Track3 お礼のもふもふブラッシング(ASMRパート)
;参考動画 https://youtu.be/NHxXOu-yRRI
;SE リスナーシャツを着る
;1/前
【ほゆる】「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――っ!!」
【ほゆる】「わふふっ! ぴかぴか綺麗になったとね!!
よかね! すっかりしゃっきり乾いとるし、
匂いも――(くんくん)――っ!!」
;1/前→;7/左→;1/前→;3/右 とあちこち嗅ぐ
【ほゆる】「(くんくん――くんくん――くんくん――くんくん――くんくん――くんくん――くんくんくん――くんっ)
――ふぁああああ~」
【ほゆる】「ゆずの匂いが綺麗~に消えて、おにいさんの匂いとおひさまの匂いと石鹸の匂いが、最っ高のまじりぐあいになっとーと!」
;3/右 密着 →ぶはーで普通の;3/右
【ほゆる】「もちょっと嗅ぐばい。吸い込むばい!
(くんくん、くんくん、くんくん――すううううううっ)
………………。
ぶはーーーーっ! ふあぁ~~~っ」
;1/前
【ほゆる】「満足したとー!
ほんじゃおにーさん、いんがめねぐらに帰るけん、次のバイトのときにも――って?」
【ほゆる】「どぎゃんしたと? (呼吸音)(呼吸音)――
いや、お礼って、おにーさんのシャツば汚したのいんがめやけん――けん?」
【ほゆる】「(数秒間無言で考え込む)」
【ほゆる】「あーーーーー! 違かとね!?
今回珍しくいんがめわるくなかとよね!?
なかとよねえ? ねぇ!」
【ほゆる】「(呼吸音)――よねよね!
いんがめ、おにーさんの頭っからゆずジュースひっかけたり、トレーひっくり返しておにーさんにゆずジュースぶちまけたり、急いで飲みすぎて咳き込んじゃっておにーさんにゆずジュース吹き出したりしとらんもんねぇ」
【ほゆる】「いっつもいんがめそんなやけん、今回もそぎゃん気になっとったばってん……
うん。今回は、おにーさんが自分でジュースこぼしよったんやもんねぇ」
【ほゆる】「ほんなら――わふふっ!
いんがめ、お礼してもらいたかとよ!
あんね、お礼はね――ちょこっと待ってな?」
;SE いんがめ足音;1/前;→;3/右→;11/右遠方向
;11/右遠
【ほゆる】「んしょっ!
<;SE ブルーシートめくってガサゴソ>
硬いブラシと……やわこいブラシと……トゲトゲブラシ!」
<;SE ブルーシート戻す>
;SE いんがめ足音 ;11/右遠→;3/右→;1/前
;舟、ブルーシート、ブラシとってきてもどる
;1/前
【ほゆる】「お待たせー! えへへ。
お礼いうなら、いんがめ、思いっきりブラッシングしてほしかとよ!!」
【ほゆる】「よかと? ――よかっ? (呼吸音)――やったぁ!!
ほんなら、ね? いんがめのねぐらいこ!
このすぐ近くの、川沿いやけん」
;SE いんがめ足音 ;1/前→;9/前遠→なるたけ遠く)
;9/前遠 (なるたけ遠く)
【ほゆる】「ほーら! お兄さん!! なにしとるのー!
いんがめのあとについてきてーーー!!」
:環境音F.O.
;SE ガラリ戸ガラガラ
;9/前遠
【ほゆる】「狭いとこやけど、あがってあがって!
