図書室の端っこで、金色の髪の女の子と。
//ダミーヘッド位置・7(左・近い)
//SE 本棚から本を引く
【リリィ】
「…………ん」
//SE 本をペラペラとめくる
//声 ささやき
【リリィ】
「アノ……スミマセン」
//声 ささやき
【リリィ】
「ワタシ、図書室って初めて来たのデスガ、
その……本がどう並んでるのか分からなくて困ってマス」
//声 ささやき
【リリィ】
「絵本のコーナーって…………どこありますか?」
//SE 足音
【リリィ】
「……わー!!」
【リリィ】
「あった! これデス! やったやった! やっと見つけマシタ!!」
【リリィ】
「これ、どうしたら借りれマスカ!?」
*声 ささやき
【リリィ】
「……って、ご、ごめんなさい」
//声 ささやき
【リリィ】
「図書室の中では、静かに……デシタよね?」
//声 ささやき
【リリィ】
「……私、リリィ・レッドフォードって言いマス。
イギリスからの留学生……みたいなものデス。1年生なので、あなたは……センパイ?」
//声 ささやき
【リリィ】
「一緒に本、探してくれて、とっても助かりマシタ。
大変ありがとうございマス」
*声 ささやき
【リリィ】
「うぅ……何か、お礼でも出来たら良いのデスガ……むむむ」
*声 ささやき
【リリィ】
「あ、そだ。ワタシ、今癒やし部という場所でお世話になってマス。
あそこを使えば…………少しはお礼出来るかも?」
*声 (左から 正面に移動しながら)ささやき
【リリィ】
「センパイも、何だかお疲れのように見えマスし」
*声 ささやき
【リリィ】
「ふふ、ジャパニーズことわざで言うところの、恩返し・オブ・鶴というヤツデース!」
*声 ささやき
【リリィ】
「センパイ、ご迷惑でなければ……」
//声 (正面から左へ移動しながら)耳元ささやき
【リリィ】
「リリィがご奉仕してあげますから……いっぱい、癒やされてもらえませんか?」