Track1.私に用って…なんですか?
失礼します
先生、お話というのは何でしょうか?
進路指導にしては殺風景な教室…たしかここは空いてる教室ですよね
それに私はまだ二年生ですから時期的にも早いし…
あ、もしかして生活指導ですか?
だったら生活指導室というのもあるのに…
そんなに、人に聞かせたくないお話なのですか?
私、何か学園の風紀を乱す行動をしちゃったかな…
あっ、ごめんなさい!一人で喋りまくっちゃって
でも正直、心当たりがありません…ですので、先生に呼び出されたことに少し緊張してます
もしよかったら、最初に理由を教えていただけませんか
先生、なぜ黙ってるんです?うつむいたままどうして…
えっ!あの、困ります…
急にそんな、深く頭を下げないでください
そんなことをされたら私、どうしていいのかわからなくなっちゃいます
先生、落ち着いて?
話しづらいことなのは伝わってきましたから
この部屋を選んだのだって、他の人に聞かれたくないからですよね?
重要なお話だというのも分かりました…ですから本当のことを教えてください
ええと…?
これは、なんですか…裏返されたままだと、私わからないんですけど
わああっ!だから先生、頭を下げないでくださいって
これ…見せてもらっても、いいですか?
えっ…このシール、「あまえたシール」ですよね
私知ってます…本物を見るのは初めてですけど
確かく、国とか政府が推奨してる、シール…ですよね
保健の授業で聞いたのを覚えてるだけですけど本当にあるんだぁ…ちょっとびっくりです
でも、どうして先生がこれを?
まさか…あの、もしかして先生ってまだ女の人と、交わったことがないんですか?
これ、セックスしたことがない人に配られるシールだと聞いてますけど
えっ、ちょっと!や、やめてください…!だめですっ!
私に貼りつけようとしないでくださいっ…!
はぁ、はぁ、はぁ…すみません
突然だったから思い切り手をはたいちゃって…
でも、先生も落ち着いてください!
そんなことをしたらどうなるかわかっているんですか?
このあまえたシールを貼られたら、え、えっち…しなくちゃいけないんですよ
先生だって知ってますよね
それなのに私に貼りつけようとしたのはなぜですか…?
きゃっ!先生、やだ…こんな、きゅ、急に抱きしめられたらドキドキしちゃうじゃないですか
あの、先生が本気なのはわかりました、から…まずはちゃんと、お話しましょう?
ふぅ…そんなに私のことが好きなんですか
先生なら他にもっといいお相手が見つかると思うんですけど…
それでも私を選んでくれたことはとてもうれしく思います
だって、女子の間では先生は人気がありますから
そんな素敵な男性に理想的とか言われたら、誰だって喜びますよ
ふふ…♪
頼りがいがあって優しい先生…
そんな人が私に向かって、泣き出しそうな顔で一生懸命お願いしてくるなんて、ここにくるまでは想像できなかったです
あまえたシールを使いたい理由についてはわかりましたけど、それ以前に使用条件に違反していると思います
確かにこのシールを貼りつけられた女性は男性との行為を拒めないことになってますが、
それは相手の女性が男性よりも年上の場合のみ、ですよね?
先生よりも年下である私にこれを貼り付けるのは違法行為です
先生だってそれくらいはご存知ですよね
あっ、また黙り込んじゃった…やっぱり知っていたのですか
そのうえでこんなお話を私に…
あの、先生?私、すごくうれしいんです
さっきも言ったとおり、この気持ちは嘘じゃないですから
ただ…先生からこんなに思いを寄せてもらえるなんて、女性としては光栄なのですが、
私と関係を持ったら先生の将来に必ず悪い影響が出ちゃうと思うんですけど…だから今回は…
わわっ、急にすがりついてこないでくださいよぉ!
もう…赤ちゃんみたい
女の子は私だけじゃないですし、もっときれいで優しい人だっているはず…
どうして私にこだわるんですか?
そんなに熱心に求められたら、年下の私だって母性が疼いてきちゃいますよ…
ねえ先生…?ここで私が断り続けても、その気持ち…変わらないんですよね?
さっき私のこと、理想的だとか魅力的だとか言ってたの、嘘だったら恨みますよ
も、もうっ!そんなに褒めちぎらなくてもいいですって…
わかりました、わかりましたからぁ~!
はぁ…もう、しょうがないなぁ
こんなに熱心に口説かれたの、初めてです
じゃあ、先生…これから行きます?
わ、私に全部言わせる気ですか…?ホテルですよ、ホテル!
年上のくせになんで耳まで真っ赤にしてるんですか
ああ、もう…こっちが恥ずかしくなってきちゃう
本当にしょうがないなぁ
私に先生の童貞をささげてくれるんですよね?
本当にいいんですか?私が初めての相手で…
今さら怯えた顔をしないでください
せ、先生のほうから誘ってきたんですから!
早くそのシール、貼ればいいじゃないですか…どこでもいいですよ!こことか、肩とか
はい、これで形式的な儀式は完了です
年下なのに、年上の男の人を甘えさせるのが役目って…なんだか照れちゃいます
あ~ぁ、先生の言うことを聞かなきゃいけないシールを貼られちゃった…
じゃあ今から風香は先生のものですよ
今日はいっぱい楽しみましょうね?ふふふ…♡
ねえ先生、そんなに嬉しいですか?
くすくすくす…かわいい
えへ、じつは私もうれしいです
すっごく…ね♡