Track 4

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チャプター4

■.4騎乗位セックス この意味、もちろん分かりますね。 本番……つまり、セックスです。 男性と女性……いえ、オスとメスの交わり。 熱く張り詰めている陰茎を、淫らに濡れたアソコ……おまんこに、挿れる。 くす。想像しちゃいました? その割に、アソコが小さいままですね。 顔色も、どこか悪いように思えます。 大丈夫ですか? ……なんて言葉、今さらながら白々しいですよね。 あなたはもう、私には逆らえません。 ほら。手足に、力が入らない。この場から、逃げ出すことも出来ない。 あなたは、糸の切れたオモチャ。 その糸ですら、私が操っていたんですけど。 ふふ、意味が分かりませんか? あなたは最初から、私に嵌められていたんです。 ご奉仕をすると言った、最初の出会いから。その提案を呑んだ時点で、あなた…… 新米のハンターさんは、私のオモチャになりました。 ふふ。ずいぶんと、驚いた顔をしていますね。 あなたを新米だと言い当てたことが、そんなにも不思議ですか? 簡単です。サキュバスは、精液を搾り取る際、対象の生命力も吸い取っちゃうんです。 それを知っているのなら、私の話など聞かずに、すぐさま斬り捨てるのが普通です。 けれど、あなたは躊躇い、挙句……私の誘惑に乗ってしまった。 てっきり、私を油断させるための、演技かと思っていたんですが……。 どうやら、私の考え過ぎでしたね。 そして、あなたは一回目の射精をした時に、半分以上の力を失った。 この段階でなら、逃げ出すことも出来ました。けれど、あなたは快楽に流され、射精する前から 服従してしまった。ハンターとしての誇りよりも、快感を優先したんです。 ……ほんと、情けない話ですね。 あなたの間抜けなお仲間たちと、同じです。 はい、そうですよ。行方不明になっているあなたの同期――それは、私がやったんです。 彼らも、あなたと同じ……鈍くて、馬鹿で、変態でした。 ふふ、悔しいですよね? 憎いですよね? そんなサキュバスに、あなたはこれから、犯されるんですよ。 もちろん、私が上です。下等なあなたは、地べたに寝て下さい。 ……へえ。ずいぶんと反抗的な目ですね。 今さら、ハンター気取りですか? でも、もう遅いんです。あなたは、抵抗できない。 私が、額を小突くだけで……ほら。 無様にひっくり返りましたね。 これが、現実です。そして、これも……現実ですよ。 ほら、良く見てください。あなたの目の前にあるもの……これが、おまんこです。 分かりますか? エッチな形、していますよね。 こうして左右に広げると……ほら、中は淡いピンク色なんです。 そこを、滲んだ愛液が濡らして……ふふ、どうしたんですか? おちんちん、跳ねていますよ。それに、目を逸らそうとしない。 興奮、していますね。 憎むべきサキュバスのおまんこを見て、おちんちん、硬くしちゃってるんですね。 やっぱり、変態。 今から、このおまんこが、あなたのおちんちんを食べちゃうんですよ。 悔しいですか? 悲しいですか? それとも……。 発情、しちゃってますか? ……口を噤んでいても、おちんちんを見れば分かります。 こうして、おまんこに擦りつけて……。 厭らしい音、聞こえてますか? あなたのおちんちん、おまんことキスしてます。 ねえ、どんな感触ですか? ほら、ほら……。 まるで、あなたのおちんちんで、オナニーしているみたい。 ふふ、あはは。勃起、しちゃいましたね。 良いですよ。おちんちんが望む通り、セックス……させてあげます。 感謝、してくださいね。 ん、んぅ……。あと、もう少しで……。 んん……っ! 全部、入っちゃいました。 動き……ますよ。 あなたのおちんちん、私のおまんこに、んん……出たり、入ったりしています。 今、どんな気持ちですか? 無様に勃起させたおちんちん、サキュバスに犯されて……。 んん、ああっ……。 これで、セックスですよ。 童貞、卒業しちゃいましたね。 んっ、はあぁっ……んんぅ、ああん。 あなたのおちんちん、私の敏感なところ、擦って……ああぁっ、んん、あん! カリ首、すごいです……ああん! んんぅ! やっぱり……あなたのおちんちん、一番気持ち良い……っ。 こんなの、初めてです……っ。 んんぅ、ああぁっ、良い……! んんっ、ああん! おちんちんの形、はっきり分かります……。 硬くて、熱い……んん! それが、中を掻き回して……ああん! んん、ひゃあぁっ! はぁっ、んんぅ、ああっ、ふぁっ、あん! はぁっ……あんっ! これが、セックスですよ。 お互いの肌が合わさり、性器が交わる……。 んん……! あなたが、知らなかった行為です。 モンスターを倒すことより、よほど意味がありますよ……セックスは。 ああん! んんぅ! あなたも、そう思っているんですよね。 