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ウエブ版シナリオ

以下の文章はCi-en(https://ci-en.dlsite.com/creator/1475) に掲載されている触手の飼い方卵篇(序章)のシナリオになります。 音声化にあたりドラマパートを大幅に削ったのでおまけで添付することにしました。 また、Hパートは音声化にあたり一部加筆してあります。 ◆触手の飼い方 序章 六月七日 午後 その日は、午後の授業が終わったあたりから、 強い雨が降り始める あなたは、正門で友人と別れると帰路につく。 途中で、さらに雨脚が強くなる。 あなたが使っているのは、折りたたみタイプの傘なので、 いつも鞄に常備しています。 でも、折りたたみなので小さく、 雨が両肩にあたりビショビショに濡れてしまう。 慌てて雨宿りできる場所を探す。 周りを見渡すと、雨を遮るような場所がありません。 少し先までいくと、神社があることを思い出す。 あなたは、小走りで神社に向かいます。 しばらく走ったところで神社に到着する。 鳥居を抜けて参道をすすむ。 社(やしろ)につくと、雨が届かなくなる。 傘をたたんで、社を囲っている外陣(げじん)に背中をあずける。 しばらくボーッと、空を眺めながら雨がやむのを待ちます。 ※SE 雨音 ※無音 10秒 でも、なかなかやみそうにありません。 ※無音10秒 あなたは、暇なので社の裏側に回る。 そこは木々が生い茂りうっそうとしている。 そして目立たない場所に、小さな社である末社(まっしゃ)がある。 なんとなく、おいてある賽銭箱に小銭を入れて拝んでみたりする。 しばらく、目をつむり色々とお願いをする。 目を開き、戻ろうとしたところで白い何かが視界に入る。 最初は野球のボールかと思ったのです、よく見ると違うようです。 末社の後ろ側にある、白くて丸い物、それはどうやら何かの卵のようです。 鶏の卵かと思ったのですが、大きさからしてそれは無いようです。 野球のボールぐらいある卵。 あなたは、気がつくと手を伸ばし掴んでいる。 無意識とはいえ、自分がとった行動に驚いている。 でも、何故か卵をみているとほっとくことができなくなっているのです。 鶏の次に思いついたのは、ウネウネとした生き物の卵。 その可能性もあるのに、あなたはこの卵のことが気になって仕方が無い。 あなたは、周りをきょろきょろと見渡すとハンドタオルに包んで、 鞄にしまいます。 家に帰り自室に入ると、卵を取り出してハンドタオルの上に置く。 そして、どうしようかなと思案に暮れる。 この卵の中身は、果たして生きているのか。 そして、何の卵なのか色々と考える。 ネットでしばらく調べてみますが、 いまいちハッキリしません。 しばらく卵を見つめてると、 なんとなく、暖めてみることを思いつく。 両手で卵を掴み手のひらで、暖める。 しばらく、暖めてみると、手のひらのぬくもりが卵に伝わってる気がする。 そして、なんとなく卵も喜んでいる気がする。 そんなことあり得るわけないのですが、 なぜかあなたはそう確信します。 次に思いついたのは、 布団の中で暖めることです。 六月七日 夜 その日から、あなたは卵を抱えてお布団に入るようになります。。 まず、あなたは自分のお腹の上に卵をお置きます。 そのまま、体を横にして丸まってください。 そして、両手を伸ばして卵を抱きかかえる。 もちろん、これはイメージでも構いませんし、 仰向けのままでも大丈夫です。 白くて小さな卵。 鶏より少しだけ大きな卵。 卵を、自分の体温で暖めてあげる、 そんな状態をイメージしてください。  まるで自分の子供のような気がしてくる。 卵を何度も何度も撫でながら、卵が あなたの体温で卵を一生懸命暖める。 あなたの、お腹がぽかぽかとしてる。 自分のお腹が熱を帯びてくるのを意識してください。 暖かい、暖かい、お腹が温かくなる。 今からしばらくの間、沈黙が訪れます。 その間中、お腹が温かくなる感覚を意識してイメージしてみてください。 そして、卵を愛おしく抱きかかえてください。 沈黙が訪れる間、あなたの意識はより深い状態へと導かれていきます。 それでは、再び声をかけるまでしばらく沈黙が訪れます。 ※無音 60秒 一生懸命、優しく、愛おしく思いながら卵を暖め続けている。 すると、卵がビクリと動いた様な気がします。 気のせいかなと思っていると、またビクビクッと卵が動きます。 今度は確実に、そしてはっきりと分かります。 中で生きてるんだ、 それが分かると、あなたは嬉しくて嬉しくて仕方ありません。 それと同時に、卵の中の生き物が喜んでいるような気がしてきます。 もし体を横向きにしているようでしたら、 もとの仰向け状態に戻ってください。 そして、両手を伸ばしているようでしたら、 こちらも元の楽な状態に戻してください。 卵を温めることにより、 中で生きているのが伝わってくると、 どんどん卵が可愛くなっていく。 とても愛おしくて愛おしくて仕方が無い。 次の日も次の日も、あなたは一緒に眠りにつき 卵を温め続けます。 お腹が全身がぽかぽかとなり、 卵を温め続ける。 中の生き物のために、 あなたは一生懸命暖め続けるのです。 そして、七日目の朝を迎えます。 六月十四日 早朝 スマホにセットしてある目覚ましアプリから、 音楽が流れてくる。 目が覚めて、枕元に置いてある卵に、 ヒビが入っていることに気がつく。 しばらく観察している、ペリペリと殻がめくれる。 あなたは、慌てて卵を机の上に移動させる。 ドキドキしながら観察していると、 さらに殻がめくれて下に落ちる。 あなたは、卵の中を覗きこんでみる。 すると、細長い物が動いているのが分かる。 それは、赤くてヌメヌメとしている。 一瞬驚いて、コシを引いてしまう。 その間にも、殻がめくれて生き物が割れた卵から這い出てくる。 10センチぐらいの生き物がぽとりと机の上に落ちる。 長細い胴体と思われる部分に土台のような部分がある。 生き物が体をうまく反らして、土台が机の上に置いた状態になる。 すると細長い体が立ち上がった状態になる。 そして、丸い先端が、くぱと裂けてけて口のようになる。 本来なら悲鳴でもあげそうな状況ですが、 あなたが一瞬想像したのは、 水族館でみたことがあるチンアナゴみたいです。 ですので、あなたには卵から出てきた謎の生き物が、 ちょっと可愛く見えるのです。 でも、これがいったい何の生き物だか、 皆目見当もつかない。 イソギンチャクのようでもありますが、 伸びている部分が一つしかありません。 口らしき箇所はありますが、目にあたるような部分が見つからない。 赤くて細長い生き物は、ウネウネと全体をゆらして、 あなたに向かって動きをみせる。 どうやら、あなたのことを認識しているみたいです。 それは、生まれたての雛のようです。 そして、キュウ~、キュウ~と泣き声らしき音を出している。 あなたは、おそるおそる手を差し伸べてみる。 その生き物は、あなたに近寄ってくる。 そして先端部分が、あなたの指先に触れる。 感触は生暖かく、粘液でべたべたとしている。 粘液の臭いをかいでみると、とても甘い果実のようです。 気のせいか、一瞬体全体がカッと熱くなった気がします。 生き物の先端は、ぐるぐるとあなたの指に絡まっていく。 そして、体をこすりつける。 そして、ふたたびキュウ~、キュウ~と泣いている。 それを観察しながら、どこからこれは鳴いているのか、 そして、この先端は頭なのか? あらためて、この不思議な生き物が、何だろうかと考えてしまう。 生き物の行動は、あなたに甘えているようにみえる。 気のせいかもしれませんが、あなたにはそう思えてしかたがないのです。 そして、あなたの中でこの生き物を飼ってみたいとう思いが、 強くなっていくのです。 そうなると、名前が必要になります。 キュウ~、キュウ~と鳴くから、キュウと思いつきますが、 安易すぎるので却下です。 次に思いついたのが昔飼っていた犬の名前です。 犬の名前はアルス。 そうだ、アルスだ、この生き物の名前はアルスにしよう。 あなたは、生き物に語りかけます。 君の、名前はアルスだよと。 生き物はもちろん分かっていないでしょうが、 タイミングよく、キュウ~、キュウ~と鳴きはじめるのです。 六月十四日 夕方 学校から帰ると、急いで自分の部屋に向かう。 さて、次に大事なのはアルスの餌です。 この生き物はいったい何を食べるのか? 正直、小さな生き物とかだと、無理かなぁと思ってしまう。 