教育室へ
<ノックの音>コンコン
ご主人様、シンシアです。入ってもよろしいでしょうか?
はい、では失礼いたします。
<扉が開いて閉まる音>ギィ…ガチャン
もう、お休みになるところでしたか?
すみません、夜遅くに…
…実はお話がありまして…
今日新しく入ったメイドのリィナちゃんが、その…ご主人様に胸を触られたって…
さっきまで、ずっと私の部屋で泣いていたんですよ?
…え?「胸を触るくらい減るもんじゃないし」…って、ご主人様!
確かに、私の胸は…ご主人様に何度も…何度も触られていますけれど、
私だって断りもなく、いきなり触られたら怒ります!
それに…私とご主人様は小さな頃からの付き合いですけれど、
リィナちゃんは今日が初めてでしたし、その…男の人に触れられるのも
初めてだったらしくて…。
…あっ、何ですか?鼻の下伸ばして!も、もしかしてあんな小さな子に変ないたずら
しようなんて考えているんですか!?
うぅ…旦那様、シンシアはご主人様の教育を誤りました…。
こんなにも好色で、節操が無いだなんて…ううぅ……
ご主人様!今日はこのシンシアが、ご主人様を再教育致します!
年頃の少女が、初めて異性に胸を触られる恥辱、どれだけのものかお教えします、
いえ、恥辱を2倍にも、10倍にもして、二度とデリカシーの無い行動をしない様に致します!
覚悟はよろしいですか?ご主人様。
ご存知でしょうけれども、教育の最中は私の言う事は絶対ですからね、
それが…教育担当メイドの権限ですから。
それでは、地下の教育室へ行きましょう…?