誤魔化しても、無駄ですよ……んんっ。 おちんちん、硬いままです。 やっぱり、感じているんでしょ? 良いんですよ。セックスだけじゃなくて、この身体も、味わってみますか? ふふ。そのままの意味です。あなたの目、鋭いですけど……でも、厭らしい光が、ちらついているんです。 バレていないとでも、思っていましたか? んんぅっ、ああん! ああぁっ、んふぅ……。 例えばぁ……この、大きなおっぱい。 さっきから、エッチな視線を感じますよ。 盗み見ていたんですよね……変態さん。 おっぱいに目がいくたび、あなたのおちんちんが、エッチに反応しているんです。 今さら、我慢なんて無意味ですよ。 あなたはもう、ハンターじゃないんですから。 んんぅ……もっと、愉しめば良いんです。 プライドなんて、気持ち良くないもの、捨てちゃえばいいんです。 それに、今のあなたには、必要ないですよね。 快楽さえ、あればいい。 んんっ、あぁん! ね、そうでしょう? だからぁ、良いんですよ。この快楽に、身を任せてください……ああん、んぅ、はあぁん! おっぱい、見ているだけで良いんですか? 少し手を伸ばせば、触れるんですよ。手の中に収まり切れない、大きな胸。 もう、こうして交わっているんです……んんっ、はぁっ……。 自分を押さえ付ける意味なんて、ないんです。 だから、気持ちよくなりましょう? ひゃあぁっ!? んんっ……! おっぱい、触られて……はぁっ、あん、ああぁっ! そう、ですよ……。今まで、我慢していたんですね。 だから、その分、あなたの好きなこと、して良いですよ。 ああん! 乳首、抓られて……んんぅ! あなた、おっぱいフェチなんですね……。 おちんちん、はち切れそうなほど、膨らんでいますよ……んんっ、ああん! んんぅっ、おまんこの奥まで、届いて……っ! ああぁっ! 触っているだけで、良いんですか? 女の子の身体、味わって良いんですよ。 ほら、起こしてあげますから。 んん、ああん!  乳首、舐められてます……っ。 ひゃうん!? 甘噛みも、されて……んん! 特別、ですよ。好きなところ、舐めていいです。 遠慮しなくて、良いんですよ。 おっぱいの谷間でも……すべすべの脇の下でも。小さく窪んだ、おへそでも。 んん、ああん! 谷間の汗……舐められて……んんっ! 本当に、舐めってます……っ。 ああん! 腋の下、そんなに……んんっ! 匂い、嗅がれて……ああん! 変態、です……ひゃぅっ!? おへそ、舐められて……んんっ。おへその穴、舌で責められて……くすぐったいのに……ああん! ヘンな、感じです……。んんっ……おへその穴、そんなに舐め回すなんて……もう、エッチ……です。 んんっ、はぁっ……。もう、満足しましたか? なら、サービスはお終い。セックスに、戻りましょう? もちろん、あなたが下です。んん……ああぁっ! セックス、気持ち良いっ……! エッチな音、響いてます……ああん! あなたも、そう思いますよね……。 ふふ。やっと、素直になりましたね。 偉い、です……んんっ、ああっ! んんっ、あぁん! あぁっ! はぁあん! あっ、あぁっ! んんっ、はぁ……んんっ、あぁ、あぁっ! それなら、あなたも……腰を動かしてください。 その方が、あなたも私も……もっと、気持ちよくなれます。 今まで以上の快楽……興味、ありますよね? 腰だけなら、今のあなたでも動かせますよ。 くす。別に、馬鹿になんて……あっ!? んんっ、ああん!! そう、上手、です……はぁっ、ああん、ああっ……! んんっ、激しい……! 力強くて、自分で動かすよりも……んっ、ああん! そんなに、激しい動き……もしかして、怒ってます? でも、あなたの顔……蕩けてますよ。……可愛い。 あなたは今、快楽に囚われています。 だから、ただ気持ち良くなることだけを、意識していればいいんです。 んん、ああん! そう……。動きに、変化をつけて……。 んっ、はぁっ、ああっ、んん! それにしても、あなた、すごい性欲ですね……んぁっ、ああん! たくさん出したのに、精液、出したりないんですか。 そんなに、私のおまんこに、中出ししたいんですか。 良い、ですよ……ああッ、んんっ、あん! サキュバスと人間は、生命を作れませんから……。 だから、何度、中出ししても、大丈夫です。 んんっ、はぁっ、あんッ、ああぁっ、ああん! 私を……孕ませることができなくて、残念ですか? んんっ、ああん! 顔に、書いてありますよ。 憎いサキュバスに、自分の子種を植え付けたいって……。 図星、ですね。 ああっ、んんっ、ああん!  んんっ……良い……ああぁッ、あん! んんっ、はぁっ……ああっ、あんッ、はぁん! ほんと、エッチな人……んんっ、あぁっ、ひゃっ……んんぅ! おちんちん、熱くて……おまんこに、その形が……残っちゃいます……んんっ、ああぁっ! 