Track 4

部室で先輩と二人

//ダミーヘッド位置・3(右・近い) //SE 風の音 【神村】 「ん…………いい風だな…………」 【神村】 「……それでキミは、いつまで私の太ももを枕にしてるつもりだい。  さっきから気持ちよさそうに目を細めちゃって」 【神村】 「まぁ……癒やし部の人間としては、  そこまで喜んでくれるとありがたいがね」 【神村】 「ふふふ、なんだか楽しくなってきちゃったな。  お姉さんを喜ばせたご褒美に、頭もなでなでしてやろう」 //SE 頭をなでなでする 【神村】 「…………なで、なで…………いいこいいこ…………」 【神村】 「なんというか……キミは、アレだな……。  構いたくなるというか、甘やかしたくなる感じがあるな」 【神村】 「うちの部員たちが好きそうと言うか……。  まぁ癒やし部に入ってる時点で、  世話焼きと言うか……おせっかいだからなぁ……」 【神村】 「でも、私は風紀を正すために君をなでなでしてるんだからな。  明日から授業サボらない? お姉さんと約束できるか?」 【神村】 「……………………ん♪」 【神村】 「よく言えたな♪ 偉い偉い♪ いい子だぞ。  きっと君なら出来るから、明日から頑張ろうな♪  いい子に出来たら、お姉さんがいっぱい褒めてあげるからな」 【神村】 「ふふ。いいこいいこ……なでなで…………」 【神村】 「……ふふ。嬉しそうな顔。  ああ、こういうとこだよなぁ……打てば響くと言うか……」 //声 ささやき 【神村】 「可愛くて……もっと甘やかしたくなってしまうぞ……」 【神村】 「お姉さんの扱いが上手いやつだな……」 【神村】 「しかし、私はアメとムチがうまい風紀委員。  もっと甘やかしてほしかったら、がんばらないとな」 【神村】 「そうだ。君が頑張ってたら、  またこうして君を癒やしてあげるよ」 【神村】 「まあ、受験もあるからそう頻繁には出来ないけど……」 【神村】 「私達三年生は、夏の癒やし部甲子園で敗退したからな……。  もう本当は部活を引退してるんだ」 【神村】 「でも、時々私も誰かを癒やしたくなるからさ。  ウィンウィンの関係と言うやつだね」 【神村】 「まぁ、それに、  私は君を気に入ったということだよ、少年。これからよろしくね♪」 //声 ささやき 【神村】 「お姉さんに、君をい~~っぱい、褒めさせておくれよ…………ふふっ」