06_ふたりで愛を確かめ合ったあとは……ふふっ。
「ふふっ、貴女? 今日も……えっちなこと、してしまったわね」
「……最初の頃は恥ずかしさもあって少し抵抗があったのだけれど……今は毎日でもしたいと思ってしまっていたりするの」
「全く、私にこんな心地良いことを教えて下さるなんて……貴女は本当にえっちな人なんですから」
「貴女は……今日のえっち、満足、して下さったかしら? お互い手で絶頂を迎えてしまったから、物足りなかったりは……」
「ふふっ、満足して下さったのでしたら、私も満足だわ」
「でも……次は……貴女が教えてくれた『貝合わせ』で一緒に絶頂を迎えられたら嬉しいわね」
「……」
「……ねえ、貴女? 貝合わせの話をしていたら……」
『私……とっても…………ラーメン、食べたくなってきてしまったの』
「実は……最近貝出汁ラーメンというのを知って、食べてみたくてお取り寄せしたものが冷蔵庫に入っているのだけれど……」
「貝出汁はあっさりしていてヘルシーだと思うし、適度に塩分も摂取出来て汗をかいた後にはぴったりだと思うわ」
「……ねえ、貴女? 貴女は……お夜食にラーメンは……どうかしら? 食べたくない? 食べたいわよね?」
「ふふっ、貴女がそんなに食べたいなら……仕方ないわね。私がラーメン、作ってあげます」
「それじゃあ……ラーメンが完成したら呼びますから、貴女はわくわくしながらまっていて下さいな」
『ラーメンを食べて汗をかいたら……また一緒にお風呂、入りましょうね』
『そしたら……ふふっ、そこから先は……貴女のご想像にお任せするわ』