01.プロローグ
【姫様】
ただいまー、ほら帰ったわよー、お出迎えは~?
【侍女】
あら、姫様……随分とお早いお帰りですね……もう数日はかかるのかと思っておりましたが…
【姫様】
いやもうめっちゃしんどいー…疲れたから途中で帰ってきちゃった
っていうか、遠すぎるんだもん~…
ちょ~っと精液飲んだくらいでオス補充してきなさいってさー…別にアタシじゃなくてよくない?こんなん
しかもさー、あんな遠いところわざわざ指定するー?普通にしんどいんだけど
【侍女】
はぁ……姫様……またそのようなことを…
いいですか姫様、我が国は他国と比べてオスが圧倒的に少ないのが現状…
つまり、オスは非常に貴重な存在であり、姫様の大好きな精液もその貴重なオスから作り出されるもの…
それを、「少し飲んだくらい」などと…
王妃様はそのような姫様の考え方を改めようと、今回の遠征を命じたのですよ
姫様はもう少し王女としての自覚を持っていただかないと…
【姫】
え~?なに?まさか手ぶらで帰ってきたとか思ってんの?
はぁ~~…ほら、あそこ、あっち、見て、オスは確保済み…しかもめっちゃ精液出しそうなやつ
「衣食住保証でザーメンを出すお仕事しませんか?」なんて言ったらチョロいもんよ
【侍女】
姫様、そういうところです…もう少し言葉は謹んで頂かないと、困りますよ
【姫】
あ~はいはい、わかったわかった
ま、とりあえず見てみる?多分ハズレはないと思うけど
【姫(媚び)】
は~い、おじさま方ぁ~お待たせ致しましたぁ♡
……ね~、どう?よくない?めっちゃ性欲強そうでしょ
【侍女】
失礼ですが……この佇まい……女に飢え、性欲の捌け口もなく、無駄にオナニーで精液を消費してそうですね
……加えて、あまり衛生的とも言えません
【姫】
でしょ?
そ・れ・にぃ……あーいう汚れた感じの好きなんじゃないの~?
絶対びっしりついてるわよ…チ・ン・カ・ス♡
【侍女】
まぁ♡…姫様、そんなはしたありません♡
私はただ、身の回りは常に清潔でないと気が済まないだけです
………ですから
ん……んぇあぁぁ~……(このようなものは、一刻も早く清潔にしなければ)
【姫】
あはっ♡も~なに?めっちゃやる気なんですけど♡
なら……思う存分、お掃除させてあげる♡