Track 8

エピローグ

 …………。  ……うぅ。  ううぅ……!  ……不覚。不覚だ。  いくら頭がぽわぽわしてたからといって……あんなことを口走ってしまうとは……!  うぅ、ううぅ……!  貴様といると、いつもこうだ!  昔の、邪悪だった我のことが、思い出せなくなる……!  はぁ。本当に、貴様と過ごす日々は、呪いだな!  まったく……。  …………。  ねぇ。  あのな?  …………。  ……我はな。  いまだに、人間は、愚かで身勝手で野蛮だと思っているが……  ……貴様だけは、別だ。  だから、貴様が止めるのなら……  人間への復讐は、もう、辞めてもいいとさえ……思ってる。  それに……貴様が、望むのなら……  ……我は、ずっと、一緒に、いてやってもいい。  …………。  ……ずっと一緒にいてくれる?  …………。  ……うん♪  ん……んちゅ……んちゅ……んちゅ、んちゅ、ちゅう、ちゅう……。  はぁ……。  ……ふふ。目が合った。  じゃあ…… “我の目を見ろ”。  ……ふー。  ふははー! 引っかかったな!  少し健気なところを見せれば、チョロい貴様のことだ! 絶対に隙を見せると思ってたぞ!  あははー♪  確か……ラブホテルの“ご休憩”は、二時間だったな?  なら……あと、一時間は残ってるな♪  これから徹底的に、貴様から搾り取ってやる……♪  ふふふ。いくら施しとはいえ、さっきの貴様は、やりすぎだ!  お返しに、タマの中が空っぽになるまで、ちんぽミルクを吐き出させてやる。いいな!  あはは♪ そうだ♪  貴様は、ずーっと、我のために……精液を提供し続けるんだぞー♪  我が病(や)めるときも、健(すこ)やかなときも……  貴様は傍にいなきゃいけないんだ♪  あぁ♪  ずーーーっと……な♪  ふふ……♪