Track 4

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エピローグ

;帰りの車の中で 「はぁぁ……そりゃーねー、風邪引いてなかったから良かったけど……もうすぐ、朝じゃん……うん、お酒ほとんど抜けた。ちょっと頭痛いけどね……おにぃがお酒持ってきたからでしょーが、もう……」 「んー、何がー? ていうか、ちゃんと前見て運転して……あー、覚えてるわよ? おにぃがイタズラ目的で膝に乗れって言ったり、ゴムしないでセックスしたりねー……あっれー、他に何かあったっけぇ? あたしは何にも覚えて無いけどなー……デレデレしてさー、何思いだしてるんだか……ほんと、おにぃって単純だよねぇ」 「へくちっ……あぅ、平気だと思ったけどちょっと風邪引いたかも……んー、今日は念のためゆっくりしてるかなぁ……そう言って、また何かしようと思ってるんじゃないでしょうねぇ? お母さん達帰ってくるんだし、今日はエロイ事はお預けだよ? ……そ、判ってれば良いけどね……前はあからさまに不満そうにしてたのに、おにぃも変わったよねぇ」 「あたしの教育のおかげって言われても、ねぇ……ここまで来るのにどんだけ時間かかったんだか……ま、今でも童貞くさいところはそのまんまだけどねー……本当? じゃあ……スカートちょっとめくってチラっと……わああああ、ちょ、前見て、ちゃんと前み……叫んだら頭いたいぃ……うう、二日酔いなのか風邪なのか判んない……」 「……ま、童貞くさいからこそおにぃって感じだし。別に良いじゃん……今くらいの童貞っぽい感じはそこまで嫌いじゃないし……はぁぁ? 好きじゃなくて、嫌いじゃないって言ったの。ちゃんと考えて……だーかーら、何ニヤニヤして……うぐぐ、大きな声出すと頭痛いのに……あー、はいはい。ありがと……でも、おにぃ料理とか出来ないじゃん……それで言われてもねぇ」 「レシピ見ながらなら簡単、ねぇ……? ふーん、そこまで言うなら作って貰おうじゃない。その代わり、美味しくなかったら責任持って自分で全部食べて貰うからね? それとも知らない間に料理のコツでも覚えた? *……愛情は隠し味かもしれないけど、その前に味見をちゃんとしなさいよ……ま、よっぽどひどくない限りは(食べてあげるから……愛情たっぷりなんでしょ、ふふ」 ;*あたりからゆっくりフェードアウト。(あたりでほとんど聞こえなくなるくらいに ;音声が消えていき、会話が尻切れになる感じです ;3秒程度 間

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