上手な精液の搾り方:二限目
(予鈴)
パンパン。(手を叩く)
よーし、前回の課題リポート提出~。
見知らぬ殿方への吐精行為のリポートよぉ。
はい、提出提出。
ん、ご苦労(見届ける感じ)。
はい、よくやった。
ン、よしよし。
ん。(頷く感じ)
はい。
はい。(大きく頷く感じ)
…。
どうしたの?
西園さん、 早く提出なさい。
後はあなただけよ。
まさか…忘れた?
その…まさか??
はぁ…(呆れるより、悲しそうに)。
何たる事…。
あなたには、国立保女生としての誇りがないわけ?
淑女になりたくないわけ?
い~ぃっ。
あなたは大日本国の殿方を支えるべき選ばれた淑女の卵。
エリートの卵が、そんな…たるんだ精神っ。
入学以来、吐精術を学び、それなりに実技は見られるようになってきたというのに、ココロの方がそんなおざなりじゃあ…お話にならないわ。
そもそも、忘れた理由はなに?
まさか…見知らぬ殿方に吐精行為ができないから…なんて言わないわよね?
もし、そうなら言語道断よ。
そんな見下げた精神なら、即刻、辞めてもらうわ。
…違う?
ただたんに忘れただけ??
ふぅん…、そう。
あなたが、そこまで一生懸命に言い訳するなら、先生もそれを信じるけど。
今後二度とっ、忘れない事を誓うなら、吐精レポート二人分で目をつぶるわ。
(念を押すように)提出期限は明日まで。
わかった?
わかったら席に戻りなさい。
はぁ…。
あなた達も、忘れることはないようにね。高い意識をもって、真面目に臨む事。
(咳払い)
それじゃ…、
今日の授業を始めるわ。
実践吐精術の教科書、42ページ、活力吐精の章から。
殿方は射精をすることで活力を得ているワケだけど、もちろん、ただ射精すればいいって事でもないわ。
俗にいう“賢者タイム”を回避するような射精…。
すなわち…心が澄み渡るような爽快で、満足感を伴う射精。
そんな射精こそ理想、そして、あなた達が学び行うべき吐精ね。
これを…“活力吐精”と言うわ。
活力吐精を味わった殿方はやる気に満ち、精力的に仕事をこなし、生活を潤わす。
すなわち、国を回す淑女は扇の要であり、淑女がいなければ、すぐに国は衰退、失速する。
故に、活力吐精を行う淑女はエリートなわけ。
一方、淑女に縁のない殿方は、通常、自慰行為によって精液を定期的に放出し、イライラや、感情の乱れから逃れているわけだけど、正直…これはダメ。
一人で行う自慰行為の射精は、所詮排泄行為にすぎず、今言ったような、爽快感や満足度の質が低い。
だから、淑女はできうる限り、多くの殿方の吐精を促す必要があるわ。
そのためにも、常に殿方の精液の貯蔵状態を気に留め、自慰行為をさせないように先回りして行動することが大事よ。
では、先回りになにをするか?
はい、ココ重要。
殿方に対し、「お溜まりになってはいませんか?」…そう尋ねるワケ。
そして、「溜まっている」と答えた殿方に対しては、すかさず、吐精…活力吐精を行う。
時や場所に関わらず、即座に、ね。
淑女の吐精行為は治外法権だから、安心して行う事。
街であなた達も、 先輩淑女たちの活力吐精をよく見かけるでしょう?
彼女たちのがんばりがあるから、殿方は仕事に励めるっていうワケ。
そして、その活力吐精は、性交そのものである必要はないわ。
数をこなすには不適当だしね。
今では、大体…口での吐精が一般的よ。
先輩たちも、口でしてたでしょう?
手による吐精は、おざなり感を与えるって事で、敬遠されがちになったわ。
活力吐精についての説明は以上。
後は、先生が見本を見せるから。
モデルの殿方さん、(パン、パン:手を叩く)どうぞ、中へ。
(ドア開閉音)
さて、このモデルさんだけど、実は、今日の授業のため…あらかじめ、ひと月もの間、自慰と性交を控えてもらったわ。
ひと月もの…禁欲。
これが殿方にどれだけ負担になるか…。
わかる?
