■トラック1『王との謁見~とある魔物使いの物語~』
//SE 重い扉を開く
//SE 足音
//ダミーヘッド位置・9(正面・遠い)
【魔物使いさん】
「…………ごめん……くだ…………さい…………」
【魔物使いさん】
「ぁ……ぇと……あなたが、王様……ですか……?」
//ダミーヘッド位置・1(正面・近い)
【魔物使いさん】
「私は……その……近くの町で、魔物使い……してます。
あの、あの…………偉い人と、話すの……初めてだから、その……緊張してて…………ごめんなさい」
【魔物使いさん】
「……ぺっとの……魔物さんたちのご飯買うお金…………欲しくて。
それで、あの……癒やし競技会で勝ったら、お金……もらえるって聞いて……」
【魔物使いさん】
「……そ、その……私……魔物さんと話すのは得意だけど、
人間の…………それも、男の人と喋るのなんて……恥ずかしくて…………あぅ」
【魔物使いさん】
「でもっ。が、がんばります……っ。私、マッサージ……いっぱい練習したので……。
魔物さんたち……気持ちよくするので、慣れてるから、あのぉ……」
//ダミーヘッド位置・7(左・近い)
//声 ささやき
【魔物使いさん】
「今日は……王様を…………テイム……してあげます、ね……?」
//ダミーヘッド位置・3(右・近い)
//声 ささやき
【魔物使いさん】
「私の飼ってる魔物さんみたいに……、
喉鳴らして……懐かせて…………あげます…………」
//ダミーヘッド位置・1(正面・近い)
【魔物使いさん】
「じょ、上手にできなかったらごめんなさい……っ。
その……怒られるの……苦手なので…………泣いちゃう…………」
【魔物使いさん】
「……王様、怒らない……? ……そうなの……?
ぇへ…………優しいんだね…………」
//ダミーヘッド位置・3(右・近い)
//声 ささやき
【魔物使いさん】
「それじゃあ……力、抜いて下さい……(耳ふき)……。
最初は…………お耳を……綺麗に……しましょ…………」