エピローグ
…………。
……うぅ。
ううぅ……!
……不覚。不覚だ。
いくら頭がぽわぽわしてたからといって……あんなことを口走ってしまうとは……!
うぅ、ううぅ……!
貴様といると、いつもこうだ!
昔の、邪悪だった我のことが、思い出せなくなる……!
はぁ。本当に、貴様と過ごす日々は、呪いだな!
まったく……。
…………。
ねぇ。
あのな?
…………。
……我はな。
いまだに、人間は、愚かで身勝手で野蛮だと思っているが……
……貴様だけは、別だ。
だから、貴様が止めるのなら……
人間への復讐は、もう、辞めてもいいとさえ……思ってる。
それに……貴様が、望むのなら……
……我は、ずっと、一緒に、いてやってもいい。
…………。
……ずっと一緒にいてくれる?
…………。
……うん♪
ん……んちゅ……んちゅ……んちゅ、んちゅ、ちゅう、ちゅう……。
はぁ……。
……ふふ。目が合った。
じゃあ……
“我の目を見ろ”。
……ふー。
ふははー! 引っかかったな!
少し健気なところを見せれば、チョロい貴様のことだ! 絶対に隙を見せると思ってたぞ!
あははー♪
確か……ラブホテルの“ご休憩”は、二時間だったな?
なら……あと、一時間は残ってるな♪
これから徹底的に、貴様から搾り取ってやる……♪
ふふふ。いくら施しとはいえ、さっきの貴様は、やりすぎだ!
お返しに、タマの中が空っぽになるまで、ちんぽミルクを吐き出させてやる。いいな!
あはは♪ そうだ♪
貴様は、ずーっと、我のために……精液を提供し続けるんだぞー♪
我が病(や)めるときも、健(すこ)やかなときも……
貴様は傍にいなきゃいけないんだ♪
あぁ♪
ずーーーっと……な♪
ふふ……♪