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PV プロローグ

すみませーん♪ そちらの貴方。 はい、貴方の事です。 くすくす。 あなたってば今、耳かき屋をお探しなんでしょう? ふふっ、そんなのは見ればわかりますわ。 ここは耳かきの街。 耳かきという一時の癒やしを求める人が集う街……。 こんなところで、看板を見上げながらウロウロしているなんて♪ どう見ても耳かき屋を探しているようにしか見えません。 迷ってしまいますよね♪ こんなに耳かき屋ばかりあるなんて♪ ねぇ。 でしたら……ワタシのお店にいらっしゃらない? ワタシも耳かきが出来るんですのよ。 せっかくのご縁ですし…… もし来て頂けるというのでしたら、誠心誠意貴方の望むサービスをさせていただきますわ 。 ワタシのお店♪ うふふ。 きっと、貴方なら気に入って貰えると思うんです。 ん? ふふっ、決まりですね♪ それではワタシに付いて来てくださいな。 ワタシのお店は少々奥まったところにありますの。 ええ。 この辺りは路地が複雑ですから、迷わないようしっかり付いて来てくださいね? はい、到着しましたよ。 うふふ。 思ったより、近かったですか? それは良かったです。 うふふふ。 そんなことより、どうです? 小ぢんまりしたお店でしょう? あら、小さすぎますか? ふふっ、このお店はですね ……実はワタシ一人でやっておりますの。 だから何部屋もお部屋を用意する必要はないんです。 ええ。一部屋だけ♪ 楽な姿勢でくつろいで下さいね。 ここには貴方とワタシしか居ないのですから。 そうですよ。 二人きり♪ もっと足を伸ばして下さっていいんですよ。 そんな事ありませんわ。 くつろいでいる男の人の姿って素敵だと思います。 くすくす。 始めてよろしいですか? み・み・か・き♪ ええ、はい、畏まりました。 それでは……。 はじめましょう。 当店のサービスを。 くすくす♪

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