中々、上手いですけど……私も、少し本気を出しちゃいます。 ふっ……んんっ……! どう、ですかぁ? これが、サキュバスの腰遣いですよぉ……。 んん、んんぅ……! おちんちん、溶けちゃいそうなほど、気持ち良いですよね。 ふふ。セックスなら、私に勝てると思いましたか? ……やっぱり、馬鹿ですね。 私は、サキュバスですよ? もう、忘れたんですか? 人間が、エッチで私に勝てるなんて……そんなこと、あり得ないんです。 それに、あなたはついさっきまで、童貞だったんですよ。 少しセックスの味を覚えたくらいで、調子に乗りすぎです。 んん、はぁっ……このだらしないおちんちんで、しっかり覚えてください。 あなたは、私には勝てません。死ぬまで、オモチャのままです。 んんっ、ああぁっ……んっ、ああん……! あなたは、私を満足させるための、道具にすぎません。 これだって、セックスじゃなくて、私のオナニーなんです。 あなたのおちんちんを、オモチャみたいに使って、おまんこを擦っているだけ。 ……なんて。少し、意地悪でしたか? ふふ。嘘ですよ。 これは、セックスです。あなたと、私は……んんっ、ああん! おちんちんと、おまんこで、一つに……はぁっ、なっているんです……。 二人の性器が交わって……ほら、エッチな音、聞こえますよね。 あなたにとって、最初で最後のセックスです。 ……その期待したような目は、何ですか? もしかして、解放してくれるとか、思ってます? ……残念。忘れっぽいあなたに、教えてあげます。 サキュバスとエッチなことをして、精液を出す。 これは、あなたの生命力を奪う行為であると、説明しましたね。 実は、エッチをする部位によって、奪われる精気の量も変わってくるんです。 今、あなたのおちんちんが呑まれている部分……分かりますね。 そう、おまんこです。 おまんこに中出しすると、あなたの生命力は全て、精液と一緒に流れてしまいます。 この意味、分かりますね。 あなたは、童貞を卒業して、死んじゃうんです。 エッチで死ねるなんて、男の人にとっては、最高の死に方だと思いませんか? ふふ、うふふ。 どうしたんですかぁ? 腰の動き、止まってますよ? 自慢のテクニック、見せてくださいよ。ほら、どうしたんですか? おちんちん、少し小さくなってきましたね。 なら、本気を出しちゃいます。 最高の快楽の中で、死んでくださいね? んんっ、はぁっ……んんぅ! ふふ、あははははっ! 遠慮しないでください? たくさん、中で出して良いんですよ? ……射精、したかったんですよね。 臭いザーメン、おまんこの奥に注ぎたいんですよね? ほら、ほらぁっ! おちんちん、大きくなりましたね。 ほんと、節操がないんですね。 死ぬと分かっていても、快楽には抗えない。 男の人って、単純です。 んっ、ああっ……んく、はぁっ……ああん! その、死に怯える表情……とても、ゾクゾクしちゃいます。 隠さないで、もっと良く見せてください。 ふふ、情けなく泣きながら、でも、おちんちんは膨らんだまま。 男の人って、辛いですね。 勃起したら、精液を出すしかないんですから。 そうです。あなたは、射精するしかないんです。 憎いサキュバスに射精させられて、無様に死んでいくんです。 悲しいですね。でも、あなたは特別だったんですよ。 んんっ、はぁっ……。 他のハンターたちは、最初のセックスで殺しちゃいました。 でも、あなたには尻尾とお口で、フェラをしてあげました。 おっぱいや、他のいろんなところも触らせてあげたんですよ。 ……あなたのことが、気に入ったからです。 その容姿も、少し抜けているところも。 ほんと、可愛いです。その顔を見ていると、苛めたくなっちゃいます。 んっ、はぁっ……ああん! そろそろ……ですね。おまんこ、きつく締めちゃいます。 んん……っ! さあ、イッてください……精液、最後の一滴まで……出して……っ。 ああん! はぁっ……んん、ああん! その顔、好きです……っ。大好き……っ。 ああッ! んんっ、ああぁッ、あん! ああん! ひゃっ、んん……ッ、ちゅっ、れろ……。 んんっ、ああっ、ひゃあっ、あっ、あッ、ああっ!  んんんんぅっ、わ、私もいっちゃ――あ、あああああっ!?  んんッ! ひゃあああああん!! んんっ、ああっ、はぁっ……んく、あぁ…………。 セックス、気持ち良かったですか? ……………。 ……私の声、もう、聞こえていないんですね。 死んじゃった……。ほんと、人間って呆気ないです。 でも……。 もし。あなたと私が、違った出会い方をしていたら……。 サキュバスと、ハンターじゃなかったら。 ……なんて。 さようなら、間抜けなハンターさん。 あなたの精液の味、忘れませんよ。 ――ちゅっ。 この、温もりも……。 〈おわり〉

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