炭酸耳かき、準備します
//ダミーヘッド位置・3(右・近い)
【美雨】
「ほーらー立って下さーい。いったん、次のやつの準備をするのでね」
//ダミーヘッド位置・1(正面・近い)
//SE 座る
【美雨】
「んふふ。ずいぶん気持ちよかったみたいだねー。
お顔が……ねぼすけさんになってるよ?」
【美雨】
「癒やし部冥利に尽きるというやつ。よきかなよきかな♪」
【美雨】
「次のやつはねー、炭酸を綿棒の先にくっつけて、
お耳の中で、パチパチってさせるの」
【美雨】
「耳垢を綺麗にするとかじゃないから、完全にマッサージ目的だね」
【美雨】
「耳かきようの炭酸、面白そうだからネットでポチったんだ。
でー、キミで使ってみていい感じだったらー、癒やし部で使うの」
//SE ペットボトルの蓋を開ける
【美雨】
「今年こそは、癒やし甲子園に出場しないとだからね。
先輩たち燃えてるんだ。私もレギュラーだし頑張らないと」
【美雨】
「ん……喉乾いた……水をのみまーす……ストローさしてー」
//SE 水音
【美雨】
「ちゅー……ごく…………ごく……ごく…………ぷはぁ」
【美雨】
「んふふー♪ 癒やし中に飲む冷えたお水が、美味しいことこの上なし♪」
【美雨】
「キミも飲む? べつにいいよ?」
【美雨】
「ちゃんと水分補給しないとだし。ていうか飲んだほうが良いな。
ほら、口開けて。あーん」
【美雨】
「……ねー? 冷たいお水おいしいよねー。
私、液体の中でお水が一番好き。お茶より好きだよ」
【美雨】
「って……なんでまた顔赤くなってる?
ははーん……おめー、オラの事意識してんなー?」
【美雨】
「ふふっ。まぁしゃーないなー。オラ、かわいーからなー。
恥じることは無いぜ、思春期ボーイ」
【美雨】
「…………オラ、なんか言えやい。
リアクションとられないと……こっちも恥ずいんだけど」
【美雨】
「む………………むむむ…………」
【美雨】
「う、うがーーー!! はい、休憩おしまいおしまい!
次の『癒やし』するよ。もぉ、何やってんだい全く……」
【美雨】
「ほら……私の膝に頭乗せて。変なことしたら、ヤーだからね」