Track 5

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;弟が後始末を終えて、適当な頃合いを見計らって起きます 「ふぁ、あ……んぅ……あれ、おかえりぃ……え、おかえり!? い、今何時!? ……あぅぅ……夜ご飯の仕込み終わったら寝ちゃったんだ……ごめんね、お腹すいてない? 今すぐ用意するから……あ、ぅ……え、えへへ……なんでも無いよ。ただ、その……顔見たら、ちょっと驚いたって言うか、照れちゃって……」 「うう、お姉ちゃんちょっと変な夢見ちゃって……ど、どんな夢かは秘密だよ? ……でも、良い夢だったなぁ、ふふ……」 「って、そうだよね、うん。ご飯の準備しないと。お腹すいてるよね、すぐに用意するから……きゃっ」 「え、えっと……どう、したの? 急にぎゅーって抱きしめられたら……お姉ちゃん、びっくりしてどきどき……しちゃうよ……」 「……ふふ、ありがとうなんて良いよ。お姉ちゃんが弟にいろいろしてあげるのは当たり前でしょう? ……くすくす……何もしてないなんて無いよ……あなたが居てくれて嬉しかった事、喜べたこと……そういうのがいっぱいあるんだから……ね?」 「……うん、私もだよ……でも、もうちょっとだけ踏み込んだ言葉、欲しかったかな……なんちゃって……くすくす……冗談だよ? ちょっとだけ本気の冗談、ふふ」 「さ、ご飯にしよう? 試合までもうちょっとだし、お姉ちゃん、それまでは今まで以上に頑張っちゃうからね、ふふ」 ;3秒程度間

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