Track 4

二日目プロローグ

【妹】 ふぅ。今日もお疲れ様でした、勇者様。 【姉】 もう。商隊の護衛、なんて私達がするような依頼ではないですのに。 【妹】 仕方ないよ、お姉ちゃん。 いつも護衛している傭兵さん達が全員いなかったみたいだし。 さすがに護衛無しでいけるほど街道も安全じゃないしね。 【姉】 それはそうだけど・・・、・・・あら? 勇者様、どうしてそんなソワソワされてるんですか? 【妹】 もしかしてお怪我とか・・・!? でしたら大変! いますぐお姉ちゃんに治癒魔法を・・・え? 違う、ですか? 【姉】 ・・・くすくす♪ あ~♪ 勇者様、もしかしてぇ・・・♪ 今日もこれから淫魔対策の特訓するのかなー、とか考えてますか? 【妹】 ・・・あ~・・・あはは・・・ 【姉】 んふふ~♪ も・ち・ろ・んっ♪ 今日も濃厚でエロエロでドスケベなやつ、しちゃいますからねー・・・♪ 【妹】 あー、えっと・・・、昨日はごめんなさい。その・・・私もなんというか・・・暴走してしまって・・・。 やっぱり・・・良くありませんよね。勇者様の大事なお子種をこんなことで消費してしまうなんて・・・ 【姉】 くすくす♪ ふーん? それじゃあ淫魔対策の特訓は勇者様と私の二人きりでやりましょうか♪ 妹はなんだか気が向かないみたいですし・・・♪ 【妹】 ちょっ・・・! だ、だめっ! お姉ちゃん一人に任せたらそれこそ大変な事になるし! 私もやるっ! 【姉】 くす♪ やっぱりやるんじゃない♪ ごめんなさいね、勇者様♪ ムッツリスケベの妹で♪ 【妹】 ム、ムッツリスケベ・・・ 【姉】 その点、私は素直で純情ですから♪ ねっ、私は勇者様大好きですから・・・ね~~~♪ ラブラブエッチ、しましょう♪ くすくすくす♪ 【妹】 ・・・はぁ。結局今日もこうなるのかぁ・・・。本当にお姉ちゃんって僧侶なのかなぁ・・・。 【姉】 私は神に恥じるような行いは何一つしたことはありません。 ですから・・・今日もたっぷり絞りとっちゃいます♪ 覚悟してくださいね、勇者様♪