Track 10

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10.二人の家に……

遥【ん......すぅ......すぅ......すぅ...すぅ......ん、んん、あ......もう、朝ぁ?お昼、かな...?あ......ふふ、お兄ちゃんも、今起きたと?え、さっき...?ということは、お兄ちゃん、うちの寝顔、見とったと!?うぅぅ、すっごく恥ずかしいっちゃけど...むぅ...可愛い、って余計に顔...熱くなるやんか......もう、明日はうちが先に起きるけんねそして、お兄ちゃんの可愛か寝顔を、じっくり見返しちゃる。 ふふじゃあ、そろそろ起きよっか...と、その前に。 ...ん、ちゅっおはようのキス、まだしてなかったけん、ね一緒に起きよ、お兄ちゃん】 遥【んっ、んんぅ~!はぁ......昨日は、あの後...一緒に寝とったんやねあぁ...ばり楽しかったぁ...お兄ちゃんと、一日中デート...ふふお兄ちゃんも、最高の誕生日に...なった?そっか、ありがと...ほんとはこのまま、もっとゆっくりしたかっちゃけど...そろそろ、時間やし帰る支度、しよっかええと...うちの鞄は......あ、これ?スカイツリーで買った、ノートばいこの中に、今日の思い出...書こうかなって思って...あ、そうだ。 お兄ちゃんも書いて、見せ合いっこせん?ふふ、じゃあ、家に帰ったら...ね?】 遥【お兄ちゃん、家に帰るまでが、デートやけんねほら、もっとこっちに寄ってふふ。 東京にはたくさんカップルがおるけど、うちらが一番愛し合っとったりして............ああの家族連れ...赤ちゃん、おるねちっちゃかお姉ちゃんと...男の子、かな?ベビーカーに乗ってて、あいらしか......ん......こういうのも、良かねとっても幸せそう......ふふ、お兄ちゃん、うちらも負けてられんね家に帰ってから、もっと...愛を深めんとそしたら、きっと......いつか、もっと特別な関係に......え?な、何でもなかよ!さ、一緒に帰ろ、お兄ちゃんっ...二人だけの家に、ね?) (END)

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