お姉さんが服を選んでくれるそうです(お買い物デート編)
//SE 喧騒(ショッピングモールの中に居る感じです)
//ダミーヘッド位置・7(左・近い)
【金切】
「今日はありがとね、買い物に付き合ってくれて……。
沢山買う物があったから、助かっちゃったわ」
【金切】
「代わりにー。このブティックで君の服を選んであげりゅ。
ふふ……お姉さんが、ぱぁふぇくとなこぉでぃねーとにしたげるからねー……」
//SE ハンガーに掛けられている服を手に取る音。軽く金属がこすれ合う
*(正面 後ろ向き)
【金切】
「……どしよっかなー……せっかくだから、ガラッとイメチェンしたくない……?
うーん……革ジャンとかに挑戦するとか…………?」
【金切】
「お姉さんはねぇ。可愛い系の服を着てほしいかな……」
*(あ 絶対~正面 近)
【金切】
「ジャケットはちょっと丈が長めで色は薄くてー、ズボンは……黒ぽい感じでー……。
下に……灰色のシャツと…………あ、ハット! ハット被ろう!! あ絶対かっこいいコレ!」
*(左 近)
【金切】
「それでー…………合計お値段、3まん、7せんえん……」
【金切】
「ぐっ……学生には結構手痛いお値段……っ。でもでも、弟分を可愛くするためならこのぐらいは!?
あー……うー…………アリっちゃアリ! 無しっちゃ無し! でも、ここで引いたら年上的に格好悪いし……っ!」
【金切】
「よーし、買ったー!! 店員のお姉さん、今すぐ包んでおくんなましっ……!
姉に……っ、姉に二言は無いのよっ! これが年上の財・力! もう子供扱いなんかさせないんだからー!」
【金切】
「えっ。ちょっと。何で腕引っ張るの。何でお店から遠のかせようとするのっ?
遠慮しなくていいから! 私……っ、私、出来るからぁ……っ!」
【金切】
「………ぐぬぬ……どうしても私に買わせないつもりね……。なんて生意気な弟かしら……」
【金切】
「……え? 服よりも、アイスか何かを奢ってほしいの? ……そうなんだ」
【金切】
「ふふ……花よりだんごなんて、君はやっぱりまだまだおこちゃまね♪
いいわ。お姉ちゃんが好きなの買ったげる」
【金切】
「……はっ! 見て見て! 期間限定フレイバーですって!
えぇ……どうしよ……で、でも……いちごがいっぱい入ってるのも食べたいしぃ……っ」
【金切】
「そ、そうだ。はんぶんこしましょ。ね、ね。君が期間限定ね。
えへ……何だか楽しみになってきちゃった。ほら、早く並びましょ。売れきれちゃうかもしれないわっ!」
【金切】
「……何、生暖かい目してるのよ。な、なにか文句でもあるのかしら!?」