心がすさみ、乱れ、粗暴になって…当然。
じっくり観察して…、
普段の殿方との違いを見つけて。
表情、所作、呼吸。
どれもが違う。
わかる?
それをよく見てよく覚える事。
殿方の状態を把握するのも、淑女のたしなみ。
この精液を溜めに溜めた殿方が考える事は…ただ一つ。
シンプルに…“射精したい”。
ただ、それだけ。
そう、もうそれだけなの。
直情的な性衝動に支配され、少々の刺激にも過剰に反応してしまう、体と心がアンバランスな状態。
この危険な状態を如何に優しく…ほどき、ほぐしながら、吐精させるか。
腕の…いえ、口の見せ所になる。
「 お溜まりになってはいませんか?」
さっき教えたこのセリフに、当然、この殿方は必死に頷く。
はい、スラックスの股間に注目。
パンパンでしょ?
禁欲状態が長いから、女性の前に立っただけで、こうなっちゃう。
だけど、淑女たるもの、そんな殿方の性衝動には決して巻き込まれないで自分のペースを保つ。
優雅にほほ笑み、あくまでも落ち着いたまま、スラックスを…降ろす。
(SE)
トランクスなどの下着類も、勃起した男性器がつっかえないように、優しく、余裕を持って脱がす。
(SE)
はい、出たわ。
どう★これが、禁欲を重ねた男性器よ。
出すものを出せず、全体的に膨れ上がり、ぱんぱん。
色ツヤはくすんで、どこかくやしげ。
一番に注目すべきは…このシワシワ金玉袋の中に溜め込まれた精液。
禁欲を重ねた精液は、普段の白濁色から比べ物にならないくらい黄ばみ、濃く、匂いも…強い。
どんな高級ワインよりも芳醇(ほうじゅん)で、かぐわしい。
ここだけの話、先生も大好物なのよ(笑)。
猛り狂った男性器をうっとり見つめ、「大きい」…と、褒め言葉で心を撫でくすぐったら、いよいよ、活力吐精…スタート。
とはいえ、男性器でも特に気持ちがいい、カリ首周辺をいきなり舐めるのはダメ。
じらす意味も込めて金玉袋から…舐める。
【舐めながら:
じらしこそ、気持ちよさの元。
だから、あえて玉袋の裏側から…舌で…舐め上げる。
(舐め上げる×4)
そうして、金玉の位置を確認。
舐め上げながら、口に…含み…舌で転がす。
袋を吸い上げながら、二つの玉を…交互に…転がす。
優しく、優しく、優しく。】
(それ風に含み舐める音声30秒)
ふぅ。
十分に舐め転がし終わったら…、肛門。
普段絶対に舐められる事のない場所を舐める事による、未知の刺激、これが興奮をより…高める。
殿方の脚をゆっくり広げ、股を見上げるようにくぐって、顔を近づける。
(ぺろり)
【舐めながら:
ひだひだ…、
しわしわ…、
しっかり、舐める。
汚いのは当然。
汚いのをキレイに出来る…してあげるという喜びに代えて……舐める。
喜びを噛みしめ…舐める。
味わい尽くすように…舐める。
丹念に…丁寧に…。
(舐める音15秒)
日ごろから、顎を鍛えていれば…、何時間だって舐められる。
唾液が枯れるほど…吸い、しゃぶり、ねぶる…(語尾から一心不乱に舐め30秒)。】
ほら…、ぁあ、素晴らしき絶景っ。
さっきよりも数倍も見事に…男性器が…たくましく…天を突く。
ひと月もの禁欲の果てに味わう快楽は…ここまで男性器を勃起させる。
下から見上げると…立派すぎて…愛おしい。
この…立派な肉の幹をしごきながら、舐めるのは、アリ。
だけど、今回は口のみ、純粋な口による性技のみで殿方を気持よくさせるわ(語尾でくわえる)。
ぁむっ。
(一気に根元まで飲み込み、そのままの体勢で舐め繰り回す15秒>抜き放つ)
ぷはぁっ。
こんな風に…一気に根元まで飲み込んだら…、味わうように舐め回す。
これが効く。
男性器が喜んで…震えまくる。
その反応が嬉しくなって、もう一回。
(一気に根元まで飲み込み、そのままの体勢で舐め繰り回す15秒>亀頭まで戻したら、再び根元まで×5>抜き放つ)
