トラック6:エピローグ 年下の甘やかし
【沙南】
「それにしても……本当にすっかり力が抜けちゃってますなー」
【沙南】
「これ、起きろーって言ってもたぶん無理だよね……? なんかそんな感じする」
【沙南】
「でも、ずーっとお腹の近くに頭があるのはちょっと恥ずかしいかもなー。そのうち鳴っちゃうかもしれないし」
【沙南】
「……いや、それももう気にすることないかな。もし鳴ったとしても許してね?」
//SE:髪を撫でる音
//演技依頼:5秒程度、髪を撫でながら、少し思案するニュアンスの息遣いをお願いします
【沙南】
「……………………」
【沙南】
「……んぅ、よくよく考えたらやっぱり恥ずかしいかも」
【沙南】
「言ってることコロコロ変えてアレだけど……上、向ける……?」
//SE:衣擦れ:さっ……ほんの少し頭を動かすというニュアンスをお願いします。体勢は一切変化しておりません
【沙南】
「ふふっ……なんかもぞもぞしてるけど、全然体勢変わってないよ?」
【沙南】
「そんなに力抜けちゃうくらい、気持ちよくなってくれたんだね」
【沙南】
「んー、さっきみたいに合図したら動けるかな……やってみるね?」
//以下ボイス位置:7→8→1;「ごろ~ん」の最中にゆっくり移動(聞き手体勢変更の表現です)
【沙南】
「せーの……ご、ろ~~~ん……」
//SE:衣擦れ:すっ:上を向くことで生じる音です
【沙南】
「……よしよし、ちゃーんと上向けたね。えらいぞー」
//SE:髪を撫でる音
【沙南】
「でも、こうやって顔を正面から見下ろすのも……それはそれで恥ずかしいかも」
【沙南】
「あ、だからって言って起きようとしていいからね? せっかくリラックスしてくれてるんだから。力抜いたままどうぞごゆるりとなさってくださいな」
//SE:髪を撫でる音
【沙南】
「ふふ……何しても動けなさそう」
【沙南】
「ちょっといたずらしちゃおっかなー……ほっぺ引っ張ってみちゃったりとか」
//SE:頬に触れる音:すぅ:数秒
【沙南】
「おー、本当に無抵抗……ふふ、鼻も触っちゃう」
//SE:鼻に触れる音:すぅ:数秒
【沙南】
「……こうやって顔触ってるだけでも、気持ちよさそうだね」
【沙南】
「っていうか……もしかして、眠いかな。なんかそんな感じするけど……」
//SE:髪を撫でる音
【沙南】
「いいよ、このままで……今日はずっと甘えてくれちゃっていいから」
【沙南】
「どうせお店は閉めてて誰も来ないんだし……時間なんて忘れちゃって、さ」
【沙南】
「いいソファーって言ったでしょ? ここで寝ても、明日起きたときに身体痛くなってるってことはないと思うよ」
【沙南】
「それに、あたしも……せっかくなんだから、最初から最後まで甘やかしたいもん」
//SE:髪を撫でる音
【沙南】
「でも、今日はあなたに甘えてもらったけど……明日からまた先輩たちに甘やかされる毎日かぁ」
【沙南】
「嫌っていうわけではないんだけど……もしかしたらちょーっとだけ、フラストレーション溜まっちゃうかも……」
【沙南】
「あ……そしたらその分だけ……あなたのことを甘やかしちゃおうかな……? また今みたいに膝貸ししたりして……」
【沙南】
「あとは、頭撫でたり、耳掻きしてあげたり……満足するまでいっぱい甘やかしちゃう」
【沙南】
「……いつでもいいからね? 仕事で疲れたときとか、何か嫌なことがあったりとか……そういうときに声かけて?」
【沙南】
「そしたら、こっちも店閉めるまで残って、2人きりになれる時間作るから」
//以下ボイス位置:1:囁き
【沙南】
「そのときは、またいっぱいあたしに甘えてね……?」」
//※シナリオ終わり