第1章.秘密の地下室にて
おはよう、お目覚め?お坊ちゃま、やっと気がついたみたいね。
ベッドに寝たまま、目をきょろきょろさせて...今、自分がどういう状況に置かれているのか、まだ理解が追いついていないようね。
ふふ、動かない方が身のためよ。
動くと、キミの手足を縛っている鎖が、綺麗な肌に食い込んでしまうわそう、キミは今、手足を縛られて、私の前に無様な姿を晒しているの。
生まれたときから何の不自由もなく、裕福に育ったキミが、こうやって手足を縛られて、体の自由を奪われるなんて、自分でも想像しなかったでしょう?ふふっ。
これから、キミの体にもっとたくさんの初めてを教えてあげる。
楽しみにしていなさい。
と…ころで、私のことは知っているわよね。
キミの世話役を勤めているメイドの、マリーよ。
毎日顔をあわせているから、当然よね。
そ…れにしても。
座りこんで、近くで見てみるとキミ、女の子みたいね。
まだ幼い顔だけど今…日はキミのお誕生日。
また一つ、年を重ねたのよ。
ふふキ…ミが主役のパーティ、楽しかった?途中から急に瞼が重くなってそ…こからは覚えていないでしょう?キミは私の仕込んだ、睡眠薬入りのジュースを飲んで、ぐっすり眠ってしまったの。
そして。
私の手で、この地下室に連れて来られたのよ。
あら、お屋敷にこんな部屋があるなんて、知らなかった?ここは昔、旦那様、つまりキミのお父様も使っていた、秘密の地下室よ。
今は旦那様も、たいそうな身分で忙しいのか、この部屋のことを忘れているかもしれないけど。
以前はここで、使用人をお仕置きしたり、犯したりとやりたい放題だったの。
私も随分な目にあわされたわ。
...だから今日は、キミがひどい目に遭う番。
その為にずっと目を付けていたのよ。
綺麗な肌に、華奢な体つき、瞳もつぶらで、大きいし。
女の子にしたら、どんなに可愛いんでしょう、ってね。
そ……うね、キミは男の子なのに、女の子になるわけなんて、ないと思うのが普通よね。
で――も、世の中には男を女に変える、魔法の薬があるのよ。
ほら、私を見てみなさい。
洋服ごしにでも分かるほどの大きく張った乳房に、真っ白な肌お尻だって、むっちりと大きくて、いやらしいわよね。
スカートを少しまくりあげれば、艶めかしい太ももが、どんな男でも虜にしてしまう。
思わず奮いつきたくなるようなこの容姿は、どう見ても女のものでしょ?でもね、私はもともとキミと同じ性別、男だったのよ。
た…だ、完全な女ではないの。
ほら、見てごらんなさい。
私のスカートを突きあげている立派な男の証を。
どう、分かるかしら。
スカートごしにでも目立ってしまう、この逞しいおちんちん。
キミも女の子に変えて、この私のペニスで、いっぱい可愛がってあげるわね。
ふふそ…んなに震えちゃって、私が怖いの?大…丈夫よ、いきなり犯したりなんてしないわ。
まずは、キスから、経験してみる?この、色っぽい唇の蕩…けるような感触味わってみたいと思わない?思うでしょう?だって私…が近づいたら、唇に、目が釘付けになってるほら視…線、離せないでしょう?このまま、どんどん近く甘…い吐息まで感じられる距離になって...ん……、ちゅっまずは、頬っぺたからどう?私の唇柔…らかかった?こんな美女とキスできるなんて、幸せね...ふふ、可愛いお顔、リンゴみたいに真っ赤ねもう一度し…てあげるわね言っておくけど、逃げようとしてもダーメ。
忘れたの?今のキミに、自由なんてないのよ。
私の唇から、逃れることはできない。
ほら、また顔が近づいて熱…い吐息が掛かる...ふふ、私のものになりなさい。
キミの初めて、ファーストキスも、その先も全…部、奪ってあげるわんぅち……ゅぅ、はぁち……ゅっ、ちゅぅ、んぅ......れろぉん……ちゅっ、れろちゅっ、ちゅれ、れるろぉ...んは……ぁ、私の唾液も、いっぱい流しこんであげる。
んちゅッ、ちゅぱ、ちゅぱッ、んふぅぅッれ……ろぉ。
...ちゅぱぁ。
...ふふ飲…み込んだわね今、私に口移しされて、喉の奥に入っていったのが、女の子になってしまう魔法の薬よ。
しまった、って顔ね。
でも、もう遅いわ。
これからキミの体は、少しずつ女の子に変わっていくの。
もう、誰にも止められないのよ諦めて、女の子になっていく自分の姿を、受け入れることねん…ふふッ