えへへ、お掃除はきっちりしてあるけんね!!」
;SE リスナー足音 川砂利→たたき
;SE (リスナーの後ろで)ガラリ戸閉める
;SE いんがめリスナーの横を抜け→靴脱いで→畳にあがる
;9/前遠
【ほゆる】「いま、扇風機つけるけん!」
;SE 扇風機スイッチオン
;環境音 川近くの小屋の中。わずかに川音+首振り扇風機
【ほゆる】「ん、しょ――へへっ。
お座布団ゆきちゃんからもらっといてよかったー」
;SE ざぶとん敷く、二枚
;SE ざぶとん叩く
;9/前遠
【ほゆる】「ほんなら、おにーさんここ来て、ここ。
この座布団に座ってすわって」
;リスナー足音 たたみ→着座
;1/前→低いとこ(腹ばい状態)
【ほゆる】「で、いんがめは――
ごろーーーーんっ!」
【ほゆる】「んふふっ、そしたらおにいさん。
いんがめの髪とか肩とか背中とか、
それがおわったらまたごろんしてお腹の方とか、
たくさんたぁくさんブラッシングしてくれれよかとよー」
【ほゆる】「(呼吸音)(呼吸音)――ん?
どぎゃんしたと? おにいさん」
【ほゆる】「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――
んんん? ブラッシングの仕方もなにも、
そんなんぎゃんやってぎゃんしてぎゃんすればよかけん!
気軽にさくさくって、おにーさんの好きにやってみておーせ」
;SE 髪ブラッシング(軽、おそるおそる)
【ほゆる】「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)……ん。
(呼吸音)(呼吸音)――ん――もーちょっと強くしてもらった方がうれしかと」
;SE 髪ブラッシング(力いれる→毛がひっかかってブチブチ)
【ほゆる】「(呼吸音)――って、痛っ!!?
痛っ!? ちょっ、待っ! ふあっ!!」
;SE いんがめ、起き上がる
;1/前
【ほゆる】「(はぁはぁ荒い呼吸音。しばらく)→(ごくっ)」
【ほゆる】「おにいさん、正直ちょっと――不器用すぎばい!
いんがめ――犬神憑き(いぬがみつき)の毛ブラッシングするの、はじめてと?」
【ほゆる】「(呼吸音)(呼吸音)――あー。はじめてならしかたなかとねー。
ほんならいんがめ、お手本見せてあげるけん――
選手交代! いれかわりばい」
;SE いんがめ、座布団に座り直す
【ほゆる】「ほらほら、ほーたら今度はおにーさんが、背中上にしてねぞべって? (呼吸音)(呼吸音)」
;5/後
【ほゆる】「うんうん。したら、寝そべったおにーさんの背中の上に――」
;5/後(密着)
【ほゆる】「いんがめがのっかって――ふふっ」
;4/後右 接近囁き
【ほゆる】「こぎゃんしたら、一番ブラッシングしやすいでしょお」
;5/後
【ほゆる】「おにーさんがよければ、始めるけんね――
(呼吸音)(呼吸音)――うん!
したら、頭からやっていくけん」
【ほゆる】「一番最初、ブラッシングに入る前の下準備。
おにーさん知らんかったみたいばってん、
したほうが絶対よかとよ?