ひとまず、冷蔵庫から適当な物を持ってきて実験をはじめます。 まずは、野菜です。 葉物や根菜の切れ端をアルスの前に置いてみる。 しかし、無反応です。 今度は手にとって動いている先端に持って行ってみる。 やはり、無反応です。 次は、お肉です。 鳥の胸肉を同じように、与えてみる。 残念ながら、こちらも無反応です。 そうなると、次は魚です。 丸ごとは無理なので、母親が晩ご飯用に買ってたった、 刺身の一切れを与えてみます。 アルスは、刺身を無視してあなたに先端を向けてキュウキュウとなく。 あなたは、指先を伸ばすと、そこにアルスが絡まってくる。 そんな姿をみながら、あなたは何が好きなのかな?と語りかけますが、 もちろんアルスは無反応です。 結局何を食べるか不明なまま数日がたちます。 もしかしたら霞でも食べているのかと思ったのですが、 それが違うことがわかる時がきてしまったのです。 六月十七日 早朝 その日の朝、目が覚めるといつものように、 クローゼットの中で飼っているアルスの姿を確認します。 すると、いつも動いている先端部分が下に垂れ下がっているのです。 あなたは、慌ててアルスを両手で持ち上げる。 すると、キュウと消え入りそうなか細い声で鳴くのです。 そんな状態に、あなたは無性に悲しくなってポロポロと鳴き始めるのです。 自分が、こんなに悲しくなることが不思議なのですが、 なぜかこのアルスに対して愛情みたいな物を抱いていることを自覚するので す。 やだ、死んじゃだめだよ。 あなたはアルスを顔の部分に近づけながら泣き続ける。 すると、だらんとしていた先端がゆっくりと動き出す。 えっ、と思っていると先端があなたの目元に寄ってくる。 そして、あなたの涙に触れると、急に元気になりグリグリと押しつけ始める。 キュウキュウと大きな声で鳴き出すと、あなたの涙を拭き取るのです。 あなたは、びっくりして泣くのをやめてしまう。 左目の涙を吹き終わると、今度は右目に移る。 そして、それが終わると、頬に伝わった涙も拭き取るのです。 急に元気になったアルスは、ウネウネと大きく動きはじめる。 これは、いったいどういう事なのか、 あなたはあっけにとられながら考える。 もしかして、アルスにとって涙が餌になるのかしら。 しかし、そんなことがあるのかとも思ってしまう。 元気にあったアルスを机の上に置く。 不思議に思いながらも、涙でアルスが復活したのも事実です。 アルスの餌について、判明したのは、その日の夜になってからです。 6月17日 夜 アルスの事が可愛くて仕方が無いあなたは、 枕元に置いて眠りにつきます。 そして、真夜中になったところで、 違和感を感じて目が覚めます。 それはパジャマの下で、 何かが蠢いているからです。 えっと、声をあげて起き上がる。 布団をはねのけ、パジャマをめくる。 すると、あなたの胸元からアルスがぽとりと落ちる。 あなたは、どうしたのと声をかけてしまう。 そして、胸元にふれると粘液が手につく。 悪戯しちゃ駄目よと、軽くアルスを叩く。 キュウキュウと鳴く声がする。 胸の周りが、カーッと熱くなっているのを感じる。 ハンドタオルで胸元を拭くと、 自分が汗をかいているのがわかる。 そこでふと、手が止まり、あることを思いつく。 それはアルスの餌に関してです。 自分の体に触れて、脇に汗が残っているのを確認する。 試しに、そこにアルスを近づけてみる。 すると、アルスの先端がグリグリと大きく動き出す。 そして、先端を脇に押し当てると、舐めるような感じで脇に触れてくる。 粘液がついた脇が、急激に熱くなるのを感じる。 アルスの動きで、とても喜んでいるのが伝わってくる。 そして、思いつきは確信に変わります。 アルスは、人の体から排出される分泌物を餌にしているのでは、 というのがあなたの考えです。 あなたの涙、そして汗に反応しているのが、 その証拠です。 自分の分泌物を餌にしているアルス。 それは、なんともいえない気分になる。 困惑と驚きが入り交じった複雑な感情が襲ってくる。 でも、最後にあなたが感じたのは喜びです。 その喜びは、アルスにはあなたが必要ということです。 まるで赤ちゃんに母乳をあげる母親のような気持ちです。 六月十八日   夜になると、枕元にアルスを置く。 しばらくして、うとうとした頃にアルスが活動を始める。 