部室で先輩と二人
//ダミーヘッド位置・3(右・近い)
//SE 風の音
【神村】
「ん…………いい風だな…………」
【神村】
「……それでキミは、いつまで私の太ももを枕にしてるつもりだい。
さっきから気持ちよさそうに目を細めちゃって」
【神村】
「まぁ……癒やし部の人間としては、
そこまで喜んでくれるとありがたいがね」
【神村】
「ふふふ、なんだか楽しくなってきちゃったな。
お姉さんを喜ばせたご褒美に、頭もなでなでしてやろう」
//SE 頭をなでなでする
【神村】
「…………なで、なで…………いいこいいこ…………」
【神村】
「なんというか……キミは、アレだな……。
構いたくなるというか、甘やかしたくなる感じがあるな」
【神村】
「うちの部員たちが好きそうと言うか……。
まぁ癒やし部に入ってる時点で、
世話焼きと言うか……おせっかいだからなぁ……」
【神村】
「でも、私は風紀を正すために君をなでなでしてるんだからな。
明日から授業サボらない? お姉さんと約束できるか?」
【神村】
「……………………ん♪」
【神村】
「よく言えたな♪ 偉い偉い♪ いい子だぞ。
きっと君なら出来るから、明日から頑張ろうな♪
いい子に出来たら、お姉さんがいっぱい褒めてあげるからな」
【神村】
「ふふ。いいこいいこ……なでなで…………」
【神村】
「……ふふ。嬉しそうな顔。
ああ、こういうとこだよなぁ……打てば響くと言うか……」
//声 ささやき
【神村】
「可愛くて……もっと甘やかしたくなってしまうぞ……」
【神村】
「お姉さんの扱いが上手いやつだな……」
【神村】
「しかし、私はアメとムチがうまい風紀委員。
もっと甘やかしてほしかったら、がんばらないとな」
【神村】
「そうだ。君が頑張ってたら、
またこうして君を癒やしてあげるよ」
【神村】
「まあ、受験もあるからそう頻繁には出来ないけど……」
【神村】
「私達三年生は、夏の癒やし部甲子園で敗退したからな……。
もう本当は部活を引退してるんだ」
【神村】
「でも、時々私も誰かを癒やしたくなるからさ。
ウィンウィンの関係と言うやつだね」
【神村】
「まぁ、それに、
私は君を気に入ったということだよ、少年。これからよろしくね♪」
//声 ささやき
【神村】
「お姉さんに、君をい~~っぱい、褒めさせておくれよ…………ふふっ」