エピローグ
■6:エピローグ
《キス》
はぁ… ん…
…あのさ、付き合うとか、彼氏とか、彼女とか…
そういうの、私も、まだ、よく、分かってないんだけど…
寂しかったり、テンパったりしちゃったときに、
「あいつは、俺の味方だから」って、私のこと、思い出してくれたら、いいと思うよ?
それで、なにか、一つでも、がんばれることが増えてくれたら、うれしい…
…んっ んふふふ♪ 今、私、イイオンナ風だった?
はぁ… あー、だめだな、やっぱり、私。こういうの。
照れ臭くなってきちゃった。はぁ…
でも、今の。本心だから。
はい、じゃあ、寝よ? 明日、遅刻するんじゃないよ?
うん、また、明日。
おやすみ。
《キス》
END