Track 5

炭酸耳かき、準備します

//ダミーヘッド位置・3(右・近い) 【美雨】 「ほーらー立って下さーい。いったん、次のやつの準備をするのでね」 //ダミーヘッド位置・1(正面・近い) //SE 座る 【美雨】 「んふふ。ずいぶん気持ちよかったみたいだねー。  お顔が……ねぼすけさんになってるよ?」 【美雨】 「癒やし部冥利に尽きるというやつ。よきかなよきかな♪」 【美雨】 「次のやつはねー、炭酸を綿棒の先にくっつけて、  お耳の中で、パチパチってさせるの」 【美雨】 「耳垢を綺麗にするとかじゃないから、完全にマッサージ目的だね」 【美雨】 「耳かきようの炭酸、面白そうだからネットでポチったんだ。  でー、キミで使ってみていい感じだったらー、癒やし部で使うの」 //SE ペットボトルの蓋を開ける 【美雨】 「今年こそは、癒やし甲子園に出場しないとだからね。  先輩たち燃えてるんだ。私もレギュラーだし頑張らないと」 【美雨】 「ん……喉乾いた……水をのみまーす……ストローさしてー」 //SE 水音 【美雨】 「ちゅー……ごく…………ごく……ごく…………ぷはぁ」 【美雨】 「んふふー♪ 癒やし中に飲む冷えたお水が、美味しいことこの上なし♪」 【美雨】 「キミも飲む? べつにいいよ?」 【美雨】 「ちゃんと水分補給しないとだし。ていうか飲んだほうが良いな。  ほら、口開けて。あーん」 【美雨】 「……ねー? 冷たいお水おいしいよねー。  私、液体の中でお水が一番好き。お茶より好きだよ」 【美雨】 「って……なんでまた顔赤くなってる?  ははーん……おめー、オラの事意識してんなー?」 【美雨】 「ふふっ。まぁしゃーないなー。オラ、かわいーからなー。  恥じることは無いぜ、思春期ボーイ」 【美雨】 「…………オラ、なんか言えやい。  リアクションとられないと……こっちも恥ずいんだけど」 【美雨】 「む………………むむむ…………」 【美雨】 「う、うがーーー!! はい、休憩おしまいおしまい!  次の『癒やし』するよ。もぉ、何やってんだい全く……」 【美雨】 「ほら……私の膝に頭乗せて。変なことしたら、ヤーだからね」