Track 1

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深夜のお忍び…

(トラック1)---------------------------------------------------------------- お兄ちゃ~ん…まだ起きてる? 私だよ… ちょっと、部屋…入ってもい~い? …うん、そうだね…そうだよ、ね。 こんな時間に不謹慎だよね。 もう遅いし……だから、いっしょに寝ようね? ほら、お兄ちゃん。ベッドもっとそっちに詰めてよ。 細身の、女の子、1人分のスペースで、いいからッ! えへへ☆ おじゃまします… お兄ちゃんのベッド、私の部屋のより大きくてずるい。 寝返り打っても落ちる心配がないね。 だからそんなに離れてないで、もっとこっち来なよ~… …ちぇっ、無視か。つまんないの… コホン…お兄ちゃん、急にゴメンね。 色々考え事してたら、その…不安になってなかなか寝付けなくて… 少しで良いから一緒にいさせて? …あれっ? 反応無し… お~い、お兄ちゃ~ん…起きてる~? もう寝ちゃった? …起きてるじゃん! ぷっくっく…なんか修学旅行みたいだねっ♪ 枕投げでもする? …いや、さすがにそれは無いか…バカみたい。 お母さん達、起きちゃったら困るし。ふふ… じゃあ、代わりにおしゃべりでもしようよ。 お兄ちゃん、何かお話して? 退屈したら眠くなるかも…そしたら部屋に戻ってあげる。 …何も話題なんか無いから、早く戻れって? つまんな~い! 退屈ってレベルじゃないし… 何か拍子抜けしすぎて逆に目さめちゃった。 もう当分の間、戻れないね。帰らない。ずっとここにいる! あらら、背を向けちゃって… お兄ちゃん、怒った? …うん、と… お兄ちゃんがしゃべってくれないなら、私から話そうかな。 そういや、こんなにじっくり話すのって久しぶりだね? いつの頃からかな… お兄ちゃん、私にあんまり口を利いてくれなくなったよね? 昔は何をするにしても、偉そうに声をかけてくれたのに… …偉そうは余計だって? ふふ、だって本当の事だもん。 でも全然嫌じゃなかったよ。 あれはまだ小さかった私に目を配ってくれてただけだもんね? …お兄ちゃん、背中…大きくなったね。 昔はもっと小さかったけど、この背中にしっかりついて行けば遠い所にも遊びに行けたし、 イジメっ子に目をつけられる事も無かった…頼もしかったな… 知ってた? ちっちゃい私にとって、お兄ちゃんはヒーローだったんだよ? ふふ… でも大きくなったのは…お兄ちゃんだけじゃないよ。 わかる? 背中に私の胸、当たってるの… 年々大きくなってる…背はなかなか伸びないけど、胸の成長はまだ止まらないみたい。 体育の時なんか男子がジロジロ見ちゃうんだよ。恥ずかしい… 下着もしょっちゅう大きいサイズの物に換えてるんだ。 気づいてる? ぬふふふ… …あれ? お兄ちゃん、体硬いよ? それにやけに熱い…どうしたの? …何でもない? くすくす、変なの。 ねえ、お兄ちゃん…好きな人とかいる? …良いから答えて。兄妹だもん、別に恥ずかしくなんかないでしょ? 絶対、誰にも言わないから… …そうか、いないか。 いるわけないよね。よしよし… でもさ、いつか好きな人が出来たら、その…キスとか、するわけでしょ? その日が来た時のために、ちょっと…練習、しておかない? …その、もちろんキスの練習の事だよ。 私も少し興味あるし… …ダメ? 兄妹でこんな事しちゃうの、いけない? 妹のパンツのニオイを嗅いだりするのは良いのに!? ふふっ。私、知ってるんだよ。 お兄ちゃん、お風呂に入る前、脱衣所で… 洗濯機の中の私の下着こっそり触ってるよね? …ウソ。隠さなくたっていいよ、お兄ちゃん。 私、脱いだ下着の置き方ちゃんと決めてるから、 形がくずれてるの見れば誰かが触った後だってすぐ判るもん。 私の後にお風呂入るの、お兄ちゃんだけだし…疑いが晴れる余地は無いよ。くすくす… それとも、お母さんに言っちゃおうか? お兄ちゃんは、妹のパンツを被る変態です…って! …ふふふ。 うん、お兄ちゃんがそこまで頼むなら…言わない。 でも私、口が軽いから…うっかり誰かに漏らしちゃうかも。 そうならないように、このお口をお兄ちゃんの唇でふさいで! キス、して…ね? んっ…

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