6.エピローグ
ふふ… まだ疲れておるようだな…
だがそれもそうか… 初めての調教にしては︑よく耐えたものよ︒
ここが魔界であれば︑休息も与えず… このままモンスターに犯されるよう仕向けるのだが
… ふん︑貴様は運がいい︒
ただ快感だけを与えられ︑眠れるのだからな︒
それにしても… 貴様のような逸材にはなかなか出会えぬ︒
魔界では己の舌を噛み切り︑死に行くペットも絶えんかったのだが… 貴様は快楽に負け︑最
後までやり終えるとは… ふふ︑褒めて遣わそう︒
だがな︑人間の恋人同士がやるような… 行為はせぬぞ︒
貴様の体には触れぬ︑人間の肉体など汚らしくて敵わんからな︒
けれども… ふふ︑今日ばかりはともに体を休めることを許可してやろう︒
最後まで調教を終えた褒美じゃ︒
明日はより一層激しく執拗に調教をしてやるからな︑きちんと休みなさい︒
無論︑食事はこれまで通り努力せよ︒
貴様の作った料理はまだまだ食えたものではないからな︒
ふふ︑安からな顔をしよって… よっぽど調教内容が気に入ったのだな︒
稀有な人間もいるものよ…
共に魔界に来るか?
あそこであれば︑ここよりも激しく… その身に深い快感を得られることが出来るぞ?
もちろん︑私のペットとして飼いならしてやるわ︒
ふん︑意気地なしめ︒
こんな世界は捨て置いて︑今日のように︑ただ欲望に身を任せればいいものを…
だがいいだろう︒
私が魔界に戻れる日が来るまでの間︑おなごを抱けなくなるほどに… 調教してやろう︒
光栄に思えよ︑人間︒
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