じゃじゃーん」
;SE 右耳の横で霧吹きシュッシュ
;4/後右
【ほゆる】「うん。そ。霧吹き。
お金持ちば、オイルミスト? とかするみたいばってん、
いんがめはいっつも、湯沸かしのお湯ばつかっとーと。
それで十分、しっとりするけん」
;5/後
;SE 霧吹き 右耳後ろ→後頭部全体→左耳後ろ
【ほゆる】「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――
どぎゃん? 気持ちよかと? んふふっ」
;6/後左 (密着)
【ほゆる】「んっ――
<;SE 左耳の後ろこすこす>
うん。いい感じにしっとりしとるとねー。
そしたら、今度はトゲトゲブラシ」
>;ピンブラシ参考
>;https://idea-onlineshop.jp/item/06440105.html
;SE 左耳の横で、手のひらにブラッシング
【ほゆる】「わふふっ! よか感じでしょお。
こんブラシはね? 首のあたりをざざあってやるためのブラシなんよ」
;5/後
【ほゆる】「こんトゲトゲはね、竹製。
静電気も起きづらいし、隙間も大きいしで、
最初にざーっざってやるのに向いとるブラシ」
【ほゆる】「おにーさんさっき、つむじのとこからいきなりブラッシングしたでしょお。
そおじゃなくって、ブラッシングは端っこの方はじめるのが基本なんよ。
やけん、頭のブラッシングなら――」
<;SE シリコンブラシで頭ブラッシング (継続)>
【ほゆる】「首の後ろから――あらーくあらーく、
ざっざ、ざっざと――(呼吸音)(呼吸音))
だんだんずれて、右の方~(呼吸音)(呼吸音)」
;4/後右
【ほゆる】「んっ――(呼吸音)(呼吸音)――
ほぐすみたいに、あらーくあらーく――(呼吸音)(呼吸音)――
耳までいったら、逆にもどって――(呼吸音)(呼吸音)」
;5/後
【ほゆる】「首の後ろを――(呼吸音)(呼吸音)――
ゆっくりゆっくり通過して――(呼吸音)(呼吸音)――
じわじわ――じわじわ――左の方に――(呼吸音)(呼吸音)」
;6/後左
【ほゆる】「左も焦らず~(呼吸音)(呼吸音)――
あらーくあらーく、力ばいれんと~~――(呼吸音)(呼吸音)――っ――(呼吸音)(呼吸音)――うんっ!」
;SE stop
;5/後
【ほゆる】「首周り……ね?
<;SE 左耳下から後頭部つたって右耳下に指を滑らす>
ずいぶんさっぱりほぐれたんじゃなかと?
(呼吸音)(呼吸音)――
わふふっ! それならよかったとー!
いんがめ、ブラッシングだけは自信あるけんね?」
;硬いブラシ参考
;https://www.dhc.co.jp/goods/526/image.png
【ほゆる】「そしたら今度は――
<;SE 右耳元。手のひらで硬いブラシこする>
硬かブラシね~。
こいば、イノシシの毛のブラシ」
【ほゆる】「コシがあって、適度な刺激があるけん。
いんがめみたいなくせっ毛とかにはぴったりだし、
頭皮マッサージにもとっても良かブラシばい」
【ほゆる】「こいば使って、ね? このくらいの線――
<;SE 右耳後ろ上端から左耳後ろ上端までの後頭部を一直線に指でなぞる>
左右の、耳の上の端っこどうしを結ぶ線から下へ下へと、さっきよりは細かめにブラッシングしていくと」
【ほゆる】「よかと? それじゃあ、まずは右耳の上の端から――」
;SE 硬いブラシブラッシング(継続)
;4/後右
【ほゆる】「こんブラシでは、ふつうに、ふつうに――(呼吸音)(呼吸音)――
こぎゃん具合に――(呼吸音)(呼吸音)――
“梳かす”感じでブラッシングしていくのが――(呼吸音)(呼吸音)――
一番、よかとよ――(呼吸音)(呼吸音)」
【ほゆる】「根本の方、つむじの方はまだほっといて――(呼吸音)(呼吸音)――
耳と耳との上の線から下にだけ線(呼吸音)(呼吸音)――
とかして、とかして――(呼吸音)(呼吸音)――
だんだん、左へ――ずれてって――」
;5/後
【ほゆる】「後頭部……ん……(呼吸音)(呼吸音)――
ね? 少しもつかっかったりしないでしょお――(呼吸音)(呼吸音)――
こいば、さっき――(呼吸音)(呼吸音)――
首の方――トゲトゲブラシで――(呼吸音)(呼吸音)――」
【ほゆる】「ブラッシング――すませといた、けん――(呼吸音)(呼吸音)――
ああ、うん。そぎゃん! 正解!――(呼吸音)(呼吸音)――
はしっこの方からすませてくのは――(呼吸音)(呼吸音)――
いきなり根本からだといろいろ――(呼吸音)――
つっかかる、けん――(呼吸音)(呼吸音)」
;6/後左
【ほゆる】「やけん――こぎゃんに――(呼吸音)(呼吸音)――
ちょっとずつ、ちょっとずつ――(呼吸音)(呼吸音)――
ずれなが、ら――(呼吸音)(呼吸音)――
左の、お耳の、方まで――(呼吸音)――きっちり――(呼吸音)」
【ほゆる】「とかして、とかして――(呼吸音)(呼吸音)――
ゆっくり、ゆっくり――(呼吸音)(呼吸音)――
頭皮、しっかり――(呼吸音)(呼吸音)――
刺激、して――(呼吸音)(呼吸音)――うん!!」
;SE stop
;柔らかいブラシ参考
;https://image.rakuten.co.jp/lifestyleweb/cabinet/5320-700100_2.jpg
;5/後
【ほゆる】「わふふ~! 綺麗にとかせとるとね~!
