■04
本当にすまない!
いや、謝って許されることではないことはわかっているのだが、何度でも詫びなければ私の気が済まない。
いやいや、普段はあんなに乱れたりは……うぅ。
いや、本当に。
実際、私にはまだ子供はいないし、交際してる相手もいなくて……あっ、いやそれは。
ほ、ほら、いわゆる、酒の席での戯れ言のような……と、とんでもない!
キミさえ良ければ、本当に交際することはまったく問題はないぞ?
発情期だったとは言え、自分の言葉には責任を……いや本当に、私の方はいいんだ。
キミのことは、その。
本当に、悪くない、と思っている。
確かに、仕事ではまだ未熟な所はあるが、それ以上に素晴らしい所も多く、男性としての魅力にも……あっ、アソコの大きさとかではなく!
コホン……とにかくっ、あんなやり方だったとは言え、童貞卒業したことでキミにも心の変化はあるだろう?
今後の活躍にも期待できるし……私も、公私ともにフォローできる。
だ、だからアソコの大きさは……う、うぅ。
まぁ、サイズ感よりも、互いの相性の問題だな。
悪くは、なかった……いや。
そうだな。
よ、良かった、ワケだしな?
ん、んん?
あぁ、妊娠については大丈夫だ。
私たちは発情期に合わせて、そうした対策は取っているからな。
だが、まぁ……キミのは、その。
かなり濃かったし、量も多かったし、なぁ。
万全とはいかないかもしれないが……晴れて交際するとなれば、結果的に妊娠することには問題は、ない?
な、ないだろ……は、ははは。
んん?
あぁ、うむ。
大丈夫だが?
あぁ、人間の男性はいつでも発情期なのだろう?
それは、知識としてはわかっている。
私たち獣人と違ってすぐに……んん?
あ、あぁ、発情期以外での交尾か……う、うむ。
まぁ……できなくもない、が。
何だ……したいのか?
そうか……お、おぉ。
そうか。
わかった。
では、しようか。
ただ、そんなに満足させられるかどうかはわからないが。
では、その……まずは、どうするか。
さ、先に言っておくが、発情期でない時は普通だぞ?
普通だ、普通……って、そうか。
これまで童貞だったキミにはわからないことか。
んん?
あぁ、そもそも獣人には処女という概念がないぞ?
うむ、そういうものだ……あぁ、そうだな。
これまで、私に彼氏がいたことがあるかどうか、は……秘密、だ♪