ぷはぁ。
口と喉を精一杯利用したら、
次は、緩急。
【舐めながら:
本命の亀頭部のカリ首の周りを舌でペロペロと…舐め回し…。
(ペロペロ30秒)
鈴口をつつき、ほじくり、じるじゅる吸い上げ…。
(それ風に30秒)。
飲み込み、舐め回し、吸い上げる。
他にも、裏筋を舐め上げたり(5往復)、肉棒を横から頬張ってみたり(棒を端から端まで5往復)。
口でしながら、殿方の反応は逃さない。
どこが一番反応したか、それを見極め、覚える。
反応したら、そこを攻める。
でも、攻め続けない。
効くところばかり攻めても、単調になるだけ。
そこをあえて外すのも大事。
舌で、唇で、頬の内側で、殿方を気持ちよくする。
快感の海に沈める。
いいえ、溺れさすっ。
(それ風に60秒)
ん…、
そろそろ…、
そろそろ…ね。
ひと月の禁欲が解禁しそう。
そろそろ…、爆発しそう。
先生くらいになると、殿方の射精のタイミングも…当然、ばっちり。
金玉袋がきゅっと縮み上がるのはモチロン、手足、太ももの緊張で、わかる。
「このまま、口の中で出しますか? それとも顔に出しますか?」
そう、優しく問いかけ、速やかに吐精場所を確認、誘導。
今回はみなさんに見せるために…、
「顔、顔でお願いします。芳醇(ほうじゅん)に醸(かも)された精液を吐精して下さいっ。ひと月ぶりの精液…大量…、いっぱいの精液をっ。さぁっ、遠慮はいりませんっ。先生の顔に…吐精、吐精して下さいっ!」
っ!?】
どぴゅっどぴゅぅっどぴゅうっどぴ、どぴぴゅぅっ! どっぴっどぴゅぅどどぴゅぅっぴゅぅぴゅぅぴゅっ…。
(興奮した口調で)
はあぁっ、出た…。
なんて、大量っ。
なんて、温かいっ。
しかも、粘り気と匂いが…すさまじい。
これが、ひと月の禁欲の果てに醸された…精液っ。
ほら、あなた達…、注目っ。
先生の顔のこれをっ。
この鼻の上と頬に粘り着いた、黄ばみがかった精液…。
写メってもいいわよ。
それほど貴重。
(SE)
それじゃ、味の方も…確認。
殿方に…見せつけるように…こんな風に、指ですくい取るようにして…舐めとる。
(実際に)
ぺろり…。
(舐めながら)
あぁ、美味い。
美味いわ。
これよ、この味。
醸された精液の味。
はぁ、美味い。
って、味に夢中になりすぎちゃダメね。
男性器を吐精しっぱなしにしないで、キチンと…口で…お掃除。
吐精直後の敏感な男性器の中に残る精液を…搾り取るように…吸引。
(ぱっくりくわえてから、ゆっくりじゅるじゅる20秒)
ふぅ…。
「ご馳走さまでした」
こう締めくって…おしまい。
どうです。
この殿方の満足げな表情。
これこそ、活力の満ちた証拠。
この瞬間、淑女は報われ、誇らしい気持ちになる。
また、しよう、そう思える。
以上が活力吐精の見本。
わかった?
でも、先生のは単なる一例だと思って。
あなた達がそれぞれ工夫するもよし、各自研鑽なさい。
ということで、早速…、
実践。
はい、静かに。
習うより慣れろよ。
やってみないとわからないでしょ?
それにね、
ひと月もの禁欲が、一回の活力吐精だけじゃ、もったいない。
モデルの殿方さんには、ご褒美ということで…、
クラス29人全員。
29人、全員の活力吐精を味わってもらいましょ。
え?
体がもたないって?
うふふ。
ご謙遜を。
ひと月分を一日で放出するだけじゃありませんか?
授業時間に収まらない…?
構いません。
全員分終わるまで、延長します。
いくらでも融通はききますから、遠慮なさらず、29回、吐精してくださいな。
じゃあ、西園さん、あなたから始めて。
うまく出来たら、未提出の課題、一人分に数えてあげるから、精いっぱいなさい。
それにしても…、
そこまで吐精したら活力が満ち溢れるどころか、萎れてしまうかもしれませんね(笑)。