オープニング
昔々
山奥の小さな村に
美しい巫女がおりました
その巫女は赤子の頃
この神社に捨てられ
年老いた神主に拾われ
育てられました
赤子はスクスクと育ち
美しい巫女となりました
神社にはそんな彼女を
一目見ようと
村の男達が来るようになった
といいます
やがて神社の神主が寿命を迎え
巫女は一人っきりで
暮らす事となりました
一人になった巫女を見て
村の男達は競って巫女を妻に
迎えようと争いましたが
巫女をめぐって村の平和が
乱れる事を察した村長(むらおさ)は
巫女の結婚を許しませんでした
その美しさから誰との結婚も
許されなかった巫女は
神社の管理をしながら
小さな畑を耕し一人
孤独で細々とした生活を
送るようになりました
そんな彼女を可哀想に思い
村の男達は野菜や魚などをもって
こっそりと巫女の様子を
伺いに来るのでした
そして巫女はそのお礼に
口で奉仕して村の男を
喜ばせたといいます
そしていつしかこの巫女は
「しゃぶり巫女」
と呼ばれるようになりました・・・