先輩と二人で遊ぶなど
//SE ドアが開く音
//ダミーヘッド位置・9(正面・遠い)
【神村】
「あ、出てきたみたいだね。ほら……麦茶用意してるぞ♪」
//SE 氷が擦れて鳴るきれいな音
//SE 衣擦れ(リスナーが神村の隣に座る)
//ダミーヘッド位置・3(右・近い)
【神村】
「それにしても……男の子を自分の部屋に上げるのって、
初めてで…………むむ、少し……緊張するな……」
【神村】
「ど、どうかな……私の部屋…………。
整理整頓は得意なんだが……」
【神村】
「と言うよりも、少し神経質というか……、
きっちりしすぎというか……ちょっと潔癖気味でな」
【神村】
「君は、どうだろう。
そういう女の子って……面倒くさいと思うか……?」
【神村】
「…………………………ぅ」
【神村】
「て、ていうか私は何でそんなこと気にするんだか。
うぅ……なんだろうな……なんていうかな……」
【神村】
「最近、気になるんだ……。
君が私のこと、どんなふうに見ているのかって……」
【神村】
「ちなみに、お固くて面倒くさいおせっかいな女だと見られてる気がする。
わ、私変わったほうが良いのか? うぅ……いや、だが他人の意見で自分を変えるなんて……邪道だぁ……」
【神村】
「全く……私はどうなってしまったんだか……最近の私は変だ……」
【神村】
「…………君は、変になったりしてないのか?」
【神村】
「私といたら顔が熱くなったり、
胸がドキドキしたり、息が上がったりしないのか……?」
【神村】
「もし、しないなら………………不公平だ」
【神村】
「不公平だぞ、キミ」
【神村】
「…………………………」
【神村】
「ぁぅ……なんか変な雰囲気になってしまった……ごめん」
【神村】
「それで、今日はキミ、うちに泊まっていくんだろ?
ふふ。夜ふかしするためにおやつとジュースも用意してるんだ。
楽しみだな」
【神村】
「夜ふかしというと……今日は就寝時間が24時を過ぎてしまうかもしれない!
そ、そんなの不良だ……。
だが、友達が泊まりに来てる時ぐらい、良いよな……?」
*耳もとささやき
【神村】
「ふふ……今日はいっぱい遊ぼうな」