tsuioku5
■「エピローグ」
(雀の声、朝)
(布団を揺らす音)
ねぇ…ねぇってば…起きて。
はぁ…もう、いつまで寝てるの?
ちゅっ…
ふふ、起きた?おはよう。
朝の礼拝始まっちゃうよ?起きて支度しな。
ん?どうしたの?顔真っ赤にして…。
ああ、裸だからか。
君、夕べは何も着ないで、そのまま寝ちゃったんだよ。
後始末は全部僕がやったんだからね。
シーツはベットべとだったし、毛布もクリーニングに出しておいた。
フフ、いいよ謝らなくて。
僕がしたくてしたんだから。
(ロッカーから制服を取り出しトワが着ている)
でもこれから先のこと、覚悟しておいてね。
夕べのはまだ序の口だから。
ふふ、僕、君とセックスするようになって目覚めちゃったんだよね。
先生としてた頃は、挿れられたり犯されたりするのが気持ちよかったんだけど…
君とする時は…君が喘いだり、せつなそうな顔をするところが見たくて…特にイク時の顔が…可愛くてたまらないんだ…フフフ。
あと、それから僕ヤキモチやきだから、君が誰かと親しくしてるのを見かけたら意地悪しちゃうかも。
それにキス魔だし、寝る時は一緒のベッドがいいし、週末は必ず朝まで君のこと犯したいし…ああ、結構僕って自分勝手で我侭で、独占欲が強いけど…大丈夫?
フフフ、そっか。
じゃあ改めて…
(歩いて近寄り)
好きです。
僕の恋人になってください。
この先ずっと君のそばに居ると約束します。
好きだよ。
僕を好きになってくれて…有難う。
END