ここまで来たら、あとは最後のしあげやけん!!
いんがめのおとっときの~、この
<;SE 柔らかブラシ、手のひらで>
んふ~ 見るからにやわこいでしょお。
こんブラシはねー、山羊の毛!」
【ほゆる】「こいば、ゆきちゃんにプレゼントしてもろたんよ。
『いんがめちゃんが引っ張ってきてくれたから、ゆき、幸せになれたけん』って――へへっ」
【ほゆる】「ゆきちゃん、何でも好きなものプレゼントしてくくれるいうたけん、憧れとった山羊毛のブラシ、買ぉてもろーて……え?」
【ほゆる】「(呼吸音)(呼吸音)……ん……(呼吸音)……(呼吸音)」
【ほゆる】「ブラッシングのこと詳しいもなにも……
だって、いんがめ、いんがめやけん――
犬神に憑かれて馴染んだもんやけん……
ブラッシングが大好きなんは当たり前――――――あ」
【ほゆる】「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――うん。
いわれたらまっことそぎゃん……。
犬は自分で自分をブラッシングせんもんね――
やけん……ん……ブラッシングにくわしか訳ば――(呼吸音)(呼吸音)……くわしか、訳、ば――」
【ほゆる】「……なんか、この――(呼吸音)(呼吸音)――んん――(呼吸音)――
手、動かした方が思い出せそう――かも……(呼吸音)。」
;4/後右 接近囁き
【ほゆる】「ね? おにいさん――いんがめ、ブラッシング――
続けて、よかと?」
;4/後右 ”んしょ”で →;5/後
【ほゆる】「(呼吸音)(呼吸音)――うん。そんなら――んしょ」
;SE 柔らかブラシでブラッシング(継続)
【ほゆる】「ここまで来たら、お待ちかね――(呼吸音)(呼吸音)――
つむじから、根本からブラッシングして――(呼吸音)(呼吸音)――
もう大丈夫にしあがっとるけん――(呼吸音)(呼吸音)――
やわこお、やわこお――だけ、考えて――(呼吸音)(呼吸音)」
【ほゆる】「山羊毛の――ブラシの――(呼吸音)(呼吸音)――
やわこさ……ば……(呼吸音)(呼吸音)――」
;考え込んで、ただ手だけを丁寧に動かしつづける
【ほゆる】「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)
――ん……」
【ほゆる】「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)
(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――あっ」
;SE stop
【ほゆる】「いんがめ……(呼吸音)――うち……どぎゃんして、忘れとったと――」
【ほゆる】「こぎゃん、大事な……(呼吸音)――
絶対、絶対……忘れちゃ、ダメな……(呼吸音)(呼吸音)」
【ほゆる】「……とと、さま……(呼吸音)――
かか、さま――(呼吸音)」
【ほゆる】「(少し粗い呼吸音を、4呼吸で意識して落ち着いていく)」
【ほゆる】「っ――(ごくり)――(呼吸音)(呼吸音)。
――むかし、……いんがめ――(呼吸音)――ううん……うち――(呼吸音)――
ととさまの背中――こうして、乗って――」
【ほゆる】「あぁ…………うん――。
櫛ば……こぎゃんつかうって――
かかさまに……うち――おそわって……(呼吸音)(呼吸音)」
;SE 柔らかブラシでブラッシング、再開(継続)
