あの娘に放課後呼び出され、何も起きないはずはなく。
//SE チャイム(キンコンカンコン)
//SE ドアが開く
//SE 足音
//ダミーヘッド位置・7(左・近い)
//声 ささやき
【美雨】
「よく来たねぃ♪」
//ダミーヘッド位置・15(左・遠い)
【美雨】
「ふふ……驚いちゃったかな? ゴメンごめんっ。
いや誘っといてなんだけどクラスの男子と放課後二人きりになるという状況が……アレでして」
【美雨】
「先制パンチで牽制せねばと思った次第。やー申し訳ない……。
私、けっここけこっこ小心者なんすよ……」
【美雨】
「というわけで、今日は来てくれてありがと♪」
【美雨】
「私は『癒やし部』っていう部活に入ってて……。
今日はね、その新しい『癒やし』について研究したかったから呼び出したんだ」
【美雨】
「キミ、クラスの中で一番不健康っぽさあったからさぁ。
癒やし部期待のエースとして、宿屋に入った勇者の如く全回復させてあげるっ」
【美雨】
「ていうか、させて下さい! その不健康な顔色も、
凝り固まった肩も、テンション低そうな声も全部癒やし欲をくすぐるんさぁ……」
【美雨】
「えへへぇ……逃げないってことはぁ……おうけーって事でよかですね?」
【美雨】
「ありがとっ! 改めてよろしくっ」
【美雨】
「キミ、炭酸マッサージって知ってる? あのシュワシュワしたやつ。
あれでのマッサージを試してみたいんだ」
【美雨】
「まず、頭皮の炭酸マッサージ。それから一度お耳を綺麗にして、次にお耳の中を炭酸マッサージ♪
それでー……もう一つ、ちょっとスペシャルな炭酸を使った『癒やし』がしたくてデスネ」
【美雨】
「いひひ。それはまだ、ひみちゅ♪ お楽しみということで」
【美雨】
「それじゃあ早速、癒やし部から持ってきたマッサージチェアに座ってくれるかな?」
//SE 座る
【美雨】
「でわでわ~」
//声 ささやき
【美雨】
「い~~っぱい癒やしてあげるから……私に、身も心もおまかせしてね♪」
//声 以下・睡眠ボイスを数分撮っていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。