Track 8

あなたの家に遊びに来ました

//ダミーヘッド位置・6(左後ろ・近い) //SE ドアを開く 【晶葉】 「……失礼しますー」 //SE 後ろから前に足音 //ダミーヘッド位置・8(左前・近い) 【晶葉】 「へぇ……先輩のお部屋……こんな感じなんだ…………」 【晶葉】 「ぇ、ぇと。どのへんに座れば……。  へ!? ベッドの上……!? ベッド……ベッド…………」 //SE 足音・左から右 //SE 右でベッドに座る音 //ダミーヘッド位置・3(右・近い) 【晶葉】 「ん……座ります……けど」 【晶葉】 「あ……ぁう……何だか、もぞもぞしちゃいますね。  一緒に、試験勉強しに来ただけなのに……」 【晶葉】 「何というか……男の人のお部屋入るの初めてだからかしら。  ちょっと、新鮮」 【晶葉】 「(匂いをかぐ)…………先輩のにおいします」 【晶葉】 「……こほん。それで……先輩? 気づかないかしら。  今日の……その……私、ほら……ちょっと違うじゃない?」 【晶葉】 「……ぁ……うん、そう……。新しい服、卸してたり……。  えと……なんか意外です。結構、すぐ気づくんですね」 【晶葉】 「ちゃんと、褒めてください」 【晶葉】 「……先輩が喜んでくれるかなって考えて、  お洋服選んだんです。だからちゃんと褒めなさい」 【晶葉】 「わ……私は余り、本心を言うのとか得意じゃないから。  結構、緊張してるんだからね。でも……なんていうか、最近は」 【晶葉】 「もっと先輩の事知りたいし……私のこと知ってほしいから……」 【晶葉】 「頑張って。素直になろうと。してるのです」 【晶葉】 「……だから、褒めてください先輩。  先輩に可愛いと思ってほしくて何時間も選んだ……お洋服」 【晶葉】 「……………………ふふ」 【晶葉】 「ええ、ありがとうございます。  先輩にしては……とってもお上手な褒め言葉だわ?」