始まり
ほう、これはまた活きが良いのがかかったのお
どれ、顔をみせてみい
ちと頼りなさそうな顔つきじゃが、わしの好みじゃ
良いぞ小僧、お主はわしが飼ってやろう
かかか、何を言うておるか分からぬか?
お主は、わしの世界に迷い込んできたのじゃ
ここからはわしの許可なくして決して出られぬ
なんじゃ、その言葉遣いは?
お主よりもはるかに年上じゃ
敬意を払わぬか
・・・まぁ、良い
それはお主の体にたっぷりと教え込んでやるとするかの
小僧にできることはわしに媚びることだけじゃ
さすれば、気が変わって逃がしてやるやもしれんぞ?
せいぜいわしに尽くすことじゃな
さて、わしは雄を食うことに久しい
たっぷり楽しませてもらうぞ?
じゃが、わしをただの小娘じゃと思わぬようにな