プロローグ
……あ、弟くんだぁ。お帰りなさぁい。
えへへ。ごめんねー、勝手にお部屋にお邪魔しちゃってるよ~。
ん? えー、だって弟くんのお部屋落ち着くんだもん。いちゃだめぇ?
んー……。そっかそっかぁ。弟くんも、お年頃だもんねぇ。
……弟くん。あのね?
この前、弟くんのお母さまからね? こんな本を渡されたの。
あの子の部屋にあったのよ~、って。そう言われて。
……弟くんって、こういうえっちなのが、好きなの?
……きゃっ! あー、もー……弟くんいきなり取らないの。危ないでしょう?
恥ずかしいのはわかってるけど……乱暴にしちゃダメよ? わかった?
お姉ちゃん、正直こういうの詳しくなかったから……お家で調べました。
その本も読んだし、その……どうされるのが嬉しいのかとかも、調べました。
そうだよね。弟くん、お年頃だもんね。こういうこと、されたいよね。
甘えたいよね?
だから、ほら。お姉ちゃんが甘えさせてあげる。
……おいで? それともお姉ちゃんじゃ……ダメ、ですか?
……あはっ♪ 弟くん、来てくれたぁ♪
んー、むぎゅ~♪ よしよーし、いい子いい子♪
弟くんは素直ないい子ですね~、よしよし。
小っちゃい頃からそうだったもんね。弟くんは優しい子だったもの。
……だからまぁ、えっちなのを見たときはびっくりしたけど。
あっ、別に嫌だったーとかじゃないのよ?
むしろ、乱暴な感じのじゃなくてよかったってくらい。
ほら、乱暴なのは、あまりよくないでしょう? 男も女も、ね。
って、あら、あらあら? 弟くん。硬いの、あたってるけど……。
ぁ、あはは。うんうん、そっかそっか。そうだよね。
これからお姉ちゃんと、えっちなことするんだもの。興奮しちゃったのかな。
ん。じゃ……弟くん。おちんちん出してください……。