スーパーアイドル・ウォンツ・トゥー・ヒール
//SE 学校の廊下の喧騒
//ダミーヘッド位置・16(左前・遠い)
【シロミ】
「……およ?」
//SE 足音
//ダミーヘッド位置・1(正面・近い)
【シロミ】
「およよよよ……? 君……って、先輩か。ぇと、先輩……。
どこかでお会いしたことありませんか……?」
*(「うーん」で左右に振る感じで)
【シロミ】
「んー……? なんか……その顔に見覚えが……。
ちょーっと近くで見せて下さい? ……うーん」
【シロミ】
「あっ! そうだ! 君、昨日の握手会に来てた人だあっ!?
じゃなくて、来てた人ですよね?!」
【シロミ】
「……わかんないか。ほら……、
いつでもあなたの笑顔にきゅんきゅん♪ ハッピーマスクの癒やし担当・しろっぴです♪」
【シロミ】
「えへへ、ずっと仮面被ってるグループだから分からなかったでしょ。
まさか、いつもイベントに来てくれてる人がうちのガッコの先輩だったなんて」
【シロミ】
「あはは、ファンの人だぁ。握手します? ……どもども、いつもどもー♪
ふふ……いつもとキャラ違うでしょー。皆が黙ってたほうが良いからって喋らないようにしてるんです」
【シロミ】
「身近な所にファンが居るって、嬉しいなぁ」
【シロミ】
「……あっ! そうだ、丁度いいかも……?
私、いま、ちょっとやりたいことがあって……手伝ってくれる人探してるんですよね」
【シロミ】
「もし良ければ先輩、お手伝いしてくれません……?」
【シロミ】
「あ、えっとね。スーパーアイドルとしてもっと『癒やし』を探求するために、
気持ちのいい音を探そうとしてて……。客観的な意見が聞きたいんですっ」
【シロミ】
「付き合って……くれます……? えへ、そうですかっ。だったら今日の放課後、
先輩のクラスに迎えに行きますねっ」
//ダミーヘッド位置・3(右・耳元)
//声 ささやき
【シロミ】
「いっぱい気持ち良い音聞かせてあげます…♪
スーパーアイドルの私ですけど……今は、ただの後輩です♪ 遠慮しないでくださいね♪」