06_エピローグ
あ~ぁ、男の子に戻っちゃった~。んも~、ガッカリ。
ガッカリって言うか、うっとうしい。邪魔。なんで私の部屋に男がいるのよ~。
はぁ~? 知らな~い。私が男を、うちに呼ぶわけないし~。
いくら百合の弟だからって、男は男だもん。私にとっては、何の興味もない生き物だわ。
んふ、ふふふ♪ そんなションボリしないの。
他の男に比べれば、まだマシよ? ほんのちょっとだけ、ね?
あなたは親友の弟で、私にとっても幼なじみ、だもんね。
だ・か・ら~。
あなたが女装してくれるんなら、また、ここに来てもいいのよ?
私の大好きな、百合になってくれるなら、ね♪