;5/後(密着)
【ほゆる】「(優しい呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」
【ほゆる】「……あん、ね? おにいさん――(呼吸音)(呼吸音)
お兄さんがうちに尋ねてくれたけん――(呼吸音)(呼吸音)――
そいでね? うち、ね? ――(呼吸音)(呼吸音)
思い出したと――(呼吸音)(呼吸音)」
;4/後右 (密着)
【ほゆる】「いんがめ……うちは――(呼吸音)(呼吸音)――
むかしは、普通の人間で――(呼吸音)(呼吸音)――
庄屋の、娘で――(呼吸音)(呼吸音)」
【ほゆる】「……名前、あったと――(呼吸音)(呼吸音)――
ほゆる、って――(呼吸音)(呼吸音)――
人間だったときのお名前――(呼吸音)(呼吸音)――」
;4/後右 ”ふふっ”から →;5/後
【ほゆる】「うちにも、お名前――(呼吸音)(呼吸音)――
ちゃあんとあったと――(呼吸音)(呼吸音)
ふふっ――うち、も、昔は――(呼吸音)(呼吸音)
ほゆるってお名前の――(呼吸音)人間、だったと」
;SE stop
;5/後
【ほゆる】「ああ――」
【ほゆる】「………………ね、おにーさん。
あんね? いんがめ――ううん、ほゆる、ね?
ブラッシングはもうよかけん。
おにーさんに、ひとつだけ、お願いあると」
;4/後右 (接近囁き)
【ほゆる】「……うちのお名前――人間だったころのお名前。
おにーさんに、うち――『ほゆる』って、呼んでほしかと。
呼んでくれると? ……甘えても、よか?」
【ほゆる】「……(呼吸音)――あ」
;5/後
【ほゆる】「わふっ――んふふふっ――ありがとう。
ありがとう、おにいさん。
うち――うれしかと――うれしかぁ」
【ほゆる】「そしたら、ね? 耳もと――耳元で囁いてもろてもよかと?
そしたらもっと、こころに、記憶に、しみてきそうな気がするけん」
;SE リスナー起き上がる
;5/後→;7/左→;1/前
【ほゆる】「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)……(ごくっ)」
;1/前 『ほゆる』から →;3/右(接近囁き)
【ほゆる】「それじゃあ、ね? 『ほゆる』って――
うちの耳元で、お名前、呼んで?」
;1/前(密着)
【ほゆる】「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――
あああ、しあわせ。お名前よばれて、ほゆるって呼んでもらえて、記憶がじわーって、こころの奥からにじみ出てきて」
;1/前
【ほゆる】「(吐息)――それだけじゃなく――わふふっ。
お耳の奥もぞわぞわぞわーって揺らしてもろーて、ここちよくって――あ、よかこと考えた!」
;SE ほゆる、自分の膝をたたく。ぽんぽん
【ほゆる】「ほゆるね。お耳掃除が得意だったと。
ととさまもかかさまも大好きだったけん――
上手かとねーって、ここちよかーって、たぁくさんほめてくれとったけん」
【ほゆる】「思い出したらなんだか、ね?
おにーさんにも、耳かきばしてあげたくなって――
(呼吸音)(呼吸音)――あ、よかと?
うれしかー、うふふふふっ!」
;3/右 (接近囁き)
【ほゆる】「ほんなら、ね? (ふーーーーーっ)。
ほゆるのお膝に、ごろん、して?」
;環境音 F.O.