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マスターいる~?あ、おはよう!
えー・・いいじゃない、朝から酒場に来たって・・
マスターの顔が見たくて来たんだよぉ♪
えへへ・・あのさぁ、前のお金の件なんだけどね、
あの人、保証人になってくれたよ!
もう少し落ち着いたら引っ越そうね♪
マスターとの新生活が楽しみだなぁ・・フフフ、珍しく照れちゃってさぁ
あ、あとさー、昨日のお香、ありがとね
男にだけ効く幻覚作用があるなんて・・まーしっかり効いてくれてたみたいだったよ!
えー?なぁに、心配してくれてるのー?
フフフ・・詳しい事は言えないけど・・私、昨日は一切服脱いでないからね!
マスターがカモになりそうだって言ってたあの男の人ね、
あのお香の匂い嗅いだらすぐに倒れちゃってさぁ、
あとは隣で演技して一人でオナニーさせちゃった♪
幻覚で見えた裸の私とセックスしてたみたいで、幸せそうだったから良かったんじゃなぁい?
結局・・まぁその前に誓約書にはサインしてもらってたんだけどね
まだまだ利用価値がありそうだからさ、そのまま私の奴隷になってもらったんだ
あっちは私の事、恋人かなんかだと期待してるみたいだけどねぇ・・クスクス・・
どんな奴隷かって?ンフフ・・今あの人はさ、
私のお願いで、1000万ゴールドの借金を返済するつもりで冒険してるんだよね
つまり高価なアイテムを探してるの・・ダンジョン攻略とか、本来の目的を叶えずにね
前に貰ったって見せたでしょ?魔導石とかドラゴンの牙とか・・ああ言うのだよ
でね、彼がまたそう言う高価なアイテムを手に入れた時にはさ、
私のいつものやり方であの人からアイテムを貰っちゃおうって・・フフフ、奴隷ってそう言う事♪
結局返済するお金は減らないでずっと私に貢いじゃうって訳だね~
それでも彼は必死になって私に貰ってもらおうとするはずだよ・・もうそう言う風にしか出来ないはずなんだから
だって彼の頭の中は私とのエッチな思い出で一杯で、私とずっと一緒にいられるって思ってるんだから
私に貢ぐ事で彼も幸せ・・・誰も損しないでしょ?私って優しいんだよぉ・・フフフ・・・
この街に来る前もこう言う事してたかって?うん、してたよー
たくさんの男を堕としてきたんだから・・今でも私の事探してる奴もいるかもね・・ま、顔も忘れたけど
えへへ、そんな話はいいんだよマスター!
今日はさ・・ね?分かってるでしょ?誓約書の話も一段落した訳だから・・
もー!そのお香は必要無いの!本物の私と!
今日の夜は寝かさないぞくらい言ってよ・・も~・・・マスターだけはホントに好きなんだから♪
まーいいや、今日また夜来るから、あの人からアイテム貢いでもらった後にお話ししよ!
それじゃまたね、バイバーイ♪