先端の下にある土台的な部分。 土台がもぞもぞと震えると、パタンと倒れ込む。 今度は細長い先端部分がシュルシュルと伸びて数倍の長さになる。 そのまま伸びた部分が、布団の中に入り込む。 すると、今度は土台部分が柔らかくなりつぶれたようになる。 そして、波打つように動き始める。 そのまま土台部分も布団の中に入ってくる。 布団の中に潜り込んでいるアルス。 今度は、あなたのそばにまでくると、パジャマに触れる。 入り口を探っているのか、しばらく探るように先端が動き回る。 しばらくすると、上着を下からめくり、するりと中に入ってくる。 あなたは、そこで目が覚める。 そして、すぐにアルスが餌を求めていることがわかる。 眠いので、やめさせたいのですがアルスの餌のためです。 しばらく我慢するしかありません。 あなたは、再び目をつむりアルスに実をまかせることにします。 しばらく汗を吸い取ったら満足するだろうと思ったからです。 あなたのお腹部分を、ずりずりと這いずっているのがわかる。 アルスの先端部分は生暖くヌメヌメとしている。 あなたが先端部分と思っているそれを正確に表す言葉、 それは触手です。 アルスの触手、それがパジャマの下で蠢いている。 ヌメヌメとして、ザラザラとした感触。 それによってくすぐったいような感覚に襲われる。 思わず声が出そうになる。 伸びた触手があなたのお腹の上に乗る。 触手は餌である汗を求めて、うねうねと動く。 胸の周りの汗を吸い取っていく。 それと同時に、粘液をまき散らかしてく。 さらに、触手の先端は脇にまで伸びてくる。 まずは右脇。 そこに先端が腕の間をグリグリとねじ込もうとする。 あなたは、スッと脇を開く。 脇に入り込んだ、触手は同じように汗を吸い取るために、 ずりずりと動く。 それはまるで、脇を舐められているかのような感覚。 やはり、くすぐったくたくてたまらない。 でもアルスの触手は、餌をもとめて念入りに脇の間で動く。 そして、粘液を吐き出す。 さらに触手が伸びていく。 お腹、胸、そして右の脇まで伸びた触手。 さらに、その状態で伸びた触手は左の脇まで到達する。 同じように、先端は左の脇に入り込み、ずりずりと動く。 触手が前後に動き、あなたの皮膚から汗を吸い取る。 ずりずりと動きながら、同時に粘液をこすりつける。 さきほどから、体があつくなっているのを感じる。 それは前に粘液に触れたときにも感じた感覚。 どうやら、粘液には体を熱く火照らせる効果かがあるようです。 もしかしたら、そうやって体から汗をかかせるようにするためかもしれませ ん。 火照った体はとても鋭敏になっていて、 ちょっとした刺激でも反応するようになってしまいます。 今まで、意識していなかったアルスの粘液。 それは透明だけどべたべたしていてまとわりつく。 触手が、あなたの分泌液を取り込むのと同時に、 粘液はあなたの中に取り込まれていく。 さあ、想像してみてください。 あなたの皮膚に触れる粘液。 粘液は、皮膚の穴を通して中に吸収されていく。 スーッと中に入り込み、まずはあなたの筋肉を犯していく。 それが第一段階。 さらに粘液は、あなたの神経を犯していく。 そして、一気に全身に広がる。 それが第二段階。 そして、粘液は、あなたの骨を犯していく。 骨の中にまで粘液が入り込んでいく。 それが第三段階。 あなたは気がつかないけど、 アルスの触手から吐かれている粘液は、 少しずつ、少しずつあなたの肉体全てを犯している。 そして、体が燃え上がるような熱さを感じる様になる。 すると、じわじわと全身で汗をかくようになる。 そして、その汗を餌として、 アルスが吸収していく。 すうです、あなたが汗をかく度にアルスが喜ぶのです。 さあ、もっと想像してみてください。 女の子であるあなたの肉体。 パジャマを着て、仰向けになっている状態。 上着の下の方から入り込んでいるアルスの触手。 触手は粘液を吐き出しながら、 腰、お腹、胸、そして右脇から左脇へと触手を伸ばし絡みついている。 細長くて長い触手が、前後に動き汗を吸い取っていく。 ざらざらとして、まるで下で舐められている様な感覚になる。 お腹、腰、胸元、そして両脇から粘液が、体の中に入り込んでくる。 すると、粘液によって、全身がどんどんと熱くなっていきます。 