プロローグ

･･･あらあら勇者様？　ダメじゃない♪　夜の森を一人で歩いてちゃ♪ こうやってぇ･･･私みたいなわる～いサキュバスに捕まっちゃうわよ？　くすくす♪ この森には弱いモンスターしか出ないと思って油断してたのかしら？ ほーら、腕が見えない縄で縛られてるみたいになって、動かせないでしょ？　さすがの勇者様も上級淫魔相手では手も足も出ないかしら？ くす♪　そんな怖い顔で睨まないで？　私の館へ招待してあげるわ♪　そしたらぁ･･･ 気持ち良いこと、い～っぱいしましょ？ ･･･嫌なの？　お前の思い通りにはならない？　くす♪　サキュバスの誘惑に乗ったら、どうなってしまうか知ってるみたいね♪ そう、サキュバスは人間のオスを精液奴隷にして、天国みたいな快楽地獄を味あわせちゃうこわ～い悪魔♪　勇者様も私の餌にしてあげようかしら♪ あは♪　そんなに勇ましい声を上げられたら怖いわぁ♪　うーん、でも･･･そうね。魔王を倒す使命を帯びた立派な勇者様をこんな所で殺しちゃうのは可愛そうだし、特別にチャンスをあげる♪ 三日間、耐え切ったら解放してあげるわ。勿論三日の間に絞りとって殺しちゃったりはしないし、とっても優しくしてあげる♪ ･･･ああ、でも三日過ぎてもあなたが残りたい、って言うなら、その後もたっくさん可愛がってあげるわよ？ そんなことあるわけないって？　くすくす♪　でも･･･気が変わるってこともあるし、三日後に改めて聞くわね♪ さぁ、あなたの人生を左右するとっても大事な三日間♪　すっごく楽しみよね？　くすくすくす･･･♪