あなたの家に遊びに来ました
//ダミーヘッド位置・6(左後ろ・近い)
//SE ドアを開く
【晶葉】
「……失礼しますー」
//SE 後ろから前に足音
//ダミーヘッド位置・8(左前・近い)
【晶葉】
「へぇ……先輩のお部屋……こんな感じなんだ…………」
【晶葉】
「ぇ、ぇと。どのへんに座れば……。
へ!? ベッドの上……!? ベッド……ベッド…………」
//SE 足音・左から右
//SE 右でベッドに座る音
//ダミーヘッド位置・3(右・近い)
【晶葉】
「ん……座ります……けど」
【晶葉】
「あ……ぁう……何だか、もぞもぞしちゃいますね。
一緒に、試験勉強しに来ただけなのに……」
【晶葉】
「何というか……男の人のお部屋入るの初めてだからかしら。
ちょっと、新鮮」
【晶葉】
「(匂いをかぐ)…………先輩のにおいします」
【晶葉】
「……こほん。それで……先輩? 気づかないかしら。
今日の……その……私、ほら……ちょっと違うじゃない?」
【晶葉】
「……ぁ……うん、そう……。新しい服、卸してたり……。
えと……なんか意外です。結構、すぐ気づくんですね」
【晶葉】
「ちゃんと、褒めてください」
【晶葉】
「……先輩が喜んでくれるかなって考えて、
お洋服選んだんです。だからちゃんと褒めなさい」
【晶葉】
「わ……私は余り、本心を言うのとか得意じゃないから。
結構、緊張してるんだからね。でも……なんていうか、最近は」
【晶葉】
「もっと先輩の事知りたいし……私のこと知ってほしいから……」
【晶葉】
「頑張って。素直になろうと。してるのです」
【晶葉】
「……だから、褒めてください先輩。
先輩に可愛いと思ってほしくて何時間も選んだ……お洋服」
【晶葉】
「……………………ふふ」
【晶葉】
「ええ、ありがとうございます。
先輩にしては……とってもお上手な褒め言葉だわ?」