待ちください。えーっと……この後予約の……あ、はいはい、確認できました」
【藤埜】
「時間はこの後すぐで大丈夫ですか? ……はい、それではお部屋の方へご案内いたしますので、こちらへどうぞ、旦那様」
;SE:廊下を歩く音
/立ち位置:7 隣に立って会話する形で
【藤埜】
「このお店はどちらでお知りになったんですか? ……なるほど、ネットで。ふふっ、それはそれは、ありがとうございます」
【藤埜】
「それでは、当店のシステムについては、既に分かっているということでよろしいですか? ……詳しくは分からない? なるほど……」
【藤埜】
「それでは、お席に着きましたら、まずはそちらの方からご説明させて頂きます。……ホームページには書いてないことも含めて、しっかりと……ふふっ」
【藤埜】
「……え? はい、確かにこのお店は耳かきを中心に旦那様へとご奉仕させて頂きますが、それだけではありません」
【藤埜】
「当店のコンセプトは、旦那様の心と体、その隅々を癒していくことにあります。特に、耳かきだけでは足りないというお客様も多いので……」
【藤埜】
「あくまでメインは耳かき、そしてその他はオプションという扱いにしまして。お客様からのご要望があれば随時追加していく形になります」
【藤埜】
「……え? ふふ、やはりオプションの中身が気になりますか? それはお席の方でお話いたします」
【藤埜】
「では旦那様、こちらのお部屋に入り、好きなお席でおくつろぎください」
;SE:和室のドアを閉める音&席に座る音
/立ち位置:1 正面に座って会話
【藤埜】
「それではまずはお茶の方を……温かいのでよろしいですか? ……分かりました」
【藤埜】
「今日は肌寒い天気ですからね……耳かきに入る前に、どうぞ一息ついてください。……はい、ではお茶をどうぞ」
【藤埜】
「……お口にあいますか? ふふっ、ありがとうございます。それでは、旦那様へのご奉仕について、お話しさせて頂きます」
【藤埜】
「まずは膝枕をさせて頂き、そのまま耳かきに入ります。まずは右耳を、そして次に左耳をお掃除していく流れになります」
【藤埜】
「お耳の入り口から奥まで、時間を掛けてじっくりとお掃除していきます。あ、ちなみにですが、お昼寝しても平気ですので、どうかリラックスしてください」
【藤埜】
「え? 延長料金? ふふっ、旦那様がお眠りになってしまった場合は、受け取りません。……旦那様の心が喜んでくださった何よりの証拠です」
【藤埜】
「それは私たちにとっても嬉しいこと、受け取ることなんかとても出来ません。なので、どうかリラックスして耳かきを味わってください」
【藤埜】
「そして、耳かきにもオプションがございまして……耳のマッサージ、そして、お口を使ったお掃除です」
【藤埜】
「……ふふ、旦那様がお察しになった通り……耳かきが終わった後、キスで掃除していくんです」
【藤埜】
「耳かきよりもこちらの方がお好きだという方も多くて。中にはそれだけが目的で来店する旦那様も多いとかなんとか……」
【藤埜】
「ちなみにこちらはちゃんとしたオプションですので、お代の方はしっかりと取らせて頂きます。……といっても、他店と比べれば安い金額ですが」
【藤埜】
「……あ、ふふっ、お悩みになってますね。今お決めにならなくても平気ですので、どうかじっくりお考え下さい」
【藤埜】
「そしてその他にも、肩や頭、背中のマッサージ。更には添い寝や、外でお散歩コース、なんていうのもありますね」
【藤埜】
「それと……初めての旦那様に紹介するのは、ちょっと恥ずかしいんですけど……。裏オプションというのもございまして……」
【藤埜】
「こちらは、いわゆる回春プレイでして……。旦那様の……下の方をお元気にさせて頂く内容です、ふふっ……」
【藤埜】
「手の方でしたり、口で舐めたり……他にも、逆に旦那様が私のマッサージをする、といったオプションなどなど……様々な内容を揃えております」
【藤埜】
「……あ、旦那様、お顔が赤くなっていますよ? ふふっ、ご安心ください。それが目的で来店しても、こちらは一向に構いません」
【藤埜】
「旦那様の疲れを癒すことは、欲望を発散させてることと同じです。なので、もしご希望でしたら、遠慮なくおっしゃってください」
【藤埜】
「私としては……ふふ、ちょっとですけど、旦那様にならしてあげたいかなと思っておりますので、ふふふっ」
【藤埜】
「さて、それではそろそろ、耳かきの方に入らせて頂きます。……旦那様、私のお膝へ、どうぞ頭を乗せてください」
【藤埜】
「……ふふ、そう緊張なさらず。ここをおうちだと思って、ゆっくりくつろいでください。……では、こちらへ」