Track 2

2. 身体検査

とりあえず、変わってるとこ全部触ってみてくれよ。自分でやってても分かんねーからさ。 なんだよその顔は……元は男なんだから照れる必要なんかねーだろ? 隅々までしっかり確認してくれよ。 まずは……やっぱこのおっぱいかな。何カップあんだ? これ。 おもてーし、女の子っていつもこんなのぶら下げて生きてんのかよ。すげーな。 だ~か~ら、照れずに早く確かめろっての! 好きなように揉んでいいからよ。 んっ……あっ、んんっ……は? 感じてなんか、ねーし……お前が変な触り方するからくすぐったいだけだっての。 あっ、馬鹿! そんな強く揉むっ……んぁっ! ……っ、やめろって言ってんだろ馬鹿野郎! もうおっぱいはいいから、次のところ調べてくれよ。 他に変わったところって言えばちんぽに決まってんだろ? 完全に無くなってんのか自分じゃ分かんねーからお前が見てくれよ。 あ~、パンツな、さっきお前のベッドに移動した時に脱げたっぽい。 だから、元男なんだし相手がお前じゃ照れ臭くもねーの! 他に誰もいないんだし、いいだろノーパンくらい。 恥じらいなんざ持ち合わせてねーよ。何度でも言うけど、俺は男だ! これくらい何にも恥ずかしくねーの! だから早くちんぽの確認しろよな。本当に無くなってまんこに変わってるってんなら完全に女の身体になっちまってるってことだしよ。 うん……寝転がる? こうか? どうだ? 見やすくなったか? あー、やっぱ無くなってんのか……本当に女になっちまったんだな……。 ……って! 何勝手に触ってんだよっ! ここは確認だけで触らなくても……んんっ、あっ、んあぁっ! 馬鹿っ! やめろっ! そんな擦ったら……あっ、んはっ、くっ……やめろってのっ! 馬鹿野郎っ、盛ってんじゃねーよ……っ。 いや、べつに……嫌とかってわけじゃねーけど。その、ぞわぞわするって言うか……。 女の子の身体のことはよく分かんねーけど……なんだ、お前に触られると変な感じがするって言うか、気持ちいい……のかな。 わ、分かんねーけど! なんか、ドキドキするんだ……俺、中身までおかしくなっちまったのか? なあ、俺おかしいかな? お前に触れられて……ほら、こんなにドキドキしてる。まんこもうずうずして……変な感じがするんだ。 お前にもっと触ってほしいの、かも……。お前はどうだ? 俺にもっと触れたいって思うか? ふふっ、そうだよな。じゃなきゃ、あんなにまんこ弄ったりしてこねーし。じゃあ、決まりだな。 なにって、セックスに決まってんだろ? お互い気持ちは一緒なんだし、ヤらなきゃ損じゃん? なんだよ今更怖気づいたのかよ。さっきはあんなにガツガツきたくせに……。 そりゃお前とは幼馴染で親友だけどさ、だからってこの身体になってセックスするかしないかには関係してこねーだろ? あ~もう、まどろっこしい! 俺はシたい、お前と。絶対気持ちいいって分かるから……それじゃダメか? じゃ、シようぜ? お前のことも絶対気持ち良くしてやるからさ。 なんてったって、いまの俺は超絶スタイル抜群の美少女だからな! こんな機会もう一生訪れないと思うぜ? よかったな! だって本当のことだろ? でもまあ、正直セックスの知識とかはエロ本でしか知らねーから、そのへんは大目に見てくれよ。 まずは何すっかなぁ……てか、先に服脱がなきゃだな! んっ、しょっと! んん? 素っ裸見たくらいで驚くなよな。これからもっと凄いことするんだからよ。 ほら、お前も脱げよ。それとも俺に脱がしてほしいのか? はははははっ! なんだよその慌てよう。男のお前の方が恥ずかしがってるとかマジ笑えるんだけど。 つか、わざわざ脱いだ服畳んどくのかよ……真面目すぎんだろ。 俺ががさつなだけ? うっせー! いいだろちょっとくらいがさつでも。それよか脱げたんなら早く始めんぞ。ここまで来たんだ、逃げんなよ?