熱い、熱い、どんどんと熱くなっていく。 さあ、粘液が自分の体内に取り込まれていくのを想像してください。 すると、お腹が胸元がそして脇が熱くなっていく。 そして、全身がどんどんと熱くなっていく。 体の火照りによって、あなたはじわじわと汗をかいていく。 じっとりと、全身から汗があふれ出す。 すると、アルスはうれしがり激しく動き出す。 最初は、くすぐったく感じた触手の動き。 でも、さきほどから感じる感覚が変化していることにきがつく。 触手が動く度に、 ぞわぞわとした感覚と共に、それが快感となっているのです。 いつのまにか、あなたの全身が敏感になっている。 頬や、体がいやらしくピンク色にそまっている。 汗をかき体が火照っている。 あなたは、自分の肉体に起きた変化に戸惑っている。 体が勝手にもぞもぞとしてしまっている。 口から、熱い吐息と甘い声がもれてしまう。 全身に強くて支配されそうな波が襲ってくる。 触手がズリズリと動く度に、全身がゾワゾワとする。 さらに粘液が吐き出される。 その度に、体が全身がカーッとあつくなる。 口から声が漏れる。 そして、触手がさらに前後に暴れて、強烈な刺激が襲ってくる。 これはアルスに餌をあげるためだと、 自分に言い聞かせながら我慢をしようとする。 そうなると、あなたはアルスの触手にされるがままということになる。 あなたの肉体からでてくる美味しい汗を堪能しているようです。 自分のお腹を、胸を両脇をさらに意識してください。 そして、蠢いている触手を想像してください。 触手から排出される粘液、そしてそれが皮膚の中に取り込まれていく。 そんな状態を、何度も何度も想像してください。 そうすることによって、より深く、さらに広く、 今、体験している感覚が強くなっていきます。 全身が、さらに熱くなる。 カーッと、カーッと熱くなっていく。 アルスがキュウキュウとないている。 あなたには、それが赤ちゃんが喜んでいるように聞こえてくる。 チンアナゴや、イソギンチャクみたいな形状のアルス。 それが可愛くて可愛くて仕方が無い。 今の状態は他人からみたら、気が触れてると思われるでしょう。 でも、あなたにとっては赤ちゃんに母乳をあげるのと同じことなのです。 可愛い我が子に、食事をあたえる。 それはとても、当たり前なこと。 私が、この子をまもらないといけない、 そんな感情にあなたは支配されている。 それはとても不思議なことのはずなのに、 あなたは何も疑問に思わない。 それが自然すぎて、あなたの中にスッと入り込んでいる。 そのことすら、あなたは気がつかない。 こうして、アルスに上半身をまさぐられていることに、 使命感すら、感じるようになっている。 熱い、熱い、どんどんと熱くなっていく。 そして、もっともっと汗をかかないと、 もっと、もっとアルスに美味しい餌をあたえないと。 可愛い、可愛い、我が子の為に・・・・・・。 ※無音 10秒 体の火照りが止まらない。 口から吐息が漏れる。 背中がゾワゾワとする。 アルスの触手が、何度も何度もあなたの上半身をまさぐる。 さらに、粘液が吐き出され、体の中に取り込まれていく。 頬がピンク色に染まる。 口から、甘いときが漏れてしまう。 我が子に食事を与えているだけなのに、 あなたの上半身に甘い、甘い快感が広がってしまう。 自分にいいわけをしながらも、 快感を受けて入れていく。 しばらくすると、触手の動きが止まる。 そして、シュルシュルと触手が、アルスの先端が小さくなっていく。 パジャマから抜け出るともとの大きさに戻る。 再び、アルスの土台部分が動き出し、あなたの枕元にまで移動してくる。 キュウ、キュウと甘えたような声をだしている。 それで、あなたはアルスが食事を終えて満足していると理解するのです。 それがとても嬉しくて仕方が無い。 次の日の朝に、あなたは目が覚めるとアルスに違和感を感じる。 なにか、昨日よりウネウネ具合が強い気がするのです。 そして、その理由がわかったとき、目の錯覚かなと思ってしまう。 それは、先端部分が二個に増えていたからです。 名前 アルス 分類 不明 餌  人の分泌物 触手の飼い方 序章

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